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2016年に発売された TOEIC 本の中で、役立ったベスト3の発表です

 

 

ブログがご無沙汰になっておりますが、もう早いもので、2016年も終わりです。
今年最後の記事となりますので、まとめ的な記事を書こうと思います。

 

タイトル通り、今年発売されて、今年使用した TOEIC 本の中で、

 

「これはお世話になった」
「これは来年も使いたい」

 

という本をランキング形式でご紹介したいと思います。

 

 

最近のぼくの動向をご覧の方はおわかりでしょうけれど、
それほど TOEIC、TOEIC づいていません。
というか、今年はさほど TOEIC 本を購入していないことに気づきました。
なので、吟味してからの購入となっておりますので、ご参考になるかと。
(今回、「公式」本を除きます。)

 

 

まずは第3位から。

 

BEST 3
TOEICテスト 新形式だけ でる200問

2016年はテストが新形式になるということで大騒ぎになりましたが、
そこを集中的に手助けしてくれる一冊となりました。
この本のおかげで、新形式に対して、どのように臨めばいいかがよくわかりますね。
それに加えて、HUMMERさんとTommyさんの熱いトークでモチベーションもアップしますから、
この本を避けて、新形式に臨むのはもったいないことかなと思います。

 

 

BEST 2
TOEIC LISTENING AND READING TEST 千本ノック!
新形式対策 難問・ひっかけ・トリック問題編

2016年12月に発売され、ぼくは年末ギリギリに慌てて解いた一冊です。
ですが、ギリギリのところでランクインです。
「かゆいところに手が届く」ものばかりですね。
語彙問題を中心に、難しい問題が多く収録されています。

レベル的に読者を選ぶ一冊ではありますが、
900点以上を目指す方は必携の一冊だと言えます。

 

 

さて、栄えある1位は……

 

BEST 1
TOEIC TEST 単語 特急 新形式対策

今でもほぼ毎日取り組んでいる一冊です。
英文から選択肢、解説まで、取りこぼしをしたくない単語たちが並んでいます。
TOEIC に出そうな Part 5 の英文が100文収録されています。
ダウンロードできる音声とともに、100文を自分の中に取り込めば、
本番の30問はだいぶやりやすく感じることを保証します。

 

 

以上、2015年の TOEIC 本(独断と偏見の)ランキングでした。
それでは、みなさま、よいお年をお迎えくださいませ。

『TOEIC 公式問題集 新形式問題対応編』の使い方を見直す機会を作りませんか?

 

 

誰しも TOEIC のスコアアップを目指す上で使うであろう一冊があります。

 

それが『公式問題集』です。

 

 

誰にでも通ってほしい道ではあります。
ですが、

自信を持って「使い倒せている」と断言できますか?

 

もしそう言えないのであれば、早急に見直す必要があります
自分で「使い倒せている」と自信を持った学習でなければ、学習効果は激減です。
「これ一冊を自分で解くだけで事が済む」というものではないからですね。

 

この本を使い倒すための方法を知ってこそ、
『公式問題集』という素晴らしい本が活きてくるのです。

 

730点や860点といった TOEIC スコアの壁をぶち破るのに必要なもの。
それは『公式問題集』の使い倒しです。
ぼくも随分、この本に助けられては、スコアアップを果たしてきました。

 

ぼくは他の学習者や講師の方の意見をもとに、『公式問題集』を使い倒す術を考え続けました。
漫然と問題を解くだけでは効果的とは言えません。
問題を解いて答え合わせをするだけでは効果的とは言えません。

 

そこで、『公式問題集』を使い倒す術を伝える場所はないかと思っていたところ、
とある書店から「TOEIC のイベントをやりませんか?」とお声がけをいただきました。
それで「この場を使って、公式問題集の使い倒し方を伝えよう」と決めたのです。

 

ということで。

 

先日から何度か記事の中で告知をしていました通り、
12/23(祝・金)に天狼院書店(池袋)にて 1Day イベントを行います。

 

【12/23祝金 天狼院の冬季講習】
TOEICスコア伸び悩みの壁を破るためのポイントを1日集中講義でマスターする!
2017年、ベストスコアでスタートを切ろう!
《天狼院「TOEICゼミ」冬季講習/初参加、大歓迎!》

今回は、次の3つの Part に焦点を絞って、攻略のヒントを示していくことにしました。

 

1:Part 5 の精読による「英文の読解精度アップと速読力アップ」
2:Part 3,4 のオリジナルの聞き「型」作成による「リスニング力アップと速読力アップ」

 

間違いなく「やり込んでいる」と言える『公式問題集』をさらに使い倒す4時間です。
4時間の中では、ぼくが今まで、そして普段行った学習法を余すところなく披露します。
そして、一部問題演習を行っていただき、新たな気持ちで一冊と向き合っていただきます。

 

Part をここに絞ったのは、独学がしにくい、あるいは間違いやすいポイントだからです。
復習の方法もお伝えした通りに、ワークの中で行っていただきますので、お楽しみになさってください。

 

ちなみに、このイベントは1日で終わるものなのですが、
天狼院書店と交渉をして、Facebook グループ(非公開)を作ることになりました。
これは「講義の聴きっぱなし」を防ぐためです。
学習進捗を報告し、学習仲間と励ましあって過ごしていただきたいという気持ちからです。

 

対象は600-700点としていますが、お持ちのスコアは問いませんので、奮ってご参加くださいませ。
(一度ならずとも、何度も解いたことのある方もご参加いただいて構いません。)

 

4時間みっちり TOEIC 漬けになって、
一緒に『公式問題集』の使い手になりませんか?

 

 

TOEIC の新形式が苦手ならば「ココ」を意識せよ

ここに告白します。
2016年5月に TOEIC に導入された新形式が苦手です。
ぼくと同じように、やきもきされている方がいらっしゃるのではないでしょうか。

 

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Part 3 の3人の会話問題。
Part 3, 4 の話者の意図を問う問題。
Part 3, 4 の図表問題。
Part 6, 7 の文挿入問題。
Part 7 のトリプルパッセージ。

 

模試や問題集を解くと、新形式の問題ばかり間違ってしまったり、
正解はできても、自信が持てなかったりということがしばしばあります。

 

「なぜできないのか?」

 

新形式で一度990点満点を取得してしまったがために、相当なストレスがかかります。
できない自分に出会うたびに、イライラが募ります。

 

でも、先日、模試を解く会で気づいたのです。

 

「新しいことが問われているから、そこに対応するだけの力がないんだ」

 

いたって単純なのです。
TOEIC 側は新しい形式を使って、新しいことを問うています。
「これに対応できる力はあるか?」と問いかける感じです。

 

以下は、かなり簡単にではありますが、ぼくが TOEIC 側が問うているだろうと考えていることです。

 

Part 3 の3人の会話問題:素早いやり取りの流れについていけますか?
Part 3, 4 の話者の意図を問う問題:話の場面や流れを正確に追えていますか?
Part 3, 4 の図表問題:聞こえた英語と図表の内容を照合できますか?
Part 6, 7 の文挿入問題:段落ごとの内容の流れを正確に追えていますか?
Part 7 のトリプルパッセージ:大量の英語を処理し、情報の整理ができますか?

 

どれも小手先の技術では対応することができません。
どれも英語力のベースを底上げしないと、スコアに結びつけられないと思います。
揺るぎないリスニング力とリーディング力が必要だと思いませんか?

 

しかし、逆に言えば、これらが出来るようになれば、英語運用力は高くなるということです。
ぼくはここに嬉しさを感じました。

 

「TOEIC が自分の英語力を上げる手助けをしてくれている」

 

目にするスコアは下がってしまうかもしれません。
実際、ぼくの場合は下がっています。
ですが、そこが伸びシロだと言うことができますよね。

 

もちろん、問題への慣れや多少の攻略法はありますが、
それを実行するだけの英語力を持っていなくてはなりません。

 

ですから、

 

しっかりと聞けるようになる。
しっかりと読めるようになる。

 

という、至極シンプルなことを追いかけながら、
トレーニングを日々行っていく必要があると感じました。

 

 

なかなか思うようなスコアが出ずに、ストレスに感じている方は、
見方を少し変えてみると、日々のトレーニングにハリが出るのではないでしょうか?
ぼくは意識を変えて、普段の学習に接していこうと思っています。

TOEIC 新形式!韓国の『公式実戦書』を解いたなら、『公式 L&R 問題集 1』は負荷をかけて解こう。

【告知】
5月と8月と開講してきた「天狼院 TOEIC パーフェクト・ゼミ」ですが、
第3期として、さらにバージョンアップをして11月から新たに開講することになりました。
すでに問い合わせが何件かあり、面白いメンバーが集まりそうです。

 

【11月開講】パーフェクトスコアラー思考を身につける「天狼院 TOEIC パーフェクト・ゼミ」〜誰でも効率よくスコアアップできる方法とは?成長を実感できる 体験〜《東京・福岡・全国通信対応》

 

 

先日、以下の簡単なレビューを書きました。

 

『公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 1』レビュー(速報)

公式 TOEIC L&R 問題集1

 

 

そこにも記したように、『公式 L&R 問題集 1』は韓国で発売された『公式実戦書』の一部です。
ここには怒りを覚えてしまうのですが、『公式実戦書』を解いた方は別のチャンスがあります。
それは、解き方を変えて、新鮮な気持ちでチャレンジすることができる、ということ。

 

負荷をかけて解く。

 

これだけで同じ問題も違って見えてきます。

 

リスニングであれば、
1.25-1.5倍速で解いてみる。
Part 3, 4 は先読みなしで解いてみる。

 

リーディングであれば、
時間を短縮して解いてみる。
Part 5 はどの問題も全読みしてみる。
Part 7 は文章をすべて読んでから、設問に答えてみる。

 

さまざまな負荷のかけ方があると思います。
「韓国の問題と同じだから」と文句を言うだけでは何も始まりません。
自分なりの工夫をして、取り組み方を変えて活用したいものです。

 

第212回 #TOEIC 公開テスト感想(個人的な出来)

<告知>
新しく8月からゼミを開講します。最新情報もいち早くお届け。
1日はそのキックオフ、かつ新形式の攻略についてお話します。

・8/1
【8/1Mon キックオフ】成長を実感するTOEIC体験「天狼院 TOEIC パーフェクト・ゼミ」〜誰でも効率的にスコアアップできる「パーフェクトスコアラー思考」を身につける!〜新形式問題の対策レクチャーあり!《ゼミを体感できる説明会》

・8/8〜
【8月開講】パーフェクトスコアラー思考を身につける「天狼院 TOEIC パーフェクト・ゼミ」〜誰でも効率よくスコアアップできる方法とは?成長を実感できる TOEIC 体験〜《東京・福岡・全国通信対応》

 

第212回TOEIC公開テストを受験された方、改めてお疲れさまでした。
毎回恒例の、備忘録として受験後の感想の記事でございます。

 

今回は面白い出来事は起こらず、いたって普通の受験でした。
試験前に行ったことをまとめておくと、こんな感じです。

 

・『公式問題集』Part 3(32-70)1.25倍速:オーバーラッピング@自宅
・『単語特急』(約100問):一気に解く@移動中
・『読解特急5』(英文のみ):文章の関係性を読み解く@移動中

 

頭を英語モード、しかもスピード感を持った仕様にして、
耳と目をどんどんと慣らしていくイメージです。
毎回、試験前に行うことは違うのですが、狙いはこれひとつです。

 

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さて、今回はピンク色のマークシートでしたが、フォームは不明です。
どこで見分けがつくかわからないのですが、3枚目はPCを外で眺めているものでした。
では、各 Part ごとの出来を簡単にメモしておきます。

 

<Part 1>
ミスはないと思います。
感想にも書きましたが、もう Part 1 ではミスはできません。
a pile of earth はリサイクル問題で、初見のときは話題になりましたね。
earth の使い方を知らなかった方は『新公式問題集 Vol.5』でチェックですよ。
Part 1 の誤答に使われていますからね。

 

<Part 2>
2問ほど怪しいものがありましたが、消去法でしのげているか1ミスです。
Part 2 もミスができない Part になりましたが、なかなかしんどいですよね。

ぼくが受けたフォームは比較的聞き取りやすい応答だったと感じました。
ひとりめの発言が冒頭を聞き取ればOKというものではないため、
全体を逃さず聞き取り、要所をまとめて頭の中にリテンションする力が求められますね。

 

<Part 3, 4>
聴くときは聴く。マークするときはマークする。
というように、切り替えて行いましたが、Part 4 の意図問題で悩み、
1セットは先読みなしで挑みました。

今回は新形式の問題に苦戦して、数問落としていそうです。
新形式への対策、というか、全体的なリスニング力の強化が必要そうです。

 

<Part 5>
8分くらいで終了しました。
10分を切って回答を終えられたのは初めてかもしれません。

1ミス(a battery of 〜)が確定しています。
語彙問題はこれが一番難しかったと信じたいです。苦笑

 

<Part 6>
13分くらい費やした気がします。
文挿入問題の根拠がはっきりせず、かなりの時間を費やしてしまいました。
自分でも考えすぎだと途中から思ったのですが、そのスパイラルから脱出できず。

しかも、時間をかけた割に、正解かどうか微妙ですから困ったものです。
Part 6 は一番の課題だと言えるでしょう。

 

<Part 7>
Single Passage で25分くらい、
Double Passages で8分くらい、
Triple Passages で20分くらいで終えました。

必死に駆け抜けたこともあり、ミスの具合はわかりません。

Part 6 で時間を多く費やした分、非常に苦しい時間配分になりました。
Part 7 に入った時点で、14:05を過ぎていたのは久しぶりかもしれません。
内心は相当焦りましたが、1問ずつ解くしかないので、割り切って挑みました。

SP を解いている途中で、全体像を見ようと最後までパラパラと確認したのですが、
新形式史上、最も文章量が多い回だと感じましたね。
これを読み切るには「大量の英文を読む」ことが当たり前のレベルに持っていかなくては、ですね。

 

 

ボーダーが安定しませんから、なんとも言えませんが、
リスニングはギリギリ満点、リーディングはボーダー次第でしょう。
次回の9月の試験までは期間が空くため、しばらくは TOEIC 学習とは離れる予定です。
今後の学習内容はまた記事にしていきますね。お楽しみに。

第212回 #TOEIC 公開テスト感想(速報)

<告知>
新しく8月からゼミを開講します。最新情報もいち早くお届け。

【8月開講】パーフェクトスコアラー思考を身につける「天狼院 TOEIC パーフェクト・ゼミ」〜誰でも効率よくスコアアップできる方法とは?成長を実感できる TOEIC 体験〜《東京・福岡・全国通信対応》

本日、第212回TOEIC公開テストを受験された方、お疲れさまでした。
新形式の3回目の TOEIC 公開テストとなりましたが、いかがだったでしょうか。

TOEIC_韓国_公式ガイド

 

さて、毎回のように、感想をつれづれなるままに。
まずは、基本情報から。

 

=====
●フォーム
?(解答用紙A面ピンク/QRコードでした)
*1. は ???
*3. は lean toward a computer でした

●所感
1:易/2:やや易/3:普通/4:やや難/
5:普通/6:やや難/7:やや難
=====

 

新形式になってから3回目ですので、正直、所感は書きづらいところです。
あくまで前々回と前回と比べてのものとなりますことをご了承ください。

この3回ではリスニングは易しく、リーディングは難しくなったという感じです。
さすがに形式には慣れてきましたので、問題の難易度を純粋に比べられているはず。

 

次は、各Partに関する感想です。

 

<Part 1>
「Part 1 は全問正解したい」という Part に変貌していますね。
ほとんど記憶に残らないくらい、易しい問題がほとんどだと言えます。
2. の a pile of earth が難しかったかもしれませんが、TOEIC ではちょっとした有名な表現です。

描写が非常にシンプルであるため、難易度が下がっていますね。
やはり Part 3,4 への難易度調整の Part と化している印象を受けました。

 

<Part 2>
全体としては「やや易」としました。
5W1H が拾えれば正解できる問題が前よりは多めだった気がします。
後半で間接的な表現が多発するかと思いきや、そうでもなかったですね。
ここ3回では最も易しかった回だったと思います。

 

<Part 3, 4>
旧形式の問題をクリアした上で、「意図問題」をどのように処理するか。
これが当面の Part 3, 4 の鍵となりますね。
この問題は答えを選択肢から探すのが難しい上に、時間がかかります。
その分、次の問題へ影響を及ぼしますから、困ったものです。
スコアによっては「取り組まない」としたほうがよさそうですね。

肝心の会話やトークの内容はいつも通りという感じです。
ひねったお話は前回に比べてはなかったと感じました。
ただ、Part 4 のほうが選択肢の英文が長めだった分、「やや難」としました。

ここで、新形式についてまとめておきます。

・3人の会話…1問(2問?)
・図表のついた問題数…Part 3:3問/Part 4:2問
・意図問題…Part 3:2問/Part 4:3問

図表問題と意図問題は一つの Part 内で合計5問とバランスを取っているんですね。
難易度の調整だとは思いますが、3人の会話はそこに加味されていないというのは興味深いです。

3人の会話は必要以上に構えすぎないことが大切だと思います。
情報量が増えるわけではないため、設問を先に読んでおくことで、十分に対応できると思います。

図表問題は会話やトークの流れが終えていれば、難しくはありませんでした。
目線を柔軟に移動させられるようにならないと厳しいのは間違いありませんが。

意図問題は口語表現を問うようなものはなく、前後の流れからつかめましたね。
前回の意図問題は解きやすかったのですが、Part 4 の問題が解きにくかった記憶があります。

 

<Part 5>
極端に簡単だとか難しいとかいう問題はなくなりましたね。

まず、文法問題について。
品詞問題は8問くらいだったと思います。
(publisher/publication, advisory/advisable などは印象深いです。)

割合的には変わっておらず、今まで以上に落とせない問題となりました。
Part 7 に時間を回すためにも、ここは素早く切り抜けなくてはなりません。
他にも、動詞の形を問う問題や代名詞の問題も同様です。

次に、語彙問題については、先に述べたように難しいものはありません。

どちらの種類の問題も今まで通りの対策で通用します。

 

<Part 6>
文章は短いものも見られたのですが、問題の難易度が「やや難」です。
問題は文脈を終えていないと解けないものがほとんどでした。

ネックとなる文挿入問題が(個人的に苦手なのか)難しく感じましたね。
消去法もうまく使えず、答えの決め手を探すのに時間がかかりました。

 

<Part 7>
新形式の3回の中では一番「文章量が多い」と感じました。
シングルパッセージの前半の分量が少なめだったのは、後半への布石でした。
シングルパッセージの後半、ダブルパッセージ、トリプルパッセージと、
まったく気の抜けない文章量だったと感じています。

最近は当たり前かのようにピンポイントで正解を見つけるのは難しいです。
難易度調整のために、たまに入れている感じを受けますね。

これまた難敵な、文挿入問題は2問、書き手の意図を問う問題は2問程度ありましたが、
Part 6 同様、流れが追えていれば解きやすい問題でした。
もちろん、流れを追いかけるためには、読み飛ばしは厳禁です。

トリプルパッセージは内容の記憶保持が大変ですね。
ただこれも必要以上に恐れてはいけないという印象です。
今まで語彙の言い換え問題が1セットに1問は含まれていました。
今回はその傾向は崩されていたので、「難易度が上がったか」と思いきや、
1つ目の文章で回答できる問題が多めだったので、難易度調整がなされているようでした。

 

———

これらはあくまでぼくの個人的な感想ですので、あくまでご参考程度で。
本番の試験を受けてわかることはたくさんありますから、
皆さんもご自身の発見があったら、ぜひ書き留めておくことをオススメします。

以上、ここまでが試験の情報でございました。
もし何か追加していただけることや気になる点があれば、コメントをぜひ!
お答えできる範囲でお答えいたします。
*試験問題の答えはどれ、といった類のコメントにはお返事できません。

 

私個人の話は(どーでもいいでしょうけれど)別の記事で書きます。

新形式に負けない「天狼院 TOEIC パーフェクト・ゼミ」キックオフイベント開催決定!〜あなたも「パーフェクトスコアラー思考」を身につけませんか?

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ぼくが TOEIC を初めて受験したのは2006年のことです。
その頃は TOEIC 対策についての情報が少なかったですから、
今振り返ると「ものすごく非効率だなあ」と思える本や方法を用いていました。

 

結果は735点。

 

満点を目指すつもりで臨んだぼくは愕然としました。
(今思えば、あの程度で満点を取ろうというのが身の程知らずだったのですが。)

 

「練習ではできているのに結果が出ない」

 

ここからはこのもどかしい思いの繰り返しです。
TOEIC に関する情報が増えてきて、
さまざまな本に手を出してみたり、
新しいやり方を取り入れてみたり。

 

そこから遠回りをしながら苦労すること3年。
2009年のことでした。

 

ついに900点を突破。

 

ハイスコアを取得する上で、誰しも通る道であるのが、自分なりの学習法です。
どんな教材を用いるのか。
どんな方法を用いるのか。
日々、試行錯誤しながら編み出していくことは欠かすことができません。

 

ぼくは990点を突破することができましたが、
同じブログの学習者や講師の方々からの教えや刺激があってこそです。
ぼくの今まで頂いてきた情報を、今 TOEIC で苦しむ方に届けたいと思っています。

 

そこで、開催することになったのが「天狼院 TOEIC パーフェクト・ゼミ」です。

天狼院TOEICパーフェクトゼミ_ver.2

 

東京・池袋の天狼院書店を拠点にして、3カ月の集中講義を行うことになりました。
ゼミのレベル感や天狼院書店で学習を進める感覚をつかむために、
【8/1(月)19:30】からキックオフイベントを行い、
その場でゼミの概要(ダイジェスト)をお伝えします。
そして、特講のような形で「新形式の問題」に焦点を当ててお話します。

 

この「キックオフ」だけいらっしゃるもよし、
「ゼミに興味のある」方がいらっしゃるもよし、
せっかくの90分を TOEIC 漬けにしてみませんか?
ハイスコアを突破するためのヒントを探す場としてご利用いただければと思います。

 

こちらは告知+申込ページとなっております。

 

【8/1 キックオフ】成長を実感するTOEIC体験「天狼院 TOEIC パーフェクト・ゼミ」〜誰でも効率的にスコアアップできる「パーフェクトスコアラー思考」を身につける!〜新形式問題の対策レクチャーあり!《ゼミを体感できる説明会》

 

奮ってのご参加をお待ちしております。

TOEIC(新形式)を受験した後に改めて考えたおすすめの問題集

5月、6月と新形式の TOEIC 公開テストを受験してまいりました。
その前から今までに、新しい問題集が続々と出てきています。

TOEIC_新_完全攻略模試

特急_模試特急_新形式対策

 

実際に受験した経験とぼくが使用した経験を踏まえ、
おすすめの問題集(模試)をご紹介したいと思います。

 

*唯一の候補となる(?)「公式」系

問題を制作している本家本元である ETS が作成している問題集は、
どう考えても選択肢から外すことはできません。
まずは日本で出版されている『公式問題集』の1冊。

 

 

以前は韓国のものは入手しにくかったのですが、
今では Amazon で容易に手に入れることができますね。
これら3冊はやっておきたいですねえ。
合計で4回分を確保できます。
(『公式実戦』は TEST 1,2 が日本の『公式問題集』と被っているため)

 



 

『公式ガイド』『公式実戦』は解説が韓国語なので、使う人を選びますが、
今はこれらの教材を使用した勉強会も開催されていますから、
そういったもので補完していくといいのでは、と思います。
(ぼくは自力で調べるようにしています。)

ちなみに、旧形式の「公式」系もやる価値はあるでしょう。
実際に公開テストを受験してみて、「同じ角度から問うている」と感じましたので。
と言っても、難易度を考えると、Vol.4, 5, 6 あたりでしょうか。

 

 

*気になるのは「新形式」問題と「難易度」

では、その他の市販の問題集はどうかと言いますと……。
「公式」系をやり込んでいる最中で、さほど情報がありません。
今まで解いたものたちの感触を、公開テストと比べてお伝えしておきますね。

 

 

(レビュー)
新形式 TOEIC 対策の定番模試!『TOEIC テスト 新形式 完全攻略模試』

 

通称「赤本」「黒本」と言った、
本番に似た問題集を制作される Tommy さんこと大里秀介さんの一冊。

レビューにも書きましたが、リスニングのほうがやや難しめ。
とは言っても、本番は難しく感じるのが普通ですから、ちょうどいい負荷でしょう。
ETS がつついてくるところと非常に似た感じで問題が作られているので、
その点も多くの学びがあると感じました。

判型が本番のものに近い(同じ?)なのも見やすくていいですね。

 

そして、もう一冊。

 

(レビュー)
これから書きます。

 

『単語特急』を始め、多くの著作を出されている morite2 さんこと森田鉄也さんの一冊。
「特急シリーズ」の一冊で、新書サイズなのがマイナスではありますが、
(Part 7 が読みにくい)それ以外は素晴らしい出来だと感じています。

難易度は本番と変わらないか、少し易しいくらいの印象です。
初心者が取り組む模試の一番手かなと、現状は思っています。

 

 

その他にも自宅に保管されている模試があります。

 


 

これらは終わり次第、更新していきますね。
(評判はよいと聞いていますので、楽しみです。)

韓国の『TOEIC テスト 公式実戦書』(新形式) TEST 5 を解いてみた

7月の TOEIC まで時間が迫ってきましたが、いかがお過ごしでしょうか?
以前、次のような投稿をしました。

韓国の『TOEIC テスト 公式実戦書』(新形式) TEST 3 を解いてみた

 

TEST 1, 2 が日本の『公式問題集』と丸かぶりですので、TEST 3 だけ挑戦した次第です。
その後、この模試についてはどうしたかと言うと……。

 

TEST 4 を6月の TOEIC の前に解き、TEST 5 を本日解いてみました。
TEST 4 の様子については、別途まとめるとして、最新の TEST 5 についてまとめておきます。

 

TOEIC_新_公式実戦_Listening

TOEIC_新_公式実戦_Reading

 

都内某所の会議室にこもって、13:25あたりから開始をしました。
2時間1分を計測して回答に挑戦しています。

 

結果ははたして。

 


Listening:98/100(1.0倍速)
Part 1:6/6
Part 2:24/25
Part 3:38/39
Part 4:30/30

Reading:91/100
Part 5:29/30(7分00秒)
Part 6:15/16(9分30秒)
Part 7:47/54(SP26分00秒/DP12分00秒/TP20分00秒)

 

難易度は今まで解いた模試と比較すると、
リスニングは「普通」で、リーディングは「やや難」という感じです。

 

まず、リスニングは初見にしてはよくできたと思います。
(冊子を忘れてしまい、すべてスマホで撮影して、
小さな画面と格闘しながら、回答をするのは大変でした…。)
難易度は「普通」としましたが、本番よりは「やや易しめ」の印象です。

最近、体調を崩してしまい、十分な学習をできていません。
とはいえ、耳が鈍っていたものの、TOEIC の模試のスピードには対応できました。
今までの貯金のおかげでしょう。

ただ、全問自信を持って正解できたわけではありません。
ここで満足していては BEYOND は遠のいてしまいますから、
自分がすべきことを見直したいと思います。

日課としていた「1.25倍速でのオーバーラッピング」もご無沙汰です。
そこで、復活をさせようか見直すキッカケになりました。
負荷をかけた練習をすることで、1.0倍速をよく聞けているのは間違いないので。

 

一方、リーディングは納得できない出来でした。
時間配分もイマイチうまくいっていません。
最近は読む機会が少なかったため、息切れしたのも正直なところです。
Part 5 を早めに切り抜けられていなかったら、塗り絵だったかもしれませんね。

Part 5 は勘でつけた問題が見事に間違っており、スピードを犠牲にした結果でした。
難易度は決して高くはありません。

Part 6 は未だに難易度がつけづらいのですが、
文挿入問題にどうしても時間を費やしてしまいますね。
ここを縮める術を研究したいと思っています。

Part 7 はトリプルパッセージが難しいと、終わった後に思ったのですが、
冷静に見てみると、難易度はそれほど高いとは言えないと感じました。
先に書いたように、ミスが多くなったのは、スタミナ切れで集中力も切れたのが原因でしょう。
今、じっくり読めば解けますから、いつでも同じだけの力を発揮する体制を整えたいものです。

 

英語力がいくらあっても、その力を十分に発揮するのはまた別の話だと改めて思った回でした。
「読む量が足りないぞ」と TOEIC の神様(?)に叱られた気がしますので、
今日から英語を読む自分に出会っていきたいと思います。

 

第211回 #TOEIC 公開テスト感想(個人的な出来)

第211回TOEIC公開テストを受験された方、改めてお疲れさまでした。
毎回恒例の、備忘録として受験後の感想の記事でございます。

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今まで TOEIC を何度も受験してきて初めて、試験前に用事が入りました。
いつもはゆっくりと寝て、のんびり過ごし、徐々に試験モードにするのですが。

 

移動の時間の合間を縫って、いつぞやに解いた Part 3, 4 を1.25倍速で聞きました
いつもならば、音読をするのですが、移動中だと捕まる恐れがあるのと、
何より咳が止まらず、勉強もイマイチはかどらなかった印象があります。

あとは、Part 7 の本文だけをザクザクと読み進めた記憶があります。
自分の頭と目を TOEIC 仕様にしていくルーティンワークですね。

 

とある用事を済ませたのですが、時間がギリギリになってしまい、
試験会場の到着が12:30という……。非常に危なかったです。

 

さて、今回はピンク色のマークシートでしたが、フォームは不明です。
(わかる人向けに言うと、リュックサックです)
新形式をすでに体験すると、もう慣れたもんですね。
各Partごとの出来を簡単にメモしておきます。

 

<Part 1>
ミスはないと思います。
感想にも書きましたが、もう Part 1 ではミスれません。
beneath という単語の使い方が勉強になったものがありましたね。

 

<Part 2>
怪しいものがありましたが、消去法でしのげたはずです。
シンプルな答えの回答が減ってきましたね。

こちらもミスれない Part になりましたが、なかなかしんどいですよね。
バッチリと聞き取り、リテンションをする力をつけねばなりません。

 

<Part 3, 4>
前回「聞きながらマークする」という解き方をその場で変える行為をしたため、
「それだけは絶対に避けよう」と心に決めてかかりました。

その点、今まで通りの解き方で解いた分、先読みは全てうまくいきました。
ただ、新形式の問題はスムーズに解けたのですが、旧形式問題で何問か落としていそうです。

新形式ばかりに気を取られているようではまだまだですね。

 

<Part 5>
10分くらいで終了しました。
たぶん、ノーミスではないでしょうか。

途中で「いい問題だなあ」というものに出会い、手が止まりました。
たまに学生向けに問題を作成することがあるため、変な視点が身についてしまったようです。
ここら辺と折り合いをどのようにつけていくかが課題です。

 

<Part 6>
10分くらいでの終了です。
前回も同じくらい時間をかけてしまったのですが、もう少し早く切り抜けたいです。
というのも、Part 7 へのプレッシャーが強くなるからです。

前回よりも簡単に見えた Part 6 ですら、
この時間での回答ですから、だいぶ慎重になっているようです。
(今、最もやりにくい Part だと思います。)

 

<Part 7>
Single Passage で26分くらい、
Double Passages で9分くらい、
Triple Passages で18分くらいで終えました。

Part 6 で2分ほど時間を多く費やした分、非常に苦しい時間配分になりました。
トータルでは想定内の時間なのですが、あくまで結果論であって狙い通りではありません。

また、設問の難易度が低めに設定されているものが見られ、それに助けられたというのもあります。
もっとも顕著なのは Triple Passages です。
感想でも書きましたが、必ず1問は語彙の言い換え問題が入っているんです。

だからこその18分。
ぼくは現状のトップギアで解きましたが、ETS がトップギアで来たら、
塗り絵をせざるをえない状況だって考えられます。
さて、Part 7 は「焦ったら負け」のところがありますから、
Triple に入った時点で残り全体を見ることから始めました。
すると、一番最後のセットが量が多かったんですね。
順番を変えて、最後から解き始めたのは珍しい出来事でした。
それくらいしないと解ききれないのは、やはりまだまだです。

全部ベタ読みをし、回答の根拠は見つかったのでミスはないと信じたいです。

 

 

前回は新形式一発目ということもあってか、リスニングのボーダーが低かったです。
それと同じ傾向であれば、990点満点はあり得るかも、という状況ですね。
どうしても引きずってしまうのですが、頭を次に切り替えて進んでいきます。

 

皆さんも次に向かって邁進してまいりましょう。