『TOEIC サラリーマン特急 満点リスニング』に再乗車、その後

先日、OJiM監督の『サラリーマン特急 満点リスニング』
じっくりと取り組んでいくという記事を書きました。

特急_サラリーマン特急_Lis

 

今年のTOEICでは数回リスニングで満点を逃しています。
合計で満点を狙う人にとってはあるまじき事態と考えているため、
この本と心中するつもりで取り組むことに決めました。

 

その後の取り組み具合を記しておきます。
一応、続いています。
続けるための仕組みを作っているから、と言えるでしょう。

 

まず、大きな枠組みとしては、費やす学習時間は10分間というもの。
これは学習継続のハードルを下げるための作戦です。

 

次に、「暗唱を目指す」のではなく「聞く時間を増やす」ことを意識しています
暗唱をしようとするとストレスとかかる上に、肝心な「聞く」時間が減ってしまいます。
ただでさえ、この本に費やす時間は多くないので、何度も聞くことで、
結果、暗唱に近い状態になるようなイメージです。

 

最後に、取り組む内容はその日の気持ち次第で変えています。

1.気持ちに余裕があるとき:新セットの3問に入魂
設問の先読みを済ませてから、1.5倍速で解きます。
その後は、解説や復習のポイントをざっと押さえてから、何度も聞きます。
速度は遅めたり速めたりしながら、音と身近になり、
それが出来てきたら、オーバーラッピングをするようにしています。

10分間でこれをやろうとすると、すべては消化しきれませんし、
ましてや暗唱にはたどり着けませんから、そこは割り切っています。
これから何度も文章に触れる中で到達できればいいと考えているためです。

 

2.気持ちに余裕がないとき:旧セットを2つ繰り返し
勉強にあまり気乗りがしないときってありませんか?
でも、やらないと気持ちが悪いという不思議な状態。
そんなときには今までやったものの定着タイムにしています。

旧セットとはすでに解いたことのあるセットで、
その文章を何度も聞き込んだり音読したりするようにしています。
2セットを扱うように心がけているため、1セット5分ですね。
短い時間なので集中力がぐっと高まります。
「10分間しかやらない」という制限が効果的に働いている模様です。

 

いやはや、やればやるほど味わい深い一冊です。
この本を「やりきった」と感じられるのは年末くらいですかね。
それくらい染み込ませるのに時間がかかりそうな気がしています。
でも、それだけ時間をかける価値のあるものだとも思っています。

porpor35

フリー編集者。校正や内容検討も行っています。 語学書→小中英語→ビジネス→語学書担当。 専門学校や大学で TOEIC の講師の担当をしています。 大学で言語学を専攻。本/言葉を愛してます。 留学なしでTOEIC990獲得。現在は、TOEIC SWで満点獲得が目標。

1 comment so far

OJiMPosted on 10:58 am - 9月 6, 2015

porporさん、
こんにちは。

たびたび記事に取り上げていただいてありがとうございます。

>次に、「暗唱を目指す」のではなく「聞く時間を増やす」ことを意識しています。

僕もこれが基本だと思います。
しっかり聞くのがリスニング学習の中心ですもんね。

>「10分間しかやらない」という制限が効果的に働いている模様です。

これも、全く同感です。
なんでもそうですが、リスニングは特に短時間集中が効果的な気がします。

>この本と心中するつもりで取り組むことに決めました。

ありがとうございます。
僕も、改めて14問に向き合ってトレーニングをしたいと思います。

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