ぼくが漫画好きなのは、もはや言うまでもないでしょう。(え、そうなの?)
お気に入りの漫画の一つに「ちはやふる」という競技かるたの漫画があるんですね。
そのとあるシーンで、顧問の先生がかるたについて次のように語ります。
かるたは矛盾の競技よ
速く取ればお手つきが増え
遅いと取られる
その矛盾とつきあいなさい
自分にとっていちばん最適な矛盾の交点を探しなさい
普通はかるたの漫画の一つのセリフとして読むのですが、
ぼくは何かと英語学習と結びつけてしまうことが多く、
先生の言葉が次のように聞こえたんですね。
Part 5 は矛盾の問題よ
速く答えれば間違いが増え
遅いと他の Part に時間が取られる
その矛盾とつきあいなさい
自分にとっていちばん最適な矛盾の交点を探しなさい
ほら、違和感はないですよね?
Part 5 は正確さとスピードの両方が求められるのは多くの方が理解しているでしょう。
とはいえ、理解はしているものの、うまくバランスを保てないという悩みが多いのも確かです。
この悩みに対して唯一の正解はありませんし、そのバランスを言語化することは非常に難しい。
そのため、問題演習をしていく中で「自分にとって最適な」バランスを見つける必要があるのです。
ぼくも未だに問題を解いては「今のが最適だったのだろうか」と振り返ることにしています。
おそらく TOEIC がある限り、考え続けていくことになるでしょう。
言うは易し、のことではありますが、自分を客観的に観察して、
「自分にとって最適な」バランスを探し続けてほしいと思います。