TOEIC 990点満点取得者が2019年度センター試験を解いてみた

2019年1月12日(土)から2019年度のセンター試験が実施されました。
前日にカフェでセンター試験の勉強をしている人を見て、
「自分も頑張らねば」と奮い立たせられたのは良い思い出です。

さて、そんなセンター試験(英語・筆記)を解いてみました
2011年からこれで7回目でございます。

 

(過去記事)
2011年:TOEIC 965点ホルダーが2011年度センター試験を解く…185点(47分)

2012年:TOEIC 965点ホルダーが2012年センター試験を解く…190点(42分)

2013年:TOEIC 990取得者が2013年度センター試験を解いてみた…194点(57分)

2014年:TOEIC 990取得者が2014年度センター試験を解いてみた…194点(48分)

2015年:TOEIC 990取得者が2015年度センター試験を解いてみた…194点(50分)

2017年:TOEIC 990取得者が2017年度センター試験を解いてみた…180点(47分)

毎年、センター試験で満点が取れなくて悔しい限りです。
どんどんと点数が下がっているので、どうしたものかと頭を悩ませています(切実)。
2019年度分ははたして何点だったのでしょうか?

 

(条件)
・両面印刷
・シャーペンで直接マークする
・細切れではなく一気に解く
・見直しなしで特急で解く
・荷物の集荷の時間帯を気にしながら解く

 

なにやら言い訳がましいことがいろいろと書かれていますが……。

 

 

結果です。

 

183点(43分)

 

でした。

 

ある意味、期待を裏切らない結果かもしれません。
「こいつ、英語ができねー」と笑いの種になる……。
正直、点数の公開をためらったのですが、これもコンテンツかと思いまして。

 

もちろん、満点を取るために間違えないように気をつけたのですが、
長文問題に入って集中力がプツンと切れてしまいました
雑念が湧いたのもこれくらいの時間帯だったと記憶しています。
(集中力というか、途中で面倒になりました。ごめんなさい。)

 

さて、言い訳はこれくらいにしておいて、試験自体の難易度についても見てみます。
昨年度分は見ていないので、なんとも言えませんが、例年並みという感じでしょうか。

実際、大手予備校のサイトを見てみると、難易度は「昨年並み」です。
問題数は変わらず、全体の語数もほぼ同じ。

 

ただ、これだけの英語の量を処理するには、毎日同程度の英語に触れていないとキツイです。
よどみなく読めるだけの単語力と文法の知識。
理解できる文章をたくさん読むこと。
タフな試験ですが、攻略法は TOEIC と同じだと思います。
(満点を取れていないので説得力が弱いですが……)

 

さて、ここからは TOEIC を主戦場としている人間として気になる問題を見てみます。
普段、指導で TOEIC の問題を見ることが多いため、
「これは TOEIC で出るな」と気になるものがちらほら。
解いていない方はネタバレになりますのでご注意ください。

 

*****
■第2問 A(Part 5 形式の空欄補充問題)
〈問1〉
behind schedule(予定から遅れて)は頻出ですね。
反意語としては ahead of schedule もセットで覚えておきましょう。

〈問4〉
run out of 〜(〜がない)はそこそこ見かける気がします。
関連した表現で run short of 〜(〜が足りない)もセットで。

〈問5〉
TOEIC で頻出の meet one’s demands です。
動詞は satisfy や accommodate あたりを言い換えとしておさえておきたいですね。

〈問6〉
選択肢に接続副詞がずらり。

〈問7〉
品詞問題。
TOEIC で出る means(手段)が正解ですが、品詞問題としては見かけないかも。

〈問8〉
感情の動詞については TOEIC でポッと出てくるので、
-ing と -ed の使い分けは瞬時にできるようにしておきたいです。

〈問10〉
ask 人 to do という頻出表現に加え、as と as の間に入る品詞を特定させるのは TOEIC ぽい。

 

■第2問 C(会話のやり取りの一文をパズルのように作成する問題)
〈問1〉
while と during の使い分け。

〈問3〉
be in charge of(〜の担当である)は Part 1 以外で出てくる頻出表現ではないでしょうか。
そして、put off と until のコンビネーションも見逃せないですね。

 

■第3問 A(長文から1文を取り除く問題)
〈問2〉
文中の conduct a variety of tests はそのまま覚えたいフレーズですね。
conduct tests(テストを実施する)と a variety of 〜(さまざまな〜)。

〈問3〉
話題が feast(ご馳走)なのですが、TOEIC ではたまに出てきますね。

 

■第3問 B(長文にふさわしい語句を挿入する問題)
TOEIC に出そうな見逃せない語句たちをご紹介します。

it is one’s responsibility to do
→responsibility が可算名詞で、job や duty のような意味で使われます。
Did you come up with any ideas?
→そのまま TOEIC で使われそうです。
on a daily basis(毎日)
appreciation(感謝の気持ち)
appropriate(適切な)
participate in 〜(〜に参加する)
a great variety of 〜(さまざまな〜)
preference(好み)
when it comes to 〜(〜のこととなると)

 

■第4問 A(長文+表を読んで設問に答える問題)
TOEIC に出そうな見逃せない語句たちをご紹介します。

conduct a study(調査を実施する)
help do
→help の直後に動詞の原形が来ることがある
express one’s interest(興味を示す)
→express の後に感情を表す名詞が来ることがある

 

■第4問 B(案内を読んで設問に答える問題)
TOEIC Part 7 仕様の問題なので、ここだけでも挑戦してみると良いです。
情報を照合して解答するという点で Part 7 対策になると思います。

suitable(適切な)
free of charge(無料)

この辺りは TOEIC では定番の語句ですね。

 

■第5問(1つの文書を読んで設問に答える問題)
第5問はいつも物語で面白いものが多いのですが、今回は微妙な……。
ただ、素敵な話ではありました。
受験生は話の内容を楽しんでいる余裕はないでしょうけれども。

for a while(しばらくの間)

これくらいしか目ぼしい語句が見つかりませんでした。
物語は平易な語句で語られることが多いですね。

 

■第6問(1つの文書を読んで設問に答える問題…段落ごとに設問がある形)
文章の内容からして、TOEIC では article として出題されそうです。
article が苦手な方にとっては良質な学習素材になると思います。

imperative = essential(不可欠な)
enable 人 to do(人が…することができる)
prosper(繁栄する)
→TOEIC ではあまり出ないのですが、今後狙われるかも。
establish(〜を設立する)
serve as 〜(〜として役立つ)
effective(効果的な)
a (great) number of 〜(たくさんの〜)
→the number of(〜の数)との違いに注意です。
thrive(繁栄する)
→1月の公開テストで出てきましたね。
as well(も)
eventually(結局、最終的に)
specialize in 〜(〜に特化する)
obtain(〜を得る)
have access to 〜(〜にアクセスする、利用する)
take advantage of 〜(〜を利用する)
gather(〜を集める)
as long as S+V(…する限り)
play a significant role in 〜(〜において重要な役割を果たす)
→important で覚えている人が多いかもしれません。
*****

以上!

気になるところを、語句を中心にピックアップしてみました。
中には「今後出るかも」というものも含んでいます。
TOEIC も少しずつ守備範囲が広がっている印象を受けるため、
たまには多様な英語に触れてみるのもいいと思っています。