誰しも TOEIC のスコアアップを目指す上で使うであろう一冊があります。
ぼくは自身を「特急シリーズの回し者」と呼んでいるわけですが、
それら以上に触れる機会が多くあったのが、その一冊である『公式問題集』です。
ただ、『公式問題集』を使う難点は、その本自体からは、
英語力アップや解答力アップのコツを学べないことです。
ですから、ぼくは『公式問題集』に触れるたびに、これらのことを考え抜いてきました。
例えば、Part 5 であれば、次のような内容を意識しながら、本に触れるようにしていますし、
『公式問題集』をお使いの方にはアドバイスをするようにしています。
・「1問20秒」感覚をつかもう
・全文に目を通す癖をつけよう
・「一度解いて終わり」から卒業しよう
・思考プロセスを言語化しよう
・速さを求めるなら、じっくり攻める
・Part 5 はていねいに精読をしよう
・英文の読み方の基本の基本をおさえよう
・精読の積み重ねが速読だと心得よう
・文法を無意識化しよう
・語彙問題は最後の詰めだと考えよう
・音声や音読で耳を使って英語勘を鍛えてみよう
・全問正解できるセット数を増やす
一方、Part 3, 4 であれば、次のようなことでしょうか。
・音真似をしよう
・前から理解する癖をつけよう
・英語の記憶力を強化しよう
・要約リテンションを身につけよう
・1.2倍速を普通にしよう
・先読みをせずに聞こう
・ディクテーションはやめよう
・音読の仕方を考えよう
・部分暗唱を取り入れよう
・出る場面を集めよう
ぼくが学習者として今まで学んできたことであるため、
どこかで聞いたことのある内容も含まれていることでしょう。
実は、「どこかで聞いたことのある」という点が大事なんですね。
同じことを言っているということは、「絶対に外せないポイント」と言い換えられるからです。
ですから、上に述べたことたちは、皆さんは学習をする上で心がけてほしいことなんですね。
「でも、具体的な問題になると、意識するのが難しい」
そんな方々のために、『公式問題集 新形式問題対応編』を用いた、具体的な講義を行いました。
2016年末の講義になりますが、そちらを録画したものを販売しております。
ご自宅で受講できるものとなりまして、「2時間×2コマ」と長丁場ではあります。
1:Part 5 の精読による「英文の読解精度アップと速読力アップ」
2:Part 3,4 のオリジナルの聞き「型」作成による「リスニング力アップと速読力アップ」
この2点に話を集約させていく形で、講義を展開しておりますので、
目の前にある壁を突破したいという熱意のある方は、ぜひご検討ください。
特に、Part 5 の30文を全文精読する時間は非常に濃密だったと好評です。
実は、わざわざ記事として書き上げたのには理由がありまして……。
先着20名までしかお申し込みをお受けできないからです。
すでに数名のお申し込みがあり、Facebook ページの運用も始まっております。
ご興味のある方は、席がなくなる前にご受講くださいませ。