以前、
TOEIC の「特急シリーズ」音声ファイル、特に Part 5 の音声の使い方を考えて見る
という記事を書きました。
TOEIC 界では有名な「特急シリーズ」は、音声を無料でDLできることも有名でしょう。
そして、リーディング教材にも音声がついていることもご存知の方は多いはずです。
ところがどっこい。
実際に使ったことがなかったため、以前の記事を書いたわけです。
それで、今回は、実際に音声を使った学習のレポートです。
素材は『パート5特急 400問ドリル』です。
日課の40問を解いて、帰宅後に音声を使った学習を試みました。
最近、学生にも Part 5 の音読をさせているのですが、
少し複雑な英文の形やフレーズを丸ごとストックする狙いです。
それと同じことを自分で体験しようと思いました。
そのため、取り組んだこととしては「見ながら音読する」というものです。
いわゆるオーバーラッピングですね。
その中での気づきをまとめておきます。
- 40問の音声は約8分
- 黙読で読み飛ばしている部分に気づける
- スムーズな黙読の手本を耳から仕入れられる
- 意味を考えながら音読すると負荷がかかる
- 黙読の数回分に値するほど、音読にインパクトがある
地味に驚いたのが最初の項目です。
取り組む前は「結構、面倒だな」と思ったのですが、
やり始めたら、本当にすぐに終わりました。
音声をかけてしまえばこっちのもんです。
あとは、普段 Part 5 を音読する機会がないからか、脳にガツンときますね。
構文が少し複雑な分の負荷が心地いいですね。
ということで、なんとなく効果はありそうな気がします。
しばらく Part 5 音声の使い方を探り続けたいと思います。
もし「こういうのもあり」というご意見がありましたらぜひ!