10月の公開テストも着々と迫ってきましたね。
先月から連戦の方もひさしぶりに受験される方も準備をしっかりしていきましょう。
さて、ぼくが試験前に「1日1模試」を取り組んでいると記事に書いていますが、
「自分も取り組みたいのですが…」という相談を何人かの方からいただきました。
「始めたい方はどうぞ」というスタンスなのですが、
自分が取り組んでみていくつか注意点があるのでまとめておきます。
- 「1模試=2時間」は最低必要であるため、時間の確保が難しい
- 「200問取り組めない」ときのストレスが大きい
- 間違えた問題が多いときのストレスが大きい
ここら辺は「1日1模試」のハードルが高い要因です。
一度取り組んだことのある模試であれば、時間もストレスも軽減されます。
この場合は、正解にいたるプロセスをなぞる練習として考えるといいですね。
「これが正解だったよな」というのは記憶力ですし、本番では何の役にも立たないので注意です。
そして、「1日1模試」に取り組む前に考えておきたいことが次のことです。
- なぜ「1日1模試」に取り組むのか
ここをはっきりさせておかないといけません。
新しい問題で緊張感を持って、リハーサルをしたいのか。
解いたことのある問題で、回答の型を確認したいのか。
理由は他にも考えられますが、
「模試を解くといいんでしょ」
くらいの気持ちでやると効果は薄いです。
自分の目的意識をはっきりさせた上で取り組んでみてください。
なお、ぼくは「2日1模試」に取り組んでいた時期がありました。
「半分解いて半分復習」のときもあれば、「一日めで全部解いて二日めで全部復習」のときも。
もし取り組まれるのであれば、ご自分の学習時間やレベルに合わせて、
「◯日1模試」という形で取り組まれるといいのではないでしょうか。