Twitter でつぶやいた通り、行ってきましたよ!
開始時間に間に合わないものの、じっくりお話を伺ってきます。内容は適宜つぶやくかもしれません。あるいは、ブログにてまとめます。お楽しみに!→英語参考書Forestの社長に聞く! 実務に使える英語学習方法のススメ https://t.co/3263OZAxu8
— porpor 英語学習コンシェルジュ (@porpor35) 2017年7月26日
遅れては行きましたが、超有名な参考書の一冊である『Forest』の発行元である、
桐原書店の斉藤社長のお話はすべて伺うことができました。
今回は、有料の講演なので、一部抜粋しながら、参加レポートを書いておきます。
1.気になる英語学習歴
斉藤さんは大学を卒業した後に海外に留学し、外資系を渡り歩いて今に至ります。
英語を自在に操れるであろう斉藤さんの英語学習歴は気になりますよね。
・中学〜大学:「学校英語」「受験英語」
・SUNY Buffalo 英語集中講座
・帰国後:独学(NHKラジオ英会話、洋書/雑誌/新聞、検定試験問題集)
・外資系企業勤務中:OJT
このような形で語られていました。
注目すべきはやはり独学の部分ですね。
NHKラジオ英会話は会話部分を暗記するほど聞き込んだそうです。
(今でも自分の中に残っているフレーズや文はあるとのこと。)
独学があっての OJT という実務が英語力向上に効いたという話ですが、
そもそも独学を続けられた秘訣は何でしょうか?
質疑応答でそこに注目が集まりました。
「挫折感」を味わいながら、少しずつ「できることへの可能性」を感じて、「続けて苦でなくなる」という状態に学習を持っていけた。
なるほど、という感じですよね。
この話に関連する内容として、質疑応答の中で、
非常に印象に残ることを斉藤さんはおっしゃっていました。
英語は座学などの勉強より練習の機会が重要です。そして、自分が「できた」と感じることの積み重ねだと思います。
2.Forest には載っていない、実務で使われる英語表現
Forest に載っていないというのはうたい文句的なものだと思いますが、
斉藤さんが実際に「使える」と判断した表現です。
こちらは次のつぶやきをご覧いただければ把握できるでしょう。
使用されている単語は平易ですが、とても味わい深い表現ばかりです。
昨日の桐原書店社長の斉藤さんがご紹介された「Forest には載っていない実務で使われる英語表現」です。急いでメモをしたので見にくくて申し訳ありません……。 pic.twitter.com/XYihK9qGKv
— porpor 英語学習コンシェルジュ (@porpor35) 2017年7月27日
3.英語学習に対する態度
ぼくが聞きたかったことの一つに講演中に触れてくださいました。
それは「英語学習にどのように接すればいいのか」ということです。
斉藤さんは簡潔に6つにまとめてくださっていました。
- 「筋トレと英語学習は裏切らない」
- できるだけ英語を使う環境に身と投じる
- 「恥ずかしい」「悔しい」の数だけ上達する
- 無理な目標をたてず、長く細く楽しく
- 7割でよしとする(どんなに頑張ってもネイティブスピーカーになれない)
- できるようになったことを見つけて自分を褒める、励ます
どれも自分の考えに共通するところで驚きました。
この辺りのことを常に意識するからこそ、学習継続につながっていると考えているからです。
特に、最後の「できることを褒める」はかなり大事にしています。
ぼくはこのことを「自褒め(じぼめ)」と呼んでいます。
ということで、他にもいろいろと面白いお話を聞くことができました。
質疑応答は何と1時間にも及ぶ白熱具合でございます。
他のお話や質疑応答の内容も掲載したいところですが、
それは有料で参加された方のみ、ということで……。