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本物の「目標」の立て方

 

ぼくは先日の記事で「TOEIC をナメていた時期があった」と書きました。

 

【告白】TOEIC をナメていた時期がありました。

 

そのときには「目標設定」でズレが生じており、勉強をうまく軌道に乗せられなかった話を書いています。
学習を継続していき、結果を出し続けるためには、「目標設定」がいかに重要かを感じました。

 

そこから、ぼくは日々、「目標設定」については考えを巡らせているのですが、
以前からこのブログでもご紹介している棋士の羽生善治さんの言葉が引っかかりました。

 

羽生善治_闘う頭脳

 

読んでいた本の中で、また響くものがあったのでご紹介します。
(上記の本ではありません。あしからず。)

 

 何かしらの目標を立てて、それに邁進していくのは素晴らしいと思います。しかし、目標を設定することは同時に、制限をつくっているとも考えられます。
つまり、目標に到達さえしてしまえば、あとは頑張らなくてもいいというか、気持ちがふっと抜けてしまうのです。

 

まさかのご指摘です。
「目標=制限」という内容。

 

ぼくは「990点満点」という目標を見据えたため、そこで成長がストップしてしまいました。
というのも、取得した後も「990点満点」という同じ目標を持っていたからです。
自分自身で「制限」を設けてしまっていたというわけですね。

 

目標は更新していかなくてはならない。

 

自分の成長に合わせて、目標の見直しをする必要があるということです。
目標は一度決めたら変えてはいけない、というものではありませんよね。
であれば、日々、自分と向き合いながら、適切な目標設定をしたいものです。

 

ぼくの目標は事実上「990点を安定して取得する」ことですが、
夢としては「1000点を取得する」というつもりで、今後の TOEIC は臨んでいこうと思います。
(これ、マジです。)

TOEIC「パーフェクトスコアラー」思考

201605_TOEIC_LR

TOEIC 990点を初めて取得したのが2012年。
そこから紆余曲折を経て、満点の回数はようやく7回まで来ました。

 

数撃ちゃ当たるとは言いますが、そんなことはありません。笑
しっかりと準備ができたとしても、成果が出ないことがあります。
この事態ってめちゃくちゃ困りませんか?

 

「あれだけやったのにどうして?」

 

そんな思考に未だに陥ることがあるのですが、
以前もご紹介させていただいた羽生善治さんの本の中に、
元400mハードル選手の為末大さんとの対談があるんですね。

そこで非常に興味深い、ヒントになることをおっしゃっているんです。

 

自分の中にちょっと醒めて見ている自分がいるというか、「昨日まであれだけ一生懸命にやったんだから、ここで負けても俺のせいじゃないな」と変に開き直って考えられるんです。周りの選手に比べたら、自分はずいぶん楽に挑めているかなと思うこともあります。

 

この開き直りっぷりはお見事だと思いました。
どうしても「あれだけやったから成果が出る」と意気込むんですよね。
おそらく自分が事前に頑張れば頑張るほど、こういう気持ちになります。
そして、前のめりになりすぎて、緊張して、失敗してしまうことがあるんです。

 

自分の努力をいかにしてベストパフォーマンスにつなげるか。

 

本番で成果を出すための考え方として、おさえておいたほうがいいなと感じました。
もちろん、単に開き直るだけではダメで、努力をしたという前提が必要ではありますが。

 

とまあ、ぼくは TOEIC で成果を出すにあたって、TOEIC や英語の本だけから学んだわけではありません。
今回のような英語とは関係のない本から TOEIC へと学びをつなげていくことがあります。
そういったことも含めて、ぼくのマインドも伝えていくのが天狼院書店でのゼミです。

 

天狼院TOEICパーフェクトゼミ_ver.2

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・8/1
【8/1Mon キックオフ】成長を実感するTOEIC体験「天狼院 TOEIC パーフェクト・ゼミ」〜誰でも効率的にスコアアップできる「パーフェクトスコアラー思考」を身につける!〜新形式問題の対策レクチャーあり!《ゼミを体感できる説明会》

・8/8〜
【8月開講】パーフェクトスコアラー思考を身につける「天狼院 TOEIC パーフェクト・ゼミ」〜誰でも効率よくスコアアップできる方法とは?成長を実感できる TOEIC 体験〜《東京・福岡・全国通信対応》
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ゼミの本番?が始まるのは8日で、いきなりいらっしゃるのはハードルが高いですよね。
なので、1日にゼミの体験会という場を設けております。

この日は、ゼミの雰囲気を感じてもらいながら、
ぼくがいかなるマインドで TOEIC と向き合っているかをお話します。
学習計画の立て方のヒントや新形式の対策についてがっつりお話させていただく予定です。
問題演習の場もご用意してお待ちしておりますよー!

もちろん、1日に来るだけで、ゼミに参加しない方もいらっしゃいます。
天狼院書店で英語を学ぶ雰囲気を感じに来てくださいませー!

お会いできることを楽しみにしております。

練習という努力を安心と自信に変える

明日はついに第209回TOEIC公開テストです。
現形式の最終回ということになりました。

 

初めてTOEICを受験したのがちょうどリニューアルしたときですから、
感慨深いところがあるのですが、変わったことはしません。
いつも通りを心がけるようにしています。

 

試験前はリラックスのために本を読むことがあるのですが、
今読んでいた本に試験に勢いをつけてくれることばがあったのでご紹介です。
羽生善治さんの『大局観』という一冊です。

 

 

練習をする意味として、安心を買っている面もあると思っている。「これだけ努力をしたのだから大丈夫だろう」「これだけ頑張ったのだからミスをするわけがない」という気持ちになるために、たくさんの練習をするわけだ。

 

ぼくらは問題を解いたり、復習をしたり、本番に向けて練習をします。
その練習はいったい何のためにしているのか。
もちろん、スコアを上げるためではあるのですが、
羽生さんがおっしゃるように、安心を買うという意味合いがあるのでしょうね。

 

「これで大丈夫」

 

こう思うのはなかなか難しいかもしれません。
どこまでやってもやりきった感をあじわいにくいんですよね。

 

「もうやれることをやった」

 

こう思えるまでは、やれる限りの練習をすること。
試験本番まで時間はありません。でも、やれることはあります。
本番まで積み重ねた練習が、必ずや自分の安心と自信につながると信じています。
今までの頑張りもギリギリまでの頑張りもすべて。
悔いがないようにすべてを出し切れるような準備をしたいですね。
明日受験される方、それぞれの目標スコアを奪取すべく頑張りましょう。

 

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【告知1】
TOEIC 900点突破への道をみんなで作る「天狼院 TOEIC パーフェクトゼミ」キックオフ

900点突破を目指す方も突破の極意を共有してくれる方も来てほしいイベントです。

 

【告知2】
【ラジオ観覧&ランチ会】ポルポル(渡邉淳)先生登場!

「頑張らない」英語シリーズの西澤ロイ先生のラジオに出演させていただきます。
TOEIC の新形式の話や学習計画の立て方などについてお話する予定です。
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