終えてから少し時間が経過してしまいましたが、最近取り組んだ本のご紹介。
『メガドリル TOEIC TEST ボキャブラリー』
(能率教育著/スリーエーネットワーク)
掲載されている問題数は、Part 5 のみで「8問×95回分」です。
本番でも問われそうな語彙問題がバンバン出てきますね。
そして、皆さんが気になるであろう、肝心の問題のレベルについて。
この本の目標スコアは「800点以上」となっており、
どれくらいのスコアの方が取り組めばいいかは記載がありません。
解いた印象からして、600点あたりから取り組めると思います。
ある程度、英文を読む力があることが前提だと感じました。
現時点でどの程度語彙力があるかによって、難易度の感じ方は大きく異なるでしょう。
とはいえ、難しく感じる方はその分が伸びしろですから、落ち込むことはありません。
何度も取り組むことによって、語彙力を増やす味方になってくれます。
この本の見所は問題はもちろんのこと、解説ページではないでしょうか。
原著である韓国の本のレイアウトを知らないのですが、
本書の解説ページでは、正解語句の関連語句が紹介されています。
- コロケーション
- 派生語
- 類義語
- 対義語
このように、正解の語句については特に詳しい情報が掲載されているため、
関連情報のおかげで記憶に残りやすくなるとともに、語彙のネットワークが広がります。
選択肢以外の本文にも「知らない」語句がまれにあることもあり、非常にやり甲斐のある一冊です。
「意味は知っているけれど、使い方がいまいち…」
という語彙が多い方は、この本に取り組んで、確実な語彙力をつけてみてはいかがでしょうか?
ほとんどの問題は文脈を考えなくてはなりませんので、
いちいち読まされる分、読解力向上(Part 6,7 対策)にもつながりますよ!
なお、各問題の音声はダウンロードできますので、こちらも合わせて。
あ、前にも書きましたが、出来は「728/760」(95%)というイマイチな数字でした。苦笑
学びどころが多くある一冊だと感じたので、定期的に回していきたいと思います!