「英語学習を始めようと思うものの、なかなか始められない」
「英語がなかなか口からスムーズに出てこない」
こんなお悩みをお持ちの方には、次の言葉を送ります。
「パワー音読から始めれば大丈夫!」
英語学習が習慣になっていないと、毎日の学習のスタートが億劫です。
いや、真実を言うと、習慣になっていても、億劫に感じることがあります。
10年以上、ほぼ毎日、英語学習を継続できた私がたどり着いた一歩目の学習。
それが、冒頭でご紹介した「パワー音読」です。
「パワー音読」は短めの素材を使って、短時間で何回も音読します。
浅く広くではなく、「深く狭く」音読する究極形です。
- チャンク音読
- ノーマル音読
- ささやき音読
- 和訳音読
- 感情音読
- タイムアタック音読
1セット15分なので、非常に取り組みやすい。
このメソッドを身につければ、様々な素材を自分の口に馴染ませることができます。
初めての出会いはこちらから。
スピーキングに全力を入れだしたきっかけの日。
話せることが増えてきた今でも、パワー音読を続けています。
というのも、学習の出だしにぴったりだからです。
作業興奮状態で頭を英語モードに!
皆さんは「作業興奮」という言葉を知っていますか?
パワー音読(POD)提唱者の横山カズさんの著作から引用しましょう。
作業興奮とは、どんなにやる気がわかない作業でも、手を付けられるところから始めてみると、だんだん気分が乗ってきて続けることができるという脳の作用です。POD 自体は手順の決まった作業ですから、机に向かう気力がわかないときも、とりあえず15分だけ POD をしてみると、すっと勉強モードに入ることができます。POD で「やる気スイッチ」を入れるわけです。
実際、ぼくは頭がぼーっとした朝から英語学習を始めるのですが、
パワー音読を最初に持ってくることで、学習に調子が出ます。
やる気がなくても、「15分は頑張ろう」とやり始めることができます。
それに、やっているうちに、作業興奮状態になり、頭が英語モードになります。
頭が英語モードになると、その後の英語学習もスムーズになる感じがあります。
これはあくまで体感ですが、お試しの価値はあるかと。
ぼく自身は今でも「パワー音読」を英語学習の最初に持ってきています。
感情音読→タイムアタック音読の流れで行っています。
それぞれ5分ずつで行い、オリジナルパワー音読となっています。
教材は横山カズさんの著作が主です。
今はもっぱら『ビジネス英語 パワー音読トレーニング』です。
もう何周したかはわからないくらい、頭と体に染み込ませています。
TOEIC の素材も POD で攻略!
他にも「ラジオ英会話」や「実践ビジネス英語」の会話文も POD をします。
このブログのテーマである TOEIC にも活用は可能ですね。
Part 3, 4 の素材は分量が適切なので、5分など短い時間で回数をこなせます。
一時期、Part 3, 4 の素材を暗唱していた時期がありましたが、
その際にも POD を取り入れて、効率よく暗唱できた実感があります。
なんとなく音読しているだけでは、自分の頭に染み込みません。
その点、短時間で同じ素材を何度も繰り返す POD は、
Part 3, 4 の素材を定着させるためにはうってつけの方法だと感じます。
もし自分がゴリゴリと TOEIC 対策をしていたら、必ず取り入れます。
英語学習の「やる気スイッチ」として、パワー音読をお試しあれ!
3 comments so far
TKPosted on 7:49 am - 8月 9, 2020
ぽるぽるさんの足もとにも及ばないTOEIC学習者ですが、パワー音読の良さ、分かる気がします。私は、mp3directcutで無音部分カットを地道に(笑)行いその音源を用いてAudipoでオーバーラッピングやシャドーイングをしてますが、言えないところは区間を短く限定して繰返し再生させ、ひたすらリピート、最初は0.25倍速、徐々に速く。ワンセンテンスが口に馴染んできたら、1.5倍速でひたすらリピートします。そうするとそのセンテンスは直読直解できてくるし、音が耳にこびりつくので、散歩しながら音無しで音読を繰り返せます。涼しい時間帯には人の来ない所で車中でやったりしてます。
porpor35Posted on 10:52 am - 8月 12, 2020
TKさん
コメントをありがとうございます!そして、ご賛同いただき、ありがとうございます。
TOEIC を学習しながら、パワー音読を実践されているのですね!それは羨ましい組み合わせです。言えないところを地道に潰していくのは、非常に効果的な勉強法ですよね。イヤホンをしていれば、ある意味で場所を選ばないのも良いところですよね!
お互いにパワー音読を活用して、英語力を上げてまいりましょう!
TKPosted on 10:43 pm - 8月 15, 2020
ありがとうございます。
具体的にはいまはTOEIC音速チャージを使っての音読を行っています。ぽるぽるさんのような、私から見たら雲の上の方がずっと努力を続けられている、勉強量も確保されている。英語学習が癒しになって、とおっしゃていたのも、そう感じられるまで努力を続けられてきたところが本当にすごいです。
ある講師の方が、TOEICで満点を取っている人の中でも、リスニングセクションで、本当に完璧に内容を聴き取れて正解までできているのは、何割かだと言われてるのを読んだことがあります。実際、その先生の模試本に、取り組んだ感想を別の講師の方が動画で公開しているのを見ましたが、その模試本は実際の公開テストのものよりも内容が二転三転するトークが多かったりするもののようで、国内の模試本で90点を割るまでやられてしまうのは、他にないと言われてました。
そう思うと、正解をできるためだけの勉強でなく、素材そのものを吸収できるまで努力するというのは難しいと思います。そして行った努力のストックが頭の中で関連して、初聴の本番でも活きてくるようにするには相当の努力の継続が必要、と思います。頑張ります。ありがとうございます。