先日、ブログに次のようなコメントをいただきました。
「『DUO 3.0』をある程度語彙力のある方がどのような使い方をされているのか」
ブログではあまりご紹介をしていませんが、『DUO 3.0』にはほぼ毎日取り組んでいます。
新しい語彙を身につける目的ではなく、
知っている語彙をアウトプットできるようにする
ことを目的として取り組んでいます。
使用し始めたきっかけは、英語キュレーターのセレンさんと行った
単語力について考えるイベントがきっかけです。
その際にはセレンさんには「『DUO 3.0』の使い倒し方」をお話いただきました。
お話を聞くにあたって、その本を読んでいないのはまずかろう、と思いまして。
そのため、セレンさんのお話を参考にしながらの取り組み方となっています。
以下、簡単にご説明いたしますので、ご参考になればと思います。
=====
(1周め)
・全英文をひたすら読み進めていく
→知らない単語のみ簡単に目を通す
→意味がすっとわからない英文のみ、日本語訳に目を通す
(2周め)
・全英文を読みながら、以下の条件を満たす英文に「fre(quent)」マークを記す
○アウトプットできるようにしたい表現が含まれている
○今後、使えそうな英文である
(3周め以降)
・「fre」マークのついた英文を音読する
※やりかた…発言の状況や感情をイメージしながら、ひとつの英文を1分間集中(POD)+英文を見ずに
※繰り返し行い、最終的には暗唱できるようになることが目標。
・それ以外の英文は1度音読する
・各単語の発音とアクセントで間違えて覚えていたものはチェックする
例.アクセントのあるところに「’」を記す
(その他)
・空き時間で単語説明欄にざっと目を通し、知らない内容があればチェックする
例.反意語、
・基本概念(【●●】)の説明は必ずチェックする
→語句のコアイメージをとらえて、汎用性をもたせるため。
・音声は「復習用」を用い、英文を見ずに聞き取れるか試す
→聞き取れなかったものは英文との照らし合わせ、声にも出す。
=====
セレンさんもおっしゃっていましたし、ぼくも前からの信条?ではありますが、
「単語対単語」で覚えることは一切していません。
実際に使う場面で単語オンリーで使われることはありませんからね。
必ず「文」「フレーズ」単位で自分の頭に放り込んでいきます。
情報量がかなり多い単語帳となっているため、
一気に、一回ですべてを吸収しようとするのは辛いです。
何度も何度も目を通して、口に出してなじませていくとよいと思います。
そして、
「自分」という軸(基準)をもって、語句に対する親密度の距離を変える
ことが何より大事なことだと思っています。
すべての語句に対して、同じだけの時間と熱をそそぐ必要はないということです。
しばらく繰り返しながら、少しずつ改良をしていきます。
もしご覧いただき、気になるところがあればお気軽にコメントくださいませー。
この本に取り組めば取り組むほど、早くから出会っておきたかったなと思います。
もちろん、セレンさんの取り組み方とセットで。
4 comments so far
HarioPosted on 6:41 am - 6月 26, 2014
porporさん記事ありがとうございます。全文使わないで自分のアウトプットしたい文だけ覚えるというのもアリですね。
フレーズごと自分の中に取り込む。参考になります。自分もやってみます!
porpor35Posted on 2:05 am - 6月 27, 2014
Harioさん
記事をご覧いただき、まことにありがとうございます!
はい、自分の軸をもって単語帳を使い倒してやればいいと思っています。
ぼくはDUO歴が浅いので続けていきながら、進化させていきたいと考えています。
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