植田一三(イッチー)先生の『英語スピーキング力 4技能+αで全方位から集中攻略』刊行記念トーク&サイン会で気づいた欠点

 

Twitter では予告をしていた通り、ついに行ってきました!

 

 

Jun さんが熱いブログ記事を書かれていますので、ぜひご覧ください。

 

生イッチー見てきました!”英語スピーキング力 4技能+αで全方位から集中攻略”トーク&サイン会

 

そこにもある通り、学習仲間の Jun さんと HBK さんと一緒に参加してきました。
なぜならば、一人で行くのが怖かったから、というのはあながち嘘ではありません。

 

ぼくとイッチー先生の接点は次の2冊。
一昨年の英検1級受験時に大変お世話になりました。
この本たちがなければ、(ギリギリでも)合格することはできなかったでしょう。

 

 

さて、イベントの内容は Jun さんのブログにも多くあるのですが、
もちろんスピーキングとライティングという発信力に関するものが中心でした。
本の内容と重ねながらのお話でしたので、気になる方はぜひ。
200wpmの日本語で、とてつもないスピードで展開されるトークには圧倒されましたね。
いくつか心に残った内容を箇条書きで挙げておきましょう。
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発信力アップには「音読」が効く

口を動かさないことには始まらない。

 

基本語5,000語を使いこなせるようにする

見てわかる語彙(認識語彙)を増やすことに一生懸命になるだけではなく、基本的な語彙を使えるようにする学習も大切。基本動詞や句動詞、前置詞などを中心に。洋画の聞き取りにくい部分に使われていることが多いため、洋画を英語字幕で見てみると良い。「習いつつ慣れよ」の精神。

 

英語はプロ感覚を持って学ぶ

「自分が使いたい」と思いながら、表現を収集していくこと。自分は話し手であり、書き手であり、英語から「良いところを盗もう」という感受性を養うことが大切。

 

リーディングは背景知識が決め手になる

読んだときに内容のイメージが湧くかどうかは、背景知識があるかどうかにかかっている。英語力とは一番かけ離れたところにあるのがリーディングだと思っている。Knowledge と Experience が勝負。イメージさえ湧けば、自ずと読解のスピードが上がる。
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とまあ、これはほんの一部で、かなり内容の濃いトークだったわけですが、
もっともぼくの心に刺さったのは次のお話でした。

 

参加者の一人が「単語を覚えるのが苦痛です」と相談をしていたんですね。
その答えの中に

 

単語を覚える動機が大切

 

というお答えがありました。
「そうだよなあ」とその場では軽く思っていたのですが、
これってとても根本的な問いでもあるんですよね。

 

単語を覚える動機とは、英語をやる動機でもある。

 

ぼくはそんな風に思うわけです。
単語は英語を使う上での軸になります。
それを増やすからには何らかの理由があるんですよね。
なぜ英語をやるのか、という問いからさまざまな問いが派生します。

 

なぜ TOEIC の連続満点を目指すのか。
なぜスピーキング力を上げたいのか。

 

今のぼくにはこの二つの軸が同居しています。
この問いの答え、そして動機をはっきりとさせないことには、うまく前に進めません。
今は「やりながら考える」ことにしていますが、その分、中途半端になっている気がします。
だからこそ、スコアは安定せず、スピーキングも伸び悩んでいるのかもしれません。

 

正直、今は英語をやるのが快感にはなっていません。
習慣になっているからやれてはいますが、心から「やりたい」という気持ちではない。
ぼくは英語をやりながらも、動機をはっきりとさせる旅に出る必要がありそうです。

 

みなさんにとって、英語をやる動機は何ですか?
もし何か壁にぶつかっているのなら、もしかしたら軸となる動機がぐらついているからかもしれません。
一度、見直しをされてみるといいのでは、と思います。
ぼくももう少しじっくりと考えて、答えを出したいと思います。

 

Let’s enjoy the process!(陽はまた昇る)” という言葉が妙に響いた夜でした。
ぼくなりのプロセスを楽しもう。

植田一三先生サイン

 

porpor35

フリー編集者。校正や内容検討も行っています。 語学書→小中英語→ビジネス→語学書担当。 専門学校や大学で TOEIC の講師の担当をしています。 大学で言語学を専攻。本/言葉を愛してます。 留学なしでTOEIC990獲得。現在は、TOEIC SWで満点獲得が目標。

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