Category

Category Archive 講演会/勉強会

【無料/先着50名】「TOEIC × LissN」で800点超えを目指そう

Twitter や Facebook で告知をしましたが、2/16(金)にイベントに出ます。
日本経済新聞が運営している英語学習アプリ「LissN」の活用法セミナーです。
ぼくが出るからには「TOEIC のスコアアップ」を狙ったものになります。

 

レベル感としては、現在、600〜700点をお持ちの方でしょうか。
素材が新聞の記事やニュースなので、もう少し上のレベルの方も楽しめるかも。
アプリを月額購読しないといけない、というものではないのでご安心ください。

 

つぶやきの中にも書きましたが、「TOEIC の素材を聞くのが辛い」方はウェルカムです。

 

 

行う内容としては、
LissN を使った英語力アップ・TOEIC スコアアップの方法
LissN の英文を用いた TOEIC 形式の問題演習(グループワーク)

 

という感じです。

 

TOEIC や LissN というキーワードで英語学習者が集まりますから、
学習仲間を作りたい方もどうぞいらしてくださいね。

お会いできることを楽しみにしています。

「英語参考書 Forest の社長に聞く!実務に使える英語学習方法のススメ」講演レポート

 

 

Twitter でつぶやいた通り、行ってきましたよ!

 

遅れては行きましたが、超有名な参考書の一冊である『Forest』の発行元である、
桐原書店の斉藤社長のお話はすべて伺うことができました。


今回は、有料の講演なので、一部抜粋しながら、参加レポートを書いておきます。

 

1.気になる英語学習歴

斉藤さんは大学を卒業した後に海外に留学し、外資系を渡り歩いて今に至ります。
英語を自在に操れるであろう斉藤さんの英語学習歴は気になりますよね。

 

・中学〜大学:「学校英語」「受験英語」
・SUNY Buffalo 英語集中講座
・帰国後:独学(NHKラジオ英会話、洋書/雑誌/新聞、検定試験問題集)
・外資系企業勤務中:OJT

 

このような形で語られていました。
注目すべきはやはり独学の部分ですね。
NHKラジオ英会話は会話部分を暗記するほど聞き込んだそうです。
(今でも自分の中に残っているフレーズや文はあるとのこと。)

 

独学があっての OJT という実務が英語力向上に効いたという話ですが、
そもそも独学を続けられた秘訣は何でしょうか?
質疑応答でそこに注目が集まりました。

 

「挫折感」を味わいながら、少しずつ「できることへの可能性」を感じて、「続けて苦でなくなる」という状態に学習を持っていけた。

 

なるほど、という感じですよね。

 

この話に関連する内容として、質疑応答の中で、
非常に印象に残ることを斉藤さんはおっしゃっていました。

 

英語は座学などの勉強より練習の機会が重要です。そして、自分が「できた」と感じることの積み重ねだと思います。

 

2.Forest には載っていない、実務で使われる英語表現

Forest に載っていないというのはうたい文句的なものだと思いますが、
斉藤さんが実際に「使える」と判断した表現です。
こちらは次のつぶやきをご覧いただければ把握できるでしょう。
使用されている単語は平易ですが、とても味わい深い表現ばかりです。

 

 

3.英語学習に対する態度

ぼくが聞きたかったことの一つに講演中に触れてくださいました。
それは「英語学習にどのように接すればいいのか」ということです。
斉藤さんは簡潔に6つにまとめてくださっていました。

 

  • 「筋トレと英語学習は裏切らない」
  • できるだけ英語を使う環境に身と投じる
  • 「恥ずかしい」「悔しい」の数だけ上達する
  • 無理な目標をたてず、長く細く楽しく
  • 7割でよしとする(どんなに頑張ってもネイティブスピーカーになれない)
  • できるようになったことを見つけて自分を褒める、励ます

 

どれも自分の考えに共通するところで驚きました。
この辺りのことを常に意識するからこそ、学習継続につながっていると考えているからです。
特に、最後の「できることを褒める」はかなり大事にしています。
ぼくはこのことを「自褒め(じぼめ)」と呼んでいます。

 

ということで、他にもいろいろと面白いお話を聞くことができました。
質疑応答は何と1時間にも及ぶ白熱具合でございます。
他のお話や質疑応答の内容も掲載したいところですが、
それは有料で参加された方のみ、ということで……。

 

 

直近の TOEIC をすっきりとした気持ちで!「TOEIC 直前モチベーションアップを狙った悩み解決座談会」

「一人で悩む時間がモッタイナイ」

 

TOEIC は独学で攻略できるという情報がいろいろなところで出回っています。
ですから、ぶつかった壁に対して、自分自身で解決しようと考えるのでしょう。
もちろん、この試みは間違ったことではありません。
自分で仮説を立てて、課題を解決していく姿勢はスコアアップを狙う上では大切です。

 

しかし、学生よりも社会人の方からよくご相談を受けるたびに、
「もっと早く相談してくれればよかったのに」と思えることが多くあります。

 

ですから、ご自身の悩みを吐き出し、解決をする場を設けることにしました!

悩みを聞いてもらい、次へのステップへと進んでもらうための場所です。
一人で悩む時間を少しでも減らし、効率よく学習してもらうための場所です。

 

その名も

「TOEIC 直前モチベーションアップを狙った悩み解決座談会」

としました。

 

4月、5月の TOEIC に向けて、すっきりとした気持ちで試験に臨んでもらうための場だとお考えください。
ぼくがファシリテーターとして、皆さんの悩みを聞き出し、解決の流れまで持っていきます。

 

このような悩みを解決する座談会は、どうしても自分の悩みだけを解決する場と考えがちです。
でも、今まで何度か座談会を開催してきた自分は「それではモッタイナイ」と言い切れます。
実は、他の人の悩みを聞くことによって、自分の新たな悩みや解決のヒントが見つかるからです。
今回は、全員の悩みを解決したいとの思いから、人数制限として10名を設けさせていただきました。
早いもの勝ちですのでご了承ください。

 

また、今回は、開催場所が勉強ラウンジさんという自習スペースですので、
参加特典をつけていただくことに成功いたしました。

 

*ラウンジ3日(5時間/日)無料券をゲットできます。
*porpor の紹介ということで、利用料が25%オフになります。

 

超太っ腹でございます。
これに加えて、私からささやかながらプレゼントをさせていただきます。

 

*TOEIC 一週間前の過ごし方カウントダウンチェックリストを進呈いたします。

 

さらに、参加者全員がすっきりとした後で、強制的に学習の場も設けることにしました。

 

*座談会当日(数時間)は無料で勉強ラウンジを使用できます。

 

13時から座談会を実施し、それが終わったあと、ぼくも一緒に学習をすることにします。
質問があれば、その場で随時お答えするようにいたします。
一緒にゴリゴリと学習をしていきましょう。
ぼくもガチでやります。

 

===
日時:3/26(日)
・13:00-14:00 座談会
・14:00-16:30 自習&個別質問会
場所:勉強ラウンジ@五反田
価格:3,000円
こちらの Anypay ページよりチケットをご購入ください。
===

 

この場を、そして私を踏み台にして、次のステップへ上がっていってください!
積極的なご参加を楽しみにお待ちしております。

植田一三(イッチー)先生の『英語スピーキング力 4技能+αで全方位から集中攻略』刊行記念トーク&サイン会で気づいた欠点

 

Twitter では予告をしていた通り、ついに行ってきました!

 

 

Jun さんが熱いブログ記事を書かれていますので、ぜひご覧ください。

 

生イッチー見てきました!”英語スピーキング力 4技能+αで全方位から集中攻略”トーク&サイン会

 

そこにもある通り、学習仲間の Jun さんと HBK さんと一緒に参加してきました。
なぜならば、一人で行くのが怖かったから、というのはあながち嘘ではありません。

 

ぼくとイッチー先生の接点は次の2冊。
一昨年の英検1級受験時に大変お世話になりました。
この本たちがなければ、(ギリギリでも)合格することはできなかったでしょう。

 

 

さて、イベントの内容は Jun さんのブログにも多くあるのですが、
もちろんスピーキングとライティングという発信力に関するものが中心でした。
本の内容と重ねながらのお話でしたので、気になる方はぜひ。
200wpmの日本語で、とてつもないスピードで展開されるトークには圧倒されましたね。
いくつか心に残った内容を箇条書きで挙げておきましょう。
===

発信力アップには「音読」が効く

口を動かさないことには始まらない。

 

基本語5,000語を使いこなせるようにする

見てわかる語彙(認識語彙)を増やすことに一生懸命になるだけではなく、基本的な語彙を使えるようにする学習も大切。基本動詞や句動詞、前置詞などを中心に。洋画の聞き取りにくい部分に使われていることが多いため、洋画を英語字幕で見てみると良い。「習いつつ慣れよ」の精神。

 

英語はプロ感覚を持って学ぶ

「自分が使いたい」と思いながら、表現を収集していくこと。自分は話し手であり、書き手であり、英語から「良いところを盗もう」という感受性を養うことが大切。

 

リーディングは背景知識が決め手になる

読んだときに内容のイメージが湧くかどうかは、背景知識があるかどうかにかかっている。英語力とは一番かけ離れたところにあるのがリーディングだと思っている。Knowledge と Experience が勝負。イメージさえ湧けば、自ずと読解のスピードが上がる。
===
とまあ、これはほんの一部で、かなり内容の濃いトークだったわけですが、
もっともぼくの心に刺さったのは次のお話でした。

 

参加者の一人が「単語を覚えるのが苦痛です」と相談をしていたんですね。
その答えの中に

 

単語を覚える動機が大切

 

というお答えがありました。
「そうだよなあ」とその場では軽く思っていたのですが、
これってとても根本的な問いでもあるんですよね。

 

単語を覚える動機とは、英語をやる動機でもある。

 

ぼくはそんな風に思うわけです。
単語は英語を使う上での軸になります。
それを増やすからには何らかの理由があるんですよね。
なぜ英語をやるのか、という問いからさまざまな問いが派生します。

 

なぜ TOEIC の連続満点を目指すのか。
なぜスピーキング力を上げたいのか。

 

今のぼくにはこの二つの軸が同居しています。
この問いの答え、そして動機をはっきりとさせないことには、うまく前に進めません。
今は「やりながら考える」ことにしていますが、その分、中途半端になっている気がします。
だからこそ、スコアは安定せず、スピーキングも伸び悩んでいるのかもしれません。

 

正直、今は英語をやるのが快感にはなっていません。
習慣になっているからやれてはいますが、心から「やりたい」という気持ちではない。
ぼくは英語をやりながらも、動機をはっきりとさせる旅に出る必要がありそうです。

 

みなさんにとって、英語をやる動機は何ですか?
もし何か壁にぶつかっているのなら、もしかしたら軸となる動機がぐらついているからかもしれません。
一度、見直しをされてみるといいのでは、と思います。
ぼくももう少しじっくりと考えて、答えを出したいと思います。

 

Let’s enjoy the process!(陽はまた昇る)” という言葉が妙に響いた夜でした。
ぼくなりのプロセスを楽しもう。

植田一三先生サイン

 

『一億人の英文法』著者である大西泰斗先生の講演会「正しい英語学習のあり方」

ついに記事が出来ました。
どうしても我が師匠である大西泰斗先生のことを書こうとすると筆が止まります。笑

 

大西先生

 

ということで、少し前になりますが、多数の著作を出されている
大西泰斗先生の講演会「正しい英語学習のあり方」のレポートです。

 

大西先生の最も有名な著作は2つのどちらかでしょうか。
NHK の番組「しごとの基礎英語」でご存知の方もいらっしゃるかもしれません。

 


 

その大西先生が真正面から「正しい」英語学習について語るのだから行かないわけにはいきません。
先生は冒頭で「4技能がバランスよく学習されてこなかった」ことを嘆いておりました。
だからこそ、「どれだけ会話をすることが難しいことなのか」にすら気づいていない、と。

 

確かに、話す練習をしてきた記憶もぼく自身もありません。
話す基礎練習である音読でさえ、どれだけやってきたのか。

 

今は話すニーズが高まってきています。
そこで、話せるようになるために必要なことをお話してくださいました。
今回は3つの軸に沿ってお話が展開されていきました。

 

===
1.発音学習のあり方
2.文法学習のあり方
3.語彙学習のあり方
===

 

順を追って、ちょっとだけネタバレをさせていただこうと思います。
*有料なので、一部となりますことをご了承ください。
*今後、セミナーに参加予定の方はここで閉じるボタンを押してください。

 

 

1.発音学習のあり方

実際に声に出しながら、英語の発音について触れていきました。
どんな音声が弱く読まれるのか。どんな音が影響し合うのか。

 

このセクションでの先生の印象的な言葉は次の2つです。

 

自分の発音に不安を持ちながら話すのは辛い。

 

発音は後回しでいいとは言われるものの、マシなほうがいいですよね。
しかも、発音を気にしながら話すのは、ストレスが溜まって仕方がありません。
その最低限の発音を先生とともにおさえられた気がします。

 

また、「発音に特化した本を集中的に取り組むといい」とおっしゃっていました。
「発音がよくなったらいいな」と思うなら、行動すべし、ということですね。

発音はこの本がいいと友人から聞いたことがありますので、
ちょっと試してみようかなと検討中です。

 

natural speed で話す体験が少ない。

 

この言葉は改めて「なるほど」と唸らされましたね。
普通のスピードを普段から体験していなければ、いざ本番で太刀打ちができません。
自分が練習をするときから、スピードは意識しておかねばと感じました。
この点については、最近、音読をする際にスピードに意識を向けるようにしています。

 

 

2.文法学習のあり方

語順とその意識に焦点を絞ったセクションでした。

 

先生が、英語が話せない大きな理由として挙げられるのが、
日本語と英語の語順が鏡像関係にある」というものです。

 

日本語の語順を意識することなく、英語モードにしていくマインドを学びました。
「前から限定」「後ろから説明」という語順が何を意識するのか、
例文を声に出しながら学ぶことができました。

 

印象的な言葉はたった1つ。

 

文法はある程度のところから溶けていかないといけない。

 

とても独特な表現だったので、強烈なインパクトがありました。
先生のブログにも同様のことが書かれています。

 

兵法家伝書

 

言わんとしていることは、「文法を無意識のところまで落とし込め」だと思います。
これを言うときにこの文法を使おう、などと意識をしていたら話せない、ということです。

 

最初は例文を、文法の意識を通わせながらなぞることから始め、
回数をこなすことによって、無意識のところまで落とし込む。
他の英文でも同じ意識が通っていることを確認する。

 

これをひたすら繰り返すことに尽きるのだと思います。

 

少し話が逸れてしまいますが、ぼくは先生の文法の考え方を取り込んだことで、
TOEIC での Listening や Reading に素晴らしい効果を及ぼしたことを鮮明に覚えています。
文法が無意識のところに落とし込まれたことで、
理解のスピードが明らかに速くなったというわけです。

 

その効果を強く感じたのは、次の一冊をやり込んだことがキッカケでした。
(今ではこの本が下火?なのが寂しいので、普及活動をしたいくらい。)

 

 

この本の中にあった200文をひたすら音読・暗唱をしました。
そうすることによって、「文法を忘れる」ことに成功したのです。

 

 

3.語彙学習のあり方

先生は「一生モノ」とおっしゃっていた語彙学習について。
「話す」というアプローチから、語彙の学び方を考えていきました。

 

・日本語訳から離れる
・UNIT で操作する

 

前者はその名の通り、英単語を日本語訳で覚えても、会話では使いにくい、ということ。
先生は「日本語訳は first step だ」とおっしゃっておりました。
全幅の信頼を置くと、会話では困ってしまう、ということですよね。

 

TOEIC でも同じことが言えるのではないでしょうか。
単語帳で覚えた日本語訳が文脈にハマらない。

 

英単語はストライクゾーンを広くおさえていないといけないですよね。
つまり、それらの単語の使い方やニュアンスを掴み取るということです。
(以前の講演会で、複数の訳を見て、自分でニュアンスをつかむといいとおっしゃっていました。)

 

そして、次に後者は、会話をする際に「1語ずつ組み立てるな」ということ。
つまり、頭の中にあるブロック(=UNIT)で話そう、ということですね。
「英作文をいちいちするな」とおっしゃっていました。

 

昔の言い方(?)をすれば、英借文なのかもしれません。
しかし、それよりも感覚的に入ってきやすくはありませんか?
ネイティブが使うブロックをそのまま拝借するわけです。

 

この UNIT で操作することについては

 

ネイティブの言ったことは UNIT の宝庫

 

という言葉が印象に残りました。
英語に触れたときに「UNIT を盗もう」という視点で見られているか。

 

先生はそういった表現に出会ったときにメモるためのメモ帳を持っているそうです。
先生がやっているのにぼくらがやらないなんてありえないですよね。
話す力を高めるための地道で、大切な時間を作る必要があるなと感じました。

 

 

講演会の最後には先生と少しお話ができ、一緒に写真まで撮っていただきました。
先生の講演会には通い詰めているので、ストーカー認定されていないといいですが…。苦笑

 

以上、大西泰斗先生の講演会レポートでした。

第6回花田塾チャリティセミナーに参加してきました

2016年4月29日。
世は昭和の日。
しかし、TOEIC 学習者にとっては特別な日です。

 

東日本大震災の復興をお祈りしながら、TOEIC の学習者同士が元気を発信していく。

2011年から行われている花田塾のチャリティセミナーです。
以下は今までのレポートとなります。

 

第3回参加レポート
第4回参加レポート

 

このセミナーは必ずこの曲を聴くことから始まります。

 

ぼくはこの曲の最後の部分から生きる力をもらえます。

 

So with that hope, with that determination
Let’s make tomorrow a brighter and better day

 

ぼくらの身の回りに起こる出来事を自分の力で操れません。
しかし、生きる日を自分の手でいいものに変えていくことはできます。
東北、そして熊本のみなさまへ少しでも想いが届きますように。

 

image1

 

それでは、セミナーの中身をご紹介したいと思います。
トップバッターは OJiM さんこと、八島晶さんでした。

 

「Part 7 の英文が読めるようになるためのトレーニング」
〜「英文が読める」とはどういうことなのか?〜

 

企業の研修などでサラリーマン1,000人に教えている OJiM さん。
研修を受けた方からの声を如実に反映した内容でございました。

学習者が Part 7 の問題(英文)と向き合う一言として紹介された言葉が印象的でした。
かの有名な野球選手でもあり、監督でもある落合博満さんの言葉です。

 

「練習でできないことは試合でできない。練習でできるようになっても、試合でできないこともある。試合でできるようになったらその質を高めていくことだ」

 

実際の問題を通して、どのようにすれば「読める」ようになるのか、
音読というアクティビティーを通して、解説をしていただきました。

アクティビティーの必要性をはっきりと示してくださるので、
これから実践をしてみようと思わせてくださいました。

 

続いては、TEX 加藤先生のターンとなります。

 

「Part 5 を深める」
〜TOEFL の誤文訂正問題の演習を通じて〜

 

TEX 加藤先生曰く、Part 5 のミスの原因のひとつとして、
「TOEIC をやりすぎだ= TOEIC 病」ということで、
TOEFL の問題の誤文訂正問題を実施しました。

TOEIC のテスティングポイントを TOEFL で見るというのは非常に新鮮でした。
文法の視点と意味の視点で英文を見る癖をつけたいなと思いました。
TEX 先生がよくお使いになる「複眼思考」を鍛えていく必要性がありますね。
(先生がやたらと花田先生を意識されていたのが印象でした。)

 

次は、紅一点の Jun さん。

 

「新形式 Listening : 徹底トレーニング」
〜練習の質を上げスコアにつなげる〜

 

Jun さんは学習者の視点を大事にするお話でした。
ご自身の学習体験を非常に具体的に語ってくださいました。

Part 1, 2 のディクテーションから Part 3, 4 の先読みなしリスニング。
そして、先読みなしでの倍速の音声を聞くという……。
ゴリゴリの演習やトレーニングで負荷がかかって面白かったですね。
特に、Part 3, 4 のほうは、本番でも先読みができない場面が想定されますから、
実践を見据えたいい練習になりました。

最後の Q&A で「モチベーションはなくていい」というのは印象的でした。
自分の時間や場所とひも付けて、ルーティンワークにすることが大切というのは参考になります。

 

後半戦は神崎正哉先生からスタート。

 

「Part 7 新形式対策高地トレーニング」
〜TOEIC より難しい問題に挑戦!〜

 

Part 7 の文挿入問題についてお話をしてくださいました。
ケンブリッジ英検の問題を使って、負荷をかけたトレーニングをしました。
レベルは英検1級程度ということで、えげつなかったです……。

神崎先生のおっしゃるように、このレベルの問題を見ると、TOEIC は楽に見えてきます。
前後関係をしっかりと見ながら英文を読む力を鍛える必要性を感じました。

 

トリを務めるのが Rabbit さん。

 

「サナギから蝶に華麗なる変身!新形式で生まれ変わった Part 6 の正体は?」
〜日陰者の Part 6 が脚光を浴びる時。その解き方は?〜

 

Rabbit さんは「Part 6 だけのセミナーを開こう」と思っていたそうです。
それだけ、Part 6 に対する熱い気持ちが表れていました。

文挿入の問題が各セットに入りますが、その攻略法を伝授してくださいました。
これからの問題の予測も含めて、考察が非常に鋭かったです。
自己紹介で普通のサラリーマンとおっしゃっていましたが、
ベテラン講師かのような解説ぶりにしびれました。

 

—–

 

最後に。

TEX 加藤先生が引用された言葉は、
今回のセミナーを象徴していましたので、
最後に書かせていただきます。

 

Yesterday is history.
Tomorrow is a mystery.
Today is a gift.
That’s why it is called the present.

 

ぼくらが TOEIC の楽しみを享受できるのは、今日、生きているおかげです。
毎日に感謝しながら、日々を歩んでいきたいと思います。

 

登壇された先生方、
今回ご一緒させていただいた皆様、
今日という日をありがとうございました。

『TOEIC テスト リーディング プラチナ講義』刊行記念セミナーの参加レポート

TOEIC_新_リーディング_プラチナ

広い教室を一人の語りで埋め尽くす熱量がそこにはありました。
ぼくは遠呂がちに後ろのほうの席にいたにもかかわらず。

 

先日、丸善丸の内店にて開催された

『TOEIC テスト リーディング プラチナ講義』刊行記念セミナー
TOEIC テスト 新形式問題 体験&対策講座(リーディング編)

に参加してまいりました。

 

TOEIC のセミナーに参加するのはとても久しぶりだったように思います。
会場に行くと、見かけたことのある方がちらほら。
他にも「セミナーは初めて」のような感じの方も。

 

「どんなセミナーになるのだろう」

 

そんな期待の空気感が開始前に流れていたように思います。
始まってからはあっという間の80分でした。
HUMMERさんの

 

「伝えたい」

 

という気持ちが随所に溢れ出た時間だったと思います。

 

・新形式に対応するための2つの心構え
・Part 7 の基本の「解き方」と「読み方」
・トリプルパッセージ
・意図問題
・位置問題
(このあたりはネタバレがいいのかわからず、伏せておきます)

 

正直、無料でここまでお話をしていいのと感じるほどの情報量でした。
今後の新形式の対策に使えるヒントが満載でしたね。
今まで解いた問題を改めて見直してみようと思った次第です。

 

また、ぼくは、現在、TOEIC の指導をしていますが、
自分の指導にも非常にタメになる80分間でした。

 

(追伸)
自分が講師になってから初めて、HUMMERさんの授業を聞いたのですが、
自分の授業と比べざるを得ませんでした。

いやはや、トップを走る方はこれほどすごいのかと思うとともに、
自分をどんどんと高めていかないと、突き放されるばかりだとも思わされました。

西澤ロイさんのラジオ(2016年4月30日)に出演します

「頑張らない」英語シリーズで有名な西澤ロイさん。

頑張らない基礎英語_書籍

 

土曜の朝に「西澤ロイの頑張らない英語コーナー」というラジオがあるんですね。
先日は Jay 先生がラジオに出られておりました。

 

 

そこに、porpor が参加させていただきます!

 

【ラジオ観覧&ランチ会】ポルポル(渡邉淳)先生登場!

こちらは Facebook のページで見られない方がいると思います。
そんな方に向けて、以下に内容を貼り付けておきます。
もしご興味のある方は秘密のコメントでもいただけますと幸いです。

 

*****
4月30日のラジオ「西澤ロイの頑張らない英語」のゲストに渡邉淳(ポルポル)先生が登場です!

「英語学習コンシェルジュ」のポルポルさんは、神田外語学院、東京海洋大学でTOEIC講座を担当しているTOEIC研究のエキスパート。

5月から新しくなる「TOEIC試験」や「学習計画の立て方」についてお話を伺います。

せっかくの機会ですから、ポルポルさんを囲んでのランチ会を開催します。
英語を教えている方、学んでいる方、英語が好きな方、ピンと来た方はぜひご参加ください。

-----------

■期日■
4月30日(土)

■時間■
10:30~10:55頃:ラジオ観覧
11:30~13:30頃:ランチ会

■会場■
本格派イタリアン パリアッチョ 深川ギャザリア店
http://www.gatharia.jp/shop/gr101.html

■アクセス■
東京メトロ東西線「木場」駅下車
4B出口より徒歩3分

■参加費■
3,000円(ランチ代&2ドリンク込み)

■定員■
先着15名様

※10:30よりレインボータウンFM木場スタジオにて「西澤ロイの頑張らない英語」コーナーがあり、ポルポル先生が出演されます。

スタジオはガラス張りになっていますので、ぜひスタジオ前に応援にいらして下さいませ。

ラジオ・PodCast

※ランチ会からのご参加も可能ですが、できればぜひラジオ観覧からご参加ください。

ニュース英語と TOEIC のリスニング力を上げるコツをお伝えするイベントを開催! #LissN

Twitter で少し告知していたイベントがついに解禁です。
テーマは「ニュース英語と TOEIC のリスニング力アップ」。
先にお伝えしておくと、参加費は無料です。

 

日時と場所は以下の通りです……いつもお世話になっているここで!

 

2016年2月22日(月)
午後7:00〜8:00
@Apple Store 銀座

 

で、肝心の詳しい中身はと言うと……

 

英語学習の情報ポータルサイト English Hacker をご存知でしょうか?

englishhacker-300x83

そのサイトの編集長である、佐々木真さんがメインの登壇者です。

 

前半は佐々木さんから
第二言語習得の観点からリスニング力アップの学習法
日経新聞の英語ニュースが聞けるアプリ「LissN」の使い方
のお話が聞けるとのこと。

 

近々発売される新刊の話と重なるようで、ぼくも今から聞くのが楽しみです。

 

で、ぼくは後半におまけで登壇させていただくことになりました(笑)。
佐々木さんと対談形式で、「TOEIC リスニングのスコアアップ」についてお話しします。
皆さんが気になる TOEIC の新形式のお話も触れる予定です。

 

最後には、「Q&A」のコーナーもあり、60分にしては盛りだくさんの内容です!

 

申込経路は2つありますが、前者の日経のページのほうが枠は多いと思います。

 

日経の申込ページ

Apple の申込ページ

 

なお、本日から当日まで Twitter 上でも質問を受け付けます。
ハッシュタグ #LissN をつけて気になることをつぶやいてください。
もちろん、登壇者の佐々木さんやぼく宛てにつぶやいてくださっても大丈夫です。

 

佐々木真さん Twitter

English Hacker Twitter

porpor Twitter

 

当日、みなさんにお会いできることを楽しみにしております!

第204回TOEIC公開テストの結果分析→975の実態

もうしばらく公開テストの細かな結果分析をしておりませんでした。
楽しみにしていた方(?)、申し訳ございません。

I'm_sorry

 

2015年10月の第205回TOEIC公開テストの結果分析です。
アビリティーズメジャードの数字から分析しております。
毎度のごとく、TEX加藤先生の分析を拝見しながらの振り返りです。

 

TOEICオタクのブログ(TOEIC正解数換算表)

 

毎度のことながら、こちらの表に感謝してもしきれません。
「リスニングの謎」がこれで解けたのはよかったものの、
ブログの最後にある「シートのわかりやすさ」は改善してほしいものですね。
あって使いこなすには困る情報ですから。

 

さて、今回のアビメの内訳は以下の通りです。
===========================
【スコア】
L:495(前回:490)
R:480(前回:495)
T:980(前回:985)

【LAM】
94(前回:94)
100(前回:100)
100(前回:95)
100(前回:100)

【RAM】
94(前回:100)
87(前回:95)
92(前回:100)
93(前回:97)
100(前回:100)
===

【Listeningスコア変移】
2006.09…345
2007.12…410
2008.06…410
2009.01…415
2009.07…420
2009.10…485
2010.01…455
2010.03…435
2010.07…495
2011.06…480
2012.01…490
2012.03…455
2012.07…495
2012.09…490
2012.10…490
2012.11…470
2012.12…495
2013.01…495
2013.07…495
2013.09…495
2014.04…490
2014.05…495
2014.06…495
2014.07…495
2014.09…495
2014.10…495
2014.12…495
2015.01…495
2015.04…490
2015.05…495
2015.06…495
2015.07…485
2015.09…490
2015.10…495

 

<感想>
満点への最初の関門であるListeningでの満点を保守できたのは嬉しいです。
ここ最近、精神的に打ち勝てなかった部分でしたので。ばっちりでした。

アビメを見るとおそらく Part 2 で落としている(1ミス)のだと思いますが、
今回はとにかくそのプレッシャーに打ち勝てた自分を褒めたいと思います。

 

<次の試験へ向けて>
TOEIC に特化した対策は行っていかない予定です。
今まで通りさまざまな素材を聞きながら、耳を鍛えることは疎かにしないように。
すぐに耳は鈍りますし、何よりプレッシャーに弱いぼくは、
そんなプレッシャーを感じない実力をつけるしかありません。

 

===

 

【Readingスコア変移】
2006.09…390
2007.12…440
2008.06…425
2009.01…465
2009.07…450
2009.10…450
2010.01…465
2010.03…455
2010.07…470
2011.06…465
2012.01…470
2012.03…490
2012.07…475
2012.09…490
2012.10…490
2012.11…485
2012.12…495
2013.01…480
2013.07…490
2013.09…495
2014.04…495
2014.05…485
2014.06…465
2014.07…480
2014.09…495
2014.10…490
2014.12…495
2015.01…490
2015.04…465
2015.05…480
2015.06…490
2015.07…495
2015.09…495
2015.10…480

 

<感想>
Readingのアビメがこんなにガタガタなのは衝撃的です。
自分なりには手応えがあった分、ここまでミスが多かったかと。

項目1で1ミス、
項目2で2ミス、
項目3で2ミス、
項目4で2ミス。

もちろん、重複している問題はあるにせよ、いただけません。
語彙問題でミスを覚悟していたのですが、それ以外のPart 7でしょうね。
「ちゃんと読む」ことを意識して臨んだ試験ではありましたが、
時間の配分など、落ち着いて読めなかったところもありましたので、
まだまだ改善の余地があると思います。

 

<次の試験へ向けて>
次の受験が1月となり、だいぶ先となります。
しばらくは今まで通り、別の素材で英語を読む時間を確保します。
ただ、どうしても「読む」ことを後回しにしています。
(10月の試験前も読書量は確実に減っていました)
読むものは決まっているため、着実に読み進めていきます。

一方、時間ができたため『サラ特 リーディング』と
『900点特急Ⅱ』を少しずつ続けて、TOEIC脳も鍛えてまいります!

 

 

以上、私なりの分析でございました。
何か気になることがあれば、ご質問はお気軽にどうぞ!