単語を知らないの?音を知らないの?TOEICのリスニングの話。

Tommyさんが最新のブログ記事で「毎日更新する理由」を書かれていましたね。
「学習していないと書く内容がない」というのはごもっともだなあと思っています。
自分自身も毎日更新するようになって、そのネタは日々の気づきによるものです。
自分の学習が少なかったり、密度が薄かったりすると、当然ネタが見つからないわけです。
他の方のブログ記事にインスピレーションを受けて、記事を書くこともあるのですが、
最近は他の方のブログにいく時間がほとんど取れていない状態でして…。
と言っても、日々英語学習はしていますし、ネタを探しながら生きていますので、ご安心ください。
鉄板シーン攻略リスニング
今日はTOEICのリスニングの話です。
先日、JDHで話したことやPart 1の単語の話をしましたね。
今回もPart 1に照準を絞って書きたいと思います。

TOEICのPart 1に出てくる英文はシンプルです。
単語は身近なものです。
そのため、Part 1はTOEICの中でも最も易しいPartと考えてよいでしょう。
しかし、Part 1で間違いを犯すことはありえますよね。
誤答の理由はいくつかあってすべてに触れてもよいのですが、それはまたの機会にさせてください。
ここでは「聞き取れなかった」という事象に注目します。
 

例えば、
The man is putting an item in his bag.
という英文があったとしましょう。
この英文はputting an item inあたりが一気に発音されるため、聞き取りづらいと言う方が多いです。
(英文の参照先がわかる方はさすがの一言です。)
ただ、スクリプトを見ると、ものすごく単純ですよね。

「単語は知っているのに聞き取れない」

ということです。
これはつまり、「音を知らない」とも言いますね。
さらに言えば、「音を知れば聞き取れる」ということですから、伸ばす方法は簡単ですね。
音真似をしてその音を取り込めばいいわけです。

ここでまた別の例を出します。
The man is wheeling a cart.
という英文があったとします。
音で聞いても、英文を見ても、wheelingを知らない方がいらっしゃるはずです。
(wheelは「〜を押す」という動詞です。)
これはもう仕方がないですよね。

「単語を知らないから聞き取れない」

覚えるしかありません。
当然、覚えるときには「音」「イメージ」もセットでおさえることですね。

何でも「聞き取れなかった」という一言でまとめてしまうことは止めましょう。
単語なのか音なのか、どちらの理由にあるのかハッキリさせるだけでも変わりますよ。
どのような対策を取るのかが変わってきますから。

porpor35

フリー編集者。校正や内容検討も行っています。 語学書→小中英語→ビジネス→語学書担当。 専門学校や大学で TOEIC の講師の担当をしています。 大学で言語学を専攻。本/言葉を愛してます。 留学なしでTOEIC990獲得。現在は、TOEIC SWで満点獲得が目標。

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