解いたことのある/ない問題を日々のモチベーションで使い分ける

モチベーションが高いときもある。
モチベーションが低いときもある。
にんげんだもの。

by porpor

 

みつを

 

ということで、その日の出来事や感情によって、学習へのモチベーションは簡単に左右されます。
前日、ものすごい意欲があったとしても、ふとしたことでガクッと落ちることはありますね。

 

ぼくが学校で教えている生徒の中にも、モチベーションに関する悩みを抱えている生徒はいます。
いろいろな角度でアドバイスをするものの、ぼくも日々学習する中で、モチベーションの上下動はあります
学校ではTOEICが大好き人間として認識され、モチベーションなんて関係ないんでしょ、という風に思われますが、
そんなことはありません。なんかやる気が出ないな、というときはあるのです。

 

これは避けられないことだと割り切って考えているのですが、
どのようなモチベーションであっても、学習を止めることはしたくない
という気持ちは最低限のところにあるため、試行錯誤をしています。

 

その中で見つけたのが今回のお話。

 

TOEIC 対策の中で「問題演習」というものがありますが、問題には2種類あります。

 

1.解いたことのない問題
2.解いたことのある問題

 

このどちらかに分類されますね。
どちらからも学びを得られるわけですが、ぼくは日や時期によって使い分けています。
ここで、今回のテーマであるモチベーションと照らし合わせて考えてみましょう。

 

ぼくにとって、1.はハードルがぐっと上がります。
初めて解く問題ですので、できる限り本番に近い状況で解きたいです。
とりわけ、時間に関しては、一定の時間を確保しなくてはなりません。
例えば、リーディング100問とすれば、75分は用意したいですよね。

 

ですから、こちらはモチベーションが高いときでなくては使用できません。
というか、取り組んでいて辛くなりますから、意図的にやらないようにしています。
(一部、例外はありますが、それはまた別の機会に。)

 

一方、2.のほうは、時間は短く済みます。
一度解いている分、スパッと答えが出せますから。
一度めに正解した問題も間違えた問題も正解回路を確認するわけです。
正確さはもちろん、スピードの観点でTOEICの問題に触れるんですね。

 

ということで、こちらはモチベーションが低いときに使うようにしています。
もちろん、2.は本番直前など目的によっては使用することはありますが。

 

結局、どちらにせよ、TOEICに、英語に触れることはできているわけなので、
モチベーションは操れないようで操ることができる、というお話でした。

porpor35

フリー編集者。校正や内容検討も行っています。 語学書→小中英語→ビジネス→語学書担当。 専門学校や大学で TOEIC の講師の担当をしています。 大学で言語学を専攻。本/言葉を愛してます。 留学なしでTOEIC990獲得。現在は、TOEIC SWで満点獲得が目標。

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