以前、次のような記事を書きました。
要は、自分の理解が曖昧なところを日本語にしてみる、というものです。
今回は、逆バージョンの使い方をご紹介します。
結論から申し上げると、
日本語訳を見て、英語の理解力を測ろう
というものです。
おそらく TOEIC のスコアや英語の理解力が上がれば上がるほど、
日本語訳の使用頻度は減っていくことと思います。
ぼくもめっきり日本語訳を参照することは減りました。
日本語訳を見るのは、自分の理解が不明瞭なところや曖昧なところだけです。
日本語訳は英語を違う言語に変えたものですので、
正確には意味や内容を反映はしてはいないものの、
本などに掲載される日本語訳は内容に忠実でしょうから、
参考になるところは大いにあると考えています。
ですから、普段、英語ばかり聞いたり読んだりしているところに、
たまに日本語訳の確認の時間を入れてみることをお勧めします。
そうすると、自分の理解不足だった部分が露呈することがあるんですね。
例えば、ぼくの場合、Part 3 のスクリプトを勉強していたときのことです。
普段は、スクリプトを見ながら聞くことがメインで、
直読(聴?)直解を目指して聞くようにしていました。
たまたまそのスクリプトの日本語訳を見る機会があり、
何気なく眺めていると、自分が確認できていないニュアンスが見つかるではないですか。
英語だけで理解しようとしていたものの、自分の理解を超えていた部分があったんですね。
他の例であれば、Part 5 でも、問題はバッチリ解けていたとしても、
理解という観点で見ると、深くまで読み込めていない英文に出会うことがあります。
ぜひ皆さんも日本語訳に目を通すことをしてみてください。
そうすると、理解が浅い部分が見つかって、新たな学習になることがありますよ。