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TOEIC 990点満点取得者が2019年度センター試験を解いてみた

2019年1月12日(土)から2019年度のセンター試験が実施されました。
前日にカフェでセンター試験の勉強をしている人を見て、
「自分も頑張らねば」と奮い立たせられたのは良い思い出です。

さて、そんなセンター試験(英語・筆記)を解いてみました
2011年からこれで7回目でございます。

 

(過去記事)
2011年:TOEIC 965点ホルダーが2011年度センター試験を解く…185点(47分)

2012年:TOEIC 965点ホルダーが2012年センター試験を解く…190点(42分)

2013年:TOEIC 990取得者が2013年度センター試験を解いてみた…194点(57分)

2014年:TOEIC 990取得者が2014年度センター試験を解いてみた…194点(48分)

2015年:TOEIC 990取得者が2015年度センター試験を解いてみた…194点(50分)

2017年:TOEIC 990取得者が2017年度センター試験を解いてみた…180点(47分)

毎年、センター試験で満点が取れなくて悔しい限りです。
どんどんと点数が下がっているので、どうしたものかと頭を悩ませています(切実)。
2019年度分ははたして何点だったのでしょうか?

 

(条件)
・両面印刷
・シャーペンで直接マークする
・細切れではなく一気に解く
・見直しなしで特急で解く
・荷物の集荷の時間帯を気にしながら解く

 

なにやら言い訳がましいことがいろいろと書かれていますが……。

 

 

結果です。

 

183点(43分)

 

でした。

 

ある意味、期待を裏切らない結果かもしれません。
「こいつ、英語ができねー」と笑いの種になる……。
正直、点数の公開をためらったのですが、これもコンテンツかと思いまして。

 

もちろん、満点を取るために間違えないように気をつけたのですが、
長文問題に入って集中力がプツンと切れてしまいました
雑念が湧いたのもこれくらいの時間帯だったと記憶しています。
(集中力というか、途中で面倒になりました。ごめんなさい。)

 

さて、言い訳はこれくらいにしておいて、試験自体の難易度についても見てみます。
昨年度分は見ていないので、なんとも言えませんが、例年並みという感じでしょうか。

実際、大手予備校のサイトを見てみると、難易度は「昨年並み」です。
問題数は変わらず、全体の語数もほぼ同じ。

 

ただ、これだけの英語の量を処理するには、毎日同程度の英語に触れていないとキツイです。
よどみなく読めるだけの単語力と文法の知識。
理解できる文章をたくさん読むこと。
タフな試験ですが、攻略法は TOEIC と同じだと思います。
(満点を取れていないので説得力が弱いですが……)

 

さて、ここからは TOEIC を主戦場としている人間として気になる問題を見てみます。
普段、指導で TOEIC の問題を見ることが多いため、
「これは TOEIC で出るな」と気になるものがちらほら。
解いていない方はネタバレになりますのでご注意ください。

 

*****
■第2問 A(Part 5 形式の空欄補充問題)
〈問1〉
behind schedule(予定から遅れて)は頻出ですね。
反意語としては ahead of schedule もセットで覚えておきましょう。

〈問4〉
run out of 〜(〜がない)はそこそこ見かける気がします。
関連した表現で run short of 〜(〜が足りない)もセットで。

〈問5〉
TOEIC で頻出の meet one’s demands です。
動詞は satisfy や accommodate あたりを言い換えとしておさえておきたいですね。

〈問6〉
選択肢に接続副詞がずらり。

〈問7〉
品詞問題。
TOEIC で出る means(手段)が正解ですが、品詞問題としては見かけないかも。

〈問8〉
感情の動詞については TOEIC でポッと出てくるので、
-ing と -ed の使い分けは瞬時にできるようにしておきたいです。

〈問10〉
ask 人 to do という頻出表現に加え、as と as の間に入る品詞を特定させるのは TOEIC ぽい。

 

■第2問 C(会話のやり取りの一文をパズルのように作成する問題)
〈問1〉
while と during の使い分け。

〈問3〉
be in charge of(〜の担当である)は Part 1 以外で出てくる頻出表現ではないでしょうか。
そして、put off と until のコンビネーションも見逃せないですね。

 

■第3問 A(長文から1文を取り除く問題)
〈問2〉
文中の conduct a variety of tests はそのまま覚えたいフレーズですね。
conduct tests(テストを実施する)と a variety of 〜(さまざまな〜)。

〈問3〉
話題が feast(ご馳走)なのですが、TOEIC ではたまに出てきますね。

 

■第3問 B(長文にふさわしい語句を挿入する問題)
TOEIC に出そうな見逃せない語句たちをご紹介します。

it is one’s responsibility to do
→responsibility が可算名詞で、job や duty のような意味で使われます。
Did you come up with any ideas?
→そのまま TOEIC で使われそうです。
on a daily basis(毎日)
appreciation(感謝の気持ち)
appropriate(適切な)
participate in 〜(〜に参加する)
a great variety of 〜(さまざまな〜)
preference(好み)
when it comes to 〜(〜のこととなると)

 

■第4問 A(長文+表を読んで設問に答える問題)
TOEIC に出そうな見逃せない語句たちをご紹介します。

conduct a study(調査を実施する)
help do
→help の直後に動詞の原形が来ることがある
express one’s interest(興味を示す)
→express の後に感情を表す名詞が来ることがある

 

■第4問 B(案内を読んで設問に答える問題)
TOEIC Part 7 仕様の問題なので、ここだけでも挑戦してみると良いです。
情報を照合して解答するという点で Part 7 対策になると思います。

suitable(適切な)
free of charge(無料)

この辺りは TOEIC では定番の語句ですね。

 

■第5問(1つの文書を読んで設問に答える問題)
第5問はいつも物語で面白いものが多いのですが、今回は微妙な……。
ただ、素敵な話ではありました。
受験生は話の内容を楽しんでいる余裕はないでしょうけれども。

for a while(しばらくの間)

これくらいしか目ぼしい語句が見つかりませんでした。
物語は平易な語句で語られることが多いですね。

 

■第6問(1つの文書を読んで設問に答える問題…段落ごとに設問がある形)
文章の内容からして、TOEIC では article として出題されそうです。
article が苦手な方にとっては良質な学習素材になると思います。

imperative = essential(不可欠な)
enable 人 to do(人が…することができる)
prosper(繁栄する)
→TOEIC ではあまり出ないのですが、今後狙われるかも。
establish(〜を設立する)
serve as 〜(〜として役立つ)
effective(効果的な)
a (great) number of 〜(たくさんの〜)
→the number of(〜の数)との違いに注意です。
thrive(繁栄する)
→1月の公開テストで出てきましたね。
as well(も)
eventually(結局、最終的に)
specialize in 〜(〜に特化する)
obtain(〜を得る)
have access to 〜(〜にアクセスする、利用する)
take advantage of 〜(〜を利用する)
gather(〜を集める)
as long as S+V(…する限り)
play a significant role in 〜(〜において重要な役割を果たす)
→important で覚えている人が多いかもしれません。
*****

以上!

気になるところを、語句を中心にピックアップしてみました。
中には「今後出るかも」というものも含んでいます。
TOEIC も少しずつ守備範囲が広がっている印象を受けるため、
たまには多様な英語に触れてみるのもいいと思っています。

TOEIC 990点取得者が2017年度センター試験を解いてみた

 

 

2017年1月14日(土)から2017年度のセンター試験が始まりました。
この時期になると、自分が受験生だった頃を思い出しますね。
雪が降るほど寒い日に行われるので、気候とともに気が引き締まります。

 

さて、そんなセンター試験に触発されて、ぼくもセンター試験(英語・筆記)を解いてみました。
2011年からこれで6回目でございます。(2016年は諸事情で解けませんでした)

 

(過去記事)
2011年:TOEIC 965点ホルダーが2011年度センター試験を解く…185点(47分)
2012年:TOEIC 965点ホルダーが2012年センター試験を解く…190点(42分)
2013年:TOEIC 990取得者が2013年度センター試験を解いてみた…194点(57分)
2014年:TOEIC 990取得者が2014年度センター試験を解いてみた…194点(48分)
2015年:TOEIC 990取得者が2015年度センター試験を解いてみた…194点(50分)

 

 

毎年、満点まであと一歩というところです。
2017年度分は果たして何点だったのでしょうか?

 

結果…

180点(47分)

でした。

 

恥ずかしすぎて、後悔するのをためらったくらいの点数です。
例年は移動時間に細切れで解くのですが、今回は一気に解いたらこの有様です。
文法問題で1問ミス、長文問題で3問ミスという感じで、満点には程遠かったですね。
ぼくの英語力が落ちているのでは、と不安がよぎります……。

 

 

一方、試験自体の難易度についても見てみます。
(この有様で偉そうなことは言うなというのはナシの方向で……)
昨年度分は見ていないので、なんとも言えませんが、例年並みという感じでしょうか。

ぼくが受験生だった頃よりは、読む量が増えた印象はしますが、
予備校のサイトを見てみると、難易度は「昨年並み」です。
問題数は変わらず、全体の語数もほぼ同じ。

 

 

さて、ここからは TOEIC ブロガー(?)として気になる問題を見てみます。
解いていない方はネタバレになりますのでご注意ください。
今回は「TOEIC らしい」ものは減った印象があります。

 

*****
■第2問 A(Part 5 形式の空欄補充問題)
〈問4〉
比較級の強調表現は、Part 5 でも問われますね。
今回は far が答えになっていました。
much など、他の強調表現もおさえておきたいところです。

〈問5〉
TOEIC でもよく出る動詞の形を問う問題です。
「態」の観点で考えれば、秒殺の問題でしたね。

 

■第2問 B(会話のやり取りの一文を並び替えで作成する問題)
〈問2〉
“cost you [時間・お金]” のように、第4文型を取ることはおさえておきたいですね。
Part 5 に出ることは考えにくいですが、文章を読むときにはスッと通り抜けたいところです。

〈問3〉
”how come S+V” は Part 2 で出題されることがありますね。
how come の後の語順に注意すべきなのは有名な話でしょう。

 

■第3問 A(会話のやり取りの一文を補充する問題)
〈問1〉
TOEIC の Part 3 に出てきてもおかしくない展開でした。
最後の so (that) I can read it before you come はよく出てくる構文ですね。

 

■第3問 B(一段落の中で取り除くべき英文を選ぶ問題)
定番化した種類の問題ですが、これは TOEIC の一文補充に近い観点で解けますね。
話の流れが終えていれば間違うことのない問題です。
Part 7 などの長文でも気をつけるべき接続(副)詞に身をまかせることが大事ですね。

以下の語句は TOEIC でも普通に見かける語句ですね。

because of
compared with
take X into consideration
depending on

 

■第4問 A(長文+グラフを読んで設問に答える問題)
文中には TOEIC にも頻出のものがいくつも見られました。

be encouraged to
take part in
A study was conducted
investigate
bush
numerous 名詞(複数形)
as well as
followed by 〜
in comparison with
except for
regulations
potential(名詞)
beneficial

長文問題は情報を頭の中で整理しておかないといけないため、Part 7 対策にも使えます。
頭の中に情報を保持しておく癖をつけないと、何度も読み返す必要が出てしまいます。

 

■第4問 B(ウェブサイトを読んで設問に答える問題)
こちらは Part 7 仕様の問題になっていましたね。
情報を照合して解答するのはやはり Part 7 対策になります。
IAYP がショートビデオを募集するなんて、PPAP を想起させるじゃないですか……。

 

■第5問(2つの文書を読んで設問に答える問題)
以前はダブルパッセージっぽかったですが、今回は長めのものを読ませてきましたね。
こちらのほうが受験生にとっては、シンプルで解きやすいのではないかと思います。
内容も「入れ替わってる!」内容でしたからね。

 

■第6問(1つの文書を読んで設問に答える問題…段落ごとに設問がある形)
文章の内容は TOEIC っぽくないのですが、語句レベルでは以下をチェックです。

valuable
point out
note that S+V
maintain
immediately
instead of
deal with
once S+V
in order to V(原形)
dispute
those who V

TOEIC では瞬殺で理解できないといけないものが多数あり、
自分の英語の理解度を測るのにうってつけの問題になっています。
*****

 

 

以上がぼくが気になったところでした。
ほぼ毎年センター試験にはチャレンジしているわけですが、
TOEIC 以上に基本的なことを問うている試験ですね。

問題処理能力も TOEIC ほど高いものは求めていないため、
普段、TOEIC に取り組まれている方はいい腕試しになりますよ。

音読というアウトプットで記憶に残す方法

本日も福島の山奥にこもっての合宿中でございます。

 

speaking

 

合宿中には、いつにも増して音読をさせまくっている話は前の記事でもしたのですが、
「Read & Lookup(読んで目を離して声に出す)」もさせるように心がけています。

 

これは「リテンション(記憶保持)能力を上げる」狙いです。
特に、Part 2 は最初の発言を記憶できていないと、答えにたどり着くことはまず不可能です。
そのために、短い英文を軽く見させてから、見ずに声に出させるトレーニングをしているわけです。

 

素材としては、Part 2 に限らず、Part 3, 4 で出る頻出表現が含まれた英文です。
いくら長くとも、細かいカタマリに分けては音読をさせるようにしています。

 

頭の中に放り込んでからアウトプットすることによって、定着度が増すんですね。

 

「入力(インプット)より出力(アウトプット)時に記憶に残りやすい」

 

という話はすでに科学的に証明されているため、その理論を利用しているというのもあります。
単にリスニングをするだけでは、記憶に残りにくいということですね。

 

学生はヒーヒー言いながらも覚えてくれているのですが、
初日に比べると、覚えるスピードが上がったように感じています。
これは、「記憶する」ことに耐性ができてきたからでしょう。
細かいカタマリを頭に入れてはアウトプットすることに慣れたということです。

 

そして、学生にやらせるだけでは「お前はどうなんだ」となりますから、
ぼくも一緒に暗唱するように心がけています。
すると、今までに英文をストックすることを心がけた学習をしてきたおかげか、
学生に覚えさせようとする英文はスッと入ってくるんですよすね。
(前に立っているプレッシャーも功を奏していると思いますが。)

 

アウトプットを繰り返したことで、
英語のリテンション能力が上がり、
さらなる負荷にも耐えられる力が身につくようです。

 

こういう成長が実感できるのは嬉しいものですね。

正確性を追い求めて読むのは「精読+速読」

今月は TOEIC がないということで、大手を振って(?)TOEIC 以外の素材に触れることができます。
TOEIC の月になると、どうしても TOEIC 素材の比重を増やしがちなものでして。

 

今、リーディングで使っているのは「ラダーシリーズ」の Inspirational Proverbs and Sayings です。

 

英語のことわざ・名言

 

要は、ことわざと名言の後に簡単な説明がつけられているものです。
もう何度も読んだ本で、ボロボロですね。
英検1級の前にも読み込んだことがありました。

 

この本は難易度的には TOEIC の Part 7 よりも易しめです。
負荷をかけるために、TIME などを読むこともあるのですが、
今は毎日この本を使用するようにしています。

 

というのも、

 

英語をしっかりつかまえる

 

時間を増やしたいからなのです。

 

TOEIC の本番のことを考えてみてください。
できる限り「一度で」読んで理解したいですよね。
返り読みや読み直しなどしていては、時間の無駄になります。
そのため、正確性には常に気を使う必要があると思うのです。

 

かといって、ゆっくり読めばいいというわけでもありません。
TOEIC では時間が迫ってきますし、
TOEIC に限らずとも、ゆっくり読みすぎると前のことを忘れます。
(わざとゆっくり読めば、体験できるはずです。)

 

ですから、正確性とスピードのバランスには常に注意を払う必要があると思うのです。
正確性の観点は、いわゆる「精読」です。
スピードの観点は、いわゆる「速読」です。

 

そこで、今のぼくにとっては、先ほどの「Inspirational Proverbs and Sayings」がうってつけ。

 

 

ゆっくり読めば理解できるものがほとんどの中で、
どれだけスピード感を持って、読み直しをせずに進められるか。

 

そのトレーニングに使用しています。
少し難しい文章になると、読み飛ばすところが出てきて、
英語をしっかりつかまえることを疎かにしてしまいます。
ぼくはいつぞやの TOEIC 前に、難しめのものばかりを読んでいたことで、
本番で英文を読んだときに、スムーズさが失われたことがありました。
難しい英文はスピード感を持って読めないですよね。

 

リーディングに限りませんが、素材には気を使いながら、
自分のトレーニングの目的を持って臨みたいものですね。

自分の知るフレーズ数と読むスピードの関係

最近、読むことに意識を強く傾けているからか、
「読む自分」を客観的に観察するように心がけています。

japantimes

 

どんな文章でもスラスラっと読めるようにしたいものですが、なかなかそうは行きません。

  • 語句
  • 背景知識

を知らないと、とかくキツい場面があるのは普通のことです。

 

ただ、この逆もしかりで、知っていることが多いものはスラスラ読めるわけです。

 

ここ数日で改めて気付いたのは、

「かたまりでとらえられている」

部分はかなり素早く読めるということです。
むちゃくちゃ当たり前のことなのですが。

 

単語はもちろん、熟語と呼ばれているものもそうです。
加えて、例えば I’m writing to inform you that のような
定型表現はかなりのスピードで駆け抜けています。

 

読むスピードを上げるポイントはいくつかあると思いますが、
定型表現を多くストックすればするほど、
そして、そういう目で英文を見るようにすればするほど、
スピードは速くなるでしょうね。

 

どんどんと英語に触れて、自分に身近な表現をストックしていきたいと思います。

英語でかるーく司会をしてみた

先日、Eハングアウト990のHostであるセレンさんとともに、
英語学習、というよりも、英語に何かしらの形で関わる方をお呼びし、
30人程度のパーティーをしました。

 

そして、ここ最近書いているように、Tommyさんのオフ会にも参加しました。

 

その二つの集まりの共通点として、ぼくが
「英語で司会をする」
という機会があったことです。

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昔だったら、何としても拒否していたことだったのですが、
今年はAEHやJDH(ともにインターネットラジオ)に出たり、
Eハングアウトのco-host大集合の放送に出たり、
オンライン英会話(レアジョブ)を続けたり、
と「人に英語を話す」ことに抵抗がなくなってきました。

 

その場にいた方やご覧(お聞き)頂いた方はお気づきでしょうけれど、お世辞でもうまいとは言えません。

 

ですが、この一年を通して、精神面での変化が大きいと感じています。
「話せないからやめよう」から「とりあえず話してみよう」という考え方に変わったのです。

 

自分の言おうとしていることが伝われば楽しいし、
もし伝わらないのならば、伝えようと一生懸命になればいい。

 

日本語ではない別の言語でやり取りをする喜びを噛み締めながら、
引き続きこのような場は出ていきたいと思っています。

 

 

追伸
Tommyさんのオフ会の冒頭で話したところ、反応が薄くて寂しかったです。
Part 4っぽい内容を意識して話したものの……精進します。

サッカー漫画『DAYS』から学ぶ「苦しい」が「楽しい」に変わるまでの我慢

ブログでは何度か口にしたことのあることですが、ぼくは漫画が大好きです。
自宅にかなりの漫画があり、ちょっとした漫画喫茶が開けそうなレベル。

 

以前、このブログでもご紹介した漫画『DAYS』(8巻)でいい言葉があったのでご紹介。

DAYS_8巻

 

つくしが今まで頑張ってこれたのは
お前らと 聖蹟サッカー部にいたかったからだ
だから 誰かのために
体に鞭を打って走れていた
ともすれば 別に好きでもないサッカーでもな
だからさ ここからのあいつは見物だぜ
ちょっと上手くなりだすと
たまんねえんだよな これが
面白ぇよな サッカーは

 

「好きこそ物の上手なれ」という言葉がありますが、
英語学習となると、「好き」という感情から入る人は決して多いとは言えません。
むしろ、「嫌い」という感情が大きく、何かしらの理由で取り組まないといけない状況にある。
避けて通ることができないならば、向き合うしかありません。

 

そこで、注目していただきたいには、後半の「ちょっと上手くなりだすと」という部分。
最初はネガティブな感情を抱いて当然でしょう。嫌々取り組んでいるわけですから。
「苦しい」と思う場面や逃げ出したい場面だってあるでしょう。

 

しかし、続けていくうちに、「できる」「わかる」気持ちが出てくると、
「たまんねえ」「面白ぇ」という気持ちになることが増えてきます。

 

嫌々取り組まなくてはいけないとしても、
もし「たまんねえ」「面白ぇ」という感情とともに取り組めるならば、
それに越したことはないですよね?

 

自分が「上手くなる」瞬間を見つけるために、自分を事細かに観察するのです。
この瞬間に出会うためには、苦しいことを乗り越えなくてはなりません。
ですが、その時期を我慢をして続けていれば、必ず出会うことができます。
壁にぶつかっても、じっくり乗り越えればいいのです。
転んでしまったとしても、また立ち上がればいいのです。

 

苦しいときは我慢のとき。楽しいと感じる自分に出会う前の準備段階だと考えられるといいですね。

基礎英語の建設工事中

ぼくの家の近くに新しい家が建っています。is being built な感じです。

レゴ_家

毎日、建設現場の前を通るので、観察をしながら過ごしているのですが、
「あー、これは英語に通じることがある」という気づきがありました。

 

最初はものすごく時間がかかるみたいですね。
(詳しい人に聞いたらそうでもないのかもしれませんが。笑)
土台を作るところを入念にやっていて、「いつになったら建つんだ」なんて思っていたら、
とある日を境に、ババッと建っていっているのです。

 

もうここまで来れば、後の展開は読めるでしょう。

 

英語力を伸ばしていくときに、「基礎」が大切だと言われますが、

  • 楽ではない
  • 入念にやる
  • 時間がかかる

といったことを意識する必要があります。

 

ここら辺は何度も言われた話ではありますが、再確認しておく必要があります。

 

そして、家が建っていく光景を見ながら、
「ベースがしっかりしていないと崩れやすい」
ものができあがってしまうということです。

 

一見、しっかりとしたものができていそうなのですが、
それはあくまで表面的なものにしか過ぎないという状態は危険です。
中途半端に形ができているだけに、ベースの作り直しに時間がかかるでしょう。

 

ぼくの友人の中に、TOEICで満点を取り続けている方は多くいます。
その中の一人に満点を目指すにあたって、伸び悩んだ時期があった人がいました。
壁に打ち当たって、その人は改めて「読解」に焦点を当てて、丁寧に読むことを心がけたそうです。
すると、少しずつ精度もスピードも上がり、結果、満点にたどり着くことができました。
その方ご自身も「あそこで基礎を見直したのがよかった」とおっしゃっています。

 

もし伸び悩んでいたり、力が不安定に感じたりしたら、
どこかで基礎を見直す必要があるのではないでしょうか。

 

文法?
単語?
熟語?
発音?

 

自分の弱いところを分析して、基礎をガチガチに固めてほしいと思います。

 

ちなみに、ぼくはTOEICではありませんが、「話す」という点において、単語を見直しています。
この話はまた別の機会に。

DUO

PRESIDENT 6/2号(「英語」の学び方)でアプリ関連の記事執筆!

今日はほんのり告知です。

 

今週の月曜日に発売された雑誌「PRESIDENT 6/2号」にて見開きで記事を書かせていただきました。
もちろん、英語学習関連の記事です。

PRESIDENT_20140602

これが日本一のメソッドだ!

「英語」の学び方

1カ月でTOEIC100点up!

 

 

という特集です。
内容はTOEICだけではありませんが、TOEIC対策をされている方には参考になる記事が多いかと。

 

・1カ月でTOEIC 100点アップ レベル別図解「驚速学習法」完全マップ

スコア別に分かれていたり、具体的な学習法や教材が紹介されていますので、
「これは自分に合いそう」というものは取り入れるといいと思います。

 

・読むだけで点数アップを約束 TOEIC試験の裏事情

すでにTOEIC学習歴の長い方が好きそうなネタです。筆者はヒロ前田先生です。
「あるある」と思わされる内容が多数ですのでぜひ。

 

 

で、肝心のぼくの記事は、

・通勤時間に差をつける!「厳選スマホアプリ」6

smartphone-151308_150
というものです。本名もTwitterアカウントも載っています
ぼくは英語学習にアプリを取り入れているため、ありのままを書きました。
TOEICに関する話もそれ以外の話も書いているので、
もし書店などで目に留まりましたら、チェックしていただけるとありがたいです。

 

 

一冊を通して、さまざまな方がさまざまなことを言っていますので、
すべてを取り込もうとせず、自分の軸に合うものを取り入れてみてくださいね。

ほぼ無料で英語学習をしたい方へ、インターネットを使った国内最強学習法

↑最初に間違えて入ってしまったほう…。

 

Twitterでぼくをフォローしてくださった方はご存知かもしれませんが、
本日は御茶ノ水ソラシティで行われた、e-learning Awards 2013 フォーラムなるものに参加してまいりました。
(教育業界に勤めた経験がある者としては恥ずかしい限りなのですが、フォーラムの存在を初めて知った限りです。)

さて、その参加目的はたったひとつ。

というわけで、英語キュレーターであるセレンさんの講演を伺うためです。
13:30から行われ、動画などはありませんでしたので、
参加できなかった方が多いかと思います。(満員だったこともありますし。)

ということで、セレンさんが講演中にお話したことを次のサイトにまとめましたので、
ご興味のある方はご覧ください。色づけした部分だけばーっと目を通すと、2分くらいで読み終わるはず。

■インターネットを使った国内最強英語学習法_講演まとめ
http://togetter.com/li/592571

今回は英語全般に関わるところでしたが、TOEICに役立つところも多くありました。

冒頭の成功例や失敗例を徹底的に研究したところは、特に大切だと思います。
TOEICでもさまざまな学習法がありますが、闇雲に走り始める前に、
現実とスコアのギャップを知り、戦略を立てて進み始めるべきでしょう。
(計画を立てることばかりに時間をかけて、学習が進まないのは本末転倒ですがw)

また、上の計画と重なりますが、「期間を明確に決める」ことも大切でしょう。
ぼくは990点を目標にして走り続けてきましたが、期間を意識していない時期がありました。
しかし、あるとき「○歳までに990が取れなければ、TOEICは卒業する」と決めて取り組んだところ、
(それが功を奏したのか確認するのは難しいですが、)結果、990点を獲得することができました。

その他、アプリなど無料で学習できる部分はありますから、うまく取り入れていけるといいな、と。
TOEICの問題のアプリを使用するというよりは、暗記用だったり学習時間の記録用だったり。
(無料の問題のクオリティの高さは未調査です。すみません…。)
もちろん、ブログも無料のインターネットというところでは共通していますね。

無料で使えるものや使える情報はどんどん取り入れていきましょう!
合わなければ、採用しなければいいだけでの話です。
やるだけ無料ですのでぜひ。

【告知1】
天狼院書店で11月にイベントをあと1回やります。
イベント概要はFacebookページに書いてありますので、よければご覧ください。

12月の公開テストを受験される方にお役に立てる内容を25日にはお話する予定です。

11/25(月)TOEIC990点パーフェクトスコアラーが教える本気で使える英語本使い倒し塾《TOEIC直前対策編》
https://www.facebook.com/events/220886638084932/

【告知2】
同じく天狼院書店にて、明日21日(木)20時から「天狼院TV」(生放送)なるものに出ます。(多分)
http://www.ustream.tv/channel/tenrointv

イベントの紹介や本の紹介などを行う予定です。
どれくらい英語の話をするかはわかりませんが、多少はします。
なお、この時間帯は、リアルタイムでのご質問を受け付けますし、
リアルに書店にお越しいただいた方のご質問も受け付けます。
もしご都合のよろしい方はぜひご覧/お越しくださいね。

★Facebookページ(非公開)
・TOEIC990点パーフェクトスコアラーが選ぶ本気で使える英語本使い倒し塾
https://www.facebook.com/groups/544731978944836/

★NAVERまとめ
・英語学習者の英語学習者による英語学習者のための名言
http://matome.naver.jp/odai/2135575047706124701

・英文法を体で覚えて、話せる基礎をつくる4冊
http://matome.naver.jp/odai/2138263438820100501

★twitter まとめ
・TOEIC Part 7 でミスが起こるのはなぜか?
http://togetter.com/li/321683

・英文の暗唱って結局どうやってやるの?
http://togetter.com/li/370989

・英語の音読には2種類ある?
http://togetter.com/li/511655

・「チャンク」で攻略する、英語力を底上げする方法
http://togetter.com/li/566056

・「ぼくらの英語サミット Vol.2 〜グローバルってなんだ?」が残したもの
http://togetter.com/li/567174

・英語雑誌TIMEとノンネイティブの日本人がうまくつきあう方法
http://togetter.com/li/589622

・インターネットを使った国内最強英語学習法_講演まとめ
http://togetter.com/li/592571

★Ustream番組
・ぼくらの英語サミット〜この際とことん英語を語ってみよう〜
http://www.ustream.tv/recorded/29600091