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10月19日は「TOEICの日」という、一見怪しげな記念日

月と日にちの数字にちなんで、いつからか10月19日は「TOEICの日」と呼ばれています。
記念日にちなんで、ぼくの知る限り、全国2カ所でイベントが開催されているほど。

 

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ぼくも参加予定だったのですが、風邪が治りかけの中途半端な状態でしたので、
泣く泣くすべてキャンセルをすることにしました。
もし風邪がうつるようなことがあったら、大迷惑この上ないですからね。
(割と元気で、模試を1回分解いたのはここだけの秘密です。)

 

ということで、他の学習者とネット上だけでなく、リアルに接することは大変刺激になります。
TOEICの話をすることもあれば、意外なところで共通点を見つけてそれで盛り上がることもあるでしょう。

 

ただ、ぼくはいつもこの手のイベントに参加する際に注意していることがあります。

それは、

    • ただの食事会で終わらせないようにすること
    • 必ず何かを持ち帰って、実行に移すこと
    • 主催者や他の学習者には結果で感謝の意を示すこと

です。

 

その時間が楽しむだけでは非常にもったいないです。
学習者の集まるイベントに参加したことによって、
モチベーションアップは間違いなくするでしょう。
その後で、スコアアップを狙っているのであれば、
(ぼくとしては、狙っていない人の参加の意図がわかりませんが、)
何かしらの行動に落とし込みたいところです。

 

瞬間的に上がったモチベーションは、ぼくらが思っている以上にすぐにおさまります。
その火が消える前に、何かしらの行動につなげる必要があると言いたいのです。

 

と言っても、これはぼくの信念です。
正解などありませんし、真反対の考え方の方がいらっしゃっても当然でしょう。
すべては自分の参加の目的次第ですから。

 

とりあえずTOEICがなければ、こんなに面白い日々を送れていないわけですから、
毎年10月19日はTOEICに対して感謝したいと思います。

11月のTOEIC公開テストにおける大失態+罰ゲーム

「11月の公開テストの締切を一週間勘違いしていた男がいたんですよー」

「ぬぁーにぃー、やっちまったな」

coolpoko
ということで、クールポコ(古い)に再び登場していただきました。
その冒頭の男とはぼくのことです。

 

 

公開テストの申込はギリギリのことが多いのですが、
締切日は把握しているので、今年は、なんだかんだで毎回申込はしてきました。
しかし、なぜか今回は締切を一週間遅く勘違いしており、申し込みそびれてしまったのです。
(受験するつもりならば、早めに申し込んでおけよ、という言葉には返す言葉がありません…。)

 

今年は基本的に毎回受験すると決めていたので、がっつり反省をしました。
そして、自分に罰ゲームを課すことに決めました。

 

Twitterで案を募集したところ、いくつかいただきましたので、まとめておきます。
別途ご連絡をくださった方も数名おり、何とも言われぬ気持ちに…。

 

・毎日、腹筋を30回やる
・授業外の特別授業を行う
・坊主にする
・間違って別の教室に入る
・好きな食べ物を試験日まで食べない
・11月にTOEIC SWを受験する
・2日間で5回分の模試を解く

 

せっかくの機会なので、「どれもやったろーかな」と思うのですが、
坊主だけは諸事情によりどうしてもできないので、取り組み次第、ご報告いたします。

 

腹筋990回への道 -家から出ずに腹筋-

というブログになったらすみません。

「ちはやふる」が教えてくれた Part 5 の正確さとスピードの交点

ぼくが漫画好きなのは、もはや言うまでもないでしょう。(え、そうなの?)
お気に入りの漫画の一つに「ちはやふる」という競技かるたの漫画があるんですね。

 

ちはやふる_17

 

そのとあるシーンで、顧問の先生がかるたについて次のように語ります。

 

かるたは矛盾の競技よ
速く取ればお手つきが増え
遅いと取られる
その矛盾とつきあいなさい
自分にとっていちばん最適な矛盾の交点を探しなさい

 

普通はかるたの漫画の一つのセリフとして読むのですが、
ぼくは何かと英語学習と結びつけてしまうことが多く、
先生の言葉が次のように聞こえたんですね。

 

Part 5 は矛盾の問題よ
速く答えれば間違いが増え
遅いと他の Part に時間が取られる
その矛盾とつきあいなさい
自分にとっていちばん最適な矛盾の交点を探しなさい

 

ほら、違和感はないですよね?
Part 5 は正確さとスピードの両方が求められるのは多くの方が理解しているでしょう。
とはいえ、理解はしているものの、うまくバランスを保てないという悩みが多いのも確かです。

 

この悩みに対して唯一の正解はありませんし、そのバランスを言語化することは非常に難しい。
そのため、問題演習をしていく中で「自分にとって最適な」バランスを見つける必要があるのです。
ぼくも未だに問題を解いては「今のが最適だったのだろうか」と振り返ることにしています。
おそらく TOEIC がある限り、考え続けていくことになるでしょう。

 

言うは易し、のことではありますが、自分を客観的に観察して、
「自分にとって最適な」バランスを探し続けてほしいと思います。

サッカー漫画『DAYS』から学ぶ「苦しい」が「楽しい」に変わるまでの我慢

ブログでは何度か口にしたことのあることですが、ぼくは漫画が大好きです。
自宅にかなりの漫画があり、ちょっとした漫画喫茶が開けそうなレベル。

 

以前、このブログでもご紹介した漫画『DAYS』(8巻)でいい言葉があったのでご紹介。

DAYS_8巻

 

つくしが今まで頑張ってこれたのは
お前らと 聖蹟サッカー部にいたかったからだ
だから 誰かのために
体に鞭を打って走れていた
ともすれば 別に好きでもないサッカーでもな
だからさ ここからのあいつは見物だぜ
ちょっと上手くなりだすと
たまんねえんだよな これが
面白ぇよな サッカーは

 

「好きこそ物の上手なれ」という言葉がありますが、
英語学習となると、「好き」という感情から入る人は決して多いとは言えません。
むしろ、「嫌い」という感情が大きく、何かしらの理由で取り組まないといけない状況にある。
避けて通ることができないならば、向き合うしかありません。

 

そこで、注目していただきたいには、後半の「ちょっと上手くなりだすと」という部分。
最初はネガティブな感情を抱いて当然でしょう。嫌々取り組んでいるわけですから。
「苦しい」と思う場面や逃げ出したい場面だってあるでしょう。

 

しかし、続けていくうちに、「できる」「わかる」気持ちが出てくると、
「たまんねえ」「面白ぇ」という気持ちになることが増えてきます。

 

嫌々取り組まなくてはいけないとしても、
もし「たまんねえ」「面白ぇ」という感情とともに取り組めるならば、
それに越したことはないですよね?

 

自分が「上手くなる」瞬間を見つけるために、自分を事細かに観察するのです。
この瞬間に出会うためには、苦しいことを乗り越えなくてはなりません。
ですが、その時期を我慢をして続けていれば、必ず出会うことができます。
壁にぶつかっても、じっくり乗り越えればいいのです。
転んでしまったとしても、また立ち上がればいいのです。

 

苦しいときは我慢のとき。楽しいと感じる自分に出会う前の準備段階だと考えられるといいですね。

○○さんへ:TOEIC 公開テスト/IPテスト 本番をむかえるにあたって

◯◯さんへ

tegamitori

 

 

 

 

 

 

 

すでに扱った問題で「TOEICの問題形式や素材に慣れる」こと。
中でも『新公式問題集』がオススメ。本家本元が作っている問題だからね。
リスニングの音声を読み上げるナレーターも同じだから、やるなら絶対にこれ。

 

新しい問題を解かないようにすること。
力を試したくなる気持ちはわかるけれど、自信がなくなるといけないからオススメはしないよ。
今まで学んだことをきっちり吸収しておくほうが、学習効果上も精神衛生上もいい。

 

残りの数日は、TOEICの英語にできるだけ触れること。
好きなテレビもネットも試験後まで少し我慢。
終わったら好きなだけやればいい。もうちょっとの辛抱。
試験後に「テレビやネットの時間を勉強にあてればよかった…」と後悔をするのが最悪なパターン。

 

毎日、リスニングとリーディングはバランスよく取り組むこと。
単語帳に取り組む…というのではなく、問題を使って学習しよう。
一度解いた問題を使って、今まで学んだことを着実に身につけていきながら、
自分の解答の「型」「リズム」を体に覚え込ませるといいね。
リーディングで200問解ききることはスコアアップには必要だから、
「ちょっと悩みすぎだ」という時間が体内時計でわかるようにしておきたいね。

 

勉強をするのはいいのだけれど、夜更かしはしないこと。
当日を最高の体調で迎えられるようにしておくことも大事な試験対策。
前日は勉強はほどほどにして、たっぷりと睡眠時間を確保しようね。
ただでさえ、TOEIC は眠くなるんだからさ。

 

当日の朝は少しだけ早く起きて、英語に触れること。
知り合いに200問を解いてから会場に向かうという強者がいるけれど、そんな真似はよして。笑
オススメは「スクリプトを見ながらのリスニング」かな。
もし家にいる間であれば、そのスクリプトをできるだけ「速く音読する」と、リスニングにいい影響を及ぼすよ。
やっぱりリスニングでスタートダッシュを切りたいじゃん?

 

初めて行く会場であれば、余裕を持って家を出ること。
方向音痴の人は特に注意。困ったらタクシーを使おう。
迷うと、体力を奪われるし、ストレスが溜まるし、いいことなし。

 

あまりにも悪い環境だと感じたら、遠慮なく申し出ること。
試験官に言うのは緊張するかもしれないけれど、大事な試験なんだから、
思い切って勇気を振り絞って「席を替えてほしい」と伝えよう。
あとで「席が悪かった」という言い訳はしたくないでしょ。

 

当日は試験中に「寝ない」ように注意すること。
寝そうになったら、深呼吸をしたり、背筋を伸ばしたり。
後ろからおれが監視していると思って受けるといいよ!←怖い

 

リスニングセクションは音声に従って解かなくてはならないので、どの問題も即断即決の精神で臨むこと。
悩んでいては次の音声が流れてしまうから、素早くマークを終えよう。

 

リーディングセクションの時間配分は事前に決めておくこと。
具体的な時間まで設定しておくこと。次のようなイメージ。
「Part 5は◯時◯分までに終える」
「Part 7は◯時◯分には始める」
そうそう、腕時計は忘れないように。会場に時計がないかもしれないからね。

 

リーディングセクションでは「簡単な問題」を狙って進むこと。
あきらめる潔さや勇気をもつことも戦略のひとつ。
簡単な問題も難しい問題も5点なんだから、解ける問題を最優先に。

 

最後に。

 

200番まで諦めずに取り組むこと。
仮に勉強や対策ができていなかったとしても、
せっかく2時間を使うのだから、最後までやりきろう。
その粘りがスコアに必ず影響するから。

 

 

悔いのない2時間を過ごせますように。

「自分はできる」という幻想

このつぶやきはブログに残しておかないといけないものだと思います。
今のぼくに、「これからの英語との付き合い方」を考えるキッカケをくれた言葉ですから。

 

 

 

ここに書いた通り、「自分はできる」とどこかで勘違いをしているようです。
自分の理想に相応の努力をしていないにもかかわらず、淡い期待をしていたのでしょう。
希望的観測が多かったことを深く反省し、ここからどうすれば…としばらく考えました。

 

正直、まだ明確な答えは出せていませんが、学習内容を見直すことから始め、
走りながら考えて、道を作っていこうと決めました。

 

「できない自分」と向き合うことは辛いものですが、
ここを乗り越えて、幻想ではない「できる自分」に会いに行きます。

LangFolio で記録を始めて1000日達成!

2011年から使い始めている、学習時間記録アプリ。

 

LangFolio

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最近は、『DUO 3.0』のことだけは、Studyplus を使用しています。
porpor で登録しているため、申請はご自由に。)

 

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それ以外は LangFolio を使用しているわけですが、
節目の学習時間や学習日になると、バッジがプレゼントされます。
つい最近、「1000日達成」のバッジをもらいました!

 

IMG_9275.PNG

 

桁が4桁になると、やはり嬉しいです。
このアプリを使う前から学習はしていたので、
とっくに1000日は過ぎているわけですが…。

 

この数字はあくまで通過点ですし、日数と英語力やTOEICのスコアが比例するわけではありません。
このアプリがいつまで存在するかわかりませんが、英語とは死ぬまで付き合いますから、日々積み重ねていきます

 

自分の学習方針に対する「とりあえず」という危険な言葉

ぼくは大学受験や TOEIC など、テストに向けた学習歴は長いほうだと思います。

 

その中で、

自分の学習内容や教材が目標達成に向けて正しいのか

は常に気になっていました。

 

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特に、成績が伸び悩んでいるときや下がったときには、その思いが顕著になります。
このブログをご覧の方の多くが、同様のことを思われたのではないでしょうか?

 

そこで、自問自答して結論を出すのです。

 

「このままでいこう」
「ここを変えよう」

 

大体、このどちらかになりますよね。
TOEIC のスコアアップへの学習の記憶のほうが鮮明ですので、
そこを思い出してみても、壁にぶつかるたびに悩んで、
考えて、結論を出して、突き進んでいたように思います。

 

ただ、ぼくの経験の中で、どちらの方針にしたにせよ、
注意すべきポイントがあることがわかりました。
ある気持ちで結論を出すのがよくない、ということです。

 

その気持ちとは…

 

「とりあえずこれでいいか」

 

という、中途半端な気持ちです。
◯◯さんが言っていたからとか本に書いてあったからとかで、
「とりあえず」こうしてみよう、と決めることです。
誰かや何かを参考にするのがダメというわけではありません。

 

自分がその方向性で行くと決めた理由をハッキリとさせ、
覚悟を決めて、学習に臨まなくては効果が半減してしまうのでは、と思います。

 

その中途半端な気持ちは学習に表れます。
その学習に表れたものは結果に表れます。

 

これはぼくの失敗談の一つです。
皆さんには同じ失敗をしてほしくありませんから、
「これでいく」という強い気持ちや覚悟とともに、
突き進み続けてほしいと思っています。

第192回TOEIC公開テストを終えての率直な感想

ぼく自身の、日曜日のTOEICに対する感想です。
試験の感想というよりも、試験を受けての今後の想い、とでも言いましょうか。
共感する方もそうでない方もいらっしゃるでしょうけれど、
ちょっとした決意表明のようなものでもあります。
口調はお気になさらずに。

 

===

 

「次の試験に向けて精進します」
「努力してスコアアップにつなげます」

 

自分にとって、これらの言葉は重そうに見えて軽い。
気持ちを新たにするのは当たり前。
自分が動き出さなくてはならないことはわかっている。

 

でも。

 

何をすべきかがわからない。
どう進んでいったらいいかわからない。

 

最初の言葉は表向きには聞こえがいいだけに怖い。
言ったことで多少なりとも満足している自分がいそうだから。

 

試験中は「これが正解」「こちらは不正解」
と思って選んでいるものの、間違ってしまう。
試験後に間違った問題の解説を聞くと、間違っている理由に納得する自分がいる。

 

ということは、自分が考える根拠に誤りがあるということ。
それは知識不足から来るものだとは思うが、その4文字で片付けては決していけない。
知識不足という言葉は、ものすごく曖昧で、広い範囲を指す言葉だからだ。

 

TOEICでは自分がどこを間違ったかはわからないが、
間違えたであろう問題や不安に思った問題をできるだけ思い出して、
一つ一つつぶしていく。

 

これは非常に効率が悪いとは思うものの、避けては通れないことだ。
というよりも、避けてはもったいないことだ。
そこが伸びしろなのだから。

 

それで終わりでよいかと言われれば、そんなことはない。
できることはまだある。

 

ぼくは試験後に一番信頼している人に今後の方向について相談をした。
すると、次のように言われた。

 

「これ以上にない努力をしているか?」

 

この言葉に自信を持って答えるためにできることはまだある。
あるならやる。
それだけ。

ブログ開設8周年記念日。

7/22はぼくにとって大切な日です。

 

なぜならば、2006年7月22日はこのブログを開設した日だからです。
正確に言うと、Yahoo!ブログ↓で始めた日ですね。
http://blogs.yahoo.co.jp/porpor35

 

この1年でブログを移動し、更新頻度を増やして続けています。
誰が読んでくださっているのかは正確にはわかりませんが、

 

「ブログを参考にしてます」

 

という言葉やコメントをいただけることが励みになっています。
もしこれらのお言葉がなければ、とっくに止めていたことでしょう。

 

8年も続けていると、ブログを止めてしまった人も新たに始めた人もいて、
さまざまな入れ替わりが見て取れます。気づけば古参です。

 

もちろん、長く続けているから偉いということはまったくありません。
自分が納得した形で続けたり止めたりすればいいのですから。

 

「いつ止めよう」などはまったく考えておりませんが、
伝えたいことがある限り、続けていきたいと思っております。

 

9年目もどうぞよろしくお願いいたします。
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