英語学習をシンプルにしたいなら『時短省力 私の英語勉強法 半年で TOEIC 470点UP』を読むべし!

 

「英語はシンプル」だと常々思います。

英語という言語自体はもちろん、勉強法もシンプルだと考えています。

 

本日ご紹介したい本はこちら。

『時短省力 私の英語勉強法 半年で TOEIC 470点UP』
(上田哲也著/明日香出版社)

 

 

ウェブ上でも精力的に発信されているテツくんです。

 

Twitter:https://twitter.com/english09040
ブログ:http://english06.com/

 

彼の発するメッセージには軸があります。
「英語はシンプル」だということ。
だからこそ、彼の著作は共感できることだらけでした。

 

英語の学びは、シンプルです。
基本ルールを知ること、そしてそれらを実際に使っていくこと、ただそれだけです。

 

「ルールを知ったら使う」という心に刺さるシンプルなメッセージ。
英語学習全般に関わる内容が多く、自分の学習を少しでも効率的にしたい人は必見です。

 

まずは、もくじをご紹介しましょう。

 

===

(もくじ)
第1章 忙しい人のための省力英語勉強法
ラクできるところは、とことんラクしていこう
英語が身につくことにだけ時間を使う
モチベーション下がっても続けられるしくみをつくる
学ぶ範囲と時間を1週間前にジブン予約

第2章 効果的に学ぶための環境を作る
日本に住んでいても、語学力は海外並に上げられる
移動時間を使いこなす
時短省力の習慣づくり

第3章 英語の学びを最大限効率化する
知っていること:できること=100:1
英会話でインプットしない
例文シャワーにふれる
まずは相手を知る、次に名前を覚える
すべてをネイティブから学んではいけない
「ビジネス英語だけでも身につけたい」人は

第4章 僕の省力英語
おとなの英語トレーニング基本の考え方
スピーキング中心にトレーニングを組み立てる
聞けて、話せる だけじゃない!音読
いつもの音読に、プラスαで4技能が伸びる
リピーティングとリプロダクション
シャドーイング
オーバーラッピング
英文法は「見える化」して体感する
どんどん英語で訳してみる
ライティングトレーニング
スピーキングトレーニング
英語は「書く」と「話せる」 ようになる
英会話スクールはオンラインで充分!
オンライン英会話を習慣にするコツ
オンライン英会話を使い倒すには準備が9割
オンライン英会話は自分でレッスンを組み立てる
オンライン英会話は直前直後の5分で効果UP
英単語はニュアンスで刷り込む
英単語は声に出して読んで覚える
単語のスペルは 覚えなくても大丈夫
効率的に学べる単語帳の選び方
フィリピン留学で実力を伸ばす!

第5章 上手なテストとの向き合い方
資格試験のための英語の勉強は伸びない
TOEICで成果を出すためには問題を解かない
資格試験の目標設定と勉強のしかた

===

 

いくつも英語学習者全員に役立つ情報が入っていたのですが、
中でも心に響いた内容をご紹介していきたいと思います。

 

 

「作業」時間ではなく、「学習」時間を増やす

 英語学習の時間には、2種類あります。1つは「作業」の時間、もう1つは「学習」の時間です。
「作業」というのは、たとえば辞書を引いたり、文法書で該当箇所を探したり、発音記号や単語の意味を書き込んだりすること。一方「学習」とは、英語をしっかり読み込むこと、口を動かして発音を確認したり、頭を使って英語をつくること。英語力が伸びるのはこの「学習」をしている瞬間です。

これは TOEIC 学習にも通じていて、解説を読み込んでいるときには英語力は伸びません。
わからない英語の日本語訳を読んでいるときにも同様です。
だからこそ、TOEIC の素材は理解をしたら、聞いたり読んだりして使い倒すことが重要。
「作業」はさっさと終わらせて、「学習」時間を増やすようにしましょう。

 

「好き」という本能に従う

「効果が本当にあるのか」と半信半疑で取り組んでいては、どんなにいい勉強法も効果は出ません。
僕たちは、気が向かない情報はシャットアウトしてしまうものです。そうなってしまうと、もう頭に何も残りません。どんなに著名な人がすすめる勉強法よりも、自分が一番いいなと思える勉強法が効くのです。

ぼくは「参考書や問題集は何でもいい」と極論を言っています。
自分自身も TOEIC の傾向と離れた単語帳や問題集を使って、スコアアップを実現しました。
「自分に合う」「自分が好き」と思う気持ちを優先させるのがベターな学習法と言えるでしょう。
「気が向かない情報はシャットアウトしてしまう」というのはなるほど、と思いました。

 

自分の中で英語の優先順位を上げる

 きっといろんな大事なことが、あなたにもあるはずです。そういう「生活に不可欠な要素」を確保した上で、ここ半年はその残りの時間において英語を最優先にするよう習慣づけるといいと思います。
ゴロゴロしたり、テレビを見たり、なんとなくスマホをいじってしまう時間を、全て英語学習に充てると決める。
英語学習を最優先にできたら、もう選択の余地はありません。だから、迷うことがなくなるのです。

ぼくは授業などで「TOEIC の優先順位は何位ですか?」と聞くことがあります。
というのも、優先順位が上がらないと、スマホやテレビなどに気持ちが流れてしまうからです。
他にもやるべきことはあるはずですから、一位にしろとは思いませんが、
どんどんと優先順位を上げることが英語学習を続ける秘訣になると考えています。

 

英文法のパターンを無意識に落とし込む

 僕は、例文を集めて、そのルールを見えるようにする作業が自分にとって大事だと気づきました。そしてこれこそが、文法を「見える化」することだと思うのです。
一般的なテキストでやっていることは、数学で公式だけ覚えて練習問題を解かないようなものです。
でもそれでは、問題はいつまで経っても解けるようにはなりませんよね。
英語も一緒です。
公式を覚えたら、感覚レベルで使いこなせるようになるまで、何度も何度もいろんなパターンにその公式を当てはめる練習をするといいのです。

TOEIC は英文を聞いた瞬間や読んだ瞬間に理解するスピードが求められます。
そのために武器になるのは「文法」だと考えています。
そして、それを武器にするためのキーワードが「無意識」です。
テツくんの言う「感覚レベル」と同じことだと言えます。
ぼく自身も TOEIC の問題を通して、たくさんのパターンに触れてきました
それによって、TOEIC レベルの英文や問題であれば、瞬時に解くことができています。

 

とにかく解くのではなく、英語力を上げる意識をする

 問題を解くのは、わからないことを発見するための作業です。英語力を上げるためではありません。
ですから、当然、問題を解くことによる TOEIC のスコアの伸びには、限界があります。

「作業」時間と「学習」時間の項目でもお伝えしたことと同様に、
問題を解くだけでは英語力は伸びていきません。
ですので、問題と解いた後の復習の時間が重要になっていきます。
問題となっている英文を素材にして、音読や多読など、様々な角度から英語に接したいものです。

 

これでもだいぶ厳選したのですが、「なるほど」と思わされるアドバイスばかりでした。
TOEIC に力を入れたい人にとって最終章は必ず読んでおくべきです。
試験の先を意識した学習ができるはずですから。
スケジュールや仕組みづくり、学習の効率化など、具体的な内容がぎっしりの一冊です。
ぜひお手にとって読んでみてください!

 

なお、ヒロ前田先生が運営するT’zラウンジで行われたイベントがYouTube 上にアップされています。

これまた学びの多い動画なので、ぜひご覧ください。