TOEIC の Part 7 対策は非常に面倒なものの、取り組まざるをえないとき

TOEIC SW が近いのですが、今週は月から木までTOEIC(LR)の授業漬けだったため、
なんだかんだで LR のことを考えることが多くなります。
中でも「Part 7 の対策がいやじゃあああ」という声を聞く機会が複数あったため、今日はそのお話。
man-67327_150
それなりの分量のある英語を読み、設問に答えるという Part 7。

 

正直に申し上げますと、「面倒」と感じて当たり前です。
「面倒に感じるだなんて不真面目」という考えは捨てましょうね。
かく言うぼくもそう感じていた時期がありました。

 

しかし、あるときから「Part 7 の対策って面白いかも」と思えたんですね。
複数の点で「面白い」「楽しい」「気持ちいい」と感じるポイントが見えるようになったのです。

 

  • 英文を正確に読める
  • 英文を速く読める
  • 問題の根拠がはっきりとわかる→解ける

 

英文を正確に読める
最初はどこがちょうどいい区切れ目かもわからない英文たちが、
少しずつまとまりを持って、見える(読める)ようになっていくのは気持ちいいです。

 

英文を速く読める
正確に読めることによって、返り読みをする必要などがなくなり、
英文を読み進めるスピードが上がっていきます。

 

問題の根拠がはっきりとわかる→解ける
Part 5,6 に比べて、Part 7 は解答の根拠が必ず本文内にあります。
ですから、それがビシッと見つけられたときの快感たるや…。
問題の正解に一喜一憂しすぎるのは考えものですが、
正解できたら素直に喜ぶ心も必要かなと最近思います。

 

もちろん、上記の点は単語の知識を身につけたり、文法のルールをおさえたり、
別の要素が絡んでくることはおわかりでしょう。
わからないことは地道につぶさなくてはなりませんので、すぐにできるようにはなりません。

 

ただ、Part 7 の問題はつまらない要素でしか構成されているものではなく、
楽しめるものにすることが、自分の力で可能になることをお伝えしたかったのです。

 

 

上記の点のどこかで、自分が「おもしろっ」と思えるポイントを探してみてください。
そのためには、
とりあえず英文だけ読む(=設問は解かない)
というのはオススメです。

 

問題を解く時間が不要になるため、より早い時間で終わりますし、負荷も減ります。
TOEIC に出やすい英文に触れているわけですから、れっきとした対策にもなります。
英文を読んでみて、問題を解ける余裕が出てきたら解けばいいのです。
いきなりすべてに取り組もうとせず、自分のできる範囲で挑戦していきましょう。

 

そうすれば、必ず Part 7 との距離は縮まっていきますから。

porpor35

フリー編集者。校正や内容検討も行っています。 語学書→小中英語→ビジネス→語学書担当。 専門学校や大学で TOEIC の講師の担当をしています。 大学で言語学を専攻。本/言葉を愛してます。 留学なしでTOEIC990獲得。現在は、TOEIC SWで満点獲得が目標。

Leave a Reply

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください