先日、「リスニングの絶対量を増やす意識」という記事を書いたところ、
普段より多くの方に記事を読んでいただけたようです。
「そう思っていた…」という方が多いのかなと推察しています。
そこで、次のような疑問が思い浮かんだのではないでしょうか。
リスニングの絶対量を増やしたほうがいいならば、リーディングはどうなんだよい
と。
そりゃ、リーディングの絶対量だって増やしたほうがいいに決まっています。
だから、
「リスニングもリーディングも量を増やしてください」
というのは、
いくらなんでも乱暴すぎますので、増やすための方法を。
ぼくの今までの経験上、リーディングの絶対量が増えたのは、TOEICの素材のおかげです。
方向性としては2つ。すでに何度も記事で申し上げていますので、耳タコかもしれません。
- Part 5 の文章を読む
- Part 7 の文章を読む
リスニングの話のときと同様で、問題を解くことはあくまでおまけです。
問題を解かずとも、短文も長文も素材としてひたすら読むことです。
特に、Part 7 は問題を解くことによって、余計に時間を取られてしまいますよね。
ですので、問題は無視して、とにかく次々と読むようにしていました。
そのときの気分や確保できる時間によって、Part 5 でも Part 7 でもどちらでもいいでしょう。
Part 5 の一文を読むのにはさほど時間がかかりませんから、「時間がない」という言い訳はできません。
例えば、お昼ご飯を食べるタイミングを一瞬遅らせるだけでもいいですからね。
読む量を増やすことによって、語彙の定着度が上がってきますし、
英文をどんどんと処理していく読解力やスピードがついてきます。
一定の量を確保しないと、次への段階には進めないと思います。
いきなり量を増やそうとすると大変ですから、少しずつ確保していきましょう。
ちなみに、現在、TOEIC以外でリーディングに関連しているものは、「洋書」と「ネット記事」くらいです。
自分の興味にしたがって読むようにしています。