読み「スベる」という問題が起きたとき

珍しくふつうの記事を更新したいと思います。
先日、『TOEIC テスト 公式実戦書』を解いたという話をしました。

韓国の『TOEIC テスト 公式実戦書』(新形式) TEST 5 を解いてみた

TOEIC_新_公式実戦_Reading

 

Part 7 の出来があまり良くなかったわけですが、
解いた後の振り返りで気づいたことがあります。

 

それは

「読みスベったなあ」

ということ。

 

この言葉がどれだけ浸透しているのかわかりませんが、
ぼくはつい最近、どこかで誰かから聞いた言葉です。
(何も覚えていないに等しいじゃないか、というツッコミはなしで)

 

どのようなことを指しているかというと、

「英文を読んでいるのに、文字面を追うだけで、頭に入ってこない」

ことを指しています。

 

皆さんも体験したことはないでしょうか?
ぼくは何度も体験しています。
そして、この現象は本番でも起こりえますよね。
というか、本番のほうが起こりやすいと言っても過言ではありません。

 

では、「読みスベる」ことに対して、その対策法はあるのでしょうか?
皆さんはこうなったときにどうされているかが気になります。
無理やりに読み進めてはいませんか?

 

ここで、ぼくなりの対処法をお伝えしたいと思います。
それは

「読むのを止めて、深呼吸をする」

ことです。

 

画面の前で「は?」だなんて言わないでください。
とにかく読むのを止める。
これに尽きます。

 

読みスベるのには何らかの理由があるはずなんです。

集中力が切れた。
知らない単語で引っかかった。
文構造が難しかった。

 

そこを無理して読み進めては内容理解を邪魔することになるんですよね。
だからこそ、いったん読むのを止めることが大事だと思うのです。

読むのを止めて、深呼吸をして気持ちを切り替えたら、英文に再チャレンジをする。
それでも無理だと思ったら、もう一回くらいは再チャレンジをしてもいいと思います。
それでもやっぱり無理だと思ったら、予想をつけるなどして読み飛ばしましょう。

 

理解できるまで読もうとするのか、諦めて次に進むのか、
このバランスをうまく取るのは非常に難しいことです。
今回の内容を参考にすることで、みなさんが「読みスベった」ときに対応できますように。

 

porpor35

フリー編集者。校正や内容検討も行っています。 語学書→小中英語→ビジネス→語学書担当。 専門学校や大学で TOEIC の講師の担当をしています。 大学で言語学を専攻。本/言葉を愛してます。 留学なしでTOEIC990獲得。現在は、TOEIC SWで満点獲得が目標。

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