2016年5月26日の新形式 TOEIC 公開テストに向けての準備は進んでいますか?
ぼくは『公式問題集』を日本版と韓国版に目を通し、研究をしているところです。
「当面は、公式以外に手を出さない」
こう決めていたぼくだったのですが、実際に問題を解いて気持ちが変わりました。
「このままでは、満点奪取が危うい」
と感じたのです。
そこで手に取った、非公式の一冊目が今回ご紹介する本です。
『TOEIC テスト 新形式 完全攻略模試』
(大里秀介著/Gakken)
皆さんご存知であろうブロガーの Tommy さんの3作目。
Tommy さんのブログやセミナーなどの活動を見る限り、
新形式への熱意や研究は並々ならぬものではないだろうと感じての購入です。
ぼくが「いいなあ」と感じたのは次の通りです。
*デザインが素敵!
表紙からレイアウト、そして別冊のデザインがいいですね。
持っていてテンションが上がります。
復習を何度もしたくなる一冊になっていますね。
所有欲をそそられるのは意外に大事なポイントです。
*問題のクオリティーが高い!
期待を裏切らない問題でございました。
例えば、本番だと Part 7 の文章と正解の選択肢の距離感が絶妙にあるのですが、
その距離感をいくつかの問題で感じとることができます。
今までの TOEIC で出たことのある問題に類似したものがあったり、
『公式問題集』のテイストを出している問題があったりと総じて満足しています。
素材自体も何度も噛み締めたいなと思わせるものになっていました。
ちなみに、ぼくの出来は以下の通りです。
『公式問題集』よりリスニングはやや難しく、リーディングは同じくらいという感想です。
結果も『公式問題集』に近いので、クオリティーが担保されている証拠のひとつかもしれません。
—
Listening:90/100(1.25倍速)
Part 1:6/6
Part 2:23/25
Part 3:35/39
Part 4:26/30
Reading:95/100
Part 5:29/30(9分)
Part 6:15/16(7分)
Part 7:52/54(SP27分/DP11分/TP14分)
—
*得点別の勉強法にヒントがあり!
600点、730点、900点以上を目指す人のための勉強法がそれぞれ掲載されています。
この得点をくぐり抜けてきた Tommy さんだからこその説得力がありますね。
また、Tommy さんの情熱がにじみ出ているのが購入者特典です。
https://webgk.gakken.jp/tommy/
書籍の模試を使用した「15日完成のTommy流特訓プログラム」や
Part 2 の質問文と正解選択肢をくっつけた音声、
そして、リーディングセクションの音声まであります。
使わないわけにはいきません。
何度も問題や素材を使い倒すにはうってつけの特典ですね。
そうそう、ついでと言っては何ですが、こちらのノートを購入しました。
普段、マークシートで問題を解いた後で、気づいた点をノートにまとめています。
それが一気にできるし、バラバラにならないのは大きなメリットです。
また、勘ボックスがついているのも何気にありがたいですね。
さすが Tommy さん、と思わず唸ってしまう一冊(いや、二冊)でした。
どちらもおすすめです。
追記
今回の本は「虎本」と呼ばれていますが、個人的には「赤本」が大好きです。
・「赤本」レビュー:「復習の型」を作れ!『3週間で攻略 TOEICテスト 900点!』
・「黒本」レビュー:男なら黙って黒ラベル!『TOEICテスト 一発逆転730点!』
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TOEIC(新形式)を受験した後に改めて考えたおすすめの問題集 | TOEIC990点への道 -日本から出ずに満点-Posted on 4:31 pm - 7月 15, 2016
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