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TOEIC 990点満点取得者が2019年度センター試験を解いてみた

2019年1月12日(土)から2019年度のセンター試験が実施されました。
前日にカフェでセンター試験の勉強をしている人を見て、
「自分も頑張らねば」と奮い立たせられたのは良い思い出です。

さて、そんなセンター試験(英語・筆記)を解いてみました
2011年からこれで7回目でございます。

 

(過去記事)
2011年:TOEIC 965点ホルダーが2011年度センター試験を解く…185点(47分)

2012年:TOEIC 965点ホルダーが2012年センター試験を解く…190点(42分)

2013年:TOEIC 990取得者が2013年度センター試験を解いてみた…194点(57分)

2014年:TOEIC 990取得者が2014年度センター試験を解いてみた…194点(48分)

2015年:TOEIC 990取得者が2015年度センター試験を解いてみた…194点(50分)

2017年:TOEIC 990取得者が2017年度センター試験を解いてみた…180点(47分)

毎年、センター試験で満点が取れなくて悔しい限りです。
どんどんと点数が下がっているので、どうしたものかと頭を悩ませています(切実)。
2019年度分ははたして何点だったのでしょうか?

 

(条件)
・両面印刷
・シャーペンで直接マークする
・細切れではなく一気に解く
・見直しなしで特急で解く
・荷物の集荷の時間帯を気にしながら解く

 

なにやら言い訳がましいことがいろいろと書かれていますが……。

 

 

結果です。

 

183点(43分)

 

でした。

 

ある意味、期待を裏切らない結果かもしれません。
「こいつ、英語ができねー」と笑いの種になる……。
正直、点数の公開をためらったのですが、これもコンテンツかと思いまして。

 

もちろん、満点を取るために間違えないように気をつけたのですが、
長文問題に入って集中力がプツンと切れてしまいました
雑念が湧いたのもこれくらいの時間帯だったと記憶しています。
(集中力というか、途中で面倒になりました。ごめんなさい。)

 

さて、言い訳はこれくらいにしておいて、試験自体の難易度についても見てみます。
昨年度分は見ていないので、なんとも言えませんが、例年並みという感じでしょうか。

実際、大手予備校のサイトを見てみると、難易度は「昨年並み」です。
問題数は変わらず、全体の語数もほぼ同じ。

 

ただ、これだけの英語の量を処理するには、毎日同程度の英語に触れていないとキツイです。
よどみなく読めるだけの単語力と文法の知識。
理解できる文章をたくさん読むこと。
タフな試験ですが、攻略法は TOEIC と同じだと思います。
(満点を取れていないので説得力が弱いですが……)

 

さて、ここからは TOEIC を主戦場としている人間として気になる問題を見てみます。
普段、指導で TOEIC の問題を見ることが多いため、
「これは TOEIC で出るな」と気になるものがちらほら。
解いていない方はネタバレになりますのでご注意ください。

 

*****
■第2問 A(Part 5 形式の空欄補充問題)
〈問1〉
behind schedule(予定から遅れて)は頻出ですね。
反意語としては ahead of schedule もセットで覚えておきましょう。

〈問4〉
run out of 〜(〜がない)はそこそこ見かける気がします。
関連した表現で run short of 〜(〜が足りない)もセットで。

〈問5〉
TOEIC で頻出の meet one’s demands です。
動詞は satisfy や accommodate あたりを言い換えとしておさえておきたいですね。

〈問6〉
選択肢に接続副詞がずらり。

〈問7〉
品詞問題。
TOEIC で出る means(手段)が正解ですが、品詞問題としては見かけないかも。

〈問8〉
感情の動詞については TOEIC でポッと出てくるので、
-ing と -ed の使い分けは瞬時にできるようにしておきたいです。

〈問10〉
ask 人 to do という頻出表現に加え、as と as の間に入る品詞を特定させるのは TOEIC ぽい。

 

■第2問 C(会話のやり取りの一文をパズルのように作成する問題)
〈問1〉
while と during の使い分け。

〈問3〉
be in charge of(〜の担当である)は Part 1 以外で出てくる頻出表現ではないでしょうか。
そして、put off と until のコンビネーションも見逃せないですね。

 

■第3問 A(長文から1文を取り除く問題)
〈問2〉
文中の conduct a variety of tests はそのまま覚えたいフレーズですね。
conduct tests(テストを実施する)と a variety of 〜(さまざまな〜)。

〈問3〉
話題が feast(ご馳走)なのですが、TOEIC ではたまに出てきますね。

 

■第3問 B(長文にふさわしい語句を挿入する問題)
TOEIC に出そうな見逃せない語句たちをご紹介します。

it is one’s responsibility to do
→responsibility が可算名詞で、job や duty のような意味で使われます。
Did you come up with any ideas?
→そのまま TOEIC で使われそうです。
on a daily basis(毎日)
appreciation(感謝の気持ち)
appropriate(適切な)
participate in 〜(〜に参加する)
a great variety of 〜(さまざまな〜)
preference(好み)
when it comes to 〜(〜のこととなると)

 

■第4問 A(長文+表を読んで設問に答える問題)
TOEIC に出そうな見逃せない語句たちをご紹介します。

conduct a study(調査を実施する)
help do
→help の直後に動詞の原形が来ることがある
express one’s interest(興味を示す)
→express の後に感情を表す名詞が来ることがある

 

■第4問 B(案内を読んで設問に答える問題)
TOEIC Part 7 仕様の問題なので、ここだけでも挑戦してみると良いです。
情報を照合して解答するという点で Part 7 対策になると思います。

suitable(適切な)
free of charge(無料)

この辺りは TOEIC では定番の語句ですね。

 

■第5問(1つの文書を読んで設問に答える問題)
第5問はいつも物語で面白いものが多いのですが、今回は微妙な……。
ただ、素敵な話ではありました。
受験生は話の内容を楽しんでいる余裕はないでしょうけれども。

for a while(しばらくの間)

これくらいしか目ぼしい語句が見つかりませんでした。
物語は平易な語句で語られることが多いですね。

 

■第6問(1つの文書を読んで設問に答える問題…段落ごとに設問がある形)
文章の内容からして、TOEIC では article として出題されそうです。
article が苦手な方にとっては良質な学習素材になると思います。

imperative = essential(不可欠な)
enable 人 to do(人が…することができる)
prosper(繁栄する)
→TOEIC ではあまり出ないのですが、今後狙われるかも。
establish(〜を設立する)
serve as 〜(〜として役立つ)
effective(効果的な)
a (great) number of 〜(たくさんの〜)
→the number of(〜の数)との違いに注意です。
thrive(繁栄する)
→1月の公開テストで出てきましたね。
as well(も)
eventually(結局、最終的に)
specialize in 〜(〜に特化する)
obtain(〜を得る)
have access to 〜(〜にアクセスする、利用する)
take advantage of 〜(〜を利用する)
gather(〜を集める)
as long as S+V(…する限り)
play a significant role in 〜(〜において重要な役割を果たす)
→important で覚えている人が多いかもしれません。
*****

以上!

気になるところを、語句を中心にピックアップしてみました。
中には「今後出るかも」というものも含んでいます。
TOEIC も少しずつ守備範囲が広がっている印象を受けるため、
たまには多様な英語に触れてみるのもいいと思っています。

TOEIC(新形式)の『公式問題集』と「過去問」を使った逆算の学習計画と学習法

いつでも990点を取得できる力が欲しいと思って TOEIC 学習から離れましたが、
TOEIC を研究するという意味でも、少し TOEIC に接する時間を増やすことにしています。

(過去の栄光にすがりつくな…)

 

 

TOEIC でスコアアップをするためには、「TOEIC に集中する」姿勢が大切です。
英語力を上げることはもちろんなのですが、「試験に慣れる」ことも大事になります

 

そのためには、試験日までにやるべきことを「逆算する」必要があります。
仕事も納期を決めて、それに向けてやるべきことを組み立てていきますよね。

 

今回、990点奪取に向けての計画を立てたので、同志の学習の参考になれば幸いです。

 

学習に使用する教材は以下の通りです。
ペースとしては「一週間一模試」ですね。

 

満点やそれに近いハイスコアを目指す方は「一日一模試」がちょうどいいです。
しかし、今までの経験からわかるように、負荷がハンパない。

 

今のぼくには負担がかかりすぎるのと、
問題をじっくり研究し、吸収したいため、
「一週間一模試」というペースに決めました。

 

**********************
3/19-
『公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 3』TEST 1

3/26-
『公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 3』TEST 2

4/2-
『公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 2』TEST 2

4/9-
『TOEIC 既出問題集 LC+RC』TEST 1

4/16-
『ETS TOEIC Test 公式問題集 LC+RC』TEST 1

4/23-
『TOEIC 既出問題集 LC+RC』TEST 2

4/30-
『TOEIC 既出問題集 LC+RC』TEST 3

5/7-
『TOEIC 既出問題集 LC+RC』TEST 4

5/14-
『TOEIC 既出問題集 LC+RC』TEST 5
**********************

 

『既出問題集』とは本物の「過去問」です。
韓国で実施された公開テストそのままのようです。
今まで「過去問」は存在しないと言われていたのですが、
(旧形式で発売されたことがありました。)
この『既出問題集』は過去問と言えます。

 

ヒロ前田先生が過去問について、次のようにおっしゃっています。

 

あなたが著者でなくとも、講師なら買うべきです。TOEICの姿をしっかり学ぶことは、講師として重要なことです。

TOEICの過去問が韓国だけで売られているとか。買った方がいいでしょうか?

 

ということで、講師としてのスキルアップや情報収集という意味で、
しっかりと取り組む期間にしていく予定です。

 

具体的な学習法としては以下の通りです。
『公式問題集』も『既出問題集』も同じです。

 

  • Part 2(1.25倍速)の精聴(10分)
  • Part 3, 4(1.25倍速)のオーバーラッピング(15分)
  • Part 7 の文章だけを読む(30分)
  • Part 5, 6 の全文読み(10分)

毎日取り組むのは Part 3, 4 だけ。
あとは様子を見つつ、取り入れていく感じです。

 

一日あたりに TOEIC に触れる期間は多くないのですが、
じっくり触れることになりますので、「TOEIC に集中する」ことができるかと。

 

これだけ長期的に TOEIC に触れるのは久しぶりなので、計画通りに行くかはわかりません。
ですが、毎週、問題の出来とともに、成長過程を記録していく予定です。

 

問題や英語の質は高いので、それを吸収する学習の質を高めていくのみ。

自分の TOEIC 目標スコアを達成した後のモチベーションを保てていますか?

2006年に TOEIC 学習を始めて、満点を目指し続けてきました。
そして、2012年が初めて TOEIC で990点満点を取得した年でした。
そこから約4年が経過したのですが、今でも思い悩むことがあります。

 

ぼくは何を目標に英語学習を続けていけばいいのか?

 

実は、モヤモヤしながらも学習をすることがあります。
今やっていることは何の意味があるのか。
英語を用いてどんな自分になりたいのか。
いろんな思いが自分の中を通り過ぎたわけです。

 

そこで、つい最近、とある記事「努力は夢中に勝てない」が目にとまりました。
あの「侍ハードラー」こと、為末大さんのお話です。
そこには次のようにありました。

 

目標を達成しても、達成しなくても、プロセスを楽しめる人は、とても強い。

 

ぼくは990点を取得したかどうかで、自分の学習の出来を判断します。
決して「TOEIC で990点満点を取り続ける」ことが目標でないにもかかわらず。
だからこそ、TOEIC 自体にネガティブな気持ちを寄せることがありました。

 

目標を達成すれば安心。
目標を達成しなければどん底。

 

でも、為末さんはこの考え方では失敗したと言います。

 

銅メダルを獲ったすぐあとに金メダルを目指すほど、僕は気持ちを切り替えることができませんでした。次の目標が決まるまで、1、2年間は、空虚感を引きずっていたと思います。

 

ぼくは空虚感とまでは言わないまでも、方向性を見失っていたでしょう。
だからこその「プロセス」を楽しむことを推奨されているのですよね。

 

目標を決めて頑張ろうとすると、すべての喜びは山頂からしか得られないと思ってしまいます。けれど、自分の足下を見ながら、ひたすら前に進むという行為自体から得る喜びもあります。それに夢中になっていたら、いつの間にかいくつもの山を越えていたということもあるのです。

 

達成できたかどうかはもちろん大事なことです。
でも、そこへ至る「プロセス」に全力を注いであげる大切さを学べる記事でした。
「今というこの瞬間」に全力を注ぎ、ひたすら前に進んでいきたいものですね。
そうすれば、自分の新しい一面と出会う喜びが待っていますから。

 

TOEIC への危機感のなさ

「990点の壁」の正体(リスニング編)の続きでリーディング編を書く予定でしたが、
ちょっと思ったことがあったので、日記がてら残しておこうと思います。

 

TOEIC 講師という立場になってから、TOEIC に触れる時間が増えました。
この時間とは、学生に伝えることを整理する時間です。

「この単語の派生語は要チェックだな」
「この文法事項は Part 5 でよく出るな」

整理をする中で、自分が勉強になる時間ではあるのですが、
あくまで整理であって、イチ学習者としての勉強とは言えません

 

今、授業の準備に加え、別の仕事も重なり、
プライベートな時間が取りにくい状況の中で、

いかにして TOEIC など英語の勉強をしていくか?

これがぼくの課題になっています。

 

学生たちには「空き時間を有効活用しなさい」とよく言いますが、
この言葉は今のぼくにもあてはまっています。

時間ができると Twitter や Facebook をチェックしてしまったり、
(近々ご紹介しますが)note でネタを考え出したりする自分がいます。

 

これではダメです。
お話にならない。

 

ぼくは2015年に TOEIC で満点が取得できていません。
にもかかわらず、この状況では2016年も同様に満点が取れないままでしょう。

 

圧倒的に危機感が足りません。

 

この辺で変わらないと現状維持どころか力が落ちていくと感じ、
この内容を投稿したいと思ったわけです。

 

TOEIC で満点を再度奪取するための刺激のひとつとして、新しい教材に手をつけました。

 

 

現形式の TOEIC 公開テストは3月と4月しかありません。
ともに、満点だけではなく、全問正解まで欲張って狙いにいきたいと思います。

 

そのためには、やる、のみ。

「990点の壁」の正体(リスニング編)

今年の TOEIC 公開テスト、しかも、現形式は3, 4月の2回しかありません。
新形式移行後は自分のスコアがどう変動するかは不安ですよね。
(本来ならば、同じか近いスコアが出るはずなのですが……)
どうせなら、残りの回でできる限りのスコアをたたき出したいですよね。

特急_サラリーマン特急_Lis

 

ということで、もうしばらく「990点の壁」について考えてみたいと思います。

 

先日、「自然な英語勘が必要だろう」ということを、
清涼院流水さんの著書を引用してお話しました。

 

他に必要なことややるべきことは何だろう、と深掘りをしてみます。

 

ぼくは「990点の壁」を確実にぶち壊せていません。
そこで必要であろうことは

負荷

です。

 

TOEIC が出題する問題の一、二歩先を行くイメージです。
ぼくが今取り組んでいることをいくつかご紹介しましょう。

 

  • TOEIC のリスニング音声を倍速で聞く

これは流水さんの『ブレイクスルー英語勉強法』でも紹介されています。
ぼくは、1.25/1.5/2.0倍速で、場合によって聞き分けています。
普通よりもスピードが速い音声ですから、負荷がかかりますよね。

 

倍速で聞くことは、人によっては「効果がない」と言います。
ですが、ぼくは間違いなくあると思っています。実体験です。
一時的に倍速で聞いても意味はないと思いますが、
定期的に聞いていれば効果は出てくると実感しています。
定期的に、というのがポイントですね。

 

もはや当たり前のことではありますが、
倍速で聞くのは文法も語句もバッチリ理解したものですよ。
(と言いつつ、初見で倍速、ということも最近は増えました)

 

  • TOEIC 以外の音声を聞く

Podcast や ABC News shower など、TOEIC 以外の音声も聞いています。
YouTube で自分の好きなトピックの動画を見ることもありますね。
取り上げられる語彙のレベルが高いことやトピックが異なる分、負荷になります。

 

TOEIC のリスニングで高得点が取れる人は、
出題パターンや話の流れが頭に入っています。
一方、TOEIC 以外の音声は予測がつきにくいです。
そういったところで、どれだけ聞き取ることができるのか。

 

今となってはだいぶ慣れてきましたが、最初はかなり大変でした。
これも TOEIC という観点ではやはり負荷がかかっていると自分は思います。

 

他の資格試験のリスニング問題を解くなども
ひとつの負荷なのかもしれませんが、たまに解く程度です。

 

上の二つが主にやっていることで、リスニングの満点はほぼ毎回です。
たまに取得できないのは、普段の「量」が足りないからだと感じています。
日々、しっかり積み重ねて、リスニングは取り逃がすことのないようにしたいものです。

「990点の壁」の正体

TOEIC の勉強法の本はあまり購入しないのですが、ぼくがお気に入りの一冊がこれです。

TOEIC_7つの壁

 

TOEIC テスト 300点から990点へ、「7つの壁」を突破するブレイクスルー英語勉強法
(清涼院流水著/講談社)

おそらくみなさんチェック済でご紹介するまでもないでしょう。

 

先日、990点という数字について記事を書きましたが、
ふとこの本の存在を思い出して、読み返していました。
すると、次のような記述があります。

 

TOEIC 満点達成に必要な最後のピースは、知識でもテクニックでもなく、そのように明確に言語化できない「自然な英語勘」という、まさにスピリチュアルな領域の感覚であることを、ぼくは今では理解しています。

 

990点取得のためには「自然な英語勘」が必要だという部分に強く共感しました。
巷の対策本では中心に扱っていないところが問われ、
それを正解するのは「自然な英語勘」が必須でしょう。

 

スピリチュアルと言われると、手に入れにくいもののように聞こえます。
しかし、(本書ではある方法が提示されていますが)
勘という名の感覚は、必ず手に入れられると思います。

 

ぼくの中で、まだこれと言った正解のようなものにはたどりついていません。
(結果がそれを物語っています……。)
しかし、おそらく流水さんと共通しているところは、
「英語の素材を丸ごと飲み込んでやろう」
という気概なのかな、と勝手に思っています。

 

Part 3, 4 のスクリプトだろうが、Part 5 の問題文だろうが、
隅から隅まで自分のものにしてやる、という気持ち。

 

そうすることで、深層心理に英語が刷り込まれていき
英語勘がいざという時に働くのではないでしょうか。

 

流水さんと「990点の壁」についてお話したことはありませんが、
もし次にお会いすることがあれば、じっくりお伺いしてみたいネタです。

TOEICの対策を楽しみながらスコアアップを追い求める方法

学校での授業やインターネット上での番組など、
オンラインでもオフラインでも

「TOEICのスコアアップをしたい」

という声が思った以上に多いと感じています。

 

単にその意見が多いと感じるだけではなく、

 

「スコアアップをしたいけれど、なかなか気が進まない」
「取り組むものの、うまく行く気がしない」
「楽しみながらスコアを上げろと言われても難しい」

 

というご相談をいただき、対策を継続することに苦しんでいるわけです。

 

学生はとても素直ですので、TOEICが趣味とか楽しいとか言うと、
「なにそれ、気持ち悪いんだけど」と平気で返してきます。笑

 

 

しかし、このブログをご覧になっている方の中に、
間違いなくTOEICと楽しみながら向き合っている方がいるのです。

 

「もしTOEICの対策を楽しめるなら、その方法を知りたくはありませんか?」

「できる限り短期間で効果を出す方法を知りたくはありませんか?」

 

おそらく知りたいはずです。
もしぼくがTOEICの対策を始める前であれば、
その話を聞いてから対策に取り組みたいと思います。

 

そこで、ぼくが楽しみ方などをお伝えしてもいいのですが、
さまざまな先生方や学習者の方々とお話をしてわかったことを
一つお伝えさせてください。

 

それは

「楽しみ方は人の数だけある」

ということです。
ですので、ぼくだけの話ではなく、他の方もお呼びして、
TOEICの対策について徹底的に話す場を設けました。

他の方とは…

 

全力特急

990点攻略

HUMMERさんこと濱崎潤之輔さん。

 

TOEIC_グプタ

TOEIC_7つの壁

英語部代表の清涼院流水さん。

 

お二人ともTOEICの満点取得者です。

ご存知の方はこのお二人のすごさはよくおわかりでしょう。
お話をお聞きしたくてウズウズしているはずです。笑

仮にご存知でない方でも大丈夫です。
TOEICと真摯に向き合っているお二人ですので、
参考になる話がたくさん出てくることは間違いありません

 

そんなお二人のお話をどのように聞けるかというと、
ぼくがここ最近、登壇している schoo を通して聞くことができます。
生放送の時間であれば、なんと無料で聞けるのです。

しかも、リアルタイムで質問などコメントを投稿できますから、
その場にいる気持ちで、緊張感と臨場感を抱きながらご覧いただけるでしょう。

 

満点TOEICerたちに学ぶ、TOEICを仕事に活かせる英語力にする方法【porpor×HUMMER×清涼院流水】

満点TOEICer

 

(日時)1/31(土)17:30-19:00
(場所)schoo Web campus(こちらのリンクをクリック)

 

もし事前に登録していただいた方は、「受けたい」ボタンを押して、
さらに多くの方の目に留まるよう応援していただけますと幸いです。
登録にほんの少し手間はかかりますが、そのハードルを越えて、
お釣りがかえってくるほどの時間になります、というか、
そうするつもりで臨みますので、楽しみにお待ちくださいませ。

なお、事前に「これは聞きたい」などご質問がありましたら、
ぼくのブログまでコメントをいただけますと幸いです。
すべてを取り上げられる保証はありませんことをご了承ください。

 

 

(追伸)
この番組の前の時間帯で、ぼくが Part 7 のダブルパッセージ攻略の話をします。
もしよかったら、こちらもご覧いただけると嬉しいです。

TOEIC学習のプロが教える、3カ月で600点を目指す超特訓:Part 7(ダブルパッセージ) 対策編

schoo_TOEIC_3month_200up.ver.3




schooでの「TOEIC超特訓」はこれからが本番だ

Twitter中心の告知となってしまい恐縮ですが、【11/15(土)】からschoo(スクー)さんで授業を開始しました。

 

 

【目指せ!3カ月で200点UP】満点ホルダー・渡邉淳(porpor)のTOEIC超特訓

schoo_TOEIC_3month_200up

 

 

先日、大緊張の中でむかえた初回授業がこちら。

 

◯第1回…11/15(土)13:00-14:00→事前準備編
※録画での視聴が可能です。

 

そして、ここから3カ月、各Partの話に突入していきます。

 

◯第2回…11/22(土)15:30-16:30
◯第3回…11/29(土)15:30-16:30
◯第4回…12/1(月)21:30-22:30
◯第5回…12/8(月)21:30-22:30
◯第6回…12/12(金)21:30-22:30
◯第7回…12/22(月)21:30-22:30

 

すでに700点以上をお持ちの方に発見はほとんどないかもしれません。
ただ、自分の復習方法を提示しますので、参考になるかも…。

 

これから600, 700点を目指す方は信じて突いてきてください。
ぼくがその後押しをします。

TOEIC990点満点取得者が4人集まって、同じ模試を解くとどうなるか?

本日は、TOEICの一週間前に恒例になりつつある「決起集会」が開かれました。
どこからか漏れることは間違いないのですが、いらした方の名前は一応伏せます。笑

 

ぼくを含めて、4人で集まってランチをした後、場所をおさえて、
模試を解くという、普通の人から見たら、理解不能な集まりです。

 

さて、今回の素材は『TOEIC 必殺技 実践模擬テスト』という「ふくろ模試」と呼ばれるものです。
購入をお願いしていますので、どのような評価を受けているのかはよくわかりません。
今回はその中で「TEST 3」を一緒に解いていきました。
普通に解くのもなんだなあと思い、Listeningは1.3倍速でチャレンジです。

 

201411_TOEIC決起集会

 

結果は…

 


Listening:86/100(1.5倍速)
Part 1:9/10
Part 2:26/30
Part 3:22/30
Part 4:29/30

Reading:98/100
Part 5:39/40(12分)
Part 6:12/12(7分)
Part 7:47/48(SP20分/DP19分)

 

Listeningは倍速で理解する処理能力がなかった上に、ところどころ雑音が入り、
ここまで心が折れそうになる Listening は久しぶりの経験でした…。
まだ間違えた内容の復習をしていませんので、分析していきたいと思います。

 

「聞き逃した」「聞けない」という思いが強くなるため、焦りを生みますし、
もう一度聞くことができませんから、よりメンタルの強さが試されることを改めて感じる機会となりました。

 

そのような気持ちになっても、一問一問切り替えて、
一つでも多く正解を取ろうとする気持ちを絶やさぬよう。

 

一方、Reading は迷った問題で見事に間違えていました。
ただ、プレッシャーという面では、「ちゃんと読めばわかる」問題がほとんどですので、
(長くTOEICに付き合い、英語に触れているからこそです。)
じっくり、丁寧に、答えの手がかりを探すように意識した分、
ミスの数がさほど多くなかったと分析しています。

 

 

間違えた問題について、すぐに聞くことができるのは、数人で集まって行う勉強会のメリットですね!
予想以上に刺激的な時間となりました。
ぼくは11月は凡ミスで受験できませんが、今日の反省を12月の試験に活かしていきます。

第193回TOEIC公開テストで取得した990点満点の内情(結果分析)

完全に忘れていた件。
9月の第193回TOEICのアビメ分析でございます。

 

20140928_TOEIC公開結果

 

毎度のごとく、TEX加藤先生の分析を拝見しながら、振り返りを行います。
http://texkatotoeic422.blog33.fc2.com/blog-entry-1161.html
(TEX加藤先生、毎度のことながらありがとうございます!)

 

今回も不可解な現象が起こったようです…。
ぼくはこのあたりの実情に詳しくないため、詳細がわかるのを待ちます。苦笑

 

今回のアビメの内訳は以下の通りです。
===========================
【スコア】
L:495(前回:495)
R:495(前回:480)
T:990(前回:975)

【LAM】
100(前回:100)
100(前回:100)
100(前回:100)
96(前回:97)

【RAM】
100(前回:95)
100(前回:100)
100(前回:87)
100(前回:93)
100(前回:96)

===

 

【Listeningスコア変移】
2006.09…345
2007.12…410
2008.06…410
2009.01…415
2009.07…420
2009.10…485
2010.01…455
2010.03…435
2010.07…495
2011.06…480
2012.01…490
2012.03…455
2012.07…495
2012.09…490
2012.10…490
2012.11…470
2012.12…495
2013.01…495
2013.07…495
2013.09…495
2014.04…490
2014.05…495
2014.06…495
2014.07…495
2014.09…495

 

Listeningの満点連続記録タイです。
試験後の感触としては今までで一番よい出来で、結果も実際よかったです。

 

ミスをした内訳としては、
4つめの項目(Part 3,4 の直接的な表現)で1つ。
前回の満点とほぼ同じ内容のようです。
まだまだ取りこぼしがあります。

 

■次の試験へ向けて
990を目指すには、Listening のスコアが安定することが肝心ですので、
今まで通り、聞く量は確保しながら、試験前には解答の型を確認して臨みます。

 

 

===

 

【Readingスコア変移】
2006.09…390
2007.12…440
2008.06…425
2009.01…465
2009.07…450
2009.10…450
2010.01…465
2010.03…455
2010.07…470
2011.06…465
2012.01…470
2012.03…490
2012.07…475
2012.09…490
2012.10…490
2012.11…485
2012.12…495
2013.01…480
2013.07…490
2013.09…495
2014.04…495
2014.05…485
2014.06…465
2014.07…480
2014.09…495

 

久しぶりに返り咲きました。
まだまだこの数字を安定して取れる実力がないため、嬉しい限りです。

 

しかも。

アビメの数字がすべて「100」!

 

Listeningで取得したことがなかったため、こんなに気持ちいいものとは思いませんでした。笑
自分の結果として「100」が並んでいる様子を見てしまうと、
ListeningでもReadingでも同時に取得してみたいという欲求に駆られますね…。
(数字とは恐ろしや…)

 

■次の試験へ向けて
しっかりと対策を積むことが大事だと再認識した回でした。
その「しっかり」とは余すところなく理解する、ということです。
どこもごまかさずに答えを選ぶことができるかがポイントですね。
TOEICの素材でなくとも、この意識は保てるため、

 

と言っても、冒頭のTEX先生のブログをご紹介した通り、
正答数がよくわかりませんので、一喜一憂するのはこれくらいにして、
どちらの技能も精度を高めてまいりたいと思います。

 

 

以上、私なりの分析でございました。
何か気になることがあれば、ご質問はお気軽にどうぞ!