大西泰斗先生の一般講演会「一億人の英文法 EXTENSION TO READING」参加レポート

2012年11月8日に東洋学園大学で行われた、大西泰斗先生の講演会のお話です。
有料の講演会ですので、ネタバレはあまりできないことをご了承ください。
ただ、いいとこ取りでお伝えするようにいたします。

 

「一億人の英文法 EXTENSION TO READING」

大西泰斗_一億人の英文法

 

数年ぶりに大学で授業を受けることになり、
しかも、師匠である大西泰斗先生の授業だったことから、
授業開始1時間前に着くという気合の入りっぷりでした。
あまりに早く人がいたものですから、大学のスタッフの方も驚くほどです。

 

講演タイトルにもありますように、「英文法を読解に活かす」ことを意識した内容でした。

 

大西先生の口から、どのような読解方法が披露されたと思いますか?

答えは単純です。

 

形と意味の緊密な連関

 

一言で言うと、これに尽きます。
今までの講演内容は「英文法を話すことに活かす」ことでしたが、
それが「読解」になったからと言って、変わることはありません。
話そうが読もうが、先生の英語へのアプローチの軸がブレるわけはないのですよね。

 

だって、同じ英語ですから。

 

この講演会で扱われた英文は大学受験の問題や洋書から例文を引用されていましたが、
やはり同じ感じ方で読むことができたと実感することができました。

 

徹底的に英語の形に習熟すること。

 

それさえできれば、英語は怖くありません。
その形が私たちの味方をしてくれます。

 

授業の最後に大学職員の方がおっしゃっていたことが印象的でした。

 

「『一億人の英文法』を日本人1億人の手に渡らせたい」

 

英語を攻略する近道は「形と意味」を結びつけて、無意識のところまで落とし込むことにあります。
英語をダイレクトに感じ、素早く理解したりアウトプットしたりする。

それをできるようにするには、この本がマストなのだと、ぼくは感じています。

 

 

買うことをためらっている方がぼくのところへ相談に来られることがあるのですが、
まずは、ぜひサンプル版だけでもご覧ください。
ぼくは日本人全員に行き渡るまで応援し続けます。

P.S.1
この大学での講義は来年の春と秋にも開催される予定だそうです。
ご興味のある方はぜひ続報をお待ちくださいね。
(このブログでも情報が入り次第、お知らせします。)

P.S.2
一般の方向けに講演会「やさしい英語の捕まえ方」の
申込が始まっていることをお知らせしていませんでした!

P.S.3
英文の形への習熟については以下の本もオススメです。すべて目を通しました!


porpor35

フリー編集者。校正や内容検討も行っています。 語学書→小中英語→ビジネス→語学書担当。 専門学校や大学で TOEIC の講師の担当をしています。 大学で言語学を専攻。本/言葉を愛してます。 留学なしでTOEIC990獲得。現在は、TOEIC SWで満点獲得が目標。

2 comments so far

夢蛍Posted on 7:46 am - 12月 1, 2012

1億人の英文法。
半分弱まで、読みました。
ネイティブの感覚って視点が面白いです。

por*or*5Posted on 7:12 pm - 12月 1, 2012

夢蛍さん
『1億人の英文法』読まれているのですね。
同志がいて、とても嬉しいです。
> ネイティブの感覚って視点が面白いです。
おっしゃる通りで、切り口が新鮮ですよね。
それでいて、スッと体に染み込んできますから。
ぜひ周りの方にもオススメしてください。笑

Leave a Reply

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください