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【正直な口コミ】ミライズ英会話コーチングを1か月受けてみた!

2021年7月末から、ミライズで英語学習コーチングを受けています。

ホームページはこちらから

一ヶ月経過したので、宣伝(笑)と学習記録のために、記事にしておきます。世の中で言う「PR案件」でございますので、宣伝色が強いかもしれません。でも、「こんな勉強法を取り入れてみよう」と思える、お役立ち記事に仕立てております。

今まで PROGRIT さんや ENGLISH COMPANY さんに潜入したこともありますし、らいおんとひよこさんの体験レッスンも受けたことがあります。その辺の会社を念頭に入れつつ、ミライズでの学びを共有します。

 

宿題が出ることのメリット

人は易きに流れていくものです。いくら強い目標があろうとも、「今日はいいか」となりがちです。その点、コーチから「これをやりましょう」というように、宿題が出されるのはありがたいです。「何をやれば良いか」と考える必要がないからです。めちゃくちゃ省エネになります。勉強メニューが自然と決まるため、勉強の流れも自然と決まります。英語学習では習慣化が必要と言われますが、その伴奏者として、コーチがいてくれる感じです。

実際、勉強メニューを淡々とこなしていく形になったことで、学習時間がグンと増えました。今までは「これもやりたい」とか「スマホが気になる」とか、余計な時間が減ったこともあるかもしれません。これに加えて、「言われた通りにやれば伸びる」と、コーチを信じて続けられることも大きいと感じています。頼りにできる人がいると、心強いんです。英語学習って孤独ですからね。

一方で、宿題と聞くと、自分にはこなせないとビビってしまう方がいらっしゃいます。先ほど挙げた会社は、結構な量の宿題を課す形ですが、ミライズは「自分自身が確保できる時間で、最大限の効果を上げる」というスタンスなのが良いです。

ちなみに、学習の習慣化については、コーチングを受ける前からできていたのですが、秘訣は「勉強メニューを決めておく」ことにあります。下のようなメニュー表を作っていた時期があります。

英語学習優先順位シート

ここに書かれたことを、上から淡々とやっていく感じですね。何をやるべきかを考える時間は無駄で、スムーズに次々と勉強をしていくと、達成感も得られてグッドです。

 

正しいやり方を知ることの重要性

ミライズでは「シャドーイング」が課題として出ます。どの会社も「シャドーイング」はマストで興味深いです。それほど効果のある学習法なのでしょう。正直、「お前もか、ミライズよ」と思ったわけですが、シャドーイングのやり方を共有してくれて、それが細かなステップだったことが驚きでした。

今まで、シャドーイングは自分で実践していたわけですが、やり方がいい加減だったのだと気付かされました。実際にその通りにやってみて、シャドーイングがうまくなりましたし、英語の聞こえ方や会話の滑らかさが上がった感覚があります。いくら時間をかけてやっても、ズレたやり方だと効果は出にくいです。正しいやり方を知ることは、英語学習をショートカットする上では大事なポイントですね。

 

コーチがつくことの心強さ

専属コーチがつきます。シャドーイングの提出先やフィードバックをくれるのはコーチなのですが、相手が見えるだけに、シャドーイングの強制力も上がります。あと、「提出する以上は頑張りたい」という、前向きな強制力も働いたように感じています。

また、週一の面談(60分)があります。最初は「そんなの意味があるのか」と思っていたのですが、やってみて「こりゃ需要があるわ」と思いました。その一週間を振り返る機会になるからです。当然、うまくいかない部分は共有できますし、「だったら、こうやったらどうですか?」という提案をいただくことができます。この提案がありがたすぎるのです。どんなレベルの人も「どうすれば」と悩むものです。でも、そこを解決に導いてくれるコーチがいると、「信じてやってみよう」という気持ちになります。

コーチングを受ける費用を捻出するのが難しい方は、コーチ的な存在の人を近くに置くと良いですね。ぼくがその立場ならば、「報告するので、目を通してください!返事はいいです」と言って、勝手に「見られているから、頑張ろう」という気持ちにさせると思います。

報告しあう仲間を持つのもアリですね。

 

結論:めちゃいい

ということで、簡単にではありますが、一ヶ月受けた感想です。結論、めちゃくちゃいいです。程よいゆるさが好きです。今は絶賛二ヶ月目ですが、フル活用させていただいています。

ご興味のある方はこちらからどうぞ。30秒で無料体験レッスンを受けられるそうです。講師の質はめちゃくちゃ高いので、体験だけでもぜひ。

ミライズ英会話

もしご質問があれば、コメント欄にどうぞ!

【形式変更は打撃なし】2021年9月の TOEIC Speaking テストの感想

2021年の目標の一つである「TOEIC Speaking テスト200点満点」。年始に立てた目標に着実に近づいているか。何をしようが、何をしまいが、月日は流れていくものです。皆さんはどのような対策を行っているでしょうか?  スピーキングは対策をしにくいため、少しでも参考になれば幸いです。

今回は、2021年9月の TOEIC Speaking テストについて、感想を中心にお伝えします。

現在の位置

ベスト:170
直近のスコア:160(2021年3月)→160(2021年6月)→150(2021年8月)

スコアは停滞しています。ベストスコアは数年前に出したのですが、現在のほうが「採点基準が厳しくなった」という話を聞いているため、何とも言えないところです。目標は「200」であることを考えると、採点基準の厳しさについて言及している場合ではありません。数年前の自分よりレベルアップしているものの、数字として結果に出ないのはなかなかのストレスです。

学習量は明らかに増えています。音読や暗唱に加えて、オンライン英会話のレッスンが主軸になっています、「週5で50分」がデフォルトです。レッスン時間について、人によっては長く感じるかもしれません。50分は確かに長いのですが、場を持たせるくらいのスピーキング力はついている感じです。

とはいえ、会話をいくらできようとも、テストの質問にしっかりと時間内で答えられるのは別の話だと実感しています。会話では話がずれていても構わないですし、時間制限はないようなものです。その点を自覚していないと、「とにかく会話をすれば良い」という、ズレた対策をしてしまうことになります。(ということに、最近気づいた次第です。)

各問題の感想

難易度を語れるほどの人間ではないですが、難易度はトピックに左右される気がしています。トピックとしては、30秒で回答するQ7がパッと答えにくい問題だったように感じます。それ以外は割と答えやすかったので、そこまで難しいわけではないという印象です。

<Q1, 2(音読問題)>

両方に「A, B, and C」が出るのが特徴です。「上げて、上げて、下げる」という読み方ができることが大事になります。また、書かれた英語を読むことは得意な人が多いので、音読の時間が余るはずなので、丁寧に、大げさに読むことも大事にしている点です。

今回は fasten という単語が出ていたことが印象的です。意味は知っているものの、意外に発音を知らないケースがありますから。変な緊張からか、噛んだところがありましたが、なんとかクリアできたと思います。

<Q3, 4(写真描写問題)>

TOEIC Speaking の写真は「人物」が中心です。聞き手ができる限り想像しやすい描写をしたいものです。複雑な構文や語彙を取り入れつつ、ミスなく……「言うは易し」です。

写真は、1つは「2人」で、もう一つは「2人が中心で、後ろにも複数人」見えるようなものでした。標準的な出題内容である気がしています。前者はシンプルに答えることができましたが、後者は中心の2人を説明することがうまくいかず、微妙な出来となっています。TOEIC L&R で言う Part 1 でこけた感じがして、後々に引きずってしまったのがマズかった点です。皆さんはミスを引きずらないようにご注意ください……。

<Q5, 6, 7(応答問題)>

身近なものに関する質問が来ます。ここら辺は別のトピックでも、同じような質問が問われるため、共通する箇所はよどみなく答えられるようにしたいものです。

今回は、computers に関する質問でした。Q5, 6 は定番だったのですが、Q7 が少しひねったもので、なかなか苦戦した記憶があります。

<Q8, 9, 10(提示された情報に基づく応答問題)>

何かのタイムテーブルをもとに答えることが多い問題です。出題パターンが決まっています。

ここは難なくクリアできた、というか、いつも印象に残らないパートです。

<Q11(意見を述べる問題)>

ある主張に対しての賛成か反対かを述べたり、主張についての意見を述べたりする問題です。30秒準備して、60秒で答える問題なので、どれだけクリティカルに、そしてよどみなく答えられるかがポイントです。

今回は、とあるお題に対して、agree か disagree かを問う問題でした。意見を述べられたものの、例が一つしか出せず、不完全燃焼感が高い状態でフィニッシュでした。

これからの対策

今までサンプルアンサーの暗唱を中心にしてきましたが、今後は「ある問題に対して自分なりの解答を作り、いつでも答えられる状態を作る」ことを決めました。遠回りのようで、近道だと感じています。この判断がどう出るかはわかりません。ただ、「言えなかったことを言えるようにする」勉強になるため、無駄になることはないと考えています。

(追記) 8月に形式変更が行われて、その感想を書く前に、9月の試験を迎えてしまいました。 9月の試験に至るまでの勉強や気持ちについても書く予定が……。 どんどんと記事にしていきますので、気長にお待ちください。

2021年3月の TOEIC Speaking テストの感想と結果【公開と後悔】

「TOEIC で満点を取得しても話せない」
「TOEIC を勉強しても、話せるようにならない」

このような意見をよく聞きます。これだけで記事がいくつも書けます。確かなところもあれば、そうでないところも。

とにかく「反例になるような人間になりたい」という想いから、2021年に TOEIC Speaking テストで200点満点を取ることを目標にしました。実際にどのような勉強をしたのかは、以下の記事にまとめてあります。

【中・上級者向け】TOEIC Speaking 対策に集中した3か月間から導き出す対策ガイド

前回(2018年12月)の受験が最後で、それがベストスコア(170点)でした。その際の記事を振り返ろうと思ったのですが、なんと下書きで終わっていました。その時の心境はわかりませんが、納得がいかない結果だったのでしょう。

そこから2年少し。対策もしっかりとした。
果たして結果は……?

Speaking:160

微妙に下がっていて、がっかりというより、反応に困る結果ではないでしょうか。結果を見た瞬間、「うわ、微妙」と言ってしまったくらいですから。この結果を残して、終わることもできるのですが、採点基準や採点スケールを見ながら、受験時のことを振り返ります。そして、今後の対策についてもチューニングしていきます。

スコアが示す能力の目安との乖離を探す

160点は Level 7 に位置します。 次のようなことができるという目安が提示されています。

一般の職場にふさわしい継続的な会話ができる。的確に意見を述べたり、複雑な要求に応えることができる。長い応答では、以下の弱点が一部現れることがあるが、意思の伝達を妨げるものではない。
●発音、イントネーションにわずかだが問題があり、話すとき、躊躇することがある
●複雑な文法構造を使うときにいくつか誤りがみられることがある
●不正確な語彙・語句の使用がいくつかみられることがある
また、質問に回答し、基本的な情報を提供することができる。
書かれたものを読み上げる際の英語は大変わかりやすい

スコアが高くない割にポジティブに書いてくれるのは ETS の優しさでしょうか。

この項目の中だと、「躊躇することがある」というのは特筆すべきところでしょう。長く沈黙してしまうことはないのですが、何回か「えーと」という状態になるのは事実です。英語がよどみなく出てくるレベルを目指していく必要があります。

それと、「文法構造」「語彙・語句」の面でも減点されているように感じます。振り返ると、バリエーションに乏しいとでも言いましょうか。相手には伝わるものの、単調になっている感じはあります。

スコアを見て終わりの方が多いので、ぜひ自分のスコアが提示する目安を見てみると良いです。ぼく自身も、この記事を書くにあたって読んだことで、見えてくるものがありました。

問題ごとの振り返り

<Q1, 2(音読問題)>
音読はスムーズにできた感覚はあります。

Pronunciation Level と Intonation and Stress Level はこの問題で計測されているようです。前者は HIGH で、後者が MEDIUM なのは、日々の音読のおかげでしょう。発音には常に気をつけているものの、抑揚という面では弱いなと気づかされました。

<Q3(写真描写問題)>
シンプルな写真で、45秒間話し続けることはできました。とは言え、フルにスムーズだったわけではなく、一瞬止まる部分もあったのは大きな課題です。

ただ、単語のミスがあったことは確実に記憶しています。身近な単語が即座に出てくるかが鍵になりますね。

<Q4, 5, 6(応答問題)>
時間内で聞かれたことに対して答えることはできました。ただ、情報量が少なかったように感じています。時間に対して、話す内容が薄いというか。

<Q7, 8, 9(提示された情報に基づく応答問題)>
Q9 を勘違いして、聞かれたことに的確に答えられませんでした。図表を見ながら答えるのは特殊なスキルが必要だと感じましたね。

<Q10(解決策を提案する問題)>
正直、記憶がありません。テンプレに当てはめやすいからかもしれません。聞こえてきた問題を反復しつつ、程よい提案はできたかと思います。

<Q11(意見を述べる問題)>
少しずれた内容を答えてしまったと反省しています。「とにかく話そう」という気持ちが先行したあまり、空回りした感じでしょうか。

以上、ここまでが振り返りです。全体的に、話し続けることができたのはよかったものの、的確ではないのは大きな課題ですね。

今後の対策

自己ベストは出なかったものの、今の勉強法がズレている感じはしません。

❶サンプルアンサーの暗唱
これは鉄板でしょう。テストに出るアイデアをストックしつつ、表現も身につけていく。一石二鳥です。ミホ先生の本は完璧にマスターするところを目指しています。

この後、❷を書こうと思ったものの、「❶が徹底できていない」という反省点があるため、次の受験までに「❶を頑張った」と言えるところまで仕上げていきます。

とは言え、このままの延長線上で満点が出るとも思えないため、180辺りまで行ったら、修正していきたいと考えています。

(追記) 試験後にほとんど書いたのに、アップを忘れていました。この記事をアップした時点では、6月も8月も受験し終わっております。随時、アップしていきますので、もう少々お待ちくださいね。

祝15周年!ブログを続ける理由とセール&メルマガ情報

みなさん初めまして。とある大学生です。ついにブログ書いちゃいました。TOEICに向けて勉強するにあたり、日記みたいな形で学習過程を記録していこうと思いました。とは言っても、TOEIC受けたことないんですが(笑)ま、できる限りいろいろ書いていくのでよろしくお願いします。

毎年のように「初心を振り返る」ことができるのがブログのメリットです。英語学習のような、継続した活動はどんどんと日々が過ぎ去って、自分の頑張りも悩みも忘れてしまうもの。それを書きとめて、懐かしんだり、成長を感じたりするには、ブログはもってこいだと考えています。日記だろうが、別のプラットフォームであろうが、なんでも良い時代ではありますが。

さて、冒頭の数行は、2006年7月22日にアップした初投稿記事の内容。もはや記事とは呼べる代物ではありません。毎年読み返すたびに、顔から火が出そうなほどに恥ずかしいです。ただ、「これが原点だ」と思い返すようにしています。その時の想いが、文章に宿っているとでも言いましょうか。ということで、その原点から15年が経ちました!ぱちぱち。

今は更新頻度がめっきり減ってしまった当ブログですが、2021年5月には見た目をリニューアルしています。ブログはオワコンと言われて久しいですが、自分の原点をなくすつもりはありません。

・受験の感想
・書評

この辺りは昔から好きな分野なので、細々と続けていく予定です。このような大変なご時世であるからこそ、受験をした感想は貴重な情報になります。今まで何度も受験して、対策を続けてきたからこそわかる情報をお届けします。一方で、出版不況と言われるご時世でも、英語に関する本は出続けています。編集者ならではの分析を交えて、情報をお届けできればと思っています。

今回、15年という節目なので、何かやりたいなと考えていたところ、ぼくの動画講義を販売している Udemy の受講者生数が2,000人を突破しました。

4日間限定セールを行います

題して「ブログ15周年記念+2,000人突破セール」(ひねりがない)を行います!

アカウントを取得してから、このURLでお入りいただくと、1,200円で3時間超の講義がゲットできます。多くの方から高評価をいただいておりますので、世の中から認められているものとして、自信があります。

▼730点突破▼
https://www.udemy.com/course/beyondtoeic730/?couponCode=OVER2000_730

(メインの内容)
・解き方
・復習方法

▼600点突破▼
https://www.udemy.com/course/toeic-basic-over600/?couponCode=OVER2000_600

(メインの内容)
・単語
・文法
・発音
・音読

ただ、このリンクは期間限定でして、7月25日(日)中に講座登録を済ませれば大丈夫です。講座をこの日までにすべて見ないといけないわけではありませんので、ご安心ください。

メルマガを再開します

最後に、ブログでご紹介を忘れていたかもしれない「メルマガ」を復活させます。「そもそも知らない」「復活ってやめてたの」という疑問が浮かびそうですが、あまり力を入れられていなかったところです。

メルマガタイトルは「どうやって英語嫌いが TOEIC でスコアアップを実現する?がわかる【無料メルマガ】」です。英語が苦手な人に向けて書いていますが、もう少し制限を外して、TOEIC に役立つ内容を発信していきます。これを機にご登録いただけますと幸いです。解約はいつでもどうぞ。

https://www.reservestock.jp/subscribe/81010

ということで、お知らせが多くて恐縮ですが、記事を書いているとやっぱり楽しいことが改めてわかりました。ちょっとずつ書いていこうと思いますので、一緒に高め合っていきましょう。

TOEIC は必ず攻略できる!!

TOEIC 戦略特急復習チャレンジを開催します。

一番盛れている写真はこちら。

「TOEIC の問題演習をしっ放し」
「どのように復習したら良いか」

TOEIC で多くの問題を解いたままにして、スコアが伸び悩む人を見てきました。その人たちに「復習の大切さ」を啓蒙するために書いたのが『戦略特急』です。2019年11月に発刊しましたが、今も長く読まれていてありがたい限りでございます。すべてのパートに対して、具体的な復習方法を提示して、やるべき理由を明確にしました。筋肉を鍛える箇所を明確にした上で筋トレするような感覚です。まあ、筋トレはよく知らないのですが。笑

とはいえ、正直に申し上げますと、問題があります

特急シリーズはハイスコアラーには読んでいただけることが多いのですが、復習をしてほしい層に届いていないことが非常に多いです。なかなか書店に行かなかったり、分厚くて敬遠したり。ぼくはどうしても復習の効果性を実感してもらいたい。日々そんなことを考えて、とある企画を思いつくに至りました。

『戦略特急』を使った企画を行います!

題して、「戦略特急復習チャレンジ」です。とある YouTuber さんのパクリ企画のような感じですが、決してそんなことはありません。

===

・期間:7/11(日)の TOEIC L&R 公開テスト直前まで(約1ヶ月)

・学習内容:1日最低1問は一つの復習方法を実践する

・必要なもの:『TOEIC L&R TEST 戦略特急』

・参加費:無料

・参加方法:次のフォーマットに沿って、毎日投稿(Twitter 推奨、インスタやブログなどでも可)をする

 *本の写真があるととてもありがたいです!

 *著者自身が毎日ハッシュタグで検索するので、つけ忘れなきよう!!

(投稿フォーマット例)

・復習した問題数:○問(Part ○)
・復習方法:XXXXXXXXX
・気づき:YYYYYYYYY
#戦略特急復習チャレンジ

このフォーマットはあくまで例なので、ご自身でアレンジしていただいて構いません。最低、ハッシュタグさえあればOKです。

===

以上が、今回のチャレンジの概要です。同じ教材を通して、同じ素材を深掘りして、英語力を高めていくことが狙いです。もちろん、目標はベストスコアの更新です。チャレンジに参加することで、団体戦で TOEIC に立ち向かいましょう! 皆さんもハッシュタグ検索をして、「この人が頑張っているから自分も!」という流れができれば、企画した側としては最高の流れです。

なお、どこかのタイミングで YouTube で『戦略特急』を使った勉強風景をアップする予定です。ただの勉強動画になるとは思いますが、一緒に進んでいる感を楽しんでいただければと考えています。1か月のチャレンジ期間で試行錯誤はあるとは思いますが、ブログや Twitter などで発信をしていきます。有意義な一か月間にしていきましょう!

参加表明はぜひブログのコメント欄へどうぞ!

承認制で反映に少し時間がかかりますが、少々お時間をいただけますと幸いです。

それでは、本を手元に用意して、みんなで走り出していきましょう!!

TOEIC L&R テスト対策を動画講義で行いたい方へ(講義一覧)

現在、TOEIC は受験落選の可能性があることに加え、感染リスクがあることは否めません。
TOEIC 受験をモチベーションにしていた身からすると、気持ちの管理が難しいです。

これをポジティブに考えると、受験ができない間は勉強に充てることができます。
ところが、受験日が決まらない以上、モチベーションの問題が付きまといます。
一人で黙々と学習している学習者の方には辛く、不利な状況だと言えます。

このような状況を打開するために、考えたのが「セミナー開催」です。
「セミナーを開催することで、モチベーションをアップしたい」と考えました。
とはいえ、この状況ではオフラインで開催するのは難しいです。
オンラインで実施できますが、オンライン疲れが出てきているのも事実。

そこで

自分のペースで、好きな時に、好きなところで見られる「動画講義」を作成しました。

いろいろな学習環境や学習時間を考えて、1本の動画は5分ほどにしています。

2006年から始めた TOEIC の学習経験や、
大学や専門学校、英会話スクールなど、今までの指導経験を
「これでもか」というくらい、惜しげもなく詰め込んでいます。

自信があります。

現在は2つの講義がありますが、今後拡充していく予定です。
もし「こんな講座が欲しい」というリクエストがあれば、ぜひコメントにお寄せください。
どんどん作っていきたいと考えています。

===

第一弾:TOEIC(R) L&R テスト 730点突破!徹底復習講座(約3時間)

2021年4月現在、750名以上の方々にお使いいただいています。
最高評価をいただくなど、品質はレビューの高さが物語っています。

対象:初心者〜730点を目指す方

内容:解き方と復習に焦点を当てています。

☑︎概要
☑︎解き方
☑︎問題演習
☑︎復習方法

https://www.udemy.com/course/beyondtoeic730/?referralCode=F38CC1F0CF69B8CFA3F3

===

第二弾:TOEIC(R) L&R テスト 600点突破!基礎完成講座(約3時間)

2021年4月現在、80名以上の方々にお使いいただいています。
こちらもレビューは高く、ご満足いただけている様子です。

対象:初心者〜600点を目指す方

内容:英語学習の基礎を TOEIC の問題を通してお伝えしています。

☑︎単語
☑︎文法
☑︎発音
☑︎音読

https://www.udemy.com/course/toeic-basic-over600/?referralCode=FBE15514935121623F74

動画を見ていただくことで、モチベーション維持につながります。
そして何より、スコアアップや英語力アップにつながることは保証します。

定価は6,000円です。
ただ、Udemy 側がセールをしたり、ぼくがセールをしたりするため、
それまでお待ちいただいても構いません。

皆さんがスコアアップという結果を手にしてくだされば、何の問題もないからです。
この動画をキッカケに、ステップアップすることを強く願っています。

TOEIC(R) L&R テスト 600点突破を目指す方に送る【5日間限定】セール動画講座

お読みいただき、ありがとうございます。

2020年は不安に包まれながらも、TOEIC 公開テストが再開して、
2021年は受験できる機会が増えている実感があります。
大学や専門学校でのIPテストは確実に増えているという情報も入っています。

受験をして実力を計測できてこその TOEIC 学習だと思います。

とはいえ、受験機会が完全に用意されていないことも確かです。
自分がいつ受験するのかが見えないと、計画的な勉強を行うことができません。

それに、勉強のモチベーションも保ちにくいのではないでしょうか。
「試験が受けられず、モチベーションが上がらない」という声をよく聞きます。

ただ、そのように感じているのであれば、自分を責める必要はありません
これだけ大変な状況の中で、自分をさらに追い詰めるのは辛いだけです。
TOEIC などの英語学習ではストイックな方が目立ちますが、
必ずしもその道を通らないといけないわけではありません。

この状況下で、勉強を継続するにはどうしたら良いか。

SNS や勉強会でつながっている仲間。
オンライン勉強会・自習室。
愛用する問題集。

何か自分のペースペーカーとなる存在があると望ましいです。

何か一つでも寄りかかるところがあると、精神的に楽になるからです。
精神的に楽になることで、勉強もうまく取り組むことができます。

そこで、モチベーションがうまく保てない方に向けて、オンライン動画講座をご紹介します。

一連の動画を教材にして、学習ペースを保っていくという狙いです。
紙や電子の教材と違って、声や動画があれば、寄りかかりやすいはず。

第一弾として昨年末にリリースした
「TOEIC(R) L&R テスト 730点突破!徹底復習講座」は、
2021年4月現在、650名以上にお使いいただいています。
最高評価をいただくなど、品質はレビューの高さが物語っているかと。

対象は「730点を目指す方」としていますが、
初心者の方でも取り組みやすく、シンプルに仕上げています。

☑︎概要
☑︎解き方
☑︎問題演習
☑︎復習方法

この講座で一通り学べば、他の参考書や問題集が圧倒的に取り組みやすくなります。
ご興味のある方はこちらからどうぞ!

https://www.udemy.com/course/beyondtoeic730/?referralCode=F38CC1F0CF69B8CFA3F3

そして、今回ご紹介したいのが
「TOEIC(R) L&R テスト 600点突破!基礎完成講座」 です。
続編としてリリースさせていただきました!

「730点突破」と同じく、5分以内で終わる講義を複数本収録して、全体で約3時間です。
対象は「600点を目指す方」ですが、英語学習を始めたい方に使っていただきたいです。

☑︎単語
☑︎文法
☑︎発音
☑︎音読

TOEIC だけではなく、英語力の基礎を作れるように、講座の内容を考えました。
よく「基礎をやらなきゃ」という方がいらっしゃるのですが、
その「基礎とはなんぞや」を明らかにした講座です。
ご興味のある方はこちらからどうぞ!

https://www.udemy.com/course/toeic-basic-over600/?referralCode=FBE15514935121623F74

動画講座と聞くと「お高いんでしょ」という反応がよく帰ってきます。
約3時間、みっちりとお話をしているので、お高い……かと思いきや、
【6,000円】で提供させていただくことにいたしました。
対面でもオンラインでもセミナーを1回受ける感じでお考えください!

しかし、

公開記念として、大幅プライスダウンさせていただきます!
怪しいセールス番組状態で申し訳ありません。

80%オフの【1,200円】でご提供します!!

最安値です。 書籍を一冊購入するイメージで設定いたしました。
このタイミングを逃すと、多少なりともお高い値段になることはご了承くださいませ。

ご興味のある方やご購入を希望される方は以下のURLからご覧ください。
以下のURLから入らないと、割引が適用されませんので、お気をつけください。

https://www.udemy.com/course/toeic-basic-over600/?couponCode=OPENBASIC600

*Udemy の登録がまだの方はログインをした後に、こちらのURLから飛ぶと大丈夫なはずです。

ということで、なかなか先が見えにくい時期ではありますが、
動画を拠り所にして、TOEIC の基礎を作っていきませんか?
動画でお会いできることを楽しみにしております!

【中・上級者向け】TOEIC Speaking 対策に集中した3か月間から導き出す対策ガイド

2021年1月から本格的に TOEIC Speaking 対策に集中してきました。
というのも、年始の目標にこのテストで満点を取ると宣言したからです。

https://twitter.com/porpor35/status/1344807278986186753

あけましておめでとうございます!実家に帰省せずに、年越しは寝ていたため、正月をタイムラインで実感中。今年もよろしくです。

☑︎TOEIC Speaking テスト200点満点
☑︎オンライン英会話週3回
☑︎毎日英語で独り言

達成できずに自己肯定感を下げるくらいなら、抱負は控えめに始めるのがよろし。

個人的に、TOEIC L&R テストに比べて、Speaking テストは情報が少ないと感じます。

「受験したくても、具体的な対策方法がわからない」
「どの教材で対策を始めればよいか」
「TOEIC L&R の次に Speaking に取り組みたい」

こういった意見が増えてきたように感じるため、
今回、この記事で、3か月間に行ってきたことを明らかにすることで、
具体的な対策方法をご自身で導き出す助けになればと考えています。
行うべき勉強法や使用するとよい教材までお伝えします。

 

TOEIC Speaking 戦歴を暴露する

2012年に TOEIC L&R で初めて満点を取得した後、Speaking に取り組みました。
1年に1回ペースで受験していましたが、しばらく遠ざかっていたのが事実です。

2013.03…130
2014.08…140
2014.12…150
2015.04…140
2015.08…150
2017.12…140
2018.12…170

完全な言い訳ですが、L&R 対策で音読などをほとんどやらなかったため、
満点取得の割にスコアがしょぼいのはご理解ください……。
話す(スピーキング)を意識しないと、悲惨な結果になるという反面教師になれば。

 

対策をする問題を絞る

L&R 対策をきっちりとやっていると、最初の音読問題などは対策の必要がほとんどありません。
L&R テストで言うと、Part 4 のような英文が素材になるからです。

*問題形式を知らない方は公式HPでご確認を!

https://www.iibc-global.org/toeic/test/sw/about/format.html

そこで、Speaking 対策としては、次の2つに絞ることにしました。
全問題の対策をしようとすると、膨大な時間がかかるからです。

・Q6(応答問題/30秒)
・Q11 (意見を述べる問題/60秒)

他にも即興で答える問題や長めに答える問題がありますが、
この2問がスムーズに言えれば、他の問題にも対応できるだろうという仮説です。
自分の意見を述べるという点で共通している分、対策が似通うのも大きな理由ですね。

 

サンプルアンサーを暗唱する

上記の「対策をする問題を絞る」作戦は2018年の際にも行っていました。
30点の伸びが見られたのは、自分の意見が言いやすくなったからだと推測しています。

その時期に行っていたのが「サンプルアンサーの暗唱」です。
2018年の夏、学習仲間の Jun さんに TOEIC Speaking のアドバイスを求めたところ、
「サンプルアンサーの暗唱で、180点まではいける」とおっしゃっていたんですね。
テンプレと話のネタ、表現がストックされていくからだと考えています。

未だにそれを鵜呑みにしています。
(それで170点の結果を出せたのだから、もう一踏ん張りで証明できる)
この3か月でも狂ったように……とまでは言えないのですが、
サンプルアンサーを暗唱していました。

素材は『TOEIC(R) スピーキングテスト 究極のゼミ』です。

この本には、中上級者向けのハイレベルのサンプルアンサーが収録されています。
(一方で、初級者向けのサンプルアンサーもあります)

「自分では言えない」ようなこなれた表現が散りばめられていて、簡単には覚えられません。
何度も練習して、言えたときの快感たるや……。
自分のレベルに合わせて、サンプルアンサーを使用していきましょう。

この本を通して、話のネタも表現もだいぶ増えたように感じています。
暗唱には賛否両論がありますが、ぼくは肯定派です。

 

オンライン英会話を活用する

2018年の対策と違うのは、オンライン英会話を真面目に取り組んだことです。
1回あたり25分のレッスンを週3回行うように心がけました。

「真面目に」と書いたのは、今までは予約やレッスン自体が面倒で避けていたのが事実です。
ただ、昨年末あたりから、レッスン時間&曜日を固定していったことで、ストレスが減りました。
(自分が眠くなる14時を予約時間にしています。)

テーマとしては「とにかく話す」こと。
自分のスピーキングの課題が話が止まってしまうことだったため、
よどみなく話すことを常に意識して、レッスンに臨んでいました。

本来はテストに合わせたトピックを話したり、
使う語彙の範囲を広げたりする目的で用いられますが、
自分はどんな話題であれ、スムーズに話すための場として考えていました

 

実際のテストの結果

実は、この記事を書いた前日がテストで、結果はわかりません。
いろいろと反省点があるのですが、それは別の記事に譲るとして、
今までの受験の中では一番ストレスが少ない回だったと感じました。

問題が自分に合っていたなどの相性の問題というよりも、
自分のレベルが上がって、問題と対峙する余裕が出た感じでしょうか。

と言って、結果がどうなるのかはわかりませんので、
スコアが判明次第、改めて記事を書きたいと思います。

『TOEIC L&R TEST 文法特急』増補改訂版を解き終えた感想(速報)

「TOEIC の勉強を始めたいんだけど、何からやれば?」
「まずは、文法特急から始めよう」

2021年3月5日。
TOEIC 学習者が必ず使用する対策本が爆誕しました。

旧版はシリーズ70万部を突破したベストセラー本の増補改訂版です。
すでに旧版をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
それくらい「TOEIC 対策をするならば、通るべき道」となった一冊です。

『文法特急』は900点突破に間違いなく寄与した一冊なので、
速報ということで、一冊を解き終えた感想を残しておきます。

 

クラシカルな問題を収録

旧版はしばらく解いていなかったので、新鮮に、フラットに解きました。

全153問、終始「TOEIC に出るよな」という感覚を抱かせてくれました。
クラシカルと言ったのは、昔も今も変わらない出題ポイントがあるということ。
そして、そのほとんどのポイントを一冊で押さえていると言えるでしょう。

著者の花田先生はご自身のブログで次のようにおっしゃっています。

僕にとっては初の書籍ということで手探りのまま書いたのですが、10年以上たった今でも、無駄な問題は1つたりともないと断言できます。

20年以上にわたりTOEICを今もなお受け続けながら感じているのは、ネイティヴやTOEICが大切にしている文法ポイントは不変で、テストの形式は変われど、いまだに同様の問題が出続けているということです。

文法特急の増補改訂版 3/5発売です!

常に受験をして、研究を続けている先生だからこその言葉です。
後発である講師も学習者も学びがあるものに仕上がっていると断言できます。

初級者がクラシカルな問題を押さえておくのは自然な流れではあります。
一方、中級者や上級者は難しい問題に手を出していきがちなのですが、
クラシカルな問題をいかにスピーディーに正確に解けるかは大事なポイント。
誰もが通るべき道である一冊というのは変わりありません。

 

上級者にも歯ごたえのある問題を掲載

この本は進むにつれて、初級編から中級編、上級編と展開します。
『文法特急』は初中級者向けの本と思っているならば、侮るなかれ。
上級編の問題(47問)は簡単に解くことができないのではないでしょうか。

実際、ぼくが全力で取り組んだところ、次のような結果でした。
153問中「4問ミス」というなんとも言い難い結果です。
(30分で通しで解いて、後半は失速したというのは言い訳)
このミスのほとんどが上級編でのものです。

ある程度のレベルの方であれば、
「もうちょっとでできたのに」という問題が多くあるはず。
その体験は伸びシロにつながるものなので、
この本で同じような体験をしていただけると信じています。

 

解説を読んでいるだけで楽しい

現時点で解説の朗読音声は聞いていないのですが、
話し言葉で書かれている解説は頭に入って来やすいです。
文字で読むだけでわかりやすいならば、
音声はさらに聞きやすいと予想しています。

正解の選択肢の根拠はもちろん、
不正解の選択肢についても明確に説明されているため、
頭の中のモヤモヤが晴れることは間違いありません。

解説を読んで理解したつもりで終わるのは危ないので、
その辺については次回の記事で触れていきます。

取り急ぎ「いい本だよ」ということを伝えたくて、
速報記事としてお届けさせていただきました。

もし増補改訂版を使った方がいたら、コメントをいただけると嬉しいです。
『文法特急』トークをいたしましょう!

【永久保存版】2020年ベストバイの英語教材まとめ

「英語を勉強するのに何を買えば良いのかがわからない」
「え、ぽるぽるの記事やツイートを見ていないの?」

2020年はコロナウイルスに振り回されて、激動の時代でした。
勉強のペースメーカーにしている TOEIC も受験するのが難しくなりました。
環境が変わったことで、勉強のペースが乱れた人も多いのではないでしょうか。

そんな中でも、英語学習教材は発売され続けていたのをご存知でしょうか?
外出制限がされた中で、リアル書店に足を運ぶ頻度が減った方も多いはずです。

そこで、2020年に発売された英語教材の中で目立つものをご紹介します。
ぼくが現役英語学習者の声を聞きたくて、ツイートをしたのがきっかけでした。
今回はこのツイートのまとめに個人の見解を含めたものとなります。

https://twitter.com/porpor35/status/1343381950711488512

ベストバイだけ知りたい方は最後の方にスクロールをしてください!

 

*定期刊行物の安定感

「2020年に発売されたもの」という制限をしたのですが、
ぼくの予想外のものがいくつか紛れ込んできました。
それは、定期的に使えるもの、です。

ぼくは「ラジオ英会話」と「実践ビジネス英語」、
「CNN English Express」を定期購読しています。

実際のモノ(=テキスト)があると、
普通の本よりも「やらないと」感が強いですね。

特に、ラジオは放送がリアルタイム or ストリーミングでしか聞けない分、
勉強の強制力が強いように感じています。

 

「入門ビジネス英語」

メインの教材は過去の放送の再放送なのですが、一歩出遅れると売り切れてしまう隠れヒット教材です。 内容は基本重視ですが、実際のネイティブの使い方が盛り込まれていたり、たまに「特別編」という時事的な新規の企画が盛り込まれていて、楽しみながら学習ができます。

by マツキチ君さん

(ぽるぽるより)
「入門ビジネス英語」は非常に絶妙な教材です。
スピーキング力を高めたい人にも TOEIC 対策をしている人にも良いです。
基本重視ではあるものの、わかると言えるは別物ということを考えると、
侮れない教材であるように感じています。

 

「The Japan News」

紙の英字新聞The Japan Newsです!これまで電子版の英字新聞を購読していたのですが、いつでも読めると言う気楽さで全然読みませんでした。紙新聞は読まないと日々積まれていくので強制力があります。

by あきさん

(ぽるぽるより)
「The Japan News」自体は読んだことがないのですが、
英字新聞は「時事ネタ」は興味を持って読めるのが良いですね。

TOEIC Part 7 の article 問題対策にもなります。
ただ、読解力や単語力が低いと読み進めるのが大変です。
読む人のレベルを選ぶように感じています。

また、英字新聞は紙が一番ですね。
モノがあると「やらないと」と思えるのもグッドです。

 

*試験がなくても出続ける TOEIC の新刊

2020年は半年ほど TOEIC がありませんでしたが、いろいろな新刊が出ています。
TOEIC 本の売り上げが落ちたという噂ですが、相変わらずの点数です。
シリーズものがやはり強いですが、新シリーズも出てきています。

 

『1日1分! TOEIC L&Rテスト 炎の千本ノック!2』

ベストバイに入れるか迷ったほどの定番教材です。
この教材に出るトリックや語彙問題は本番そのもの。

英文が本番より難しいので、読解教材になるのも良いところです。
講師として、研究素材とさせていただいております。

 

『TOEIC L&Rテスト 究極の模試600問+』

この本もベストバイ候補でしたが、もう殿堂入りしている一冊でしょう。
模試といえば『公式問題集』が一番手ですが、二番手は絶対にこれ。
問題も解説も秀逸ですし、動画や弱点診断まで付いていて、言うことなしです。

 

『TOEIC L&R TEST 上級単語特急 黒のフレーズ』

個人的に大好きな教材ですが、めちゃくちゃハイレベルです。
このブログでレビューしますが、対象は満点を目指す人でしょうか。
難しい単語は、本番で出会う確率が低いので、
わからない単語をあぶり出すくらいでちょうど良い気がします。

 

『TOEIC L&R TEST読解特急6 トリプルパッセージ編』

トリプルパッセージは多くの方にとって鬼門なので、
そこを集中的に対策できる本書は貴重な存在です。
クロスリファレンス(関連させる)問題が多めなのもグッド。

 

『TOEIC L&Rテスト 壁超えトレーニング』Part 5-6, Part 7

特にパート6の文挿入問題は、解説がわかりやすく、解答手順をマスターでき、今年の大きな収穫でした。

by 椿さん

(ぽるぽるより)
解説がわかりやすいというのは、学習者にとっての重要ポイントです。
講師として思うのは、文挿入問題は解説が難しい。
そこがわかりやすいならば、解説のわかりやすさはピカイチでしょう。

 

*TOEIC Speaking の広がり

TOEIC スピーキングテストは L&Rテストほどは浸透していませんが、
ハイスコア取得者が次のステップとして選択していることが多いです。
今まで対策本はいくつかありましたが、決定版と言える一冊が出ました。

 

『TOEIC スピーキングテスト 究極のゼミ』

モデルアンサーがスコア別に二種類あることが対策本として優れています。
テスト受験者のレベルはいろいろなので、手広くカバーしているのはさすがの一言。

個人的にツボだったのは、第1回の「話せる」ことについての深掘り。
テストのみならず、スピーキング力アップに役立つ内容がまとまっています。

 

*SNS から出版界への進出

Twitter や YouTube で著名な方が語学書を出すケースが増えてきました。
SNS でその人を知った上で購入の判断ができるのはメリットですね。

 

『Distinction 2000』

英語系 YouTuber の代表格である ATSU さん。
前に自費出版(?)はされていましたが、市販となるものは初めて。

アカデミックにもプラクティカルにも使える単語帳だと聞き、
発売後にすぐに買いに行って、ブログの記事まで書いたことを覚えています。

TOEIC 990点満点保持者が語る『Distinction 2000』の効果的な使い方

例文の英語が非常にナチュラルで、使いたくなる表現が満載です。
自分が高校生ならば、これを使って単語学習をしたと思うくらい秀逸です。

ただ、ものすごく優れた一冊だとは思うものの、使う人を選びます。
一冊を終えるのが大変で、誰にでも勧められるものではない感じです。

 

『英語日記BOY』

Instagram で英語日記を紹介したことをキッカケに、
独自の学習法をブログで公開したら、めちゃくちゃバズった新井リオさん。

最初からいい感じに売れていましたが、
オリエンタルラジオの中田敦彦さんが YouTube で紹介したことで、
さらに広がった一冊です。

学習法として非常に理にかなっており、「これならできそう」と思わせてくれます。
読む前は「日記を書けばいいんでしょ」と思っていましたが、
日記の書き方も復習(!)の仕方も衝撃を受けました

 

『読まずにわかる こあら式英語のニュアンス図鑑』

Twitter で誰もが見たことがあるこあらのイラストで有名なこあたん。
ツイートのまとめのような形で、語学書としてリリースされました。

ニュアンスという言葉が嫌いな方が多いかもしれませんが、
「英語をそのまま理解する」と言い換えると良いです。
イラストを通じて理解することで、直感的に英語と接することができます。
TOEIC に役立つ内容も多くあり、万人受けする一冊です。

 

*スピーキング力を高める鉄板教材シリーズ

スピーキング力の向上は日本人の永遠の課題です。
ここを解決するにあたり、さまざまな教材が発刊されました。
中でも目を引くのはシリーズものの存在です。

 

『英英英単語 初級編』『英英英単語 中級編』

こういうのがあればと思っていた商品でした。上級以上は2019年なので、これで。

by diatomさん

上級編や超上級編を見たことがありますが、何度も買うか迷いました。
語学書をたくさん見てきた分、良書であると判断しています。

「英語を英語で理解する」ことは憧れですが、英英辞書で調べるのは面倒。
かゆいところに手が届くシリーズです。

 

『一億人の英会話』

大西泰斗先生の『一億人の英文法』のシリーズです。
各レッスンが語順や文型のパターンでまとめられており、
要点を理解してから音読を行うことができます。

ラジオ英会話で今まで学習した内容を復習するにもピッタリだと思います。

by まゆみさん

大西泰斗先生はたくさんの著作を出されていますが、
「どれをやればいい?」と聞かれたら、迷わずこれだと答えます

英語のパターンを全網羅した暗唱用例文が載っている一冊で、
文法事項の簡潔な説明も掲載されている点が学習者フレンドリーです。

ぼくは別の本で大西メソッドを叩き込みましたが、
そのおかげで TOEIC も英会話も楽になった感じがあります。
今からやるならば、絶対にこれです。

以上、ここまでは2020年に発売されたもののご紹介です。
ここ以降は「ベストバイ」と題して、3冊ご紹介させていただきます。

 

*2020年のベストバイ3選

独断と偏見ではありますが、「これは買うべき」だというものを挙げます。
ここだけ Amazon のアフィリエイトリンクでご紹介していますが、
ぼくの元から買うのが嫌な方は自分で検索をしてご購入ください。笑

ベスト3から1までを発表させていただきます。
2020年のベストオブベストの栄冠は誰の手に?

 

『TOEIC L&Rテスト 基本例文990選』

Twitter で我慢しきれずに、先走ってしまった一冊です。
タイトル通りに「基本例文」が載っています。
例文の中に重要語句もシチュエーションも含まれているため、
ぼくは旧版の『700選』を使って衝撃を受けました。
これを使い倒せば、TOEIC のスコアが上がらないわけがありません。

以下のようなブログ記事を書きましたし、
この本を用いたセミナーまで実施しています。

TOEIC受験回数923回の総決算『TOEICテスト 基本例文700選』

『TOEICテスト 基本例文700選』でリスニング攻略セミナー全3回、終了!

これほど惚れ込んでいる一冊の新版ですし、
バージョンアップして290文も増えているとなれば、
マストバイであることは間違いありません。

 

『英単語 基本イメージ集中講義』

「大西泰斗先生の著作を一冊挙げるならば」と書きましたが、
ベストバイなのは「単語」です。

大西先生は今までも単語に関する著作を出しておりますが、
総まとめ的な一冊であることが感じ取れます。

基本的な単語は瞬発力が命です。
TOEIC では直感的にわかる必要があります。
英会話では素早く使える必要があります。

イメージと言っても、単にイラストがあるだけではなく、
単語のニュアンスの輪郭をつかむことができる説明も気持ちがいいです。
この本でイメージをつかんだら、実践あるのみです。

 

では、2020年のベストオブベストの発表です!

 

『総理通訳の外国語勉強法』

英語勉強法の本として、忘れられない一冊です。
読んだことがない方も多いのではないでしょうか。

世界最難関のアラビア語の習得が例に挙げられているのですが、
日本人がどのように外国語を学べば良いかが余すところなく紹介されています。

この本では「日本語ファースト」を掲げています。

「『英語を英語のまま考えろ』と言われても……」

と思ったことはありませんか?
そんな方々の味方になってくれる一冊です。

皆さんに勇気を与える言葉を引用して、この記事を引き締めたいと思います。

外国語の習得には1パーセントの才能もいりません。器用でなくてもいいのです。正しい方法と謙虚さを持って努力するのみです

その正しい方法やマインドセットについて書かれています。
サクッと読める一冊なので、ぜひ目を通すことをオススメします。

ということで、2020年の英語教材のまとめでした。
他にも「これ、いいよ」というものがある方はコメントでぜひ。
2021年に目を通してみたいと思っています。