ハートで感じる英語塾!第10回

 こんばんは。こんな時間にアップです。眠いです。たびたび打ち間違えます。
でも、明日の本放送に間に合わせるんだ!と決めたので。誰も見ていないかもしれませんが…。笑

眠いので早速本題に。Lesson10は…

配置を変えるということ

またこれもおもしろいお話ですよね。
英語は「配置のことば」という基本事項をもとにうまく展開していきます。

そんな語順にうるさい英語。定位置から動かすことでどのようなことが起こるんでしょうか。

まず取り上げられるのは至って単純な文。例えば…

 He is really kind to his students.

この文の語順をいじってみましょう。仮にto his studentsを前に持ってくると…どんな感じがしますか?

 To his students, he is really kind.

「生徒には親切なんだけど、私には…」みたいな、特別な感情がこもっていませんか?
通常の位置から動かされることで何か特別なことを感じますよね。
これもとっても大事な原則なんですよねー。

不安定な感情

どんな感情にせよ、配置が変わると感情の動きも生まれるんですね。
この現象(?)は様々なところに現れてきてるんです。
今回は(眠いせいもあり?)感嘆文を取り上げてみます。
ちなみにみなさん感嘆文ってどうやって習いました??きっと…
 
 What+a(an)+(形容詞)+名詞+主語*動詞!
 How+形容詞+主語+動詞!

ってな感じでは?
実は最近まで自分の生徒にこう教えていました。
大西先生のもと(?)で学びながらこの原則に気付かないなんてまだまだ未熟です。
この感嘆文にも原則が働いていたんですね。

例えば…

 How beautiful that woman is!

なんて文。
感情がのっていない文に戻すと

 That woman is beautiful.

となると思います。
で、「あの女、すっげーきれいだな」なんて感情がこもると…

 Oh, beautiful that woman is!

強調したい部分が前に動いてしまいます。
で、この文のbeautifulの前にHowをつけることで最初の感嘆文が完成します。
つまり、Howあっての感嘆文ではないんですね。

あくまでHow(What)は強調のマーカー

ということ。
うーむ、考えを改めなきゃですね。
porpor35

フリー編集者。校正や内容検討も行っています。 語学書→小中英語→ビジネス→語学書担当。 専門学校や大学で TOEIC の講師の担当をしています。 大学で言語学を専攻。本/言葉を愛してます。 留学なしでTOEIC990獲得。現在は、TOEIC SWで満点獲得が目標。

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