Category

Category Archive オススメ教材

TOEIC Part 5 の文法問題を完全攻略!「ハートで感じるプラチナセンテンス」セミナー開催

 

TOEIC L&R のテストを合計で50回程度受験しているのですが、
スコアシート下部にあるアビメの「文法が理解できる」項目は、
今や「常に100%」を記録しています

 

模試や本番では Part 5 は「平均7〜8分」で終えることができます。
標準と言われる「10分」よりも速いのは、文法問題を素早く終えているからです。

 

文法はリスニングにおいてもリーディングにおいても土台となる部分です。
600点を目指そうが、900点を目指そうが、文法をきっちりおさえることは大切です。

 

「TOEIC の出題範囲で文法を完璧にするには?」

 

ぼくは今までの経験を振り返って、次のような仮説を立てています。

 

・TOEIC で「出る文法項目」をおさえる
・問題演習を積み重ねる

 

とても単純なことですが、容易なことではありません。

 

ここで、これらに照らし合わせて、ぼく自身のお話をさせていただきます。
大学受験で英文法をおさえたことで、TOEIC の文法問題はスムーズに解けました。
ただ、やはり「TOEIC ならでは」の問題があったので、そこに対しては調整していった記憶があります。

 

そして、あとはたくさんの問題演習です。

 

・文法 特急
・文法 特急2
・パート5特急
・900点特急
・900点特急Ⅱ
・千本ノックシリーズ
・でる1000

 

思いつくだけでもこれだけありますが、もっとたくさん解いています。
「10000問以上」と言っても過言ではないでしょう。

 

確かに、このようなステップを踏めば、Part 5 の文法問題は限りなくパーフェクトに近づくのです。
しかし、ぼくの英語力アップにおいて、欠かせない体験があったことを付け加えねばなりません。

 

『ハートで感じる英文法』との出会い

大学生の頃、深夜の「NHK Eテレ」で「ハートで感じる英文法」を見たときのこと。

 

 

講師は、今や英語学習業界では知らない人はいない、大西泰斗先生です。

 

 

そのときは知らない先生だったのですが、番組を見て目から鱗がボロボロと落ちました。
今でも忘れられない衝撃的な体験です。

 

そこから、大西先生の全著作を読み、DVDを見て、大西メソッドをハートに刻み込みました
すると、英語がダイレクトに自分に入ってくる体験が増えたと記憶しています。
TOEIC の英文を聞いたり読んだりしても、直感的にわかる瞬間が増えたのです。
スコアアップの立役者は TOEIC の問題集だと考えていますが、
大西先生の教えがなければ、順調に伸びていかなかったかもしれません。

 

ですから、ぼく自身、「多くの方に大西メソッドを体験してほしい」という気持ちがあります。
そこで、ぼくがその伝道師になればいいのでは、と思い立ったわけです。

 

 

『TOEICテスト 英文法 プラチナ講義』という名著

大西メソッドを体験してもらうにも、「教材は何がいいか」と迷っていました。

そんなとき、とある方から
「『TOEICテスト 英文法 プラチナ講義』のプラチナセンテンスを暗唱したら効果が出た」
「この本のプラチナセンテンスにはテストで問われるポイントが詰まっている」
というご報告をいただきました。

 

 

TOEIC 業界で、通称 HUMMER(ハマー)としてご活躍の濱崎潤之輔さんの著書です。
この本はとても親切な作りで「文法の説明→プラチナセンテンス→演習問題」という流れ。
TOEIC の文法問題の辞書(=立ち返る場所)的な存在です。

 

偶然にも持っていたので、プラチナセンテンスに目を通してみると、
「覚えることで文法の抜けがなくなる」
「この英文をスムーズに読めるかどうかで、自分の弱点がわかる」
と非常に価値のある英文だと感じました。

 

プラチナセンテンスに目を通したことで、ぼくの中ですべてがつながりました。

 

『ハートで感じる英文法』の切り口で、
『TOEICテスト 英文法 プラチナ講義』のプラチナセンテンスを説明しよう。

 

ということで、「ハートで感じるプラチナセンテンス」と題して、セミナーを行います。
内容としては、ご自身で暗唱しやすいように、プラチナセンテンスを徹底解剖します。
語彙問題は今回は対象ではないので、全182文に触れる予定です。

 

———-
日時:7/22(日)13:00-16:00
場所:新宿駅直結の会議室
参加費:3,000円
*別途、ワンドリンク代がかかりますことをご了承ください。
定員:10名
持ち物:
『TOEICテスト 英文法 プラチナ講義』(濱崎潤之輔著/ジャパンタイムズ)
筆記用具
のど飴
*テキストは会場では販売いたしません。
*テキストがないと参加はできません。
項目:
・英語そのものと向かい合おう
・ネイティブと同じように英語を感じよう
・暗唱するときのコツを知ろう
・プラチナセンテンスをハートで感じよう(前半)
→名詞の基本的な使いかた(001-029)
→単数と複数(030-049)
→名詞の修飾(050-070)
・プラチナセンテンスをハートで感じよう(後半)
→動詞で気をつけるべきこと(071-114)
→動詞や文を修飾する言葉(115-152)
→つなぐ言葉(153-182)

お申し込みはこちらのページからお願いします。
———-

 

「文法を勉強するキッカケが欲しい」
「TOEIC で出題される文法項目を知りたい」
「文法をリスニングやリーディングに生かすヒントが知りたい」
「英語をダイレクトに聞けるようになりたい」
「英語を返り読みしないで読めるようになりたい」
「TOEIC と大西メソッドの組み合わせ方を知りたい」

 

どのようなモチベーションでお越しくださっても大丈夫です。
英語とハートで向き合う時間にしましょう。
積極的なご参加をお待ちしております!

TOEIC 初心者の「Part 7 克服」におすすめしたい『初心者特急 読解編』の3ステップ勉強法

 

 

TOEIC の最後に立ちはだかる分厚い壁。
大量の英語。
答えの見つけづらい問題。

 

そう、Part 7。
初心者から上級者まで心を折るのが得意と言わんばかりの Part です。

 

公開テスト当日の Twitter で「TOEIC」と検索すると、
「Part 7 があああああ」という悲痛な叫びを見かけることもしばしば。

 

この Part を克服するためには「読む」しかないのですが、
ただ「読め」と言うのはとても不親切だと思いませんか?

 

ということで、オススメの教材とともに使い方も伝授していきます。

 

 

まず、ご用意いただくのは『新TOEIC TEST 初心者特急 読解編』です。

 

この本、記事執筆時点(2018年5月)では書店では見かけにくい状況です…!
というのも、一応、旧形式に分類される TOEIC 本だからです。
Amazon やら楽天ブックスやらで購入されることをオススメします。

 

内容はこんな感じ。

 


初級者のためのTOEICパート7(読解問題)練習本

TOEICのパート7は、読解問題で、初級学習者が苦戦するパートです。
実際のTOEICと同じレベルの問題は難しすぎるので、
本書では、500点を目指している学習者にレベルを合わせ、
問題を思いっきり易しくしました。
TOEICに出る、最も易しい問題だけで構成しているイメージです。
また、オンラインの学習サポートも充実しています。

*文書が短い。
→文書の語数は35~210語になっています(実際のTOEICでは、50~300語)。

*文書あたりの問題数が少ない。
→ひとつの文書に付いている問題数は1~3問です(実際のTOEICでは、2~5問)。
ダブルパッセージ(2文書問題)も1セットに3問です(実際のTOEICでは、5問)。

*文書が易しい。
→易しめの単語、簡単な文法、構造がシンプルな文で構成されています。

*解説と語注が詳しい。
→問題を解いた後、正解の根拠の確認と語句の意味チェックが楽にできます。

*オンラインサポートが充実。
→「すべての文書、設問、選択肢をネイティブスピーカーが読み上げた音声ファイル」
「意味の塊(チャンク)で区切って、訳を付けたチャンク訳シート」
の2つが、特急シリーズのサイトから無料でダウンロードできます。
(「朝日新聞出版 TOEIC初心者特急」で検索)。

TOEIC 500点未満の人やパート7が苦手な人は、この本から始めて、
少しずつパート7の問題に慣れていくとよいでしょう。
そして、読解力が付いてきたら、もう少し難しめの問題に挑戦してみましょう。

(Amazon の内容紹介より引用)

 

とまあ、初心者に寄せた内容や作りになっています。
この本をどう使うかというと、次の3ステップです。

 

  1. チャンクと語注を使いながら「精読」する
  2. 「精読」できたものを「多読」する
  3. 問題演習する

 

一つずつ見ていきましょう。

 

・チャンクと語注を使いながら「精読」する

「精読」と聞くと仰々しく聞こえるかもしれませんが、
要は、「単語も文法もごまかすことなく意味理解をする」と考えるといいですね。

 

じゃあ、「精読」って独学でどうやればいいの、と思われるはずです。

 

・チャンク
・語注

 

この二つの情報を利用しましょう。

 

<チャンク>

朝日新聞出版のホームページから見られる PDF を活用します。
(上のリンクから PDF にダイレクトに飛びます。)

 

例えば、こんな感じです。
英語の意味のカタマリが前から区切られています。

 

Parking meter rates  パーキングメーター料金は
in Baltimore’s business district  Baltimore の商業地区では
will go up  上がる

 

そして、このチャンクの情報を元に、次のように英文にスラッシュを書き込んでいきます。

 

Parking meter rates/in Baltimore’s business district/will go up

 

英文の意味のカタマリが視覚化されますね…!

 

TOEIC という制限時間のあるテストにおいて、返り読み(戻り読み)をする時間はありません。
返り読み(戻り読み)をしていたら、あっという間に時間は過ぎていきます。
ですから、最初は補助輪をつけた状態で読めるようにする姿勢が大切です。
チャンクを活用して「前から理解する」癖をつけていくことを目標にしましょう。

 

<語注>
解説の後に重要な語句がリストアップされているので、それをチェックします。
知らない単語があったら、英文にマーキングしておきましょう。

 

というのも、何度も「知らない」ことを意識し、「知っている」状態に変えてほしいからです。
作家であり、TOEIC満点保持者である清涼院流水さんの言葉を紹介しましょう。
彼が提唱する「四角メソッド」のメリットを挙げている部分です。

 

自分にとって難しい単語や文法を四角で囲むことで、復習時に、そのポイントを特に意識して何度も刷り込めることや、時間のない試験前には四角で囲ったところだけ見れば効率的な復習になる

 

 

無知に謙虚になって、ガンガンとチェックを入れましょう。

 

このように、チャンクと語注を活用すれば、一人で「精読」できるはずです。
もちろん、日本語訳も参考にしてもいいと思います。
英語をしっかりと理解できるところまで突き詰めたいですね。

 

 

・「精読」できたものを「多読」する

このように丁寧に取り組めば、英文は完璧に理解できたはずです。
この後は「同じ素材を何度も読む」ことをオススメします。

 

再度、清涼院流水さんにご登場いただきます。

 

100%単語と文法を理解している英文を繰り返し繰り返し読む「多読」は効果絶大です

「いったん『精読』して100%理解した英文を、ひたすら『多読』する」

 

「多読」と聞くと、洋書などをひたすら読むことをイメージすると思うのですが、
それだと、わからないものも素通りしながら、なんとなく読むことになってしまいます。
これでは単語や文法が身に付かず、効果が出にくいです。
同じものに出会ったのに「わからない」となってはもったいないです。

 

完璧に理解したものを何度も読む。

 

TOEIC を始めたばかりだったり、英語力が低い状態だったりすると、
そもそも「英語を読み続ける」ことが大変なはずです。
そのスタミナをつけるためにも「多読」は有効です。

わからないものをやみくもに読むにではなく、完璧にわかるものを何度も読みましょう。

 

 

・問題演習する

単語も文法もチェックし、「精読」「多読」をした後で、問題演習をしましょう。
いきなり問題に取り組んで「できない」という気持ちを味わうことで、
TOEIC に対して拒否感を抱いたり、メンタルが折れてしまったりしてはモッタイナイ。
だからこそ、「文章に不明点はない」という状態で問題に臨みましょう。
思った以上に解けるはずです。

 

解ける、できる快感を味わう。

 

TOEIC 初心者には大事なことです。
自分にはできない問題に取り組んで挫折する人が本当に多いですから。

 

 

斬新な使い方に思われるかもしれませんが、
Part 7 を克服するためには戦略的な学習計画が必要です。
この3ステップを元に、一人でも多くの方がスコアアップを勝ち取れますように。

 

TOEIC リーディング対策の新定番!『TOEIC L&R TEST サラリーマン特急 新形式リーディング』

 

 

TOEIC のスコアアップにおいて「特急シリーズ」にお世話になった一人です。
しかし、最近は改訂版や増補版ばかりで「刺激がない」と思っていたのですが、
とんでもない一冊が登場しました。

 

 

ブログで紹介しないわけにもいかないと思い、丁寧に隅々を読んでからのレビューです。

 

 

 

まずは、「はじめに(TOEIC学習者3000人に向き合ってわかってきたこと)」から核心をついてきます。
(はじめに、のタイトルからして熱い!)

 

弱点に気が付かないまま、問題演習を繰り返しても、同じような問題で同じミスを繰り返してしまうのです。

 

そうそう、ただ解くだけじゃダメなんだよ!
自分の弱点を抽象化してこその学習なんだよ!

 

謙虚にその問題と向き合い

 

そうそう、謙虚さはスコアや英語力を伸ばす秘訣だよ!

 

他にも「はじめに」を読むだけで唸らされました。
多分、ここを読むだけで買いたくなると思います。
このブログに全文を掲載したいくらい、素晴らしいです。
掲載は残念ながらできないので、ぜひ立ち読みから…!

 

 

そして、本編ですが、次のような構成になっています。

 

===
TOEIC学習者3000人に向き合ってわかってきたこと
第1章 パート5の定番問題と攻略法
第2章 パート6の定番問題と攻略法
第3章 パート7の定番問題と攻略法
第4章 ミニ模試10回分
===

 

ぼくが「良いな」と思ったところを箇条書きでまとめてみます。

 

 

・豊富な問題量!

新書って紙面に限りがあると思っているあなた、新書だからといって舐めてはいけません!

Part 5 で24+50問
Part 6 で4+40問
Part 7 で12+35問

全部で165問ですから「1回分の模試よりある…!」という衝撃的な問題数です。
問題演習にはうってつけの一冊と言えそうですね。

 

 

・解き方のブラッシュアップに効果的!

165問の問題があれば、自分の解き方をブラッシュアップするのに使えます。
解説にオススメの解き方が掲載されている部分もありますから、
それを参考にすれば、解き方のバージョンアップや精度の向上を狙えるでしょう。

 

 

・秀逸な「ここがポイント!」!

TOEIC の問題集は問題演習→解説の流れが一般的なのですが、本書は参考書的な役割をしてくれています。
先ほど述べた「解き方」に加え、Part 5 は下手な TOEIC 本より的確に頻出ポイントがまとめられています。
このポイントを頭の中で整理しておくだけでも、
本番ではだいぶ回答スピードが上がるなあという印象を受けています。

 

 

・コラムの執筆陣が豪華!

コラムは著者が書いたり、前作では読者が書いたりされていましたが、
今回は特急シリーズの著者陣が書いているということで鼻血が出ました。

===
焦らず、着実に!(花田徹也)
あなたの夢は、何ですか(濱崎潤之輔)
自分に合った学習法を見つける(神崎正哉)
「TOEICの世界」という桃源郷(TEX加藤)
ブレイクスルーに向かって(加藤優)
===

何ですか、この豪華な布陣…震える!
このコラムを読むために買いたくなるくらいです。

 

 

・TOEIC 頻出フレーズで覚えよう!

個人的に一番役立ったコーナーです。
語彙問題の間違いの選択肢をコロケーションで紹介してくれます。

 

本書の語彙問題の選択肢には、本番で出題される可能性の高い重要単語を選んであります。訳語だけで覚えようとせず、よく使われる組み合わせ(コロケーション)で覚えていきましょう。

 

意味を知っていても実際の使い方がわからない語彙はあるものです。
そこをこちらで調べる手間を省いて、カバーしてくれるのはありがたいです。
コロケーションを目にしたところ、確かに「出る出る」というのがたくさんありました。

 

 

・本番の緊張感を保つ!

各パートの問題演習やミニ模試は制限時間があるので、そこを基準にタイムプレッシャーをかけるといいです。

 

 

練習でできないことは本番ではできません。
本番ながらの緊張感を持つことは大事ですね。

 

~~~

定番問題と基礎を応用した問題が詰まった素晴らしい一冊です。
また、ハイスコアをお持ちの方も基礎知識をチェックするために効果的です。
この一冊を使い込めば、かなり力がつくなと考えています。

コスパは間違いなく高い。
隙間時間にも取り組みやすいので、うまく活用していきましょう!

 


大西泰斗先生が講師の NHK「ラジオ英会話」を使い倒す5ステップ勉強法

2018年4月に「ラジオ英会話」が10年ぶりにリニューアルされました。
講師は英語業界では知らない人はいない大西泰斗先生です。

 

大西先生がいなければ、このブログは存在していません。
というのも、最初はサインを自慢したくて発信し始めたという動機もあるからです。

そして、英語学習コンシェルジュとして活動しているぼくも存在していません。
先生に憧れ、一人でも多くの英語学習者を救いたいという気持ちがあったからです。

 

そんな大西先生は番組のリニューアルに寄せて、テキストに次のようなことを書かれています。

 

英語を話したいーーそれは多くの学習者が目標とするところですが、達成できた人はごく限られています。その原因のひとつは「基礎ができていない」ことです。「基礎が実践につながっていない」からでもあります。

 

ぼくは衝撃を受けました。
基礎ができても、実践に移していない自分がいる、と。
これは多くの方に当てはまる内容ではないでしょうか?

 

この問題提起に対して、この「ラジオ英会話」では次のような内容にしていくとおっしゃっています。

 

この1年間は、語順を中心に「話すための英語文法」を解説していきます。もちろん頭で理解しただけで英語を話すことはできません。それを番組中のトレーニングで自然な感覚にまで仕上げていきます。歪みなく英語のシステムを取り込み、英語という言葉のキモを身につけたなら、英語初級者(中学生レベル)は十分次の段階に進む準備ができます。またある程度英語学習を積んできた学習者なら、その知識に新しい光が差し込むことにより、またその知識の使い方が分かることにより、今の能力を爆発的に開花させることもできます。

 

そう、「話すための文法」です。
テキストの上部にも「会話に役立つ英文法」とありますから。

 

 

ぼくらは受験英語で「訳すための文法」は身につけていることが多いです。
そこを「話す」ことを念頭に置いたものにシフトしていく。
それがこの講座の目的というわけです。

 

文法を理解するだけではダメで、どんどんと実践していく必要がありますから、
実際に番組を聞いて、この講座を使い倒す勉強法(学習法)を編み出しました。
5つのステップ、と聞くと、楽そうですが、毎日続けるのは結構大変かもしれません。

 

  1. リアルタイムで番組を聞く
  2. 「言えない」英語を謙虚にチェックする
  3. 1.の直後にダイアローグを音読する
  4. 制限時間を設けてダイアローグを暗唱する
  5. 隙間時間にダイアローグを思い出す

 

では、ひとつずつ見ていきましょう。

 

1.リアルタイムで番組を聞く

次のつぶやきが多くの方に響いているのは同じことを思っているからでしょう。

 

 

ぼくは「実践ビジネス英語」をストリーミングで聞いているのですが、
「明日でいいか」のように、簡単に後回しにすることができます。

 

そこで、必ずリアルタイムで聞くようにしましょう。

 

朝と昼と夜と放送されていますので、自分の時間に合ったタイミングで固定します
番組の時間は固定されているので、それを基準にして生活を組み立てることができるはず。
会社の会議や友人との約束などと同様に、「ここの時間は死守」という気持ちを持つことが大事です。

 

 

2.「言えない」英語を謙虚にチェックする

英語を長く学習されている方にとっては出てくる英語は易しめです。
しかし、「理解できることと話せることは別」ですよね。
そこで、一瞬でも「これ、言えない」と思ったら、チェックをしておきましょう。

 

例えば、「もう少し近くに行ってみよう」という日本語を英語にできますか?
答えはいたって単純です。

 

Let’s go a little closer.

 

これを「もう少し」だから a little で…などと言っていたら、会話では使い物になりません。
チェックする数が多いのは伸びシロだと捉えて、ガンガンチェックしていきましょう。

 

実は、大西先生のご自身のホームページに次のようなページがあります。

 

NHK 「ラジオ英会話」学習方法ガイダンス

NHK 「ラジオ英会話」学習方法ガイダンス2018

 

この中に次のような記述があります。

 

テキストをお持ちの方の強みは、ダイアローグの文の1つ1つについて「自分でこの文が言えるか」の吟味を行えるところにあります。考えなければ言えない文がもしあれば、必ずすべて音読暗唱してください。会話の基本は、考えずに使える文をいくつ知っているかに依存します。

 

やっぱり「吟味」は省いてはいけない時間ですね。

 

 

3.1.の直後にダイアローグを音読する

「直後」と書いたのには理由があります。
番組の時間が決まっているので、そこに紐付けて学習を習慣化したいからです。
ラジオを聴く時間と「音読する」時間をセットにしましょう。
先ほどのつぶやきにもあるように、ぼくは昼食と紐付けています。
(習慣化のコツは普段の習慣にくっつけることです)

 

 

4.制限時間を設けてダイアローグを暗唱する

会話文はそれなりの分量があるのですが、すべて暗唱します。
以下のつぶやきにもあるように「10分間」と時間制限を決めています。

 

 

暗唱となると時間がかかると思い込んでしまうもの。
「10分でやってやる」と暗示をかけて、緊張感と学習の質を高めることが狙いです。

 

この制限時間は自分の英語力や記憶力によって決めるといいと思います。
ただ、あまり時間をかけすぎないことが重要です。
時間が長いと集中力が続きませんし、緊張感が下がります。
実際にトライをして制限時間を設定していくといいでしょう。

 

 

5.隙間時間にダイアローグを思い出す

英語を読んだり聞いたり書いたりするときには何かしらの道具が必要ですが、
英語を話すことにおいては「自分の身ひとつ」で学習を始められます

 

現代ではふとした隙間時間はスマホをいじりがちです。
その気持ちをぐっと抑えて、ダイアローグを思い出してみましょう。

 

スラスラ言えたところは素直に褒める。
つっかかったり思い出せなかったりしたところは改めてチェックする。

 

人間は忘れていく生き物ですから、忘れることにはネガティブにならないことが大切です。
「忘れて当たり前」だから「思い出そう」というシンプルな学習を繰り返す。

 

大西先生はテキストのあいさつの最後に次のように書かれています。

 

大切なのは、毎日欠かさずやること。楽しく毎日聴いていただけたなら、皆さんはご自身の英語力の伸びに必ず驚かれることでしょう。

 

毎日、隙間時間を見つけては口を動かせば、自ずと英語力は伸びていきます。
話せる楽しさと話せないもどかしさを受け止めながら、前進していきましょう。

 

最後に、改めて大西先生の言葉をご紹介して終わりにします。
先ほどご紹介した大西先生のホームページの記事の最後が次のように締めくくられています。

 

さてこうした学習を続ければ、みなさんは1週間のうち英会話を改善するための文法事項を4つ、その類例およそ20。ダイアローグの暗唱を含めればそれをはるかに超える数の完全に自然な英文を、詳しい解説と共に頭に入れることになります。1ヶ月で80。一年で1000です。それだけしっかり頭に入って入れば、時に詰まることはあっても必ず英会話はできます。後は経験を積むだけですよ。

英語にアプローチする方法はさまざまです。ですがどんな技芸でも、基本をスキップして上達することはできません。この一年は僕と歯を食いしばってがんばる。その後は、自由で楽しい英語学習が待っているはずです。

 

歯を食いしばって、1年間一緒に走り抜けていきましょう!

 

 

(番外編)
番組でわからないところが出てきたら、『一億人の英文法』で調べるといいです。
50万部を突破した超ベストセラー文法書なので、お持ちの方も多いかもしれません。
ゆくゆくは番組内で説明されると思うのですが、それを先回りしておく作戦ですね。



 

大西先生の指導法がとっつきにくい方は『ハートで感じる英文法』がオススメです。
先生の真骨頂がここに詰まっていると思います。
ただ、絶版なのでプレミア価格になる前にお買い求めください…!

TOEIC(新形式)の『公式問題集』と「過去問」を使った逆算の学習計画と学習法

いつでも990点を取得できる力が欲しいと思って TOEIC 学習から離れましたが、
TOEIC を研究するという意味でも、少し TOEIC に接する時間を増やすことにしています。

(過去の栄光にすがりつくな…)

 

 

TOEIC でスコアアップをするためには、「TOEIC に集中する」姿勢が大切です。
英語力を上げることはもちろんなのですが、「試験に慣れる」ことも大事になります

 

そのためには、試験日までにやるべきことを「逆算する」必要があります。
仕事も納期を決めて、それに向けてやるべきことを組み立てていきますよね。

 

今回、990点奪取に向けての計画を立てたので、同志の学習の参考になれば幸いです。

 

学習に使用する教材は以下の通りです。
ペースとしては「一週間一模試」ですね。

 

満点やそれに近いハイスコアを目指す方は「一日一模試」がちょうどいいです。
しかし、今までの経験からわかるように、負荷がハンパない。

 

今のぼくには負担がかかりすぎるのと、
問題をじっくり研究し、吸収したいため、
「一週間一模試」というペースに決めました。

 

**********************
3/19-
『公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 3』TEST 1

3/26-
『公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 3』TEST 2

4/2-
『公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 2』TEST 2

4/9-
『TOEIC 既出問題集 LC+RC』TEST 1

4/16-
『ETS TOEIC Test 公式問題集 LC+RC』TEST 1

4/23-
『TOEIC 既出問題集 LC+RC』TEST 2

4/30-
『TOEIC 既出問題集 LC+RC』TEST 3

5/7-
『TOEIC 既出問題集 LC+RC』TEST 4

5/14-
『TOEIC 既出問題集 LC+RC』TEST 5
**********************

 

『既出問題集』とは本物の「過去問」です。
韓国で実施された公開テストそのままのようです。
今まで「過去問」は存在しないと言われていたのですが、
(旧形式で発売されたことがありました。)
この『既出問題集』は過去問と言えます。

 

ヒロ前田先生が過去問について、次のようにおっしゃっています。

 

あなたが著者でなくとも、講師なら買うべきです。TOEICの姿をしっかり学ぶことは、講師として重要なことです。

TOEICの過去問が韓国だけで売られているとか。買った方がいいでしょうか?

 

ということで、講師としてのスキルアップや情報収集という意味で、
しっかりと取り組む期間にしていく予定です。

 

具体的な学習法としては以下の通りです。
『公式問題集』も『既出問題集』も同じです。

 

  • Part 2(1.25倍速)の精聴(10分)
  • Part 3, 4(1.25倍速)のオーバーラッピング(15分)
  • Part 7 の文章だけを読む(30分)
  • Part 5, 6 の全文読み(10分)

毎日取り組むのは Part 3, 4 だけ。
あとは様子を見つつ、取り入れていく感じです。

 

一日あたりに TOEIC に触れる期間は多くないのですが、
じっくり触れることになりますので、「TOEIC に集中する」ことができるかと。

 

これだけ長期的に TOEIC に触れるのは久しぶりなので、計画通りに行くかはわかりません。
ですが、毎週、問題の出来とともに、成長過程を記録していく予定です。

 

問題や英語の質は高いので、それを吸収する学習の質を高めていくのみ。

ホリエモンの『多動力』から学ぶ「脱・完璧主義勉強法」

 

 

ホリエモンこと、堀江貴文さんの『多動力』に絡めた note を更新しました。
(note を絶賛更新中なので、ブログよりも note をご覧ください!)

 

noteやブログが継続できない理由をホリエモンが教えてくれた

 

最近、無料 note と有料 note を書くことに手一杯で、
「ブログに書くネタがない」と思っていたのですが、
ホリエモンネタの note を読み返していたところ、
「TOEIC 学習に使えるじゃん」というポイントに気づきました。

 

そのポイントとは、2つ目の引用箇所です。

 

「完璧主義者」は、何度もやり直し、一つの仕事にアリ地獄のようにハマってしまう。目指すべきは、完璧ではなく、完了だ。

 

この内容と TOEIC 学習をどのように紐づければいいでしょうか?
結論は note と同じです。

 

目指すべきは、完璧ではなく、完了だ

 

ここです。

 

ぼくが TOEIC の学習で心がけていたことであり、
今でも心がけていることの一つに「繰り返す」があります。
「繰り返す」とは、同じ教材に何度も取り組むことです。

 

その際に、「わからない/間違えた部分にこだわりすぎない」ことに意識を置いています。
裏を返せば、「何周かするうちにわかればいい」という考え方があるということ。

 

例えば、TOEIC の Part 5 の問題集に取り組んでいるとします。
掲載されている問題すべてに対して、自信を持って素早く答えられればいいのですが、
どうしてもわからないところや時間のかかる問題は出てきます。
そこで、そういった自分にとっての難問に時間をかけすぎないこと、
つまり、一旦の理解の完了、を求めるのです。
一周目でわからなければ、二周目へ持ち越し。
二周目でわからなければ、三周目へ持ち越し。
このように、ひとまず「完了」させる姿勢を大切にしています。
もし難問に当たって、単語や文法を調べるのに時間を使うと、リズムが崩れます。
そこにこだわるがあまり、ストレスが溜まります。
次のタイミングのときに理解できればいい。
こうやって割り切ることができると、次に接したときに「あ、わかる」なんてことはあります。
次に同じ問題に出会ったときに間違えないように、入念にチェックしたい気持ちはわかります。

 

ですが、まずは「完了」させることを意識してみてください。
「完璧」にするのは後ででも大丈夫です。

 

 

合い言葉は「目指すべきは、完璧ではなく、完了」です。


【無料/先着50名】「TOEIC × LissN」で800点超えを目指そう

Twitter や Facebook で告知をしましたが、2/16(金)にイベントに出ます。
日本経済新聞が運営している英語学習アプリ「LissN」の活用法セミナーです。
ぼくが出るからには「TOEIC のスコアアップ」を狙ったものになります。

 

レベル感としては、現在、600〜700点をお持ちの方でしょうか。
素材が新聞の記事やニュースなので、もう少し上のレベルの方も楽しめるかも。
アプリを月額購読しないといけない、というものではないのでご安心ください。

 

つぶやきの中にも書きましたが、「TOEIC の素材を聞くのが辛い」方はウェルカムです。

 

 

行う内容としては、
LissN を使った英語力アップ・TOEIC スコアアップの方法
LissN の英文を用いた TOEIC 形式の問題演習(グループワーク)

 

という感じです。

 

TOEIC や LissN というキーワードで英語学習者が集まりますから、
学習仲間を作りたい方もどうぞいらしてくださいね。

お会いできることを楽しみにしています。

TOEIC でハイスコアを取得している人がやっている単語力アップ法

 

前回ご紹介したメルマガの購読者が地道に増えています。
「どうやって英語嫌いがTOEICでスコアアップを実現する?がわかる【無料メルマガ】」です。

 

登録はこちらから。

 

会社の昇進要件や学校の進級要件などで、英語やTOEICは嫌なのだけれど、
「TOEICを受けざるをえない」という人を対象に書いています。
TOEIC学習をモリモリとやっています、という方は対象ではないです。笑

 

週一ペースで更新しているのですが、第3号を配信したところです。
ブログに第2号を掲載していなかったので、記事の最後に載せておきますね。

 

今回は「単語」に関する話です。
言いたいことはいろいろとあったので長くなったのですが(笑)、
メルマガには一つのポイントだけを書いています。
ブログの記事には編集後記的にハイスコア向けの話を記しておきますね。

 

「単語帳は早く卒業しよう」

 

あれ、メルマガと同じだ(笑)。
単語帳ばかりやっていてもダメなんです。
ぼくは単語帳嫌いということもあって、
「早くやめたい」と思いながら取り組んでいました。

 

今であれば、どんなことをやるといいかをまとめておきます。
要は、単語帳は1か月で終えて、問題演習をゴリゴリしようという話です。

 

  1. 『出る単特急 金のフレーズ』(本/アプリ)を2〜3日で顔合わせを終える
  2. 知らなかった単語にチェックを入れておく
  3. 上記の範囲だけ2週間〜1か月くらい、毎日取り組む
  4. 問題演習で知らなかった語句をストックする

 

『金フレ』は TOEIC で出る単語を手っ取り早く学べるので、
取り入れたほうがスコアアップには効率的だと考えています。

 

そして、いかに4.に早くたどり着けるかがポイントですね。
ハイスコアの人は問題の中で知らない語句に出会っては習得するサイクルができています。
単語帳をずっとやり続けているわけではないです。

 

単語帳はあくまでサプリとして割り切るといいでしょう。

 

それでは、メルマガ第2号をご覧ください。
初級者向けの話をヒントに自分の学習を見直すといいかもしれません。
もしご興味があれば、こちらからご登録くださいね。

===
◇◆◇━━━━━━━━━━
単語を覚えるときのポイント
━━━━━━━━━━◇◆◇

英語嫌いが基礎を作る上では避けて通れない3つのフィールドについてご説明していきます。

・単語
・文法
・音

今回は「単語」です。
「単語を覚える」という耳タコフレーズを聞くだけで嫌になると思います……。
でも、単語を覚えることを避けて、TOEIC のスコアアップを望むことはできません。

ぼくはどちらかと言うと、英語は好きです。
ですが、単語を覚えるのは好きではありません。
だって、面倒ですもん。
だって、なかなか覚えられないですもん。

その事実を知るだけで安心しませんか?
英語好きですら、こんな感じなんです。
単語を覚えるのが好きな人はそうそういないと思います。

とは言え、TOEIC に出てくる単語を覚えないことには先へは進めません。
そこで、単語を覚えるためのポイントを3つご紹介しましょう。

・単語帳は早く卒業しよう
・単語はフレーズ単位で覚えよう
・単語の生態系を知ろう

3つについて細かくご紹介すると、長文メルマガになってしまいますので、
今回は1つ目の「単語帳は早く卒業しよう」の項目をご紹介させていただきます。

◇◆◇━━━━━━━
単語帳を選ぶコツは?
━━━━━━━◇◆◇

単語を覚えるには、試験で問われる範囲の単語を集中的に学ぶのが効率的です。
だからこそ、TOEIC L&R テストの単語帳を使うのがいいでしょう。
ただ、書店に行けばわかりますが、無数(?)の単語帳があり、選ぶのが大変ですよね。
そこで、選ぶコツをお伝えしましょう。

「使いやすそうか? 続けられそうか?」という直感。

ただこれだけです。
Amazon などのレビューはさほど関係ありません。
自分が使い続けるわけですから、「使いたい」と思えるものを探しましょう。
選ぶときには実物を必ず見てくださいね。
大きさや手触り、文字の大きさなど、いろいろとありますから。
とにかく自分本位で選んでみてください。

◇◆◇━━━━━━━━━━
単語帳から卒業するコツは?
━━━━━━━━━━◇◆◇

単語帳を選んで購入したら、早速取り組み始めるわけですが、
できる限り早く卒業するためにはポイントがあります。

1.取り組む範囲を決める
ほとんどの単語帳がレベル別に分かれているでしょうから、
それを頼りにして、自分が取り組むべき範囲を決めましょう。
600点が目標であれば、そのレベルまでに収録されている単語を集中的にやること。
730点とか860点とか、高いスコアの単語に手を出す必要はありません。
単語帳と聞くと、なんとなく「全部やらなきゃ」という使命感にかられるのですが、
そんなルールは誰も決めていませんから、ワガママに単語帳を使いましょう。
一冊のうちの半分、となれば、少しは気が楽になりませんか?

2.全体像を把握する
取り組む範囲が決まったら、一気に一周(一通り終える)します。
イチから完璧に覚えようとしても、すぐに忘れていくのが人間です。
だからこそ、最初は「初対面のご挨拶」のノリで、一気に見ていってください。

知っているか、知らないか。

それを基準に印をつけておくといいでしょう。
仮に600点を目指すレベルの単語となると、0.1秒で意味が出てこないと、
「知らない」に該当すると考えて、厳しく判定してください。

3.知らない単語をつぶす
一周し終えたら、再び頭から「知らない単語」だけ取り組みましょう。
その際には、あの手この手を使って、頭にこびりつかせてください。

・音を聞く
・声に出す
・書く

こういったことをしながら、とにかく覚えようと必死になることです。
自分のやりやすい方法で大丈夫ですので、頭に入れていきましょう。

この学習のときのポイントは、一度で完璧に覚えようとしないことです。
誰しも忘れていくものです。
何周か繰り返して取り組む中で、頭と体に染み込ませるように心がけましょう。

3.を繰り返すことによって、その単語帳はマスターしたことになります。
何度も申し上げますが、覚えた単語は忘れていきますから、
単語帳を早く卒業して、問題演習に入っていく姿勢が重要です。
これはまた別の機会に譲ろうと思います。
===

登録はこちらから。

最高のクオリティー!『公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 2』TEST 2 を解いてみた

 

第226回 TOEIC L&R 公開テストを受験された皆様、お疲れさまでした。
試験前のつぶやきを掲載しておきます。

 

 

はい、ぼくは受験をしませんでした。
今年は受験回数が少なめですが、お気になさらずに。
つぶやきにもあった通り、模試を2時間通しで解きました

しかも、開始時間は13時より前倒しになってしまいましたが、
単に解くだけではなく、栄養ドリンクを飲んだり、昼食は少なめにしたり、
本番さながらの集中力で臨みました

 

というのも、使用する模試がこれだったから。
『公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 2』

 

 

公式が作成した問題に対してはいつもと臨み方が違います。
自身に「本番だと思え」と何度も言い聞かせましたから。
7月から本番から遠ざかっていますから、どうなるかと思いながらも、
2時間を最高の集中力で臨めたと思います。

 

結果は果たして。

 


Listening:97/100
Part 1:6/6
Part 2:25/25
Part 3:36/39
Part 4:30/30

Reading:94/100
Part 5:29/30(7分30秒)
Part 6:15/16(7分30秒)
Part 7:51/54(SP21分30秒/DP8分00秒/TP21分30秒)

 

「やっぱり公式はすげー」

解きながらこのように思いました。
何がすごいって、難易度や出題傾向など「本番さながら」なんですよね。
市販の模試とは比べ物にならないクオリティーだと感じています。
よく情報誌やサイトで「『公式問題集』を繰り返しやれ」と言われますが、
その類の情報は当たっていると考えています。
TOEIC を攻略する上で、『公式問題集』は外すことのできないアイテムです。

 

*『公式問題集』でスコアアップを一緒に目指す講座はこちら↓
人生を変える TOEIC スコアアップ短期集中学習塾

 

正解数も今の実力を表していると思います。
トータルスコアは960-970あたりでしょう。

 

リスニングは心地よい難易度です。簡単すぎず難しすぎず。
特に、Part 2 は秀逸だと感じました。
少しでも気が抜けると「やられる」という本番の緊張感が漂います。

 

リーディングは「公式だから本番より簡単」と言われることが多いですが、
Part 5, 6 については、本番と変わらない標準的な難易度だと思います。
この TEST 2 が解けないのに、いろいろなものに手を出すのは危険ですね。
一方、Part 7 は本番より分量がやや少なめか、正解を導きやすい設問や選択肢が多かったでしょうか。
どちらにせよ、真正面から読み、記憶し、正確に照合する力が問われますね。

この半年は公開テストを受験できていないのですが、
特に Part 7 が難化していると聞きますので、おそらくこの感覚は当たっているでしょう。

 

新しく発売された『公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 3』に目移りしそうですが、
その前に『公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 2』を繰り返し解き、復習したいものです。

『公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 3』はまだ解いていないので、
難易度はわかりませんが、解き次第、レビューを記事にしたいと思います。

楽しみにお待ちくださいませ。

 

現時点で本番に最も近い、最高のクオリティー。

『公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 3』のネタ元と使い方

ついに日本でも「公式本」が増えるという情報を得ることができました。

 

2016年2月に『TOEIC テスト 公式問題集 新形式問題対応編』が、
2016年10月に『公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 1』が、
2017年2月に『公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 2』が発売になり、
新形式としては4冊目の公式本となります。

 

公式ホームページはこちらから。

書籍の特設ページはこちらから。

Amazon でも予約が開始されています。

 

特設ページからサンプル問題(リスニング+リーディング)を見たところ、
TEST 1 の内容は韓国の『TOEIC Test 公式問題集 LC』『同 RC』の TEST 2 と一致しました。

 

 

韓国で先に出た問題の使い回しの可能性が高いですね。

 

韓国本のLCとRCを手にしていない方は何も気にせずに購入しましょう。
公式本は取り組んでおいて損はありませんから。

一方で、すでに取り組まれた方は、以下のような方法をオススメしています。
一度解いたことのある模試は負荷をかけて解いてみましょう。

 

TOEIC 新形式!韓国の『公式実戦書』を解いたなら、『公式 L&R 問題集 1』は負荷をかけて解こう。

 

もし『公式問題集』を徹底的に使いこなして、
スコアアップを目指したい方は以下の講座もご覧いただけると幸いです。

人生を変える TOEIC スコアアップ短期集中学習塾