何の本に出てきたのか忘れてしまったのですが、次のような言葉が目にとまりました。
「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」
格言ですよね。
誰が言ったのかはまではメモっていません。
この言葉だけがスマホにメモされていました。
これを書き残した理由は、常に自分も意識しておきたいことだったからです。
格言を見たときのぼくの脳は次のような判断をくだしました。
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彼=TOEIC
己=自分
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おそらく何人かの方が、ぼくが言う前から脳内変換をしていたのではないでしょうか?
「彼」である「TOEIC」を知ることは大事ですよね。
形式はもちろん、どのような問題傾向があるのかであったり、
そういった問題に対して、どのように立ち向かったらいいのかだったり。
さらには、たくさんの問題をこなしたり、とするでしょう。
「彼を知り」という部分に対して力を入れている方は多く見ます。
しかし、「己を知れば」というところはいかがでしょうか?
ぼくはTOEICで満点を獲得するまで、「己」と徹底的に向き合ってきたと思いました。
ところが、まだまだここが甘いな、と反省させられる今日この頃です。
いくらたくさんの問題を解いたとしても、
自分の間違える癖を認識しなければ、
危うい回の TOEIC が出てきてしまうのですよね。
ぼくの場合では、ここ最近、Listening で満点を逃していたのは、
「己」を知ることができていない証拠でしょう。
「己」に知らないところがあれば、どこかで頭打ちになってしまうのです。
百選のうちのどこかである本番で失敗してしまうのです。
自分で問題演習をしたり、音読をしたり、
さまざまな学習をする中では常に「己」の存在を
意識し続けることがスコアアップにつながるのでは、
と考えさせられた格言でした。