今、東京海洋大学と神田外語学院という学校をメインにして講師の仕事をしています。
東京海洋大学では前期日程が終わり、神田外語学院では2学期が始まったところです。
ぼくは授業の準備を入念にしていくタイプなのですが、
よくある準備のひとつに「単語を調べる」という行為があります。
その際には辞書を引くことはもちろん、単語帳で調べることもします。
主に使用するのは次の二冊です。
なぜ単語帳で調べているのかは「TOEIC での出現の仕方」を知るためです。
そして、それを噛み砕いて、学生に伝えるためですね。
今、この時間が楽しくてたまらないんです。
というのも、
知識が深まる
からです。
これに尽きます。
使い方。
類義語。
反意語。
イディオム。
関連知識。
TOEIC あるある。
今まで「なんとなく」知っていたことが「カチッと」頭に収まる感覚です。
ぼくは単語帳でじっくり勉強をすることは TOEIC 学習ではしていませんので、
とても新鮮に感じられる時間になっているんですね。
特に、自分が当たり前のように知っている単語を調べると、新たな発見があることが多いです。
例えば、新刊の『単語 特急 新形式対策』で facility を調べてみてください。
(もちろん、お手持ちの単語帳や辞書でも構いません。)
おそらく「施設」という意味が頭に思い浮かびますよね。
でも、それだけを知っているのではもったいないのがこの単語です。
ぼくは「施設」以外の知識を知ったときに「おお」と声を出して唸りました。
ただ、ただ、感動です。
皆さんも「もう知っているよ」という、自分にとっての余裕の単語を単語帳で見てみてください。
見る時期によって、頭に入ってくる内容が変わって、新たな発見があること間違いなしです。
きっと、ぼくのように、新たな単語帳を使う楽しさに気付けるのではないでしょうか。