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【決定版】TOEIC 900点の壁を越える勉強法【単語/文法/リスニング/リーディング】

TOEIC の目標スコアは人によって異なります。
皆さんの目標スコアはいくつですか?

会社の昇進要件や転職活動だと【800点】くらいは当たり前でしょう。
学生であれば、就職活動となると、求められるスコアは高くなります。
新卒の就職活動でも【800点】はあると望ましい印象を受けますね。

しかし、他の人と差をつけるために、【900点】あったら良いなと思いませんか?

では、その【900点】を取得するための作戦はあるでしょうか?

TOEIC の要素をざっくりと分類すると、次のようになるでしょう。

❶単語
❷文法
❸リスニング
❹リーディング
❺TOEIC 力

これらの要素に対して、自分なりの仮説があるのかどうか、ということです。
もしこれがない状態で突き進もうとするのは危険です。
必ず壁にぶち当たります。

特に、「問題を解けばいいんでしょ」のように考えていたら、
時間ばかりを消費してばかりの状態になると思うくらいがちょうどいいです。

今の時点がどうであれ、

「<半年後>に【900点】を取得したい!」

もしこのように相談に来られたら、どのように考えるかを深掘りしました。
長編になりますが、自分の気になる範囲だけでもお読みくださいね。

この記事を読んだ後に、半年間の学習を実践すれば、
確実に【900点】は近づいてくると信じています。

 

筆者の戦績(3年で900越え)

筆者である私は、900点を取得するまでに3年かかりました
これでは「この記事に説得力がない」と言われるかもしれません。

しかし、今、講師として活動をして、
無駄な時間を過ごしたと反省しています。

振り返ると、手当たり次第の勉強となっていて、
もっと早く達成できたと感じているからです。

初受験から900点までの道のりは次のようなものです。

2006.09(IP)…735(345/390)
2007.12(IP)…850(410/440)
2008.06…835(410/425)
2009.01…880(415/465)
2009.07…870(420/450)
2009.10…935(485/450)

見事に、800点台で停滞して、900点の壁を越えるのに手間取っています。
これは【900点】に必要な要素を洗い出すことができずに、
次々と出てくる問題集をむやみやたらに解いた結果だと分析しています。

この記事をお読みの皆さんには、同じ道をたどって欲しくはありません。
だからこそ、900点に必要な要素と、それに必要な行動を具体的に提示します。

以前から「他の人が真似しやすいように」と意識して、再現性にこだわってきました。
そのため、セミナーなどでやり方を伝えたことで、900点を突破した人は存在します。
ぜひ自分の真似できるところから実践していただきたいと思っています。

 

半年の学習プラン概要

半年という短い期間で、どのように TOEIC とケリをつけるか。

まず、1日の勉強時間についてお伝えしましょう。
今のスコアが低ければ低いほど、勉強時間は増やさなくてはなりません。
「1日1時間で」なんて甘っちょろいことを言う人は、
ここで読むのをやめたほうが身のためです。

「1日2〜3時間」は確保したい。
スキマ時間を活用するのはもちろん、机に向かって勉強する時間も確保しましょう。

次に、各月のメインテーマです。
同時並行で「単語」をやったり、以前やったものを復習することはあります。

1か月め:TOEIC 範囲内の文法をマスターする
2か月め:Part 5
3か月め:Part 3, 4
4か月め:Part 7
5か月め:苦手ジャンルに特化
6か月め:1日1模試+復習

このような感じです。

パートの順番には意図がありますから、
覚悟してお読みいただけるとうれしいです。
前に分類した内容と照らし合わせながら、お話していきます。

❶単語→単語は0.1秒で意味が思い出せるまで
❷文法→文法は TOEIC の範囲内だけ理解+演習する
❸リスニング→スクリプトありシャドーイングで攻略する
❹リーディング→毎日60分読んで、英語を読む自分に慣れる
❺TOEIC 力→解き方や背景知識を入れる

 

単語は0.1秒で意味が思い出せるまで

単語は「900点レベル」までのものを徹底的にマスターしましょう。
徹底的にマスターする条件は、以下のものをイメージしています。

・0.1秒で意味がわかる
・発音がわかる(聞いてわかる)

よく「書けなくていいんですか」という質問を受けますが、
嫌というほど目にしていれば、書けるようになっていきます。
発音を覚えていれば、余計に書きやすくなっていくものです。
英単語は発音とスペルのズレがあると言われますが、
TOEIC の範囲内であれば、それほど気にする必要はありません。

使う教材は「金フレ」一択でしょう。
他の単語帳でも良いですが、テストに出る具合を考えると、
この一冊以外はありえないかなと思っています。

「金フレ」を使うときの注意点としては、<英語→日本語>で覚えることです。
単語帳は<日本語→英語>になっています。
その通りにやろうとすると、挫折してしまうのです。

まずは、母語で意味がわかるか、を判断基準にしてください。
そのあとで「英語にできるか」を視野に入れてもいいと思います。

覚え方としては、1日100語をノルマにして、一週間繰り返す感じです。
じっくりと一語ずつ覚えるというよりは、瞬間的に顔合わせをするイメージ。
それを「朝、昼、夜」と、三回転させていきましょう。
出会う頻度が多ければ多いほど、単語を覚えていくものです。
何度も出会うことで、脳が「これは大事な情報」と錯覚するわけですね。
その点、<1日3回×7日=21回転>は、出会う回数としてはバッチリです。

 

文法は TOEIC の範囲内だけ理解+演習する

文法については、大学受験の文法書を引っ張り出す必要はありません。
TOEIC で問われる文法の範囲は、大学受験ほど広くないからです。
そこで使うと良いのが「プラチナ講義」です。
TOEIC に出る文法項目が例文とともに、丁度良い分量で説明されています。

TOEIC に出るところだけに絞られているため、効率良く文法が勉強できます。

①ざっと読む(問題演習は飛ばして良い)
②理解度が怪しいところを再読する
③問題演習をする

このような感じです。
5周くらい回せば、文法に対しては問題ないと感じています。

Part 5 には文法問題と語彙問題が出ますが、
まずは、文法問題を100%正解できるようにすること。
文法問題の中には難しい問題も混じっていますが、
徐々に解けるようにしていきましょう。

筆者は文法問題を10,000問は解いているはずです。
900点に到達するために「そこまでやれ」とは思いません。
ただ、一つ言えるのは、質よりも量です。
「プラチナ講義」の内容を完璧に理解した後は、問題演習です。
問題演習をすることで、「こう出題されるのか」を実感してください。
Part 5 は量を積み重ねやすいので、量をこなしましょう。

問題演習は「でる1000問」だけで十分です。

やり方はシンプルにすると続きやすいですから、シンプルな方法を提示します。
「プラチナ講義」を理解した後であれば、このプラン通りに進められるはずです。

①1日100問解く→間違った問題を復習する
②間違った問題だけを何周もする

①の時に注意したいのが、「間違った」の定義です。
少しでも迷ったと感じたものがあれば、それは「間違った」にカウントしてください。
その問題に付箋を貼ったり、チェックマークを付けたりして、
後で戻ってこられるようにすればOKです。

最初は間違っても構わないので、気にせずにいきましょう。
解説を読んでもわからない部分があれば、 適宜「プラチナ講義」に戻るようにすると良いですね。

 

スクリプトありシャドーイングで攻略する

リスニングは問題演習は大事なのですが、
英語力そのものを上げることを強く意識しましょう。
そうすることによって、解き方など細かなことは気にならなくなります。

トレーニング方法としては「シャドーイング」が効果的です。
音声の後を追って、声に出す、というものですね。
TOEIC 本番では、音読をする必要がないため、音読せずにリスニング力を上げられます。

ただ、シャドーイングはリスニング力アップに非常に有効な手段だと実感しているため、
TOEIC でも取り入れていくことをご提案したいです。

とはいえ、シャドーイングをいきなりやるのは難しいはずです。
そこでご提案したいのが、<スクリプトありシャドーイング>です。

一般的なシャドーイングは<スクリプトなし>です。
その点、<スクリプトあり>だと、だいぶハードルが下がり、取り組みやすいはず。

Part 1 から Part 4 まで、このトレーニング法ですべていける自信があります。
正しい音をインプットし、自分でも声に出せるようにする。
そうすれば、ネイティブの音は格段に聞き取りやすくなりますから。

最初は、スクリプトありでシャドーイングを行って、
慣れてきた素材に対しては、スクリプトなしで行うといいですね。
仮に、スクリプトなしでうまくできなかったとしても、
英文を聞き取って理解できればOKとしてください。

先ほど言ったように、音読ができないとスコアが取れない試験ではないからです。
ぼくはリスニングで満点を取るまで、ほとんど音読はしていません。
しかし、自分が英語学習を進めていく上で、「これは遠回りをしていた」と実感しています。

ちなみに、テキストは『公式問題集』がベストです。
ナレーターが本番とほぼ同じなので、使わない手はないです。
この時点では、最新のものを一冊用意して、使い倒せばOKです。

新しいものから古いものに進むのが王道です。

 

毎日60分読んで、英語を読む自分に慣れる

Part 7 は TOEIC の最難関です。
最難関だと感じさせる要因の一つが「量」です。
そこを突破するには、普段から「量」をこなすことです。

とはいえ、ここまでに書いたことを実行できていれば、
Part 7 の長文に対して、それほど抵抗感を抱かないはずです。
単語も文法もマスターしているし、
リスニングでまとまった分量を理解する力も付いているからです。

リスニングと同様に、問題演習を行い、解き方に意識を向けるのではなく、
水を飲むように、英文をたくさん読んで、英語力そのものを高めましょう。

素材は読解特急を片っ端からやることをオススメしています。
シリーズとしては6冊ありますが、2→4→1(無印)→5→3の順番です。
取り組みやすさや難易度を考慮した結果です。

①一週間で一冊を解く
②解いた問題の文章だけを60分読む

これを他の問題集でも繰り返していく感じです。

これを試してみると、最初はかなり辛いとわかるのですが、
本番はもっと辛いので、練習で体験しておく必要があります。
練習でできないことは、本番ではできないからですね。
とはいえ、読めるようになってくると、
「こんなにスムーズに英語が読める」と快感に変わっていきます。

 

解き方や背景知識を入れる

解き方や背景知識は、勉強の序盤で仕入れることが多いのですが、
これらは「持っている英語力をスコアに十分に反映させるもの」です。
知っているからスコアが上がる側面はあるのですが、あくまでおまけ。
ここばかりに時間を使っていたら、肝心の英語力が伸びません。

それに、ここまでの問題演習やトレーニングをしてくる中で、
解き方はある程度身についているでしょうし、
「こういう場面が出る」というのもインプットされているはずです。

そのため、TOEIC 力と定義した、この二つはさほど意識する必要はありません。
以下の二冊に目を通しておくと、TOEIC 力がさらに向上すると考えています。

 

一日一模試をメンテナンス感覚で

「一日一模試」とはその名の通りです。
最初は初見のものなので、時間はかかりますが、
そのうちに解いたことのある模試を改めて解くことになります。
今までの復習をしながら、TOEIC 勘を鋭くするための時間です。

ぼくは10セットほど用意して、ぐるぐると回転させていました。
徐々に解ける問題数が多くなり、ここでも快感を抱くことができます。
現時点でのオススメは、さほど多くはありません。
絞ってやりましょう。

リスニングで使った『公式問題集』をメインに据えて、もう一冊。

これだけを完璧にやり込めば、十分かなと考えています。
「足りない」と思うのは、もっと深掘りをするタイミングだと思いましょう。
10セットをぐるぐるとやっていけば、十分な力が身につきます。

以上、900点の壁を越える勉強法として、ご紹介させていただきました。
やるべきことは多く感じますが、900点は分厚い壁です。
量を積み重ねて、自信に変えていきましょう。

才能ではありません。
やるかやらないか。
必ず達成できます。

900点以上を超えたら、こちらの note(定期購読マガジン)がオススメです。

週刊TOEIC990点パーフェクトスコアラー秘伝の書
https://note.com/nabeatsu3/m/m9eac6e519dae

壁の向こうで待っています。

TOEIC の頻出単語を文で覚えるなら『TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のセンテンス』に決まり!

 

 

2012年3月に TOEIC 業界に激震が走ったことは今も覚えています。

『TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ』が発売。

 

「本番でデジャブ感を味わえる」
「語句解説にある TOEIC の世界が面白い」

 

さまざまなポジティブなコメントが飛び交っていました。
それは、現在にも続き、2018年には改訂版と合計して100万部のミリオンセラーに。

 

「TOEIC を受験するなら『金フレ』をやろう」
「単語帳であれば『金フレ』一択だ」

 

ぼくも TOEIC の知識を増やしていくために、この本にはお世話になりました。
今までにもさまざまな記事を書いています。

 

TEX加藤先生『TOEIC 出る単特急 金のフレーズ』の効きどころ(使い方研究)

TOEIC の人気単語帳『金のフレーズ』の効果が出る使い方(その1:英英辞典を用いる)

TOEIC の定番単語帳『金のフレーズ』の効果が出る使い方(その2:逆算する)

『金フレ』の使い方の情報を求めて、今でも多くの方がこのブログにいらっしゃいます。

 

しかし、ぼくはベストセラーである『金フレ』に対して、疑問を持っていました。

 

「本当に覚えやすいのか?」

 

というのも、ぼくは大学受験勉強の際に『速読英単語』を使っており、
ご存知の方も多いように、「文脈で覚える」ことをモットーにしています。
TOEIC 対策の中でも問題や文章の中で覚えるように心がけていました。

 

「やっぱり文脈が欲しい」

 

そう思っていたところに、新たな激震が走りました。

 

2019年2月。

『TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のセンテンス』発売。

通称、「金セン」です。

 

隅から隅まで目を通した率直なレビューと使い方をまとめます!

 

(もくじ)

  1. どのレベルの学習者が使えるのか?

  2. 効果が出る使い方とは?

  3. 『金フレ』と『金セン』はどちらを使うか?

 

結論は「マストバイ」ではありますが、『金フレ』よりも学習者を選ぶような気がします。
その理由は以下でご説明させていただきますね。

 

 

1.どのレベルの学習者が使えるのか?

 

「はじめに」には、お勧めの読者として、次のように書いてあります。

 

・すでに金フレを終え、語彙力をさらに補強したい方
・フレーズではなく、文で単語を覚えたい方
・パート7(長文読解問題)の読解スピードを上げたい方
・「日→英」ではなく「英→日」形式で単語を覚えたい方
・TOEIC に出る単語だけを効率よく覚えたい方
・短期で TOEIC 高得点が狙える語彙力を身につけたい方

 

そして、続きの言葉にも注目です。

 

本書は、高校基礎レベルの単語をすでに身につけている方を主なターゲットとしています

 

そうです。
中学や高校基礎レベルの英単語が不安な方は先に基礎を作る必要があるんですね。
そういった方は、通称「銀フレ」である『銀のフレーズ』を仕上げましょう。

 

 

ということで、高校基礎レベル以降の方がターゲットになります。
ここは『金フレ』とは変わりません。

 

600点レベルの単語もあれば、990点レベルの難しい単語もあります
チャプターでレベルが区切られているわけではないので、その点は注意したいところです。

 

そして、何よりも魅力は、センテンスという「文」で覚えたいときに有効ということです。
裏を返すと、「文」だと負荷がかかりすぎるという方は合わないと思います。

 

2.効果が出る使い方とは?

文(センテンス)をどんどんと読み進めることに尽きます。

 

1周目は、知らない語句に出会っても、あまり立ち止まらずに、意味をちらっと確認する程度で。
あくまで「知ってるか、知らないか」という顔合わせをすることをメインにしましょう。
そうでないと、挫折する可能性が高いと考えています。
2周目以降で「覚える」ように心がけると良いですね。

 

音声は本が見られないときに使う程度で、まずは「読む」こと。
「読んで理解できる」レベルに持っていくこと。

 

『金セン』には合計で360文が収録されていますから、
1日50文程度を読むと、一週間で終えることができます。

 

TOEIC にそのまま出そうな英文ばかりなので、
毎日読み続ければ、スコアアップはもちろん、読解力向上に効くのは間違いありません。

 

「読んで理解できる」ものをリスニング素材にすると、
さらなる定着や英語力アップにつながると確信しています。

 

 

3.『金フレ』と『金セン』はどちらを使うか?

最初に申し上げたように、人を選びます。

『金フレ』は7語以下の語句で構成されているので、サクサク進めたい方はこちら。
『金セン』は23語以下とはいえ、文を読むのでそれに耐えられる方はこちら。

 

900点レベルくらいまでは、覚えやすい方を選ぶと良いでしょう。
扱っている単語に大きな差はありませんから。

 

ただ、「試験で見かけた難語」コーナーは飛ばしても良さそうです。
例えば、

reiterate
embroider
impeccable
revamp

あたりは知っていると内容の理解度がアップします。

 

しかし、900点に到達していないのであれば、もっと優先して覚える単語があります
現在のレベルに応じて、「覚えない」と割り切ってしまうのも手です。

 

900点を超えて、950点や990点を目指したい方は『金セン』ですね。
おそらく上に並べた単語を見てワクワクしたのではないでしょうか。
『金フレ』よりレベルが高い語句が収録されており、使い甲斐があります。

 

あと、細切れの時間で読解力をアップしたい方は『金セン』です。
1文を読んでは理解できているかどうかを確認できますから。
「はじめに」にあったように、

 

・すでに金フレを終え、語彙力をさらに補強したい方

 

ということで、著者の加藤先生自身も『金フレ』→『金セン』の流れが妥当だと考えているのでしょう。

 

ここまで真面目に書いてしまいましたが、コラムを含めて、単に読み物として面白いです。
思わず『金セン』を一気読みしてしまったので、個人的には『金フレ』よりオススメです。

 

TOEIC にそのまま出そうな英文ばかりと言いましたが、次のような素敵な英文もあります。

 

069
In the TOEIC test, doctors often reschedule their patients’ appointments, but that rarely occurs in real life.

 

「TOEIC あるある」を英文で披露してくださったり。

 

135
One factor that is vital to fulfilling your dreams is persistence.

 

英語学習の励みになる内容を英文にしてくださったり。

最後の英文は涙なし(?)では読めませんね!

 

この記事を読んだ方が単語力を増やし、スコアアップを実現できますように。

 

TOEIC でハイスコアを取得している人がやっている単語力アップ法

 

前回ご紹介したメルマガの購読者が地道に増えています。
「どうやって英語嫌いがTOEICでスコアアップを実現する?がわかる【無料メルマガ】」です。

 

登録はこちらから。

 

会社の昇進要件や学校の進級要件などで、英語やTOEICは嫌なのだけれど、
「TOEICを受けざるをえない」という人を対象に書いています。
TOEIC学習をモリモリとやっています、という方は対象ではないです。笑

 

週一ペースで更新しているのですが、第3号を配信したところです。
ブログに第2号を掲載していなかったので、記事の最後に載せておきますね。

 

今回は「単語」に関する話です。
言いたいことはいろいろとあったので長くなったのですが(笑)、
メルマガには一つのポイントだけを書いています。
ブログの記事には編集後記的にハイスコア向けの話を記しておきますね。

 

「単語帳は早く卒業しよう」

 

あれ、メルマガと同じだ(笑)。
単語帳ばかりやっていてもダメなんです。
ぼくは単語帳嫌いということもあって、
「早くやめたい」と思いながら取り組んでいました。

 

今であれば、どんなことをやるといいかをまとめておきます。
要は、単語帳は1か月で終えて、問題演習をゴリゴリしようという話です。

 

  1. 『出る単特急 金のフレーズ』(本/アプリ)を2〜3日で顔合わせを終える
  2. 知らなかった単語にチェックを入れておく
  3. 上記の範囲だけ2週間〜1か月くらい、毎日取り組む
  4. 問題演習で知らなかった語句をストックする

 

『金フレ』は TOEIC で出る単語を手っ取り早く学べるので、
取り入れたほうがスコアアップには効率的だと考えています。

 

そして、いかに4.に早くたどり着けるかがポイントですね。
ハイスコアの人は問題の中で知らない語句に出会っては習得するサイクルができています。
単語帳をずっとやり続けているわけではないです。

 

単語帳はあくまでサプリとして割り切るといいでしょう。

 

それでは、メルマガ第2号をご覧ください。
初級者向けの話をヒントに自分の学習を見直すといいかもしれません。
もしご興味があれば、こちらからご登録くださいね。

===
◇◆◇━━━━━━━━━━
単語を覚えるときのポイント
━━━━━━━━━━◇◆◇

英語嫌いが基礎を作る上では避けて通れない3つのフィールドについてご説明していきます。

・単語
・文法
・音

今回は「単語」です。
「単語を覚える」という耳タコフレーズを聞くだけで嫌になると思います……。
でも、単語を覚えることを避けて、TOEIC のスコアアップを望むことはできません。

ぼくはどちらかと言うと、英語は好きです。
ですが、単語を覚えるのは好きではありません。
だって、面倒ですもん。
だって、なかなか覚えられないですもん。

その事実を知るだけで安心しませんか?
英語好きですら、こんな感じなんです。
単語を覚えるのが好きな人はそうそういないと思います。

とは言え、TOEIC に出てくる単語を覚えないことには先へは進めません。
そこで、単語を覚えるためのポイントを3つご紹介しましょう。

・単語帳は早く卒業しよう
・単語はフレーズ単位で覚えよう
・単語の生態系を知ろう

3つについて細かくご紹介すると、長文メルマガになってしまいますので、
今回は1つ目の「単語帳は早く卒業しよう」の項目をご紹介させていただきます。

◇◆◇━━━━━━━
単語帳を選ぶコツは?
━━━━━━━◇◆◇

単語を覚えるには、試験で問われる範囲の単語を集中的に学ぶのが効率的です。
だからこそ、TOEIC L&R テストの単語帳を使うのがいいでしょう。
ただ、書店に行けばわかりますが、無数(?)の単語帳があり、選ぶのが大変ですよね。
そこで、選ぶコツをお伝えしましょう。

「使いやすそうか? 続けられそうか?」という直感。

ただこれだけです。
Amazon などのレビューはさほど関係ありません。
自分が使い続けるわけですから、「使いたい」と思えるものを探しましょう。
選ぶときには実物を必ず見てくださいね。
大きさや手触り、文字の大きさなど、いろいろとありますから。
とにかく自分本位で選んでみてください。

◇◆◇━━━━━━━━━━
単語帳から卒業するコツは?
━━━━━━━━━━◇◆◇

単語帳を選んで購入したら、早速取り組み始めるわけですが、
できる限り早く卒業するためにはポイントがあります。

1.取り組む範囲を決める
ほとんどの単語帳がレベル別に分かれているでしょうから、
それを頼りにして、自分が取り組むべき範囲を決めましょう。
600点が目標であれば、そのレベルまでに収録されている単語を集中的にやること。
730点とか860点とか、高いスコアの単語に手を出す必要はありません。
単語帳と聞くと、なんとなく「全部やらなきゃ」という使命感にかられるのですが、
そんなルールは誰も決めていませんから、ワガママに単語帳を使いましょう。
一冊のうちの半分、となれば、少しは気が楽になりませんか?

2.全体像を把握する
取り組む範囲が決まったら、一気に一周(一通り終える)します。
イチから完璧に覚えようとしても、すぐに忘れていくのが人間です。
だからこそ、最初は「初対面のご挨拶」のノリで、一気に見ていってください。

知っているか、知らないか。

それを基準に印をつけておくといいでしょう。
仮に600点を目指すレベルの単語となると、0.1秒で意味が出てこないと、
「知らない」に該当すると考えて、厳しく判定してください。

3.知らない単語をつぶす
一周し終えたら、再び頭から「知らない単語」だけ取り組みましょう。
その際には、あの手この手を使って、頭にこびりつかせてください。

・音を聞く
・声に出す
・書く

こういったことをしながら、とにかく覚えようと必死になることです。
自分のやりやすい方法で大丈夫ですので、頭に入れていきましょう。

この学習のときのポイントは、一度で完璧に覚えようとしないことです。
誰しも忘れていくものです。
何周か繰り返して取り組む中で、頭と体に染み込ませるように心がけましょう。

3.を繰り返すことによって、その単語帳はマスターしたことになります。
何度も申し上げますが、覚えた単語は忘れていきますから、
単語帳を早く卒業して、問題演習に入っていく姿勢が重要です。
これはまた別の機会に譲ろうと思います。
===

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今日の #TOEIC 復習単語 persuasive

 

TOEIC 講師でありながら、予備校講師である morite2(森田鉄也)先生をリスペクトした記事です。
悪く言えば、TOEIC に出てきた語句を紹介する「TOEIC 復習単語」のパクリ記事です。

 

近々公開しますが、第222回 TOEIC L&R 公開テストのスコアシートが返ってきました。
数字はひどいものなのですが、ありのままを告白してみようと考えています。

 

一つだけ事前にお伝えすると、「語彙」の項目は100%でした。
ですので、今日ご紹介する単語が正解だったことはほぼ間違いありません。
本番時に pervasive と見間違えたことで、強く記憶に残っています。

 

persuasive

 

英辞郎のページはこちらです。このページから例文を引用させていただきます。

 

His speech wasn’t quite persuasive enough.

 

「説得力のある」という意味の形容詞として覚えておきたいですね。
動詞の persuade は馴染みがありますが、形容詞はあまり見ないと思います。
動詞の反意語には dissuade(〜を思いとどまらせる)というものがありますね。

 

これを機会に押さえておきましょう。

 

さらに印象強く覚えてもらうために、英英辞典の意味も記しておきます。

 

able, fitted, or intended to persuade

 

パッとしない説明ですが、「説得するだけの力がある」ということでしょうか。

 

おそらく persuasive はどの単語帳にも掲載されるような単語ではないでしょう。
だからこそ、本番という機会を大切にして、使える単語を増やしていきたいものですね。

 

名著である『金フレ』はカバーしています。
さすがというか、最強というしかありませんね。

 

ぼくは同じ特急シリーズでも『単語 特急』派です。


英検1級パス単倶楽部(第1期)Week 1

 

 

始まります!

 

先日、「英検1級パス単倶楽部(第1期)の入会者募集の案内」をしましたので、
早速、1週目の記録を始めていきたいと思います。
(月曜日に記事をアップできずに申し訳ございません。)

参加者一覧は最後に記しましたので、
もし誤りや抜けがありましたら、お知らせください。

 

一週間で700個の難しい単語に触れることになりますが、
団体戦の気持ちを強く持って、乗り切っていきましょう!

 

○教材
でる順パス単英検1級

○期間
週明け(4/17)〜2017年第1回の英検1次試験日(6/4)まで

○内容
・毎日100個は単語に触れること
→50個だと一周するのに48日もかかるため
・所要時間は30分以内
→長いと(ぼくが)ダラけるため
・取り組み方は自由
→聞くだけだろうが、音読を取り入れようがお好きに
・学習内容や気づきを、ぼくが作成したブログ記事に簡単にコメント
→毎週明けに作成した記事に適宜書き込んでもらうイメージです
→共有したい事柄があれば、そちらもコメントでください

○申込制限
6月の英検1級を受験すること
→受験しないと、切迫感が生まれないため

○参加者(順不同)
梅さん
jayai さん
コビーさん
ゆういちさん
千恵さん
調査役ピーちゃんさん
のりけさん
Mary さん
Melmo さん
VOZE さん
カメ吉さん
よまよまさん
kakao さん
porpor

*本とインターネット環境をご用意ください

 

4/17
最初のほうのページは覚えているものが多いのは、何度もこの本で挫折しているからでしょうか。
100個に触れることは苦ではなかったので、例文とともに頭に入れたいと思います。

 

4/18
前日の100個をさらっと眺めるところからスタートするも、結構忘れています。
「忘れるのは人間だから仕方ない」と考えて、新たな100個に触れています。

 

4/19
名詞は記憶に残りやすいのか知っているものが多く、はかどった印象。
こういうところでできた貯金を先に回すのが手かもしれない。
つまり、余裕のある日は100個以上をこなしてしまうという手。

 

4/20
「覚えたい」という気持ちが薄い気がします。
試験を受けることは確定しているのに、まだ気持ちが定まっていない。
もっと切迫感を持たないといけません。

4/21
形容詞は名詞とのコンビネーションを考えれば覚えやすいですね。
セットで覚えたほうが記憶に残ります。

4/22
頭が新しい単語でいっぱいいっぱいになってきた印象ですが、
まずは一周を終えることを目標に切り替えています。
100個に対する触れ方も再考しないといけない気がします。

4/23
1週間で「出る度A」をやりきったことを褒めたいです。
いつも取り組んでは進まず、の繰り返しですから。
この勢いを保ったまま、BもCも攻略していきます!

英検1級パス単倶楽部(第1期)の入会者募集の案内

 

 

次のつぶやきをしてから、1か月が経過しています。

 

DMでも「まだやらないのか?」という催促が来るくらいなので、
焦って記事を書いている次第です。苦笑

 

まず、踏ん切りをつけるためにも、6月の英検1級を申し込みました。

 

そして、思い立ったが吉日、ということで、今日から募集を始めます。
前々から告知をしていた試みを開始いたします。

 

その名も

英検1級パス単倶楽部(第1期)

です。

 

要は、続けるのが辛い『パス単』をみんなでやって、最後までやりきりましょう、という企画です。
大事なのはわかっちゃいるけれど、一人で続けるのは辛い一冊ですよね。
であれば、集団の力を借りて、最後まで一気にやりきってしまいましょう!

 

申込にあたっての説明は以下の通りですので、
あらかじめご確認の上、ご参加いただけますと幸いです。

 

○教材
でる順パス単  英検1級

○期間
週明け(4/17)〜2017年第1回の英検1次試験日(6/4)まで

○内容
・毎日100個は単語に触れること
→50個だと一周するのに48日もかかるため
・所要時間は30分以内
→長いと(ぼくが)ダラけるため
・取り組み方は自由
→聞くだけだろうが、音読を取り入れようがお好きに
・学習内容や気づきを、ぼくが作成したブログ記事に簡単にコメント
→毎週明けに作成した記事に適宜書き込んでもらうイメージです

○申込制限
6月の英検1級を受験すること
→受験しないと、切迫感が生まれないため

○人数
10名(ぼくを入れるので、残り9名です)
→多すぎると、離脱してもわからなくなってしまうため
→もし反響が大きいようであれば、多少変更の可能性あり

*本とインターネット環境をご用意ください

 

ということで、このブログにて正式募集をいたします。
記事にコメントをいただくか、Twitter を通してご連絡ください。

 

「誰がいち早く身につけられるか勝負しましょう」

 

ぼくが誰よりも早く身につけるつもりで、
このパス単倶楽部に臨みたいと思っております。

 

なお、第1期と銘打っていますが、第2期があるかどうかはわかりません。
これを機に、受験と倶楽部へお申し込みくださいませ。

『TOEIC TEST 単語 特急 新形式対策』を高速で解ける理由

月曜日に『TOEIC TEST 単語 特急 新形式対策』を購入してから、
毎日一周は欠かさず行っています。

単語特急_新形式対策

 

今は、一周が10分強で終わるスピードで解くことができます。
ぜひ皆さんにも体感していただきたいスピード感です。
解けると本当に気持ちがいいですから。

 

これは、つぶやきにも書いたように「全文読み」して、意味を理解した上での回答です。
なんで早く解けるんだろう?」とふと思い、思い当たる節を探してみると、見当たりました。
もちろん、『単語 特急』の旧版を解いていた、というのも一つでしょう。
ですが、もっと大きな要因で、大切なことは、次のブログ記事と同じことだと考えています。

 

名著『新TOEIC TEST 出る単特急 金のフレーズ』のメモが教えてくれた、TOEIC スコアアップの大ヒント。

 

相性のいい組み合わせが頭の中に入っている。

 

これに尽きると思います。
今までストックしてきたフレーズがイキイキとする瞬間です。
「この単語が来たら、これが来るでしょう」という予測がつくわけです。
だからこそ、頭が瞬時に反応してくれるんですね。

 

この予測する力はリスニングにもリーディングにも活きると思います。
次に来るものの予測がつくのですから。

 

購入してからわずかですが、新たに自分の中にストックされたフレーズが増えました。
問題になっているところも、そうでないところも、です。
まとまりをストックする意識で、他の本も改めて取り組んでみようと思います。

 

まだまだ成長していきましょう。

『TOEIC TEST 単語 特急 新形式対策』を解き終えた感想(速報)

Twitter を見ている感じだと早めのゲットでしょうか。
別に早く手にしたからといって、スコアアップするわけではないのですが。苦笑

 

『TOEIC TEST 単語 特急 新形式対策』
(森田鉄也著/朝日新聞出版)

 

 

速報としての感想を箇条書きでいくつか挙げておきますね。
購入される方のご参考になれば幸いです。

 

単語の難易度が上がっている。

morite2 先生が Twitter かどこかでおっしゃっていましたが、本文も選択肢も単語の難易度が上がっています。旧版が出たのは2009年で、そのときよりも試験に出る単語が難しくなっているのは間違いないですからね。時代が反映されている感じです。

 

旧版と同じ問題もありながら、微妙にアレンジされている問題もあり。

まったく同じ問題もありますが、アレンジされているものが思ったよりも多かったです。同じテスティングポイントでも、読みやすい英文になっていたり、難しめの英文になっていたりとバージョンアップが嬉しいです。

 

成績は98/100。

13分30秒で一周を終えました。間違えたのはもちろん新問です。「これを聞いてくるかあ」という絶妙なところを突いてきた問題や、お手上げの問題がありました。ただ、旧版をやり込めていれば、かなりの正答数は確保できると思います。時間もさほどかかりません。

 

この本を用いたセミナーをやろうと決めました。

著者の morite2 先生にご相談してみようと思います。イメージしているのは、土日祝日の半日くらいのぶっ通しセミナー。ご興味があったら、何らかの形でご連絡くださいませ。

 

間違いなく買いの一冊です。

ぼくの中で旧版を超えました。最高の一冊です。毎日のお供になることが決定しました。TOEIC で重要な単語が今まで以上にギュッと詰め込まれているイメージです。

「『単語 特急』改訂記念で100文の暗唱を始めました」のその後

『単語 特急』が改訂されるということで、

「『単語 特急』をやり尽くしたのだろうか?」

という問いを自分に投げかけて始めた100文の暗唱。
数年前にやりかけた自分に向き合ってのスタートを8月頭に切りました。

単語特急_付箋

 

*やり方は以下のブログの記事に書いてある通りです。

ぼくの『新TOEIC 単語 特急』の使い方〜英文の効果的な暗唱の方法

 

約1か月が経過した今、porpor の様子はどうなっているのでしょうか?
まず、結論から申し上げます。

 

「100文まで到達すらしていません」

 

1日10分弱はやってはいたのですが、毎日の学習に取り込めず、苦戦しています。
ただ、残り11文のところまでやってきましたので、本日中に終わらせます。
(ここで必殺の公開宣言効果を使います)

 

とはいえ、1か月前にやった最初のほうは忘れている可能性が大きいため、
新しい『単語 特急』を手にするまでは、

 

「毎日、100文の音読をする」

 

ことにしました。
100文を自分の中に染み込ませます。
単に解くのではなく、音読までセットにして、1日1周がノルマです。

 

発売まで残りわずかですから、追い込むことで、自分の身の肥やしにしていきたいと思います。

 

もう morite2 先生のお手元には見本が届いたとか。いち早く手に入れたいものですね。

 

TOEIC単語特急新形式対策完成

 

TOEIC で初めて出題される単語 〜 levy って知ってる?

 

先日の第212回の TOEIC 公開テストのときのこと。
公開テストではよくある出来事に遭遇したので、そのときのことをひとつ。

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ぼくは Part 7 のとある文章で次の単語に出くわしました。

 

levied

 

周辺の単語は覚えていないのですが、目に焼きついたのがこの単語です。
なぜこの単語が印象に残っているかというと、理由は単純です。

 

見たことない
知らない

 

TOEIC の学習は早10年になりまして、知らない単語に出くわすことは少ないです。
やはり「少ない」というのが正直なところで、1〜数語は知らないものが出てくるものです。
知らない単語があることは厄介なことです。とてもストレスですよね。

 

そんな折、とある一文が目に留まりました。
『新TOEIC TEST 中村澄子の千本ノック! 即効レッスン-1』に次のような記述があります。
(P.159 より一部引用)

 

 

TOEIC で初めて出題されるビジネス語彙は、それ以前に発行された単語本には掲載されていないことが多いため、日ごろから仕事関連のレポートなどを読んでいる人が有利です。

 

特に注目したいのが「それ以前に発行された単語本には掲載されていないことが多い」です。
どれだけ優れた単語本であっても、今までの問題集やテストを参考にしているため、
テスト作成団体の ETS が「これを出してみよう」と仕掛けてきたら、
今回のぼくのような事態が起こりうるわけです。

 

じゃあ、この事態を回避するためにはどうすればいいのか。
単語本をいくらやってもキリがないわけです。
本番で考えられる行動は次の2つでしょう。

 

1.単語を文脈や語形から推測をするか。
2.無視をするか。

 

ぼくが今回の levy に出会ったときにした行動は「1.」です。
最後に意味は記しますが、結果的に「当たり」ました。

 

もし推測が難しい場合は、気にせず突き進むしかありませんよね。
いくら考えても、意味が思い出せることはないのですから。
踏ん切りをつけて、潔く目を動かしていきましょう。

 

単語学習というもの自体にもキリがありませんよね。
本番のときと同様、踏ん切りをつけて、
「どこまでを覚えるか」をどこかで線引きをしたいものです。

 

ちなみに、今回の記事で話題にした levy は次のような使い方をします。
impose に近い形で「〜を課す」という意味です。

 

levy a tax on tobacco「タバコに税を課す」

 

もしかしたら、また TOEIC で出るかもしれませんから、覚えておきましょう。