この単語帳で TOEIC 頻出の言い換えとして出る「類義語」を知る。

TOEICでは Part 3,4,7 を中心に「語句の言い換え」がなされることがあります。
「パラフレーズ」だなんて言われることもありますね。

 

この言い換えを瞬時に見抜くことができることがスコアアップの秘訣の一つなのですが、
言い換えられ方はさまざまなパターンあるため、すぐに身につけられるものではありません。
問題を通して「あー、こういう言い換え方をするのか」といまだに学ぶことがあるほどですから。
(よくよく考えてみれば、日本語でも同じ出来事を数通りの別の言い方で言えますよね。)

 

そんな中で、「単語同士の言い換え」を見抜けるようになることが第一歩です。
たとえば、purchase 〜(〜を購入する)は buy 〜 に言い換えられることがあります。

 

そこで、ぼくは学校の授業の中で「この単語とこの単語は結びつけておさえてね」という話をよくします。
授業ではすべてが頭の中に入っているかのように紹介するわけですが、残念ながら完璧超人ではありません…。
誰かから「これとこれが大体同じ意味だ」と言われればわかるのですが、
「これと同じ意味の単語は?」と問われるとすべてが出てくるわけではないのです。

 

そのため、授業の準備として「類義語」を調べるようにしています。
辞書を使用したり、さまざまな辞書を使用したりするのですが、
たくさんの「類義語」の紹介をし、かつ、TOEICという試験範囲を逸脱しない単語帳があります。

 

それがこれ。

単語特急

単語特急2

3までありますが、1をメインにして、適宜、2も使用しています。
単に意味だけではなく、語法(使い方)まで示されていますので、
改めて目を通してみると、発見がまだまだありますね。

 

『単語特急』は手持ちのTOEIC本の中では最も繰り返した本のうちの一冊ですが、
それはあくまで「問題」だけだったようです。まだまだやり込む余地が残っています。
学生たちの頭に語彙のネットワークを作るとともに、ぼくの頭の中のネットワークも強化していきます。

 


porpor35

フリー編集者。校正や内容検討も行っています。 語学書→小中英語→ビジネス→語学書担当。 専門学校や大学で TOEIC の講師の担当をしています。 大学で言語学を専攻。本/言葉を愛してます。 留学なしでTOEIC990獲得。現在は、TOEIC SWで満点獲得が目標。

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