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一流の人は、モチベーションをどう保っているのか

ここ最近はご無沙汰だったビジネス書。
楽しみにしていたビジネス書が手に入りました。

 

『一流の人は、本のどこに線を引いているのか』

一流の人は、本のどこに線を引いているのか

 

 

本の書評メルマガ「ビジネスブックマラソン」を発行する土井英司さんの一冊です。
とある書店に行くと、先行発売をされていたものですから、ついつい買ってしまいました。
読んでいると、早速、英語学習のヒントになる一節を見つけたのでご紹介です。

 

やる気があるから仕事ができるようになるのではなく、仕事ができるようになったからやる気が出る。つまり、モチベーションの有無は結果に過ぎず、その原因は仕事ができるかどうかなのだ。

 

書籍の内容の本筋ではないのですが、仕事のモチベーションのお話についてです。
全然、英語学習と関係がないじゃないか、と思われた方がいらっしゃるでしょう。

 

この文章の「仕事」を「英語学習」に置き換えて読んでみてください。

 

やる気があるから英語学習ができるようになるのではなく、英語学習ができるようになったからやる気が出る。つまり、モチベーションの有無は結果に過ぎず、その原因は英語学習ができるかどうかなのだ。

 

ぼくは仕事術として得たものを英語学習に活かしていますが、
今回も活かせそうだと考えられたため、ご紹介した次第です。

 

やる気は「やる」ことで、そのうち勝手に出てくるものだという説も確かだと思うのですが、
「できるようになった」から、やる気が出るというのも、自分の体験として確かだと思います。
「できるようになる」までには、一定数の単語や文法など乗り越えなくてはならない壁があります。
でも、それを取得することができれば、必ず「できるようになる」領域が増えていきます。

 

ぼくもそうでした。Part 5 を例に出しましょう。
最初は語句はおろか、解き方すら知らない状態でした。
「できない」ことが多いため、モチベーションは上がりにくいです。
ところが、単語帳に取り組んだり、実際の問題に取り組んだりすることで、
「できる」ことが増えていき、取り組むのが楽しくなったのです。
つまり、自分のモチベーションが上がっていったというわけです。

 

できる嬉しさや楽しみを感じるべく、一時の苦しみを乗り越えていきたいものですね。
その先には、モチベーションがどんどんと上がっていくスパイラルが待っていますから。