基礎の建設工事をTOEIC素材で

先日、「基礎の建設工事中」という記事を書きました。

 

ladder-scaffold

 

  • 英語力を伸ばすにあたり「基礎」が大切
  • 楽ではない
  • 入念にやる
  • 時間がかかる
  • あとで「基礎」を作ろうとすると、なお時間がかかる

 

のようなことを書いています。
そこで、基礎を作る方法はさまざまあると思うのですが、
TOEICを素材に行う場合を考えてみました。

 

使う素材(Part)としては、

  • Part 1
  • Part 5

でしょう。

 

Part 1 は英文が単純ですし、語彙も難しいものはさほどありません
(まれに見慣れない単語が出てきますが、それは除きます。)
ですから、「音の聞き取り」のベースを作るにはうってつけのPartと感じています。

 

単語間の音のつながり(リエゾン)やイントネーション、リズムなど
何度も聞き込み、場合によっては音真似を行うことによって、
「音の聞き取り」のベースが強化されていくと思います。

 

1つの問題に対して4つの選択肢がありますから、
1問をじっくりやっても、かなりの分量になりますよ。

 

そして、リーディングセクションのほうは Part 5。
問題を解くことによって、文法や語彙の知識を確認することができますが、
そこで終わらせずに、一文を素材として学びの対象にしましょう。

 

文法のルール通りに読むことができているかどうか。
語彙(意味・使い方)は知っているかどうか。
語彙と語彙の組み合わせは知っているかどうか。

 

学びのポイントは作ろうと思えば、自分で作ることができます。
さまざまな角度から、一つの英文を眺めてみてください。

 

どちらの Part も一文としては短いため、短い空き時間でも取り組みやすいでしょう。
「なんか今日はやる気が…」という日は、ぜひこれらの Part から初めてみてくださいね。

porpor35

フリー編集者。校正や内容検討も行っています。 語学書→小中英語→ビジネス→語学書担当。 専門学校や大学で TOEIC の講師の担当をしています。 大学で言語学を専攻。本/言葉を愛してます。 留学なしでTOEIC990獲得。現在は、TOEIC SWで満点獲得が目標。

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