雑誌「TIME」を日本人が英語学習に使うなら

TOEICという試験が存在する限り、ぼくはTOEIC学習を続けていくわけですが、
TOEICを素材とした学習をする度に思うことがあります。
もはや悩みの一つとなっていますね。

その悩みとは…

素材が面白くない

こと。

砂のような英語と決して言っているわけではなく、
使える表現満載なのですが、内容に飽きがくることがあります。

そんなときに皆さんはどうされていますか?

(これが公開テスト一週間前ならば、有無を言わさずTOEIC対策です。)

ぼくは、次の記事で書いたように、別の素材を使うようにしています。

 

■TOEIC学習に飽きたときの処方箋
http://www.toeic990er-for-learners.com/blog/?p=1559

 

で、この中には紹介されていない素材を最近読む機会に出会いました。
その素材とは、雑誌の「TIME」です。

TOEICに比べて、語彙も文構造も難しいため、どのように英語学習に取り入れていけばよいのだろうと思い、
twitterで相談をしてみたところ、いろいろな反応が返ってきましたので、まとめてみました。

 

■英語雑誌TIMEとノンネイティブの日本人がうまくつきあう方法
http://togetter.com/li/589622

単語を調べるかどうか

どのような記事を読むか

紙とオンラインの使い分けはどうするか

 

付き合い方は人それぞれですので、自分と合ったやり方を
これらのつぶやきをヒントに見つけていただきたいと思います。

ぼくもこれから定期的に読んでいって、
試行錯誤していきたいと思っています。

 

★Facebookページ(非公開)
・TOEIC990点パーフェクトスコアラーが選ぶ本気で使える英語本使い倒し塾
https://www.facebook.com/groups/544731978944836/

★NAVERまとめ
・英語学習者の英語学習者による英語学習者のための名言
http://matome.naver.jp/odai/2135575047706124701

・英文法を体で覚えて、話せる基礎をつくる4冊
http://matome.naver.jp/odai/2138263438820100501

★twitter まとめ
・TOEIC Part 7 でミスが起こるのはなぜか?
http://togetter.com/li/321683

・英文の暗唱って結局どうやってやるの?
http://togetter.com/li/370989

・英語の音読には2種類ある?
http://togetter.com/li/511655

・「チャンク」で攻略する、英語力を底上げする方法
http://togetter.com/li/566056

・「ぼくらの英語サミット Vol.2 〜グローバルってなんだ?」が残したもの
http://togetter.com/li/567174

porpor35

フリー編集者。校正や内容検討も行っています。 語学書→小中英語→ビジネス→語学書担当。 専門学校や大学で TOEIC の講師の担当をしています。 大学で言語学を専攻。本/言葉を愛してます。 留学なしでTOEIC990獲得。現在は、TOEIC SWで満点獲得が目標。

4 comments so far

TILDAPosted on 12:32 pm - 11月 20, 2013

記事毎日拝見させて頂いています。
今日はTIME誌がテーマになっていましたので興味がそそられました。

私は浪人時代に偶然手に取った松本道弘先生の「私はこうして英語を学んだ」により、英松本先生の語学習を人間修行と同一視するカリスマ性に魅せられ、TIME誌や英字新聞の購読を中心とした英語学習を(サボりながらも)続けてきました。

私のTOEICとの関わりは、15~10年前頃会社で受けたIPテストのみでした。
初回のスコアは825で、この時期は880~930辺りの成績でした。但し、TOEICの参考書や問題集は一切やらずに、ぶっつけ本番で試験に挑んでいました。試験テクニックでスコアをかさ上げすることに意味がないと考えていたからです。

その後、今年になりふとしたきっかけで、3月、5月と会社でIPテストを受け、TOEICer の存在とTOEIC学習ブログを知り、TIMEしか読んでこなかった自分の英語がこの世界でどこまでかけ上がれるか、この際TOEICを通じた英語学習アプローチを取り入れてみて検証してやろうと思うようになり、公開テストを6月、9月、10月、11月に、リバティIPテストを7月、10月に受けてきました。
この間のスコアは3月IPが835、最高は10月IPの970で推移しています。

「TOEICでどこまでかけ上がれるか」については現在進行形で検証中ですので答えは出ていません。

目先のTOEICスコアアップのためには、TIME誌はあまり貢献しないと思います。韓流模試をintensive にやった方が遥かに効くのではないでしょうか。

    porpor35Posted on 7:29 am - 11月 27, 2013

    TILDAさん
    お返事が遅くなりまして申し訳ございません。記事をご覧いただいているとのこと、感謝しております。
    コメントをいただけたことも嬉しく思います。

    さて、大変興味深い内容をありがとうございます。浪人時代に松本先生に出会われたとのこと、羨ましい限りです。
    TOEICの参考書などをやらずにそれだけのスコアを取得できることは、英語力の地盤が固まっている証拠なのでしょうね。
    ぼくも見習って、(今となっては無理ですが)TOEICのことを知らなくても、ハイスコアを獲得できるよう、精進したいと思います。
    ぜひ今後のスコア推移を楽しみにしております。

    そして、目先のスコアアップのためには…というご意見ですが、おっしゃる通りだと思います。
    ただスコアアップを目指したいならば、TOEICの素材を扱った学習が最も効率的ですので。

TILDAPosted on 10:55 pm - 11月 20, 2013

(続きです)
目先のTOEICスコアアップにはTIME誌よりも韓流模試と書きました。これは必ずしもTIMEを読み続ける学習法が無意味ということではありません。

今年になるまで私はリスニングの学習を全く行ってきませんでした。ひたすらTIME誌でした。あまり徹底的に
使い倒したとは言えませんが。

しかし、その結果TOEIC参考書の類いを一冊も学習しなかったにも関わらずTOEICスコアは900程度とれるようになっていたのです。
特に圧倒的な多読による英語の語感の獲得は、TOEIC Part5においてその力が発揮されていると感じています。
185回公開テストでも、expose~to 、advise against 、observed 等の選択に多くの方が難渋されていますが、TIMEを通じて得られた語感を背景にして、全て正解することができました。

確かに私は今年6月以降、数多のTOEIC学習書に集中的に取り組んでいます。特に高地トレーニングとしての「モジルゲ最上位」は本番テストでのPart7の速読速解に大きく貢献しています。
しかしながら、英語の語感の養成はTOEIC本の学習を通してでは絶対量が不足していると思います。
やはり、ある程度の期間TIME誌等の容赦のない英語へのexposureをこつこつと増やすことにより、いつの間にか身に付けていくもののように思います。

TIME誌だけでTOEIC 900が得られることは、私の経験から自信を持って言うことができます。
900から先990に肉薄するためには、その土台の上にTOEIC模試のを取り入れる必要があるでしょう。

    porpor35Posted on 7:36 am - 11月 27, 2013

    TILDAさん(続きに対するお返事です)
    TIMEに限った話ではないかもしれませんが、TOEIC対策以外の形で英語学習が無意味に終わるとは思えません。
    あくまで効率的かどうかの問題ですよね。

    TILDAさんのおっしゃるとおり、TOEICで難しいと言われる問題は、
    TOEICのレベルを超えた学習を普段行っている方にとっては、
    難しく感じられないのだと思っています。
    そこを乗り越えるためにも、今ぼくは別の素材に触れています。
    その点、TILDAさんがTIMEのおかげで結果を出されていることは、
    大変励みになります。ありがとうございます。

    一気にTIMEの分量を増やそうとすると、気持ちが折れて、
    挫折してしまうといけないため、少しずつ増やしていきたいと思います。
    また何かお気づきの点があれば、コメントをいただけますと幸いです。

    それでは、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

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