「ちはやふる」が教えてくれた Part 5 の正確さとスピードの交点

ぼくが漫画好きなのは、もはや言うまでもないでしょう。(え、そうなの?)
お気に入りの漫画の一つに「ちはやふる」という競技かるたの漫画があるんですね。

 

ちはやふる_17

 

そのとあるシーンで、顧問の先生がかるたについて次のように語ります。

 

かるたは矛盾の競技よ
速く取ればお手つきが増え
遅いと取られる
その矛盾とつきあいなさい
自分にとっていちばん最適な矛盾の交点を探しなさい

 

普通はかるたの漫画の一つのセリフとして読むのですが、
ぼくは何かと英語学習と結びつけてしまうことが多く、
先生の言葉が次のように聞こえたんですね。

 

Part 5 は矛盾の問題よ
速く答えれば間違いが増え
遅いと他の Part に時間が取られる
その矛盾とつきあいなさい
自分にとっていちばん最適な矛盾の交点を探しなさい

 

ほら、違和感はないですよね?
Part 5 は正確さとスピードの両方が求められるのは多くの方が理解しているでしょう。
とはいえ、理解はしているものの、うまくバランスを保てないという悩みが多いのも確かです。

 

この悩みに対して唯一の正解はありませんし、そのバランスを言語化することは非常に難しい。
そのため、問題演習をしていく中で「自分にとって最適な」バランスを見つける必要があるのです。
ぼくも未だに問題を解いては「今のが最適だったのだろうか」と振り返ることにしています。
おそらく TOEIC がある限り、考え続けていくことになるでしょう。

 

言うは易し、のことではありますが、自分を客観的に観察して、
「自分にとって最適な」バランスを探し続けてほしいと思います。

porpor35

フリー編集者。校正や内容検討も行っています。 語学書→小中英語→ビジネス→語学書担当。 専門学校や大学で TOEIC の講師の担当をしています。 大学で言語学を専攻。本/言葉を愛してます。 留学なしでTOEIC990獲得。現在は、TOEIC SWで満点獲得が目標。

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