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【永久保存版】2022年ベストバイの英語教材

2022年はどのような英語学習の本を買いましたか?

2020年や2021年に引き続き、今年も勝手に開催いたします!

2022年に買うべき英語教材のご紹介です。

ぼくは学習者・講師・編集者・著者の側面を持っています。そのため、語学書に対してかなり目が肥えている自信がありますます。語学書業界には長年いるので、今後の学習にお役立ていただければ幸いです。

参考までに過去の教材紹介記事です。


2020年ベストバイの英語教材

http://www.toeic990er-for-learners.com/blog/?p=4919

2021年ベストバイの英語教材

http://www.toeic990er-for-learners.com/blog/?p=5148


今年ノミネートした本は11冊です。ジャンル別に紹介しつつ、最後にベストバイをご紹介したいと思います。(ただ今、選考中です)

☑︎師匠の追っかけは続く

勝手に英語教師の師匠として追いかけている大西泰斗先生の著作はすべて目を通しています。期待以上を超えてくるのが大西先生のすごさです。

『総合英語FACTBOOK』

大西泰斗著・桐原書店

神本、改訂版。各チャプターの冒頭にあるQRコードから飛べる動画が秀逸です。文法書は読むだけではなく、動画を見る・音声を聴くこともスタンダードにしたいという想いを感じます。

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『英語文法マップ』

大西泰斗著・NHK出版

日本人が英語習得で乗り越える壁である「語順の違い」に着目した一冊です。2020年度の「ラジオ英会話」を編集したもので、コンパクトにまとまっています。例文の量も適切で、数日で一気に読み終えると英語の見え方が変わるように感じます。

☑︎TOEICはリーディングセクション対策がブーム?

2022年、TOEICの運営団体であるIIBCが割と攻めてきましたね。公式系が市場を賑わせていたように思います。公式はある種殿堂入りであるため、それ以外の本をご紹介します。なんだかリーディングセクションの対策本が多めに感じます。

『TOEIC(R) L&R TEST 出る問特急 金の文法』

TEX加藤著・朝日新聞出版

TEX先生が手がけた問題は「公式系の次」にやっておくべきではないかと思うくらい良質です。文法問題の英文に収録されている単語がさりげなく新出なものもあり、素晴らしいですね。

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『TOEIC(R) L&R TEST 音読特急 速聴力をつける』

駒井亜紀子、Daniel Warriner著・朝日新聞出版

記事

voicy

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『TOEIC(R) L&R TEST 読解特急3 長めの記事編』

神崎正哉、TEX加藤、Daniel Warriner著・朝日新聞出版

改訂前は「上級編」でしたね。「350語くらいの長めの文章×記事」という高負荷なところが好きです。この本の英文がすらすらと読めるようになれば、本番は楽になるでしょう。ただ、この本を使いこなすには相当な英語力が必要です。

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『TOEIC(R) L&R TEST 超速スコアアップ特急 Part2&5を狙え』

Jun、Ross Tullock著・朝日新聞出版

短文から攻略という切り口が新しいです。対策に行き詰まっている人はこの一冊で短文パートをやり込むのも手です。Part 2は変化球の具合が絶妙で、Part 5は900overでも苦戦する問題が収録されていました。発音に踏み込む解説も好き。

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『TOEIC(R) L&R テスト 990点攻略 文法・語彙問題1000』

濱崎潤之輔著・旺文社

990点取得には Part 5 の語彙問題の詰めが欠かせません。リーディングセクションで495に近いスコアを目指す方は語彙問題だけでもやってみると良いですね。

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『解きまくれ! リーディングドリル TOEIC(R) L&R TEST PART 5&6』

大里秀介著・スリーエーネットワーク

Part 5 の問題はもちろん、Part 6 の重要な英文の解説に「構文解析」の説明があるのは素晴らしいです。この手の説明は省かれることが多いため、レアです。対象スコアが860点以上と高いですが、それより低くても英語の読み方を学ぶのにうってつけの一冊です。

📄

☑︎資格試験以外は昨年の反動?

いろいろな語学書を手広く見ていますが、「これはいい」と思えるものがあまりなかった印象です。2021年は資格試験を除いた「英語」の本が豊作だったからでしょうか。それでも、その中に素晴らしい本はあるのも確かです。

『今度こそすらすら読めるようになる「ニュース英語」の読み方』

三輪裕範著・ディスカヴァートゥエンティワン

校正で担当した本です。題材が2021〜2022年のものが主で、リアリティを持ちながら楽しめる一冊。記事もたくさん収録されていて、三輪先生の知見の深さに唸りました。資格試験を終えてから語彙力やリーディング力を伸ばしていく接続に使えます。

voicy

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『英語ライティングの極み』

鈴木瑛子著・DHC

極みと題しているだけあって、それなりの英文を書ける人が洗練されたものをアウトプットするための本です。その技術を50のルールにまとめたこともすごい!体系化されている証拠ですね。

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『1ヶ月で洋書が読める タニケイ式英語リーディング』

谷口恵子著・プチレトル

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『英語は決まり文句が8割』

中田達也著・講談社

タイトルにある通りで「もっと定型表現を仕入れねば」と思わせてくれます。決まり文句がなぜ重要かを示してくれるため、モチベーション維持にも役立つ内容になっています。


以上が2022年に気になった語学書です。まだ使い途中のものもあるため、終わり次第にYouTubeやvoicyでご紹介していきます。

では、最後にベストバイを僭越ながら選ばせていただきます。(ただ今、選考中です)

【永久保存版】2021年ベストバイの英語教材

書きかけで保存されていた記事を1年後にそのまま公開しました。

YouTubeでは2021年TOEIC本ベストバイをご紹介しました。

サムネでネタバレ感

ここからが記事の本編です!(2021年のテイでお読みください)

2021年もコロナウイルスに振り回された一年でしたが、いくらか外出がしやすくなり、英語学習の友である「本」を買いやすくなったように思います。皆さんはどのような本を買いましたか?

2020年に引き続き、今年も勝手に開催いたします!

参考:2020年ベストバイの英語教材

ぼくは学習者・講師・編集者の側面を持つため、結構目が肥えています。語学書業界には長年いるので、今後の学習にお役立ていただければ幸いです。

今年ノミネート(=ぼくが自腹で購入)した本は20冊。ジャンル別に紹介しつつ、最後にベストバイをご紹介したいと思います。

🏃

師匠の追っかけ

ぼくの英語学習を変えるきっかけをくれた大西泰斗先生のご本。今やラジオにテレビに大忙しの先生です。テレビに出たことで、出会った人が多いのではないかと思います。

『英会話 話を組み立てるパワーフレーズ 講義編』
『英会話 話を組み立てるパワーフレーズ トレーニング編』

2020年の「ラジオ英会話」の内容を再構成したものです。「フロー」という話の展開を組み立てるフレーズを教えてくれます。単語や文法だけを学んでいても、抜け落ちがちなところです。というか、意識的に学べる教材はなかったように思います。

前者には540分、後者には360分の音声が付いているため、独学には向いていると感じます。Eテレ「英会話⭐︎定番レシピ」の内容がぴったりな方は、こちらを強くオススメします。

👨‍🏫

相変わらず人気の TOEIC

受験者数は減っているものの、英語力を計測する試験として人気があります。個人的に、TOEIC の本はほとんど買わないと決めているのですが、依然として良書が出てくるため、研究用に買ってしまいます。

『TOEIC L&R TEST 読解 特急4 ビジネス文書編』
『TOEIC L&R TEST 超上級単語特急 暗黒のフレーズ』
『TOEIC L&R TEST 5分間特急 超集中リスニング』

お世話になっている特急シリーズ。いつも「もう出し尽くしたかな」と思いきや、新作を出してくるあたり、さすがです。

『読解特急』は改訂版です。ビジネス文書はパターンが決まっている分、型を習得すれば爆速で読めるようになっていきます。『読解特急4』は早めに攻略しておくのがベターです。

『暗黒のフレーズ』は、ダースベイダー並みに手強いです。迂闊に手を出しにくいですが、今後 TOEIC に出ると予想した単語が収録されているのが粋です。単語を完璧にして臨みたいという人が、最後の一押しとして使う一冊でしょう。

『5分間特急』は「忙しい人のため」を思う気持ちが伝わってくるコンセプトです。本当にサクッと取り組みやすい上に、解説が絶妙なコンパクトさなので、多くの方が重宝するでしょう。


『1日1分! TOEIC L&R テスト 炎の千本ノック! パート5徹底攻略』

こちらも定番のシリーズです。本番さながらのテスティングポイントが収録されているので、事前に解いていくことで、本番でデジャヴ感を抱くことができるでしょう。毎度言いますが、英文が難しめなので、リーディングの練習になるのもグッドです。


『英英英単語 TOEIC L&R テスト スコア990』

英英英単語もシリーズです。個人的には、「まさか TOEIC に、しかも、満点レベルに手を出すとは」という衝撃です。良い意味で。難しい単語をどう覚えるかは人それぞれですが、噛み砕いた英語で理解するのは良い手法です。本番では、難しい単語は言い換えられることがあるため、その点もコンセプトと合っていて素晴らしいです。

📕

新書で英語学習の時代

2020年の終わりに『英語独習法』がヒットしました。そこから新書で英語学習する流れができたように思います。すべてを追いかけ切れていませんが、Twitter を中心に話題になっているものは購入しています。

『英語の読み方』
『英語の思考法』
『英語の学び方』
『伝わる英語表現法』(2021年復刊)

今まで新書はさほどチェックしていませんでした。ただ、どの本も「素晴らしい」と唸らされました。正直、隅から隅まで読めているわけではないのですが、取り上げている切り口が新鮮でした。

🗞

立ち返るリーディングの世界

『英文解体新書2』
『基本文法から学ぶ 英語リーディング教本』

両方とも少しずつしかかじっていません。ただ、読めるようになることは「できる」ようになった感覚がわかりやすくて良いですね。しかも、読むレベルが上がれば、扱える情報も増えるわけです。

👀

ライティング新時代

『英語ライティングの鬼100則』
『自由英作文の合格教室』

一昔前はライティングのお手本となる本はなかったように思います。でも、このお二方が降臨してくれたおかげで、一気にライティング本のハードルが上がりましたね!ライティングの骨格を作ってくれる2冊でしょう。

✍️

英会話力アップの新しい切り口

『3分間 パワー音読トレーニング』
『英語が話せる人はやっている魔法のイングリッシュルーティン』
『TOEIC 300点から同時通訳者になった僕の英語学習法』

前から知られる「パワー音読」とその実例と具体例を示す本。そこに割って入ってくるのが「イングリッシュルーティン」。新時代の到来の予感です。


それでは、ベストバイ発表!

2021年TOEIC部門

『TOEIC L&R テスト 詳説英文法』

この本に対する熱量は、冒頭のYouTubeの動画の中でも語っています。

著者のHUMMERさんのTOEIC知識が詰まった「最高傑作」だと感じます。正直、一周目ですべての知識を吸収するのは難しいです。でも、何周も何日もかけて自分のモノに変えていけば、必ずTOEICのスコアアップにつながります。

2006年からTOEIC本の研究をしていますが、過去トップ3に入るのではないかと。

🔥

全人類マスト部門

『それわ英語ぢゃないだらふ』

英語教育に対する指摘やそこからの脱却など、英語学習をするための本ではありません。ただ、英語学習をする上では絶対に知っておきたい事実と仮説が書かれています。

学校で英語を学んできた日本人にとって救世主となる本です。英語と日本語の圧倒的な違いである「語順の違い」をどのように乗り越えていくかが見えてくるからです。

今後の学習内容の展望も見えてきますから、できるだけ早く読んでおいてほしい一冊です。

🇯🇵

以上、2021年の英語教材まとめでした!

ブログ公開16周年!受講者数6,000名突破記念セール

今年も7月22日がやってきました。過去の自分を褒めたくなる日です。

というのも、ブログを開設した日だからです。

今でも鮮明に覚えています。porpor という名前を生み出し、ドキドキしながら記事の公開をしたことを。当時、名前を隠したとしても、個人をインターネットに出すことは勇気のいることでした。どこかから特定されてしまうのではないか、という不安感でしょう。今ではブログどころか、Twitter はもちろん、YouTube や TikTok などで顔を出すのが普通です。振り返ると時代は変わったなあと思います。Times have changed.

昨年の記念記事を読み直すと、Udemy のセールをしておりました。その時は受講生が2,000名を突破したところだったようです。現在、受講生は6,000名を超えており、目標としている10,000名に確実に近づいています。しばらく新作を出していないので、10月くらいをめどに公開予定で、鋭意進行中です。

ということで、せっかくなので今年も記念セールを開催します。最低価格の【1,220円】で大放出です。リンクは5日間限定。7月27日(水)の夕方あたりにはリンク先が消えるはず。購入だけ済ませておけば、後でいつでも視聴ができます。この機会にぜひ。

なお、7月の TOEIC を受験する方は視聴は控えておいて、次回の受験に活用してくださいね。直前に新しい教材をやるのはオススメできませんから。

▼730点突破▼
https://www.udemy.com/course/beyondtoeic730/?couponCode=OVER6000

(メインの内容)
・解き方
・復習方法

▼600点突破▼
https://www.udemy.com/course/toeic-basic-over600/?couponCode=OVER6000

(メインの内容)
・単語
・文法
・発音
・音読

▼速読力養成▼
https://www.udemy.com/course/toeic-sentence-structure/?couponCode=OVER6000

(メインの内容)
・構文パターン
・前から理解する読み方

講座の内容をガンガンと生かして、スコアアップにつなげてください。ポイントは、講座で学んだ内容をご自身がお持ちの素材で活用することです。それができるようになると、一気に英語力が伸びると確信しています。

【読む量が多い】第286回 TOEIC(R) L&R 公開テストの感想

先日、2022年1月の TOEIC L&R 公開テストを受験してまいりました。ブログに「感想」の記事を書くのは久しぶりでございます。今年は毎月受験を予定していますので、備忘録的にも残しておこうと思います。もし更新が滞ったら、コメントなどをお寄せください。

すでにご存知の方が多いかとは思いますが、同じ時間帯に受験をしていても、異なるテストを受けていることがあります。この状態を「一度のテストに複数フォームが存在する」と言いますね。

ぼくが受けたのは「女性がボトルから水を飲む」フォームでした。判断するポイントは Part 1 の一枚目の写真です。もしこの写真に見覚えがなければ、異なるフォームですので、以下に書く感想はずれているところがあることをご了承ください。

 

Part 1:普通

感想:『公式問題集』と似たレベルの問題が扱われているのですが、本番のほうがやや難しいですね。気になったのは「主語+動詞」で終わらずに、“to 不定詞” で説明が続けられていた英文があったことです。今回出題された英文は、その “to 不定詞” の部分で間違いだと判断させるものだったので、難易度が上がったように感じました。

対策:Part 1 に頻出の名詞と動詞は最低限押さえておきましょう。『金フレ』と『パート 1・2特急』を制覇すれば、知らない単語はほぼ出てこないはずです。リスニングパートなので、正確な発音と共に覚えることも大事です。

Part 2:普通

感想:「冒頭の 5W1H だけを聞きとる」ことや「5W1H には Yes/No で答えない」ことを知っていれば、消去法でなんとかなる問題が多かった印象です。ただ、それでは解けない問題も存在します。例えば、「〜はどこで買える?」という質問に対して、「余分に一つ持ってるよ」のような間接的な応答に対応するのは難しいでしょう。一人目の発言を頭に入れておかないと、選ぶのがさらに難しくなります。記憶保持(リテンション)力は地道に上げていく必要があると感じました。

対策:Part 1 と同様、『パート 1・2特急』で会話のパターンを多くストックしておきましょう。それと同時並行で、ディクテーションを行うなど、地道にリテンション力を鍛えていきましょう。

 

Part 3, 4:やや難

感想:話されている状況を把握するのが難しくなっていますね。ちょっとしたキーワードから拾って、状況を把握しつつ、設問に答えなければならないため、マルチタスク処理能力が求められていると感じました。英語を聞きながら正解を探すのは簡単ではない、と改めて感じます。

対策:設問の先読みをスムーズに行うことができれば、場面把握にも余裕を持つことができます。たくさんの設問を読んで、すぐに設問のポイントを聞き取れるような状態を目指したいですね。設問に慣れている人は、TOEIC を中心に英語のスピードに慣れましょう。あまり背伸びをしないで、「TOEIC は余裕で聞ける」状態を目指してください。

 

Part 5:普通

感想:一見、難問はないのですが、実はトリッキーな問題が出ました。例えば、前置詞を選択させる問題です。「この動詞ならば、この前置詞でしょ」という定番に見せかけた問題でした。その他の文法問題は普通で、語彙問題もよく問われるものばかりでした。

対策:文法が苦手な人は文法を徹底的にやりましょう。ほぼ同じポイントで出題されるので、全体的なスコアが上がります。語彙問題は難易度がランダムなので、『金フレ』を終えたら終了で良いでしょう。単語ばかり追いかけすぎても、コスパが悪いように感じます。満点を目指すような人たちは、『黒フレ』や『暗黒フレ』までやりたいですね。

 

Part 6:やや易

感想:このパートは、いつも「文挿入問題」がネックになるのですが、挿入する文が短かったです。割と正解しやすい問題が多かったように思います。

対策:極端に言うと、Part 5 と Part 7 を足して2で割ったパートなので、特別な対策はいらないように思います。悩むのは「文挿入問題」でしょうから、『公式問題集』などでその問題を集中的に解くようにすると、苦手意識が減っていくように感じます。

 

Part 7:やや難

感想:読ませる量が本当に多いです。しかも、本文から答えを探してくるのがなかなか難しいですね。似たような内容であっても、答えが探しにくい感じです。

対策:答えを探す時間を確保するためには、読むスピードを上げていく必要があります。それがある程度のところまで行ったら、いろんな問題を解きまくるのが良いでしょうね。Part 7 が TOEIC 勘が一番試されるパートのように感じます。

===

最近、腕時計を持っていっていないので、何分前に終わったのかは正確にわからないのですが、3~4分前だと思います。「やば、Part 7 が終わらない、どうしよう」と焦ったのがよくなかったです。皆さん、腕時計は必ず持っていきましょう。

YouTube でも TOEIC の話をしていることが多いので、もしよろしければ、チャンネル登録をお願いいたします。

2021年末に公開した動画で、ご好評いただいております!

【5日間限定新作セール】Udemy で TOEIC 動画講座の新作「速読力養成講座」をリリースしました!【Part 7 対策】

現在、地域差はあれど、TOEIC 受験はしやすい状況にあるはずです。
ただ、受験料が高くなり、気軽に受けられないのが正直なところですよね。
「次の TOEIC で決めたい」という方は増えているのではないでしょうか。

イチ講師としては、「セミナーを開催して、多くの知識をお伝えしたい」と考えます。
しかし、オフラインでの開催はなかなか難しいのも事実です。
一方で、オンラインでの開催はできるものの、オンライン疲れも間違いなくある。

そこで、いつでも見られる「動画講義」を作成しました。
自分のペースで、好きな時に、好きなところで見られるように。
いろいろな学習環境や学習時間を考えて、1本の動画は5分ほどにしています。

今までに2つの動画講座を制作しまして、現在、3,000名以上の方が受講をしています。
(2つの講座に関する情報は下部に記載いたします。)
現在、講師としての平均評価が4.2あたりなので、
Amazon などのレビューと比べて、高いのがお分かりいただけるのではないでしょか。

この度、3つめの動画講座をリリースいたしました!
その名も「TOEIC(R) L&R TEST 速読力養成講座」です。
この講座で一通り学べば、英語を読むのがぐっと楽になります。

レベル感としては「中学英文法がなんとなくわかる」くらいです。
小難しい文法用語はできるだけ避けて、多くの方に受け入れられるようにしています。

初級者はもちろん、中上級者にも受けて欲しいのが本音です。
というのも、ぼく自身、今回ご紹介する方法で読めるようになったのは、 800点は超えていた後だったからです。
つまり、ハイスコアの人でも進化の余地がある内容であるということです。

動画講座と申し上げて、多くの方が「高いんでしょ」と思われたはず。
今までの講座が3時間ほどだったものに対して、今回は高い熱量も相まって4時間半超え。
みっちりとお話をさせていただいたので、お高い……かと思いきや、
【6,000円】で提供させていただくことにいたしました。
セミナーを1回受ける感じでお考えいただくと、不安がなくなるかと思います。

しかし、

せっかくのリリースのタイミングですから、 公開記念として、大幅プライスダウンさせていただきます!
怪しいセールス番組状態で申し訳ありません。

80%オフの【1,200円】でご提供します!!

最安値です。 書籍を一冊購入するイメージで設定いたしました。
このタイミングを逃すと、多少なりともお高い値段になることはご了承くださいませ。

ご興味のある方やご購入を希望される方は以下のURLからご覧ください。
以下のURLからでないと、割引が適用されませんので、お気をつけください。
*初めて Udemy をお使いになる方へ
 先に Udemy での登録を済ませてから、このURLをご覧いただければと思います。

https://www.udemy.com/course/toeic-sentence-structure/?couponCode=HAPPYTOEIC

2006年から始めた TOEIC の学習経験や、
大学や専門学校、英会話スクールなどでの指導経験を
「これでもか」というくらい、惜しげもなく詰め込んでいます。

自信があります。

いつか本にして、多くの方に手に取っていただき、
一人でも多くの方を救うことになるとイメージしています。
ぜひ先に救われていただければと思います。

(過去にリリースした講座一覧)
===
第一弾:TOEIC(R) L&R テスト 730点突破!徹底復習講座(約3時間)
2021年11月現在、約16,00名以上の方々にお使いいただいています。
最高評価をいただくなど、品質はレビューの高さが物語っています。

対象:初心者〜730点を目指す方
内容:解き方と復習に焦点を当てています。
☑︎概要 ☑︎解き方 ☑︎問題演習 ☑︎復習方法

https://www.udemy.com/course/beyondtoeic730/?referralCode=F38CC1F0CF69B8CFA3F3

第二弾:TOEIC(R) L&R テスト 600点突破!基礎完成講座(約3時間)
2021年11月現在、約2,000名以上の方々にお使いいただいています。
こちらもレビューは高く、ご満足いただけている様子です。

対象:初心者〜600点を目指す方
内容:英語学習の基礎を TOEIC の問題を通してお伝えしています。
☑︎単語 ☑︎文法 ☑︎発音 ☑︎音読

https://www.udemy.com/course/toeic-basic-over600/?referralCode=FBE15514935121623F74

動画を見ていただくことで、モチベーション維持につながります。
そして何より、スコアアップや英語力アップにつながることは保証します。

===

どちらも定価は【6,000円】です。
ただ、Udemy 側がセールをしたり、ぼくがセールをしたりするため、
それまでお待ちいただくのがお得かと思います。

「そんなに安く買われたら、困るのでは?」と思ってくださった方は優しい。
でも、皆さんがスコアアップという結果を手にしてくだされば、何の問題もありません。
この動画をキッカケに、ステップアップすることを強く願っています。

祝14周年!ブログを続けてきて良かった理由

「やって良かった」

人生を振り返ると、こう思える瞬間がいくつかあるのではないでしょうか。
いわゆる人生の転機と言えるもので、 狙って行えるものは意外に少ないです。

アップルの創業者であるスティーブ・ジョブズが
「点と点がつながって線になる」という言葉を残しているくらいですから。

2006年7月22日に何気なく始めたブログ。
当時の高揚感は凄まじいものがありました。
恥ずかしがり屋のぼくは「見られたらどうしよう」と躊躇していたはずです。

と言っても、躊躇していた内容がこれ。

みなさん初めまして。とある大学生です。ついにブログ書いちゃいました。TOEICに向けて勉強するにあたり、日記みたいな形で学習過程を記録していこうと思いました。とは言っても、TOEIC受けたことないんですが(笑)ま、できる限りいろいろ書いていくのでよろしくお願いします。

2006年7月22日

なんと生意気な……。
これを公開するにあたり、何を恥ずかしがっていたのかがわかりません。
ただの若気の至りです。

時を経て、今日。
2020年7月22日

ブログを開設して14年目を迎えました。

今や「ブログはオワコン」と叫ばれている時代です。
当時は TOEIC 関連でブロガーさんとつながっていましたが、
今となってはブログを書いている人が少ないです。

正直、寂しい。

でも

ブログを続けてきたおかげで、過去の自分に出会えるわけです。
過去の自分からの成長を感じ取れるわけです。

英語力はもちろんのこと、日本語力も上がることを過去の自分に教えてあげたいです。

「たかが記念日で、これだけの文章を書けるようになるんだぞ」
「少しずつであっても、止めずに続けるといいよ」
「書き続ければ、一冊の本を書けるようになるよ」

英語力は伸びが実感しにくいものです。
その点、ブログは成長を実感できるツールです。
今はいろいろなサービスがありますが、何でも良いです。
この記事を見て、一人でも多くのブロガーが現れることを楽しみにしています。

何だか年寄りくさいことを言っていますが、今年も引き続き発信してまいります。
14年目もどうぞよろしくお願いいたします。

【決定版】TOEIC 900点の壁を越える勉強法【単語/文法/リスニング/リーディング】

TOEIC の目標スコアは人によって異なります。
皆さんの目標スコアはいくつですか?

会社の昇進要件や転職活動だと【800点】くらいは当たり前でしょう。
学生であれば、就職活動となると、求められるスコアは高くなります。
新卒の就職活動でも【800点】はあると望ましい印象を受けますね。

しかし、他の人と差をつけるために、【900点】あったら良いなと思いませんか?

では、その【900点】を取得するための作戦はあるでしょうか?

TOEIC の要素をざっくりと分類すると、次のようになるでしょう。

❶単語
❷文法
❸リスニング
❹リーディング
❺TOEIC 力

これらの要素に対して、自分なりの仮説があるのかどうか、ということです。
もしこれがない状態で突き進もうとするのは危険です。
必ず壁にぶち当たります。

特に、「問題を解けばいいんでしょ」のように考えていたら、
時間ばかりを消費してばかりの状態になると思うくらいがちょうどいいです。

今の時点がどうであれ、

「<半年後>に【900点】を取得したい!」

もしこのように相談に来られたら、どのように考えるかを深掘りしました。
長編になりますが、自分の気になる範囲だけでもお読みくださいね。

この記事を読んだ後に、半年間の学習を実践すれば、
確実に【900点】は近づいてくると信じています。

 

筆者の戦績(3年で900越え)

筆者である私は、900点を取得するまでに3年かかりました
これでは「この記事に説得力がない」と言われるかもしれません。

しかし、今、講師として活動をして、
無駄な時間を過ごしたと反省しています。

振り返ると、手当たり次第の勉強となっていて、
もっと早く達成できたと感じているからです。

初受験から900点までの道のりは次のようなものです。

2006.09(IP)…735(345/390)
2007.12(IP)…850(410/440)
2008.06…835(410/425)
2009.01…880(415/465)
2009.07…870(420/450)
2009.10…935(485/450)

見事に、800点台で停滞して、900点の壁を越えるのに手間取っています。
これは【900点】に必要な要素を洗い出すことができずに、
次々と出てくる問題集をむやみやたらに解いた結果だと分析しています。

この記事をお読みの皆さんには、同じ道をたどって欲しくはありません。
だからこそ、900点に必要な要素と、それに必要な行動を具体的に提示します。

以前から「他の人が真似しやすいように」と意識して、再現性にこだわってきました。
そのため、セミナーなどでやり方を伝えたことで、900点を突破した人は存在します。
ぜひ自分の真似できるところから実践していただきたいと思っています。

 

半年の学習プラン概要

半年という短い期間で、どのように TOEIC とケリをつけるか。

まず、1日の勉強時間についてお伝えしましょう。
今のスコアが低ければ低いほど、勉強時間は増やさなくてはなりません。
「1日1時間で」なんて甘っちょろいことを言う人は、
ここで読むのをやめたほうが身のためです。

「1日2〜3時間」は確保したい。
スキマ時間を活用するのはもちろん、机に向かって勉強する時間も確保しましょう。

次に、各月のメインテーマです。
同時並行で「単語」をやったり、以前やったものを復習することはあります。

1か月め:TOEIC 範囲内の文法をマスターする
2か月め:Part 5
3か月め:Part 3, 4
4か月め:Part 7
5か月め:苦手ジャンルに特化
6か月め:1日1模試+復習

このような感じです。

パートの順番には意図がありますから、
覚悟してお読みいただけるとうれしいです。
前に分類した内容と照らし合わせながら、お話していきます。

❶単語→単語は0.1秒で意味が思い出せるまで
❷文法→文法は TOEIC の範囲内だけ理解+演習する
❸リスニング→スクリプトありシャドーイングで攻略する
❹リーディング→毎日60分読んで、英語を読む自分に慣れる
❺TOEIC 力→解き方や背景知識を入れる

 

単語は0.1秒で意味が思い出せるまで

単語は「900点レベル」までのものを徹底的にマスターしましょう。
徹底的にマスターする条件は、以下のものをイメージしています。

・0.1秒で意味がわかる
・発音がわかる(聞いてわかる)

よく「書けなくていいんですか」という質問を受けますが、
嫌というほど目にしていれば、書けるようになっていきます。
発音を覚えていれば、余計に書きやすくなっていくものです。
英単語は発音とスペルのズレがあると言われますが、
TOEIC の範囲内であれば、それほど気にする必要はありません。

使う教材は「金フレ」一択でしょう。
他の単語帳でも良いですが、テストに出る具合を考えると、
この一冊以外はありえないかなと思っています。

「金フレ」を使うときの注意点としては、<英語→日本語>で覚えることです。
単語帳は<日本語→英語>になっています。
その通りにやろうとすると、挫折してしまうのです。

まずは、母語で意味がわかるか、を判断基準にしてください。
そのあとで「英語にできるか」を視野に入れてもいいと思います。

覚え方としては、1日100語をノルマにして、一週間繰り返す感じです。
じっくりと一語ずつ覚えるというよりは、瞬間的に顔合わせをするイメージ。
それを「朝、昼、夜」と、三回転させていきましょう。
出会う頻度が多ければ多いほど、単語を覚えていくものです。
何度も出会うことで、脳が「これは大事な情報」と錯覚するわけですね。
その点、<1日3回×7日=21回転>は、出会う回数としてはバッチリです。

 

文法は TOEIC の範囲内だけ理解+演習する

文法については、大学受験の文法書を引っ張り出す必要はありません。
TOEIC で問われる文法の範囲は、大学受験ほど広くないからです。
そこで使うと良いのが「プラチナ講義」です。
TOEIC に出る文法項目が例文とともに、丁度良い分量で説明されています。

TOEIC に出るところだけに絞られているため、効率良く文法が勉強できます。

①ざっと読む(問題演習は飛ばして良い)
②理解度が怪しいところを再読する
③問題演習をする

このような感じです。
5周くらい回せば、文法に対しては問題ないと感じています。

Part 5 には文法問題と語彙問題が出ますが、
まずは、文法問題を100%正解できるようにすること。
文法問題の中には難しい問題も混じっていますが、
徐々に解けるようにしていきましょう。

筆者は文法問題を10,000問は解いているはずです。
900点に到達するために「そこまでやれ」とは思いません。
ただ、一つ言えるのは、質よりも量です。
「プラチナ講義」の内容を完璧に理解した後は、問題演習です。
問題演習をすることで、「こう出題されるのか」を実感してください。
Part 5 は量を積み重ねやすいので、量をこなしましょう。

問題演習は「でる1000問」だけで十分です。

やり方はシンプルにすると続きやすいですから、シンプルな方法を提示します。
「プラチナ講義」を理解した後であれば、このプラン通りに進められるはずです。

①1日100問解く→間違った問題を復習する
②間違った問題だけを何周もする

①の時に注意したいのが、「間違った」の定義です。
少しでも迷ったと感じたものがあれば、それは「間違った」にカウントしてください。
その問題に付箋を貼ったり、チェックマークを付けたりして、
後で戻ってこられるようにすればOKです。

最初は間違っても構わないので、気にせずにいきましょう。
解説を読んでもわからない部分があれば、 適宜「プラチナ講義」に戻るようにすると良いですね。

 

スクリプトありシャドーイングで攻略する

リスニングは問題演習は大事なのですが、
英語力そのものを上げることを強く意識しましょう。
そうすることによって、解き方など細かなことは気にならなくなります。

トレーニング方法としては「シャドーイング」が効果的です。
音声の後を追って、声に出す、というものですね。
TOEIC 本番では、音読をする必要がないため、音読せずにリスニング力を上げられます。

ただ、シャドーイングはリスニング力アップに非常に有効な手段だと実感しているため、
TOEIC でも取り入れていくことをご提案したいです。

とはいえ、シャドーイングをいきなりやるのは難しいはずです。
そこでご提案したいのが、<スクリプトありシャドーイング>です。

一般的なシャドーイングは<スクリプトなし>です。
その点、<スクリプトあり>だと、だいぶハードルが下がり、取り組みやすいはず。

Part 1 から Part 4 まで、このトレーニング法ですべていける自信があります。
正しい音をインプットし、自分でも声に出せるようにする。
そうすれば、ネイティブの音は格段に聞き取りやすくなりますから。

最初は、スクリプトありでシャドーイングを行って、
慣れてきた素材に対しては、スクリプトなしで行うといいですね。
仮に、スクリプトなしでうまくできなかったとしても、
英文を聞き取って理解できればOKとしてください。

先ほど言ったように、音読ができないとスコアが取れない試験ではないからです。
ぼくはリスニングで満点を取るまで、ほとんど音読はしていません。
しかし、自分が英語学習を進めていく上で、「これは遠回りをしていた」と実感しています。

ちなみに、テキストは『公式問題集』がベストです。
ナレーターが本番とほぼ同じなので、使わない手はないです。
この時点では、最新のものを一冊用意して、使い倒せばOKです。

新しいものから古いものに進むのが王道です。

 

毎日60分読んで、英語を読む自分に慣れる

Part 7 は TOEIC の最難関です。
最難関だと感じさせる要因の一つが「量」です。
そこを突破するには、普段から「量」をこなすことです。

とはいえ、ここまでに書いたことを実行できていれば、
Part 7 の長文に対して、それほど抵抗感を抱かないはずです。
単語も文法もマスターしているし、
リスニングでまとまった分量を理解する力も付いているからです。

リスニングと同様に、問題演習を行い、解き方に意識を向けるのではなく、
水を飲むように、英文をたくさん読んで、英語力そのものを高めましょう。

素材は読解特急を片っ端からやることをオススメしています。
シリーズとしては6冊ありますが、2→4→1(無印)→5→3の順番です。
取り組みやすさや難易度を考慮した結果です。

①一週間で一冊を解く
②解いた問題の文章だけを60分読む

これを他の問題集でも繰り返していく感じです。

これを試してみると、最初はかなり辛いとわかるのですが、
本番はもっと辛いので、練習で体験しておく必要があります。
練習でできないことは、本番ではできないからですね。
とはいえ、読めるようになってくると、
「こんなにスムーズに英語が読める」と快感に変わっていきます。

 

解き方や背景知識を入れる

解き方や背景知識は、勉強の序盤で仕入れることが多いのですが、
これらは「持っている英語力をスコアに十分に反映させるもの」です。
知っているからスコアが上がる側面はあるのですが、あくまでおまけ。
ここばかりに時間を使っていたら、肝心の英語力が伸びません。

それに、ここまでの問題演習やトレーニングをしてくる中で、
解き方はある程度身についているでしょうし、
「こういう場面が出る」というのもインプットされているはずです。

そのため、TOEIC 力と定義した、この二つはさほど意識する必要はありません。
以下の二冊に目を通しておくと、TOEIC 力がさらに向上すると考えています。

 

一日一模試をメンテナンス感覚で

「一日一模試」とはその名の通りです。
最初は初見のものなので、時間はかかりますが、
そのうちに解いたことのある模試を改めて解くことになります。
今までの復習をしながら、TOEIC 勘を鋭くするための時間です。

ぼくは10セットほど用意して、ぐるぐると回転させていました。
徐々に解ける問題数が多くなり、ここでも快感を抱くことができます。
現時点でのオススメは、さほど多くはありません。
絞ってやりましょう。

リスニングで使った『公式問題集』をメインに据えて、もう一冊。

これだけを完璧にやり込めば、十分かなと考えています。
「足りない」と思うのは、もっと深掘りをするタイミングだと思いましょう。
10セットをぐるぐるとやっていけば、十分な力が身につきます。

以上、900点の壁を越える勉強法として、ご紹介させていただきました。
やるべきことは多く感じますが、900点は分厚い壁です。
量を積み重ねて、自信に変えていきましょう。

才能ではありません。
やるかやらないか。
必ず達成できます。

900点以上を超えたら、こちらの note(定期購読マガジン)がオススメです。

週刊TOEIC990点パーフェクトスコアラー秘伝の書
https://note.com/nabeatsu3/m/m9eac6e519dae

壁の向こうで待っています。

TOEIC 過去問『既出問題集2』を使った「TOEIC Part 7 徹底攻略講座」の開催報告

韓国でしか売られていない TOEIC の過去問

延期になっていた「TOEIC L&R Part 7 徹底攻略講座」が終了しました。
第1回しかレポートを残していなかったので、定期的に残していきます。

素材は超最高級

素材は韓国で発刊されている『既出問題集2』です。
TEST 1 から始まった講座も、ついに TEST 3 までたどり着きました。
TOEIC で最難関の Part 7 しか扱っていませんが、かなりの情報量だと感じています。
講座の準備をしていても、「こんな仕掛けが」と気づかされることが多いですから。

英文が非常に良質で、適度に知らない単語が出てきます。 問題も適度に難しく、まさに TOEIC っぽいですね。
日本の『公式問題集』とは違うと感じるのは色眼鏡かもしれません。
でも、本番独特の難しさが『既出問題集』にはあるように感じています。

 

講座内容は参加者主体へ

当初は、「満点保持者の思考回路を追いかける」ことに重きを置いていました。
第1回のみ開催のレポートを残していますので、ご参考までに。


TOEIC の過去問『既出問題集2』を使ったセミナーの開催報告(満員御礼)

ただ、少しマンネリ化してきたため、今回は講座内容を変えています。
参加者に解説をしてもらう、という大胆な方法を取りました!

読者の中には「これは絶対に行きたくない」と思った方がいらっしゃるでしょう。
ですが、拙著『戦略特急』でも書いた「セルフ解説」の威力は絶大です。

理解度が低い問題はうまく解説できずに、理解の甘さが明らかになるからです。
そこをぼくが指摘したり、サポートしたりしています。

参加者の方は
「ズバッと言ってもらえるので、ズレがわかってありがたい」
と言ってくださいました。
自分を客観的に見るのは難しいので、 講座の魅力の一つとなのかもしれません。

 

過去問の威力を体感せよ!

日本では発刊されていない過去問。
皆さんは過去問を使いこなしているでしょうか?

もしかしたら、買って満足している人がいるかもしれません。
「いつかはやろう」と待っていても、タイミングはなかなか来ないものです。

だからこそ、このような講座に参加することで、
毎月のように Part 7 を解くと、TOEIC の感覚が磨かれるのは間違いないです。

参考記事

TOEIC の過去問『既出問題集2』を使ったセミナーの開催報告(満員御礼)

2020年2月1日。
気持ち良く晴れた日暮里にて、
長文を読む自分に慣れる!「TOEIC L&R Part 7 徹底攻略講座」を開催しました。
今回はそのレポートをさせていただきます。

 

 

過去問を分析!

韓国で2019年末に出版された『既出問題集2』を使って、
Part 7(54問)を徹底解説するというもの。

 

と言っても、ライブという特性を利用して、参加者から出た質問にリアルタイムでお答えしました。

 

内容としては、

  • Part 7 の復習方法
  • 単語の覚え方(本やアプリの使い方)

あたりが中心です。

正直、この内容だけでも1〜2時間は話す内容があるのですが、30分程度にとどめました。
(答えながらも新たな気づきがありましたので、ブログや note で改めて発信いたします)

 

そして、そこからは適宜休憩を入れながらの解説です!

  • 英文を前から理解する実況中継
  • 解答をする手順の実況中継
  • 頻出単語や類義語の解説
  • TOEIC らしいテーマやパラフレーズの解説

この辺りが中心となりました。
3時間では処理しきれないほどの情報量だったと自負しています。
参加条件を「リーディングスコア300以上」としているのは、
情報を処理しきれなくて嫌になる可能性があるからです。

主催者も参加者も疲労感たっぷりのセミナーとなりました。

 

切磋琢磨する環境!

主催者として見ていて感じたのが、参加者の皆さんのパッションです。
「一つでも多く持ち帰ってやろう」という気合いが感じられて最高でした。
貴重な土日の長時間を TOEIC に割こうという人たちが集まる時点で、
このような環境になることはわかっていたのですが、それでも熱い時間だったと思います。

 

『公式問題集』を超えるのが『既出問題集』!

セミナー中にも言ったのですが、日本で出ている『公式問題集』は本番より簡単めです。
その点、『既出問題集』は難易度が高く、ぜひ解いてほしい問題ばかり。
ただ、独学では間違った解釈をしたり、不明点が出たりします。
そのため、今回のようなセミナーをヒントにすると良いかと考えています。

 

***

今回のセミナーで扱ったのは TEST 1 でしたので、TEST 2 以降も扱ってまいります
次は3月に開催予定ですので、ご興味のある方はブログや Twitter をチェックしてください!

【2/1(土)13:15@日暮里】長文を読む自分に慣れる!「TOEIC L&R Part 7 徹底攻略講座」《講師:TOEIC 学習歴13年・渡邉淳/ぽるぽる》

 

 

TOEIC の公開テストの日に次のようなつぶやきが飛び交います。
「TOEIC」で検索すると山ほど出てくるのです。

 

「Part 7 が終わらない」
「Part 7 が難しい」
「Part 7 の対策をどこから手をつけたらいいかがわからない」
「Part 7 の長文を早く読むコツを知りたい」
「Part 7 が終わらないのは単語を覚えてないからだ」

 

TOEIC を受験すると、誰もがぶつかる壁と言っても過言ではありません。
Part 7 という長文問題は読むのに時間がかかるし、答えの根拠も見つからないし。
ネガティブな側面を見つけようと思えばいくらでも見つかります。

 

ぼく自身、TOEIC と10年以上受験してきて、かつ、指導もし始めてから、
何の方針もなく勉強していても正解数が上がらないパートであると気付きました。

 

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登壇者プロフィール

渡邉淳(わたなべ・あつし)

1984年、千葉県富津市生まれ。東京外国語大学外国語学部ポルトガル語学科卒業。
留学なしでTOEIC990点満点、英検1級を取得。
教材制作会社を経て、現在、フリーランスの編集者・ライターをしながら、東京海洋大学で非常勤講師を務めている。
担当はTOEIC。自身の学習経験をもとにした授業を展開、TOEICの最新傾向を折り込んだ、学習者目線を忘れない指導に定評がある。
日本経済新聞や読売新聞、雑誌「PRESIDENT」、「東洋経済」、「日経WOMAN」、「日経トレンディ」での掲載実績もあり。
著書に『TOEIC(R) L&R TEST 戦略特急 スコア育成計画』(朝日新聞出版)や 『1日5分からはじめる! 英語学習手帳』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、共著に『毎日の英単語』(朝日新聞出版)がある。
一方、porpor(ぽるぽる)という名前で、ブログやTwitterを中心に、講師としても、学習者としても、日々 TOEIC や英語学習に関する情報を発信している。

ブログ:
TOEIC 990点への道 -日本から出ずに満点-

Twitterアカウント:
@porpor35

Instagramアカウント
@atsu_nabe

YouTubeアカウント
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「Part 7 をできるようにしたい」

 

もしこのように思う方がいらっしゃったら、ぼくの答えは単純なものです。

 

「水を毎日飲むように、毎日たくさん読む」

 

おそらく「これをやりたくてもできない」と反論したくなる方がいらっしゃるでしょう。
ぼくはアドバイスを次のように続けていきます。

 

「TOEIC の対策というと、解き方やテクニックに目が行きますが、それだけではスコアは頭打ちです。英語力そのものを伸ばす経験を積む必要があります」

 

試験対策であれば試験のために学習をすればいいと思うはずです。
しかし、英語力そのものという根本を考えなくてはならないのです。

 

そこで、今回、TOEIC の Part 7 を使って英語力そのものを伸ばす方法を伝授します。
解き方など細かなことは置いておいて、英語と向き合う方法をお持ち帰りください。

 

・スコアが伸び悩んでいる方
・Part 7 に苦手意識を持っている方
・Part 7 を得意パートに変えたい方
・TOEIC の素材を使って英語力を伸ばしたい方

 

1日で Part 7 に対する印象をガラッと変えましょう!

 

お申し込みはこちらのページからお願いします。

【日時】
2/1(土)13:00開場→13:15開始〜17:00終了

 

【場所】
日暮里駅から徒歩10分の教室

 

【料金】
4,000円(税込)

 

【対象】
TOEIC リーディングスコア300点以上

 

【定員】
8名(先着順)

 

【教材】
『TOEIC 既出問題集2 1000 READING』

*TEST 1 の Part 7 のみ、事前に解いてください。復習は不要です。
*基本的に書店には売っていません。
*サイトによって値段や到着時期が異なります。

Amazon

ハングルプラス書店

ちょいみらい

 

【講座内容】
(講義)
・速読力が欲しい人が心得て欲しい1つのこと
・読解力を上げる、地味だけど効くトレーニング
・54問徹底攻略解説

(ワーク)
・セルフ解説をしよう
・わかりにくい英文を精読・和訳タイム
・10パッセージタイムアタック
・質疑応答/ディスカッション

 

お申し込みはこちらのページからお願いします。