TOEICのPart 7に出てくる「語彙の言い換え」問題について考える

TOEICのPart 7に次のような問題が出てきます。

The word “●●●” in paragraph ×, line △ is closest in meaning to:

「●●●と近い意味の語はどーれだ」
 

という「語句の言い換え」問題です。
(こんな軽いテンションではありませんが)

 

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TOEICを受けたことのある方や対策をされている方はご存知でしょう。
ここでは解き方の話をしたいわけではありません。
学習が楽しくなる?ヒントをご提供できればと思っています。

この問題では「近い意味」の単語が問われているわけですが、あくまで「近い」意味なのですよね。
決して「イコールではない」ということです。

TOEIC学習を行う上で、「AとBが同じ意味で使われる」と覚えておけばスコアにつながるのですが、
もし「一歩踏み込みたい」とか「学習にアクセントをつけたい」とか思われるのであれば、
それぞれの単語について少し調べてみることをオススメします。

英英辞書を引いてみたり、用例を見てみたりすると、それぞれの単語に色がついて見えますよ。
一応申し上げておきますが、これをやらなければ「語彙の言い換え」問題ができるようにならないわけではないです。
いろいろと余裕がでてきて、楽しめるようにするために思いついた仕掛けの一つです。

一手間かかるのは間違いありませんが、学びに広がりが出ることも間違いありません。

porpor35

フリー編集者。校正や内容検討も行っています。 語学書→小中英語→ビジネス→語学書担当。 専門学校や大学で TOEIC の講師の担当をしています。 大学で言語学を専攻。本/言葉を愛してます。 留学なしでTOEIC990獲得。現在は、TOEIC SWで満点獲得が目標。

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