以前もこのつぶやきを引用しましたが、『900点特急Ⅱ』を解き直しています。
この本は冒頭にも書かれていますが、全部で145問を収録しているのですね。
ひさしぶりにちょこちょこと『900点特急Ⅱ』を解き直しています。まだ即答できない問題がちらほらあるのはマズいですね……。解説が美しすぎて、ついつい見入ってしまいます。お持ちの方はきっとわかるはず、この気持ち。 pic.twitter.com/7ALgPtxwhE
— porpor 英語学習コンシェルジュ (@porpor35) 2016年9月12日
この本は次のような目的で制作されています。
「はじめに」から引用しましょう。
本書は、TOEIC の問題はすでに数多く解いてきた方、基本は一通りわかっているはずなのに、Part 5 で必ず数問落としてしまう方のために書きました。
これはつまり、
「Part 5 を全問正解しようぜ」
というメッセージに等しいと思います。
そこで、この本から我々が学ばなくてはならないのは、著者の加藤優さんの Part 5 へのアプローチです。
個別の問題やその解き方、解説はもちろんのこと、Part 5 という素材との向き合い方ですね。
「はじめに」には、次のようなことも書かれています。
私は本書を通じて、読者の皆さんが900点を達成するだけでなく、英語の本質を理解し、今以上に使いこなせるようになることを切に願って解説を書いています。「本番に出るか出ないか」という観点だけで問題を解くのは、非常にもったいないことです。
ぼくはここから “BEYOND Part 5”、いや、
BEYOND TOEIC
のメッセージを受け取りました。
Part 5 の頻出問題を解き、解説を読むだけではもったいないのです。
TOEIC という「ものさし」だけで Part 5 の素材を測ってしまってはもったいないのです。
Part 5 の全問正解を狙っていくならば、単なる問題演習という学習では物足りないでしょう。
Part 5 の英文という素材を丸ごと吸収する勢いと取り組みが大切でしょう。
問題として問われたところもそうでないところも余すところなく。
その姿勢こそが全問正解の壁をぶち破り、壁の向こう側に行けるのだと信じています。
隅々に散りばめられた “BEYOND TOEIC” のメッセージを刺激にして精進します。