天狼院書店で行う、
TOEIC990点パーフェクトスコアラーが教える本気で使える英語本使い倒し塾《英語のバイエル初級編》
の資料を作るために、かなりの時間を費やしてしまいました!
というのも、資料作成をしながら、
自分のやり方を振り返るのが楽しくなってしまったからです。
「日本語と英語の語順の違いを意識するのが苦労したな」
「感情と状況をセットにする音読は効果的だったな」
「この方法は万人受けしないかも」
などなど、参加者の顔を思い浮かべながら作成をしていると、熱がどうしても込もってしまうんですね。
ご参加いただいた方に、最高に満足していただくための努力は惜しみません。
さて、この記事では、イベントでのテーマとなることをお伝えしたいと思います。
そのテーマとは「文法のとらえ方」です。
準備をするにあたり、今までの大西泰斗先生の著作や講演会の資料を引っ張り出して、
自身の経験も含めて総動員させて、イベントでは、ぼくなりの解釈を伝えていきます。
今回、書店で取り上げる「使い倒す」教材は『英語のバイエル [初級]』です。
ぼくはこの他の大西泰斗先生の著作を使っています。
「初級」を通った方は絶対にこちらも通るべき道だと思います。
『一億人の英文法』に出てくる例文をモノにしたいならば、
この一冊で例文を耳から仕入れたいですよね。
どれを使うにせよ、方法論は同じです。
英文法を学ぶ上で大事なこととして、落ち着くところは一つなんです。
文法のルールを自動化せよ!
イベントの内容に直結しますが、少しネタバレをさせてください。
英文法のルールを自分のモノにするためには、
英語のパターンを潜在意識まで落とし込む必要があります。
英文法のルールをいちいち考えながら、話したり書いたりしては、時間がかかって仕方ありません。
もはや自動的と言えるほどに無意識の状態でルールを使えるところを目指したい、というわけです。
この話は、前に作成した「NAVER まとめ」が参考になると思います。
文法は、入り口は理屈から入って、頭で理解していくものでしょう。
そこから「話す」レベルの反応速度に高めていくためには、体で覚えていく必要があるのだと思います。
ぼくは大学受験の頃まで、理屈として理解するところに留まっていました。
それで、いざ「話す」場面になって固まった経験が何度もあります。
その場面を振り返ってみると、英文を作れるにもかかわらず、です。
その場という即興で英文を作れなかったのは、「話す」練習が明らかに足りなかったからです。
そこから、ぼくの英語学習は徐々に変わっていったように思います。
とにかく「話す」スピードまで、自分の英語を出す速度を高めることを意識しました。
また、これによって、読み聞きするときの反応速度も上がったことが、学習意欲を上げてくれました。
例えば、TOEIC の Part 5 の英文に目を通したときの滑らかさが違うのです。
今まで理屈っぽく理解していたものが、直感的に自分に入ってくるのです。
これは楽しくて仕方がなくなります。
ですから、今はひたすら
言いたい英文を素早く口から出す
ことに注力しています。
文法のルールを使ってじっくり英文を考えるのではなく、直感的に口を動かす。
皆さんも「話す」ところを目指すのであれば、
文法を自動的に扱えるほどに、内在化していかなくてはなりません。
そのために、『英語のバイエル [初級]』はレベルを問わず、効果的な一冊だと思います。
「英文が簡単すぎるじゃないか」と思われるでしょう。
ですが、そのくらいのレベルの英文が難なく出てくるのはまた別の話です。
ガンガンと音読をしていきましょう。
そうすれば、道は必ず開けてきます。
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・TOEIC990点パーフェクトスコアラーが選ぶ本気で使える英語本使い倒し塾
★NAVERまとめ
・英語学習者の英語学習者による英語学習者のための名言
★twitter まとめ
・TOEIC Part 7 でミスが起こるのはなぜか?
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大西泰斗先生の「しごとの基礎英語」が帰ってきます。10月より Season 4 がスタート。 | TOEIC990点への道 -日本から出ずに満点-Posted on 8:35 pm - 9月 21, 2016
[…] 英文法の勉強効率を上げる鍵となるのは「自動化」という考え方 […]