物語でPart 7対策『TOEIC TEST 鉄板シーン攻略 読解 [Part 7]』

 

「アラン・クーパーの冒険を追え!」

 

以前ブログでご紹介した、The Japan Timesから出版された新書サイズの「鉄板シリーズ」の『語彙・文法』。
その中の読解(Part 7)を読み終えましたので、ご紹介させていただきます。

■TOEIC TEST 鉄板シーン攻略 読解 [Part 7](岩重理香&ロス・タロック著、ヒロ前田監修/The Japan Times)

まずは目次から。

EPISODE 1 就職活動
EPISODE 2 アパート探しと引っ越し
EPISODE 3 オフィスにて
EPISODE 4 出張
EPISODE 5 日常生活
EPISODE 6 昇進と転勤

この本の主人公アラン・クーパーが織りなす物語を体験しながら、
Part 7の対策を行っていくという画期的な一冊です。

監修のヒロ前田先生も「はじめに」で次のようにおっしゃっています。

 

Part 7に特化した本は、すべて「互いに関連性がない文書」を収録しています。例外は一冊もないはず。それはそれで実際のテストの姿に近いのですが、練習のときに大事なのは、学んだことが記憶に定着するようアプローチすることです。そこで、TOEICという名の「国」で起きることを1つの物語として学べるようにしたのがこの本です。

 

さすが、前田先生。普通のことはやりません。

この本の売りは間違いなくココにあります。
次の2つの点で物語にしたことのメリットがあると感じています。

 

  • 1つの文書が物語の一部なので印象に残りやすい
  • 文書だけ読みつなげれば1つの物語ができあがる

 

TOEICは文書の内容が似通ったものが出題されるため、それをおさえているかいないかで理解スピードが変わります。
そのため、アラン・クーパーの物語を把握していれば、本番で助けてくれることは多いにありえます。

また、TOEICで英語力を伸ばすためには、素材として文書を活用することが大切になってきますが、
文書の内容が無味乾燥でつまらなく、なかなか何度も読み返すことができません。
その点、この一冊は物語になっていますから、繰り返し読み、表現などを身につけやすいと言えるでしょう。

その他の特長として、文書の上に「目標解答時間」が書かれていることに加え、
「速読目安」として、100 / 140 / 180 wpmの時間が書かれている点は見逃せません。
読解スピードはPart 7では重要なポイントになってきますので、こういった配慮は大変ありがたいですね。

 

なお、問題はシングルパッセージもダブルパッセージも含まれており、全部で88問あります。
この本も『語彙・文法』同様、現在500-600点レベルで、730点を目指す方が対象です。
実際に解いてみて、物語として体をなしていると同時に、
内容として本番の試験に出そうなものがあり、難易度が普通に設定されていると感じました。

新しい問題を解きたいという方はもちろんのこと、
Part 7の問題を英語力アップの素材として何度も何度も使い倒したい方には、
特にオススメの一冊となっています。

 

繰り返せばTOEIC解答力も英語力も上がって一石二鳥!