NHKに「プロフェッショナル 仕事の流儀」という番組がありますね。
昔から好きな番組の一つなので、時間があれば見るようにしています。
先日放送されていた、ヴァイオリニストの五嶋みどりさんの回を何気なく見ていたときのこと。
(ぼくは音楽に疎いのですが、世界の最高峰として30年以上活躍されている方だとか…)
朝からヴァイオリンの指導をされて、夜の12時からご自分の練習をされていました。
出演されるコンサートの演奏のための準備をしている場面だったのですが、
その曲はすでに何度も演奏したことのある曲だったそうです。
それだけ繰り返していれば、もう練習する必要すらないのでは、と思うものの、
五嶋さんは気になるところを見つけては、何度も何度も繰り返し練習をしていたのです。
この姿は心を打たれましたね。
どこまで高いレベルに行っても、準備には余念がありません。
自分の理想の姿を本番でも出せるように、再現性を追い求めているのです。
無理矢理な感じがあるかもしれませんが、TOEICに通じるものがあると感じました。
ぼくの周りにいる高得点者には次のことが共通しています。
どこまで高いレベルに行っても、準備には余念がない。
同じ問題を繰り返し取り組むことで、本番でも同じ頭の動かし方をできるようにしておく。
そうすることによって、本番でもその力を再現することができる。
何を持って「プロフェッショナル」というかはわかりませんが、
何かを極めようとする人には共通点があると、この番組を見る度に思います。