タイトルがなんだか意味深ですが、いたって単純な話です。
TOEICのPart 7は長文を読んで、設問に答える問題ですね。
その設問の正解を見つけるために本文内を探すわけですが、
「正解」の根拠や手がかりは、本文をしっかり読めていれば確実に取ることができます。
手持ちの問題集で構いませんので、日本語訳バージョンで設問に答えてみてください。
すぐに正解とその根拠が見つかりませんか?
で、ぼくが何を言いたいか。
Part 7は「まとまった英文をしっかり読めますか」というPartなんですね。
皆さんが抱く「しっかり」のイメージよりもっと上だと思います。
語彙を知っていますか?
英文の形をスッと見抜けますか?
英文の言いたいことがわかりますか?
文章の目的がわかりますか?
誰が誰に送っているかわかりますか?
などなど…。
日本語ならばすぐにわかる内容なのです。
ビジネスの経験があるかどうかの差は -母国語になれば- ほぼ関係ない内容なのです。
TOEICがPart 7を課す意味は、ここにあるのではないでしょうか。
ビジネスの経験があろうがなかろうが、母国語と同等のレベルで読めないと、
ビジネスの現場では使えないよ、ということだと思うのです。
こう言うと「ハードルが高いよ」とおっしゃるかもしれません。
「スコアが上がりさえすればいい」とおっしゃるかもしれません。
ただ、正解するということは、母国語に近いほどの理解度で英語を処理していく必要があるのです。
ですから、どちらにせよ、「しっかり読める」度合いを高めていく必要があるのです。
Part 7の問題を解いていて、
しっかり読めなかった部分を見つけ、向き合い、つぶすことがPart 7の正解率アップにつながる
と改めて気づきました。
もしこの記事を読んだあなたがPart 7で伸び悩んでいるのであれば、どこか「しっかり」読めていないところがあるはずですよ。
2 comments so far
nanaPosted on 10:24 am - 10月 10, 2014
参考になりました
porpor35Posted on 11:09 pm - 10月 10, 2014
nanaさん
コメントをありがとうございます!
参考になったとのこと、嬉しいお言葉に感謝しております。
今後も参考になるような情報を発信していければと思います。
よろしくお願いいたします。