使用した本のレビューは必ず記事にしているのですが、
レビューは、使ったことのない人に中身がわかるように書かなくてはならないため、
なんだかんだで時間が取られるのですよね…ですので、後回しにしがち。
ただ、後回しにしてばかりでは、情報共有ができないので、
前々から書きたかった本のレビューを立て続けにいきます。
まずはこれ。
■新TOEIC TEST パート1・2特急Ⅱ 出る問 難問200(森田鉄也著/朝日新聞出版)
『新TOEIC TEST パート1・2特急 難化対策ドリル』の続編です。
レビュー記事はこちら→http://www.toeic990er-for-learners.com/blog/?p=1281
構成は前作同様です。
問題200問(Part 1:50問、Part 2:150問)が収録されています。
難化傾向にあるPart 1,2に集中して取り組むことができる本は少ないです。
他には、ぼくが編集協力をした『TOEIC TEST クイックチェック Part 1・2編』くらいでしょうか…。
ただ、携帯性に優れているのは、このシリーズの素晴らしいところでしょう。
そして、前作でも書きましたが、Part 1,2対策に必須である理由は、
特徴紹介ページで取り上げられている次の点です。
★頻出語句をとことん詰め込みました
★過去に出た難語を散りばめました
語彙は知らなくてはどうしようもありません。
そして、その語彙と音が結びついていないと、宝の持ち腐れとなってしまいます。
先生は無理矢理、今まで出た単語を入れこんだとおっしゃっていますので、
正解不正解にかかわらず、本書の中に出てくるものはすべて覚えておいて損はないです。
その語彙が本番で活きることは間違いなくあります。
また、他にも特徴はあります。
どれも難化している2つのPartをにらんでのことです。
★受け身の進行形を多用
★Part 1で主語がバラバラなモノを多く
★こだわり抜いたTOEIC的写真
★Part 2は間接的な返答を多数収録
★Part 2の省略部分・代名詞の指すもの・行間を解説
Part 1,2で難易度が上がる要因ですね。
これらを徹底的につぶすならば、この一冊に取り組むことをオススメします。
『公式問題集』などではどうしても簡単めの問題が多いためです。
本番の難易度に合った問題に触れたい方はぜひ。
なお、前作と構成はほぼ同じであるため、どちらから初めても構いません。
2冊をきっちりやりこめば、ほとんどの問題に対応可能になると思います。
一回それぞれの問題に触れるだけでは、どうしても身につきにくいため、
何周かこなして、語彙や出題パターンに慣れていくことが大切です。
この一冊で「語彙力」と「正解データベース」を構築していきましょう。
それがPart 1,2の攻略の第一歩です。
★英語学習者の英語学習者による英語学習者のための名言
http://matome.naver.jp/odai/2135575047706124701
★twitter まとめ「TOEIC Part 7 でミスが起こるのはなぜか?」
http://togetter.com/li/321683
★twitter まとめ「英文の暗唱って結局どうやってやるの?」
http://togetter.com/li/370989
★twitter まとめ「英語の音読には2種類ある?」
http://togetter.com/li/511655
★twitterまとめ「「チャンク」で攻略する、英語力を底上げする方法」
http://togetter.com/li/566056
★twitterまとめ「「ぼくらの英語サミット Vol.2 〜グローバルってなんだ?」が残したもの」
http://togetter.com/li/567174