ついに発売されましたね。
『TOEIC テスト 公式問題集 新形式問題対応編』が出てから、
案外すぐの二冊目の公式本となりました。
「買い」
です。
ぼくは中に収録されている問題を知っているにもかかわらず、買うことを決めました。
ご存知の方が多いかと思いますが、この問題集に収録されている2回分のテストは、
韓国で発刊されている『公式実戦書』の TEST 3 と TEST 4 と同じものです。
(まだ全問を突き合わせてはいないため、微妙に異なるかもしれませんが。)
ぼくはこの『公式実戦書』をお持ちで、問題を解いた方にもお勧めしたい一冊になっていると感じました。
(もちろん、『公式実戦書』をお使いでない方は、文句なしで「買い」です。)
*問題がさらに本番に近い難易度になっている
一冊目の『公式問題集』は本番に比べて、難易度が低いものでした。
その点、こちらの『公式L&R問題集1』のほうが本番に近いです。
『公式問題集』にはないテスティングポイントも含まれていますので、
本番に向けては必ず取り組んでおくべき一冊でしょう。
スコアの換算表を見ても、それがわかります。
同じ正答数であっても、『公式L&R問題集1』のほうがスコアが取りにくいです。
つまり、問題が難しくなっているという証拠ですね。
*Words & Phrases が充実している
以前の『公式問題集』は語句の解説がかなり少なかったと言えます。
その点をしっかりとカバーしてくれているのが今回の一冊です。
Part 3, 4, 6, 7 と豊富な情報を掲載してくれているのは、学習者にとってありがたいですね。
*日本語訳がついている
これは『公式実戦書』を解いた方へのメッセージです。
韓国語が理解できない方にとっては、『公式実戦書』は訳がないのと同然ですね。
ただ、日本語母語話者であれば、最終的には日本語で理解するはずです。
ご自身の理解が不明瞭なところを確認するためにも、日本語訳は必須でしょう。
ぼくも「ここはニュアンスがすっと取りづらい」と思ったところは、訳を参照するようにしています。
*スコア換算の数値が正確になっている
これはあくまで可能性ですし、非常にマニアックなのですが、
正答数に対するスコア換算表が修正されています。
韓国の『公式実戦書』と比べてみましょう。
一番上のレンジのスコア換算表です。
・公式実戦書
Listening:96-100→480-495
・公式L&R問題集1
Listening:96-100→475-495
誤差の範囲とも考えられるのですが、この修正は問題作成団体の ETS が、
「思ったよりも受験者はスコアが取れない」と判断した証拠だろうと考えます。
つまり、想定したよりも難しい問題を作ってしまったということでしょうね。
さらに精緻になっているという意味で、ご自身のスコアの参考になるでしょう。
最初の印象はこのようなところです。
また気付いた点があれば、記事にしてまとめたいと思います。
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TOEIC 新形式!韓国の『公式実戦書』を解いたなら、『公式 L&R 問題集 1』は負荷をかけて解こう。 | TOEIC990点への道 -日本から出ずに満点-Posted on 7:59 pm - 10月 19, 2016
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