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第245回 #TOEIC Listening & Reading 公開テスト感想(速報)

第245回TOEIC公開テストを受験された方、お疲れさまでした。

 

ぼくの感想を見る前にみなさんにお願いです。
5分くらいで終わります。

 

受験した自分の感想やできたこと、反省を書き留めてください。
試験を受けた直後だからこそ気づくことはたくさんあります。

 

「学習内容は適切だったか?」
「学習量は十分だったか?」
「なぜできたか?」
「なぜできなかったか?」

 

頭の中でモヤモヤとしていることを言語化することは大切です。
ぼくはブログに加えて、Twitterで試験直後に書きまくることで、
頭の中が整理される感覚があります。

 

休憩する前にちょっとだけ時間を確保すると、
今後の学習に好影響を及ぼすので、積極的にぜひ!

 

さて、思うところを徒然なるままに書きますね。

 

=====
●フォーム
*試験終了時刻は15:01です
*Part 1 の1枚目は「二人の女性をカメラで撮影する女性」
*Part 1 の2枚目は「中庭の中央にあるパラソル」
*Part 7 の言い換え問題は nature / ticket です

●所感(『公式 L&R 問題集 5』TEST 1 を基準に)
1:普通/2:やや難/3:やや難/4:普通/
5:普通/6:普通/7:難
=====

 

今回もフォームが複数ありますので、
ご自身の受けたフォームと異なる場合はご了承ください。
同じ試験を受けた人を見つけるためには、
Part 1 の写真や Part 7 の言い換えを覚えてくるのがコツです。

 

試験自体の難易度は「やや難」レベルの部類に入るフォームだと判断しています。
試験後にも Twitter でつぶやきましたが、
『公式問題集』の難易度はまったく当てになりません。
もしこの記事を ETS さんや IIBC さんが見ていたら、
「いい加減に、本番と同レベルの問題を発売せよ」と言いたいです。

 

次は、各Partに関する感想です。

 

<Part 1>

写真に対して描写するポイントはわかりやすいのですが、
使われている語句や表現が難しかった印象を受けます。
その点、「普通」としましたが、やや難しいと言えるかもしれません。

とはいえ、すべての選択肢が難しいわけではないので、
消去法を使いながら、全問正解を目指したいパートです。

swipe とはスマホの用語として聞くくらいで、TOEIC では珍しく聞こえました。

 

 

<Part 2>

Part 2 の返答としてシンプルであったとしても、
オーストラリア人女性ナレーターが厄介ですね。
TOEIC 的には早口だからです。

あとは、記事では表しにくいですが、少しひねくれた返答もありました。
パッと反応しにくい返答と言い換えてもいいかもしれません。
この手の問題への対策は2パターンあると考えています。

 

・会話のパターンを体に叩き込むべし

自著の『戦略特急』で次のようにオススメしています。

 

 話の内容と場面を理解することによって、英会話の一場面を自分の頭にストックしようとする意識が大切です。
自然な会話をパターン化して、どんどんとストックしていきましょう。

 

一人目の発言と返答を切り取って、記憶すると考えるといいですね。
同じパターンが出る可能性があるため、その対策と考えてください。

 

・消去法でしのぐべし

「パッと聞くと正解かがわからない」ものがひねくれた返答と言われます。
それ以外の選択肢は的外れなものが多いので、
消去法をうまく使う癖をつけたいところです。

 

 

<Part 3, 4>

「聞こえてきた単語が入った選択肢を選ぶ」問題がどんどん減っています。
そのため、難易度は上がってきている印象を受けています。
本文と選択肢が言い換えられていることに気づく力を、
英語力の一つとして考えるのは妥当なので、
この後も難しくなっていく傾向になるでしょう。

 

 

<番外編:TOEIC予報>

Twitter でこんなことをしてみたら、2つ的中しました。
心の中でニヤリとしてしまったのはここだけの話です。

 

 

 

<Part 5>

文法問題と語彙問題に分けてご説明します。

 

・文法問題

品詞問題や動詞の形、前置詞vs接続詞など定番の問題だらけです。

 

文法問題と言えば『でる1000』が挙げられますが、
あそこまで分厚い本を使わずとも、正答率を上げることはできます。
TOEIC に出る文法項目を整理し、素早く使えるようにするという目的を忘れずに。
次の note で厳選の5冊とその使い方をご紹介しております。

 

TOEIC の Part 5 で文法問題を間違えないための5冊とその使い方

 

・語彙問題

さほど難しいものはありませんが、意外なところを突いてくるのが公開テストです。
売れている単語帳に載っている単語の派生語あたりを狙ってきている印象。

 

この手の問題に答えられるようにするには、
単語帳に載っている単語は「正確に」覚えていることがポイントです。
そこが揺らがなければ、派生語であっても正解として選べますから。

 

 

<Part 6>

文章量は「普通」で、厄介な文挿入問題も「普通」でした。
4問中1問しか文法問題が出ないので、面倒なパートであることは変わりないですね。

 

『戦略特急』にも書きましたが、Part 5 の対策の延長線上で取り組んでいくのが有効です。
文法問題や語彙問題への慣れとしては Part 5 を使用し、
文挿入問題や読解スピードの向上は Part 7 を使用しましょう。

 

 

<Part 7>

Part 7 は「難」がデフォルトですね。
読ませる量が多いのが大変です。

 

ぼくが受けたフォームの中では、

・SP の article(記事)
・DP の2セット

あたりは「読ませるなあ」と結構苦しかったです。
Twitter でも自戒の念を込めて、次のようなことを書きました。

 

 

普段から読んでいないと、長文を目の前にしたときにビビりますからね。
これから受験する皆さんも気を引き締めてまいりましょう。

 

===

リーディングセクションを通して、ぼくの時間配分は以下の通りです。
「早く終えよう」という焦りはなく、一つずつ丁寧にやっていった結果ですね。

 

Part 5:6分
Part 6:8分
Part 7(SP):23分
Part 7(DP):10分
Part 7(TP):20分

 

ここ最近はスピーキング特化の学習で不安だったのですが、
TOEIC は(スコアは置いておいて)対応できそうで良かったです。
あとは日々のリスニングや読書を増やして、精度を上げていくのみ。

———

これらはあくまでぼくの個人的な感想ですので、あくまでご参考程度で。
本番の試験を受けてわかることはたくさんありますから、
皆さんもご自身の発見があったら、ぜひ書き留めておくことをオススメします。

以上、ここまでが試験の情報でございました。
もし何か追加していただけることや気になる点があれば、コメントをぜひ!
お答えできる範囲でお答えいたします。
*試験問題の答えはどれ、といった類のコメントにはお返事できません。

第237回 #TOEIC Listening & Reading 公開テスト感想(速報)

本日、第237回TOEIC公開テストを受験された方、お疲れさまでした。

2019年一発目ということで、準備万端で臨めたでしょうか?
それとも、年末年始のお休みで出だしが遅れたでしょうか?

 

ぼくの感想を見る前にみなさんにお願いです。
5分くらいで終わります。

 

受験した自分の感想やできたこと、反省を書き留めてください。

 

 

試験を受けた直後だからこそ気づくことはたくさんあります。

 

「学習内容は適切だったか?」
「学習量は十分だったか?」
「なぜできたか?」
「なぜできなかったか?」

 

頭の中でモヤモヤとしていることを言語化することは大切です。
ぼくも試験直後につぶやきまくっています。笑

 

休憩する前にちょっとだけ時間を確保すると、今後の学習に好影響を及ぼすと思っています。
(ぼくは Twitter やブログが吐き出す場になっています。)

 

さて、思うところを徒然なるままに書きますね。

 

=====
●フォーム
*試験終了時刻は15:02です
*Part 1 の1枚目は……忘れた
*Part 7 の言い換え問題は acknowledge / spots です

●所感(『公式 L&R 問題集 4』TEST 1 を基準に)
1:普通/2:やや難/3:やや難/4:やや難/
5:普通/6:やや難/7:難
*Twitter と微妙に異なっています
=====

 

今回もフォームが複数あるため、ご自身の受けたフォームと異なる場合はご了承ください。
(Part 1 の写真や Part 7 の言い換えを覚えてくるのがミソです)

 

試験自体の難易度は「普通〜やや難」レベルの部類に入るフォームだったと思います。
ただ、『公式問題集』に比べると、公開テストは難しいです。
(問題を作成する ETS には「いい加減にしろ」と言いたい…)

 

次は、各Partに関する感想です。

 

<Part 1>

写真に対して素直な描写が多かったです。
つまり、その語句を知っていれば難なく解けるということ。

「Part 1 では難問が出る」と言われていた時期もありますが、
そのような高得点者をふるいにかけるような問題はありませんでした。

対策方法としては Part 1 の頻出語彙(名詞/動詞)をおさえることです。

 

毎度、引用させていただいているのですが、
『TOEIC L&R テスト パート1・2特急』の「はじめに」に次のようにあります。

 

英語の講師をしていると「リスニングができないんですけど、どうしたらいいですか?」とよく尋ねられます。僕はいつも「語彙力を上げてください」と答えます。非常に単純な事なのですが、どうも「知らない単語や表現は聞こえない」という事実に直面しようとしない学習者がたくさんいるようです。

 

単語を発音とともに覚えていきましょう。
Part 1 は短文ですから「名詞」と「動詞」さえ押さえればコケない

 

この『パート1・2特急』は頻出語句が「これでもか」というくらい詰め込まれているため、
リスニングの序盤をうまく切り抜けたい方には必須のアイテムだと思います。
ぼく自身もこの本のおかげで Part 1,2 の頻出語句に精通しました。

 

 

<Part 2>

『公式問題集』に比べて「やや難」ですが、今までの感じを考えると「普通」です。
「これ」と直接選びにくい選択肢は当たり前のように出てきます。
しかも、後半ではなく前半に出てくるんですよね。
だからこそ、昔の「普通」という難易度よりは格段に難しくなっているのが現状です。

対策としては場数を増やすことだと思います。
たくさんの日常会話やビジネス会話に触れることが一番の近道です。

そして、その会話をディクテーション(書き取り)するのが良さそうですね。
書いたりメモったりが面倒であれば、脳内で行うのでも良いと考えています。

まずは『公式問題集』の問題がすんなりディクテーションできることから始めましょう。

 

<Part 3, 4>

・3人の会話…1問
・図表のついた問題数…Part 3:3問/Part 4:2問
・意図問題…Part 3:2問/Part 4:3問

 

・3人の会話
リスニングをしながら、いかに「登場人物の関係性」を把握するかが勝負です。
ただ、情報量は他のセットと変わらないため、
Part 3, 4 でどのような人物が出てくるのかをインプットしておけば大丈夫です。
(たまにびっくりする組み合わせが出てくることがありますが…)

 

・図表問題
ポイントは「どんな図表か」を先読みしておくことと、
「どんな表現で言われるか」を事前に予想しておくことです。
公開テストや『公式問題集』で問題研究をしていると、
この問題で高得点者をふるいにかけている気がしています。
なので、現在のスコアによっては「正解できなくても仕方がない」と考えるといいです。

 

・意図問題
シンプルになってきている気がします。
選択肢の先読みができると、2択くらいに絞れてだいぶ楽です。
あと、「意図問題」の英文で終わるセットがありましたね。
いつ該当の英文が出てくるのかというドキドキ感は困った…。

 

<Part 5>

文法問題も語彙問題も「普通」です。
むしろ、「やや易」と言えるかもしれません。

 

・文法問題
品詞問題や動詞の形、前置詞vs接続詞など、昔からの定番の問題だらけです。

note で厳選の5冊とその使い方をご紹介しておりますので、もしよろしければご活用ください。
『でる1000』のような分厚い本はいらないです。
TOEIC に出る文法項目を整理し、素早く使えるようにしておけばOK。

 

TOEIC の Part 5 で文法問題を間違えないための5冊とその使い方

 

・語彙問題
さほど難しいものはありませんでしたが、意外なところを突いてくるのが公開テストですね。
でも、単語帳に出てくるような単語が「しっかり理解できているか」というものばかり。

語彙問題に対しては旬を取り扱っている『千本ノック』がオススメです。
こっそりと一周取り組んでから、公開テストに臨んだのですが、
何問かは似た問題が出ていた記憶がありますので。

 

<Part 6>

難易度は「やや難」です。
『公式問題集』より文章量が多かった分、読むのが大変だった気がします。
また、語彙問題がスパッと入りにくく苦戦しました。

この辺は Part 5 の対策の延長線上で取り組んでいくのが有効です。
文法問題や語彙問題への慣れとしては Part 5 を使用し、
文挿入問題や読解スピードの向上は Part 7 を使用しましょう。

 

<Part 7>

Part 7 は「やや難」というのがデフォルトです。
『公式問題集』に比べると、文章量は多いし、答えの根拠は探しにくいし……
「難」なんだよ!

普通の受験者からすると、文章量は多いのですが、
この本に取り組んでいたおかげでそこまでキツく感じませんでした。

(こいつはエグい)

===

リーディングセクションを通して、ぼくの時間配分は以下の通りです。
10分程度余りました。

Part 5:7分
Part 6:10分
Part 7(SP):22分
Part 7(DP):8分
Part 7(TP):13分

今回、Part 7 の文章の種類として、記事(article)が7つも出ていました!
そりゃ、読むのが大変だわ……。

———

これらはあくまでぼくの個人的な感想ですので、あくまでご参考程度で。
本番の試験を受けてわかることはたくさんありますから、
皆さんもご自身の発見があったら、ぜひ書き留めておくことをオススメします。

以上、ここまでが試験の情報でございました。
もし何か追加していただけることや気になる点があれば、コメントをぜひ!
お答えできる範囲でお答えいたします。
*試験問題の答えはどれ、といった類のコメントにはお返事できません。

第230回 #TOEIC Listening & Reading 公開テスト感想(速報)

本日、第230回TOEIC公開テストを受験された方、お疲れさまでした。
ぼくは1月が最後の受験ですから、4か月ぶりです。

ということで、生存報告も兼ねて、感想をつれづれなるままに。
まずは、基本情報から。

=====
●フォーム
*Part 1 の1枚目は「スーツケースを引く2人の女性」です
*Part 7 の言い換え問題は performing / exercise です

●所感(『公式問題集 3』を基準に)
1:普通/2:難/3:普通/4:普通/
5:やや易/6:やや易/7:難
=====

今回もフォームが複数あるため、ご自身の受けたフォームと異なる場合はご了承ください。
(Part 1 の写真や Part 7 の言い換えを覚えてくるのがミソです)

最近は連続受験をしていないので、難易度判定はあてになりませんが、
試験自体が比較的「普通〜やや難」レベルの部類に入るフォームだったと推測しています。

次は、各Partに関する感想です。

<Part 1>
大学の授業では「Part 1 では難問が出る」と伝えているのですが、
800〜900点をふるいにかけるような問題はありませんでした。
すべて標準的な語句が使われた難易度の問題です。

対策方法としては Part 1 の頻出語彙(名詞/動詞)をおさえることです。
改訂前の『パート1・2特急』の「はじめに」に次のようにあります。

英語の講師をしていると「リスニングができないんですけど、どうしたらいいですか?」とよく尋ねられます。僕はいつも「語彙力を上げてください」と答えます。非常に単純な事なのですが、どうも「知らない単語や表現は聞こえない」という事実に直面しようとしない学習者がたくさんいるようです。

Part 1 で全問正解するだけの語彙力をつけるために、
問題演習を多めに行っておくことが大切です。

ぼくは(改訂前ですが)この2冊のおかげでだいぶ対応力がついたように実感しています。


こっちは改訂版。Ⅱもそろそろ出るとか出ないとか。

とにかく「名詞」と「動詞」!

<Part 2>
「難」です。
ここは日本人にとって最難関のパートなのではとすら思います。
というのも、Whoに対して人の名前を答えるような直接的な答えは減り、
「あれをチェックしてみて」のような間接的な答えが増えているからです。

この間接的な応答の第一対策としては、消去法で対応する術を身につけること。
もちろん、地力をつけて答えられるのが理想ですが、欲しいのはスコアです。
最近だと『でる600問』が圧倒的に素晴らしいですね。
問題量も問題の質も Part 2 業界(?)ではナンバーワンです。

<Part 3, 4>
・3人の会話…1問
・図表のついた問題数…Part 3:3問/Part 4:2問
・意図問題…Part 3:2問/Part 4:3問

「3人の会話」は1セットだけありました。
men / women などが設問にあれば、3人の会話と予測できるのですが、
まったく予測できなかった設問だったので、with three speakers と言われて驚きました…。
設問を読んで3人の会話と予測できる力は大切ですが、
それがわからなくとも、対応することはできます。
2人の会話と情報量という観点では差はありませんから、
普段から2人の会話を処理できる力をつけていきましょう。

「図表問題」は解きやすいもので、複雑なものはありませんでした。
「商品と値段」のようなものは、選択肢の逆張りをして待ち構えていればOKです。
ぼくは Part 3, 4 のどちらかで根拠を聞き逃した図表問題がありました…。

「意図問題」は「折れない」「時間をかけない」ことが重要なポイントになりますね。
話の流れを意識しつつ、そこにピタッとハマる選択肢を選びましょう。
意図問題は選択肢の読解に時間がかかりますから、迷いは禁物です。
意図問題の発言以降を聞き逃したり、設問の先読みの時間が減る可能性が出てきますから。

『公式問題集』を使用して、設問の先読みなどの自分の解き方を固定しましょう。
それができてきたら、素材を使って、音読などのトレーニングを取り入れるといいです。
(早く新しいナレーターに対応した『公式問題集』が欲しいところですが…)

<Part 5>
全体的に難易度をならすと、「やや易」と言えると思います。

まず、文法問題について。
品詞問題や動詞の形を問うものなど、昔からの定番の問題だらけです。
他の種類の問題や Part 6, 7 に時間を回す必要があるでしょう。

次に、語彙問題についても、さほど難しいものはありませんでした。
印象に残っているのは equal (share) です。
カタカナとして一般になっている語が狙われるのはこれから増えるかもしれませんね。

今のレベルによりますが、TOEIC に慣れているのであれば、
『でる1000』で文法問題を極めて、『千本ノック』でトレンドをおさえると良さそうです。

<Part 6>
難易度は「やや易」です。
文法問題が多かった分、解きやすかったように思います。
話の流れがわかりやすいものが多く、文挿入問題も解きやすかったでしょう。

Part 6 は「全文を読む」スタイルで挑まないと、答えられない問題が数多く出てきます。
今回のように文法問題が多めの回に当たればラッキーですが、
そうでない回に当たった場合は時間が多く取られてしまいます。

上で文挿入問題は解きやすかったと書いたものの、それでも時間は取られます。
ぼくはどちらかというと苦手な問題の種類なのですが、『パート6特急』で鍛えた感はありますね。
本番よりは易しい問題が収録されているのですが、解く上での頭の動かし方を学んだ感じです。

<Part 7>
Part 7 を「難」としました。
表のような問題はなく、とにかく片っ端から読まないといけない分、
普段から英語を読んでいない方には辛い Part です。

試験直後に次のようなつぶやきをしたくらい。

拾い読みでは正解できる問題はないので、頭から全文読んでいく必要があります。
問題演習を多く行うというよりも、英語を素早く正確に読める力をつけることが大事でしょう。
ですから、日頃読む素材は「なんでもいい」という結論に至りました。
英語を読むことが普通になれば、TOEIC への慣れは後から付いてきます。
もちろん、普段触れる素材が TOEIC がベターですが、そうでなくてもいいと思います。

とにかく読む!

もし TOEIC の素材がいいということであれば、『読解特急5』がいいですね。
ダブルパッセージで嫌が応にも読まなくてはなりませんから。
(トリプルパッセージ編は出ないかな…)

リーディングセクションを通して、ぼくの時間配分は以下の通りです。

Part 5:6分
Part 6:7分
Part 7(SP):23分
Part 7(SP):11分
Part 7(TP):21分

トリプルパッセージは英文量が多くて苦戦した記憶があります…。疲れた。

———

これらはあくまでぼくの個人的な感想ですので、あくまでご参考程度で。
本番の試験を受けてわかることはたくさんありますから、
皆さんもご自身の発見があったら、ぜひ書き留めておくことをオススメします。

以上、ここまでが試験の情報でございました。
もし何か追加していただけることや気になる点があれば、コメントをぜひ!
お答えできる範囲でお答えいたします。
*試験問題の答えはどれ、といった類のコメントにはお返事できません。

第218回 #TOEIC Listening & Reading 公開テスト感想(速報)

 

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勉強ラウンジ@五反田で初のイベントを開催します。
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詳細ページはできていませんが、豪華なメンバーでおおくりするゼミを開催します。

 

—–

 

本日、第218回TOEIC公開テストを受験された方、お疲れさまでした。
2月はテストが開催されていないので、その間に良い調整ができたでしょうか。

 

さて、毎回のように、感想をつれづれなるままに。
まずは、基本情報から。

 

=====
●フォーム
?(解答用紙A面ピンク/QRコードでした)

●所感
1:普通/2:やや難/3:普通/4:やや難/
5:普通/6:やや難/7:普通
=====

 

新形式になってからの公開テストを比べた形での所感です。
フォームが複数あるため、ご自身の受けたフォームと異なる場合はご了承くださいませ。

 

次は、各Partに関する感想です。

 

<Part 1>
「Part 1 は全問正解したい」という Part に変貌しています。
ETS(テスト作成団体)は「耳慣らしに使って」とメッセージを出しています。
Part 1 をミスするようだと、ハイスコアを狙うのは難しいでしょう。

昔から TOEIC を受験・対策をしていれば、聞き馴染みのある表現が並んでいました。
取りこぼしのないように、対策はしておきたいところです。
ぼくのオススメはちょっと古いですが、『ドリーム特急』の morite2 先生パートです。

 

 

Part 1 の頻出語彙(名詞/動詞)がコンパクトにまとまっているので、
紹介されているものはすべて押さえておきたいところです。

 

<Part 2>
全体としては「やや難」としました。
前半は WH 語を聞き取れていれば答えられる問題があるのですが、
後半に進むにつれて、答えがピンと来にくいものが見られました。

一番強烈な印象を残したのは What time is it now? という設問でした。
「◯時」と答えるはずはないのが TOEIC ですね。
間接的なやり取りが増えてきたことを意識した学習に特化する必要があると感じました。

 

<Part 3, 4>
まずは、新形式についてまとめておきます。

・3人の会話…2問
・図表のついた問題数…Part 3:3問/Part 4:2問
・意図問題…Part 3:2問/Part 4:3問

3人の会話は2セットありました。
両方とも設問に固有名詞(=人の名前)が入っていたがために、警戒したら当たりましたね。
3人の会話は、状況の把握とテンポの良いやり取りをうまく捕まえなくてはなりません。
(個人的には Part 2 を素材に使うといいと思っています。)

図表問題と意図問題は一つの Part 内で合計5問とバランスを取っています。
難易度の調整でしょうが、3人の会話はそこに加味されていません。

図表問題は解きやすいもので、複雑なものではありません。
どちらの Part も『公式問題集』に出てくるような、分かりやすいものでした。
地図が出ると難易度が上がりますが、今回はありませんでしたね。

意図問題は、ぼくのフォームでは Part 4 で2つ連続で出題されていました。
1月もそうでしたから、何らかの狙いがあると思っています。
明らかに難易度を上げるための仕掛けでしょう。
というのも、意図問題は答えるのに時間がかかるからです。

意図問題は「折れない」「時間をかけない」ことが重要なポイントになりますね。
意図問題の出どころによって、次以降を聞き逃す可能性が出てきますから。
時間をかけずに直感でスパッと選んでおくトレーニングをしないといけません。
あとは、選択肢を先に読んで、絞り込みを行うことも有効でしょう。

Part 3, 4 は新形式ばかりが注目されますが、
旧形式をどれだけ着実に聞けるか/解けるかが大事なのではないでしょうか。
そこを揺るぎないものにしておけば、新形式にパワーを回す余裕ができますから。

 

<Part 5>
極端に簡単だとか難しいとかいう問題はありませんでした。

まず、文法問題について。
品詞問題や動詞の形を問うものなど、昔からの定番の問題だらけです。
envy の品詞問題が一番難しかったでしょうかね。envying or enviable??

次に、語彙問題については、普通から少し難しい印象を受けました。
ぼくの解いたフォームは、相性のいい語句を見つければスパッと解けるものが多かったと思います。
いわゆる熟語問題が出てきていたのも印象的でした。

 

<Part 6>
難易度は「やや難」としました。
厄介と言われる文挿入問題が難しかったからです。
他の問題は、文法問題はまだしも、語彙問題が解きにくかったですね。

Part 6 は「拾い読みで解ける」問題が減りましたので、頭から読んでいく必要があります。
時間をかけすぎると、Part 7 に大きく影響を及ぼしますので、
時計を気にしながら、適切な時間で切り上げたいものですね。

まだまだ得意な Part とは言えないので、『パート6特急』はやりこむ必要がありそうです。

 

 

<Part 7>
Part 7 を「普通」としました。
今回は、分量的に多かったとは言えないからです。
決して少なくもなく、適量という感じでしょうか。

分量の少ないシングルパッセージを入れ込みながら、
スピード感を持って問題を解き終えてほしい、というメッセージでしょう。

新形式の文挿入問題は2問、書き手の意図を問う問題は2問です。
文の内容をパラグラフ単位で終えていないと、正解するのは難しいでしょう。

チャット問題は簡単めだと言われていますが、
短い内容から書き手の意図を汲まないといけないため、
それほど楽とは思えない、というのが正直なところです。
場合によっては飛ばさないと、泥沼にはまる可能性が考えられます。

ダブルパッセージやトリプルパッセージは時間をかければ解ける問題たちです。
いかに速読をしていけるかがポイントになっているように思います。
もしくは、一読して意味を取って記憶できるかが試されているようですね。

 

———

 

これらはあくまでぼくの個人的な感想ですので、あくまでご参考程度で。
本番の試験を受けてわかることはたくさんありますから、
皆さんもご自身の発見があったら、ぜひ書き留めておくことをオススメします。

 

以上、ここまでが試験の情報でございました。
もし何か追加していただけることや気になる点があれば、コメントをぜひ!
お答えできる範囲でお答えいたします。
*試験問題の答えはどれ、といった類のコメントにはお返事できません。

 

私個人の話は(どーでもいいでしょうけれど)別の記事で書きます。

 

 

【告知3】
2月から「人生を変える TOEIC スコアアップ塾」と題して、
プライベート(個人)レッスンをオンラインや対面で行い始めました。
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人生を変える TOEIC スコアアップ塾「porpor 使い倒し TOEIC コース」

第217回 #TOEIC Listening & Reading 公開テスト感想(速報)

 

 

【告知】
2月から天狼院書店にて、4期目となるゼミを開催いたします。
今回は730点を目標にし、2か月と期間を短縮して開講いたします。

 

【2月開講/東京・京都】TOEICスコア伸び悩みの壁を破る!「天狼院 TOEICゼミ」2ヶ月間の短期集中講座で、新年度ベストスコアでスタートを切ろう!《全国通信対応》

 

—–

本日、第217回TOEIC公開テストを受験された方、お疲れさまでした。
今年最初の受験となりますが、いいスタートを切れたでしょうか?

 

さて、毎回のように、感想をつれづれなるままに。
まずは、基本情報から。

=====
●フォーム
?(解答用紙A面ピンク/QRコードでした)
Part 7 の言い換え問題で、同じ問題か判断できるかもしれません。

●所感
1:易/2:やや難/3:普通/4:普通/
5:普通/6:やや易/7:普通
=====

 

新形式になってからの公開テストを比べた形での所感です。
フォームが複数あるため、ご自身の受けたフォームと異なる場合はご了承くださいませ。

 

次は、各Partに関する感想です。

 

<Part 1>
「Part 1 は全問正解したい」という Part に変貌しています。
ETS(テスト作成団体)は「耳慣らしに使って」とメッセージを出しています。
Part 1 をミスするようだと、ハイスコアを狙うのは難しいでしょう。

昔から TOEIC を受験・対策をしていれば、聞き馴染みのある表現が並んでいました。
取りこぼしのないように、対策はしておきたいところです。
公式本や森田鉄也先生の『パート1・2特急』がマストですね。

 

<Part 2>
全体としては「やや難」としました。
前半は WH 語を聞き取れていれば答えられる問題があるのですが、
後半に進むにつれて、答えがピンと来にくいものが見られました。

こういった「ピンと来にくい応答」は自分なりにまとめておいて、
何度も聞いたり、音読をしたりして自分に馴染ませたいものですね。

 

<Part 3, 4>
まずは、新形式についてまとめておきます。

・3人の会話…1問
・図表のついた問題数…Part 3:3問/Part 4:2問
・意図問題…Part 3:2問/Part 4:3問

3人の会話は1セットしか収録されていませんでした。
設問に固有名詞(=人の名前)が入っていたがために、怪しく感じた記憶があります。
3人で会話はなされますが、過度に恐れる必要はないように感じてきています。
最初に出てくる2人の関係性をいかに理解するかがポイントになるでしょう。
そこに1人が加わってくるイメージを持てれば、一気に解きやすくなりますね。

図表問題と意図問題は一つの Part 内で合計5問とバランスを取っています。
難易度の調整でしょうが、3人の会話はそこに加味されていません。

図表問題は解きやすいもので、複雑なものではありません。
どちらの Part も『公式問題集』に出てくるような、分かりやすいものでした。
地図が出ると難易度が上がるかな、という印象を受けました。

意図問題は、ぼくのフォームでは Part 4 で2つ連続で出題されていました。
明らかに難易度を上げるための仕掛けだと考えています。
というのも、意図問題は答えるのに時間がかかるからです。

「折れない」「時間をかけない」ことで答え続けられるかも試されているでしょう。
意図問題の出どころによって、次以降を聞き逃す可能性が出てきますね。
時間をかけずに直感でスパッと選んでおくトレーニングをしないといけません。
(あとは、選択肢を先に読んで、絞り込みを行うことも有効かと最近感じています。)

新形式は意図問題のみ難易度が上がりますが、それ以外は慣れればこっちのもんです。
あとは、今までの形式のものをしっかりと解ける(聞ける)力をつけることが重要でしょう。

 

<Part 5>
極端に簡単だとか難しいとかいう問題はありませんでした。

まず、文法問題について。
品詞問題の数は数えていませんが、いつも通り8問程度でしょうか。
この問題数でいくぞと固めてきたのかな、という印象を持っています。
他には、動詞の形を問うなど、昔からの定番の問題だらけです。

次に、語彙問題については、普通から少し難しい印象を受けました。
ただ、消去法をうまく使うことができれば、適切なものを選びやすいかと思います。

今まで通りに、文法をゆるぎなく、語彙は地道に、やっていくことが大切ですね。
『でる1000問』や『文法 特急』、『単語 特急』あたりは軽くこなしておきたいところです。



 

<Part 6>
難易度は「やや易」としました。
厄介と言われる文挿入問題が易しかったですから。
他の問題は文法問題も語彙問題も普通の難易度でした。
この Part でリーディングセクションの難易度を調整している気がします。

Part 6 は「拾い読みで解ける」問題が減りましたので、頭から全文読んでいかなくてはなりません。
文挿入問題は文脈を追えていないといけませんし、
語彙問題が多めだと、一部を読むだけでは解けません。
そのため、Part 6 で拾い読みをする癖は避けましょう。

 

<Part 7>
ここ最近はずっと「やや難」「難」としていた Part 7 を「普通」としました。
今回は、分量的に多かったとは言えないからです。

特に、シングルパッセージの分量が少なく、
明らかに「早く解き終えて、複数の文章問題に行け」というメッセージでしたね。

新形式の文挿入問題は2問、書き手の意図を問う問題は2問だったと思います。
前回、チャットの問題が難しかったのですが、今回はシンプルでしたね。
会話が少しくだけると内容が取れないというのは致命的だと感じています。

「量が多いから注意しろ」と言われて、今まで大量にトレーニングを積んできた人にとっては、
いくらか楽に感じる文章や問題だったのではと思います。
普段から「量にビビって修行する」くらいがちょうどいいのかもしれません。

———

 

これらはあくまでぼくの個人的な感想ですので、あくまでご参考程度で。
本番の試験を受けてわかることはたくさんありますから、
皆さんもご自身の発見があったら、ぜひ書き留めておくことをオススメします。

以上、ここまでが試験の情報でございました。
もし何か追加していただけることや気になる点があれば、コメントをぜひ!
お答えできる範囲でお答えいたします。
*試験問題の答えはどれ、といった類のコメントにはお返事できません。

私個人の話は(どーでもいいでしょうけれど)別の記事で書きます。

(追伸)
神崎正哉先生の受験記念振り返りラジオはこちらから。
Happy TOEIC

第194回 #TOEIC 公開テスト感想(速報)

本日、第194回TOEIC公開テストを受験された方、お疲れさまでした。

 

会場の室温はいかがでしたか?ぼくは足元の寒さに悩まされて大変でした…。
室温だけはすぐに変えられるものではないので、調整をしやすい格好をしていきましょうね。

 

 

さて、毎回のように、感想をつれづれなるままに。
まずは、基本情報から。

 

●フォーム
4KIC28(解答用紙A面緑/マイナー)
●所感
1:普/2:やや難/3:やや難/4:普/
5:普/6:やや易/7:やや難

 

Part 1
標準的なレベルの問題が多かったです。「やや易」に近い「普通」と言えるでしょう。

「写真に人が写っていない」写真は少ない…とここ最近申し上げてきましたが、今回は、2枚ほどありましたね。
人が写っていないと、描写の中心がどこか予想するのが難しかったかもしれません。

TOEIC に出やすいと言われる「名詞」「動詞」をいかに増やしていくかが正答数アップの鍵ですね。

 

Part 2
「やや難」としました。
前半は難易度としては普通だったのですが、後半、特に30番台あたりから厳しくなった印象です。
この番号から難しくなるのはいつも通りなのですが、正解だと決めにくい返答が多かった気がします。

Part 1 同様、消去法を活用して、正解であろう選択肢を選べる練習をしておくことが大切ですね。

 

Part 3, 4
Part 3 を「やや難」としているのは毎回のことです。苦笑
どちらの Part とも楽な Part ではありませんでした。
前回の試験のように、問題の種類に偏りはなかったのですが、
「やや易」と言わせる回はなかなかやってきませんね。

とりたてて変わったシチュエーションはありませんでしたが、
相変わらず本文と選択肢のパラフレーズ(言い換え)を見抜く力が試されています。
その読み取りが早ければ早いほど、次のセットの先読みにかけられる時間が異なってきますから、
問題集などの復習時には「パラフレーズのされ方」はしっかり確認をしておきたいですね。
先読みをする方は、先読みの練習は言わずもがな、です。

 

Part 5
難しい問題はありませんでしたが、前回ほど易しいわけではない印象です。

・品詞を問う問題
・代名詞の形を問う問題
・動詞の形を問う問題

と言ったあたりは「意味を考えずに形を見て素早く、正確に処理できたか」が一つの分かれ目。

・語彙問題

を正解するために「選択肢の語句を知っているか」「一文を素早く、正確に理解できたかどうか」が一つの分かれ目。

選択肢発信で解答のアプローチを決める思考回路を早めに身につけましょう。
そして、現在のスコアにもよりますが、難しいと言われる語句はありません。
日々の問題や単語集の中で、きっちりと語彙の確認をしておくことが大切です。

 

Part 6
文章は長くなく、問題もひねられていませんでした。
空欄の周辺だけ読むと、解きにくくなる問題が多かったとも言えます。
文章全体の流れが追えていれば、答えやすい問題ばかりでした。

Part 6 は頭から「主語+動詞」「時制」を中心に流れを追いかける読み方を身につけておきたいところです。

 

Part 7
「やや難」です。
文章量という観点では前回のほうが多かった印象ですが、
前半が少なめだった分、後半が多く感じたと思います。
(マニア向け:SPの最後のセットが1ページで終わるって初めて見ました。)
ダブルパッセージ(181〜)は、両方の文章ともにそれなりの量があったため、
じっくり読み込もうとすると、やたらと時間がかかったと思います。

すべてを読み切る時間のない方は、
設問に出てくる固有名詞や時間を表す語句をキーワードにして、
本文の中を検索して答えにたどり着く読み方を身につけてほしいです。
それにより、なんとか最後まで解ききるようにしてほしいですね。

これも毎度申し上げていますが、
Part 5, 6 の問題をどれだけ速く解き終えたか
がリーディングセクションのポイントです。
本番前にはリーディング100問分はひとまとまりで解いておきましょうね。
練習でやっていないことがいきなり本番ではできませんから。

 

以上、ここまでが試験の情報。
もし何か追加していただけることや気になる点があれば、コメントをぜひ!
お答えできる範囲でお答えいたします。

 

 

あとは、私個人の話。興味のない方はスルーでどうぞ。

 

睡眠はたっぷり…すぎて、頭がぼーっとしてましたが、
英語を聞いたり声に出したりして、頭を英語モードにして会場へ。

 

Part 1 は10番が怪しいです。

 

Part 2 は12番で「When と Where どっちだっけ?」となり、焦りました。
これも含めて、2問は怪しいです。消去法で取れていると祈りたいですね。

 

Part 3,4 ともに2問ずつ怪しいものがあったという記憶です。
最近、冊子を4分の1に折るやり方が流行ってます。
(なんていうワザなんだろ、あれ)

リスニングは毎回これくらい悩み、運良く満点に転んでいるものの、
もちろん逆に転ぶこともあるため、ここら辺でどうなるか…。
地道にリスニング力は鍛えていきたいと思います。
(そういえば、47分でしたね。メジャーはどうだったかな。)

 

Part 5 は 13分、Part 6 は 5分と、最近は本番でこのペースがデフォルトです。
どこかの記事で書いた気がしますが、どこかで一つ壁を越えました。
スピードに重きを置いた状態でも正確性が落ちない、感じです。

…とかっこよさげなことを言っていますが、Part 5 で不安なものが2問。
1問はリサイクルで、そのときに間違った記憶がある問題。
もう1問は2択で正解の決め手に欠けました。

ここで、リーディングセクションの貯金を使い果たした感じです。

 

Part 7 は、SP が 26分、DP が 22分程度だったと思います。
試験終了の10分前に終わりました。

前回が難しかったから、今回は易しめかなーと思いながら解き始めたものの、
徐々に解きごたえのある問題が増えてきて、結構キツかったです。
先日の「Eハングアウト990」でも申し上げましたが、
48問分の英文を普段から読む習慣がないと、本番はキツいですね。

ミスの有無については、おそらくノーミスで行けたかと。

 

前回の試験後のブログ記事では
「今回の公開テストが人生で一番の手応え」
だなんて言いましたが、そこまでの手応えではありません。
とは言え、ここ最近、TOEICの問題演習に力を入れているからか、
手応えのよさは安定してきた気がします。

 

11月は最悪のミスにより受験できませんが、12月も引き続きレポートしていきます。
最後に、twitter のつぶやきを掲載しておきますね。
次への一歩を踏み出すための「今」を大切にいきましょうね。

 

 

★追伸
講師やブロガーの情報もチェック!適宜追加していきます。

〈メジャーフォーム〉
森田鉄也先生
花田徹也先生

 

〈マイナーフォーム〉
TEX加藤先生
HBKさん
Junさん

第193回 #TOEIC 公開テスト感想(速報)

本日、第193回TOEIC公開テストを受験された方、お疲れさまでした。

 

glasses-213156_640

 

毎度のようにお伝えしていますが、この時期でも会場の室温は要注意ですね。
体温調整のしやすい格好にしていくことも試験対策の一つでしょう。
場合によっては、席の変更を申し出ましょうね!

 

ということで、感想をつれづれなるままに。
まずは、基本情報から。

 

●フォーム
4KIC24(解答用紙A面ピンク/メジャー)

●所感
1:普/2:普/3:やや難/4:普/
5:やや易/6:普/7:難(変更)
(前回の所感と似ていることに気づく…あれ?)

 

Part 1
標準的なレベルの問題が多かったです。
「やや易」に近い「普通」と言えるでしょう。

 

もう「写真に人が写っていない」写真は少ないですね。
写真に人が写っていれば、基本的にその人を描写します。
ただ、人に注意しすぎると、それ以外が描写されたときに反応できないので、
写真を見るときには気をつけておいてくださいね。

 

「merchandise という抽象的な単語に反応できたか」
「be stationed が表す状態をイメージできたか」
あたりが難しい問題だったでしょうか。

 

 

Part 2
「普」としました。とりたてて「これは!」という問題がなく、非常にオーソドックスです。

 

「◯◯(物)を/△△(人)に確認してみる」のような、
その場では相手の質問に答えない返答が目立った印象です。
こういった返答のバリエーションは豊富ですので、
解いた問題でこの手の返答が出てきたら、ストックしておきたいですね。

 

Part 1,2 ともに消去法が有効ですので、
一つ選択肢が聞き取れなかったとしても諦めないことが大切です。

 

 

Part 3, 4
Part 3 のほうはやたらと「問題」が問われた気がします。
どちらかが言うネガティブな情報を捕まえられたかどうかがポイントですね。
あとは、Part 3, 4 のどちらだったかを忘れてしまったのですが、
「相手の求めるもの」を問う問題も多かった印象です。

 

相変わらず本文と選択肢のパラフレーズ(言い換え)をすぐに見抜けたかどうかによって、
次のセットの先読みにかけられる時間が異なってきます。
問題集などの復習時には「パラフレーズのされ方」はしっかり確認をしておきたいですね。

 

 

Part 5
難しい問題はありませんでした。文法問題も語彙問題も。

 

・品詞を問う問題
・代名詞を問う問題
・動詞の形を問う問題

 

と言ったあたりをきっちり素早く処理することがひとつ。
あとは、語彙問題を文脈に合わせて選べることがひとつ。

 

普段、Part 5 にかかる時間よりも早く終えられないと、
残りの Part が厳しかったかもしれません。

 

 

Part 6
文章は長くなく、問題もひねられていませんでした。
文章全体の流れが追えていれば、答えやすい問題が多かったです。
最後のセット(150-152)は内容を頭から読んでいないと落としてしまう問題がありましたね。
このセットは他よりも時間をかけてよかったと思います。

 

 

Part 7
「難」です。Twitter に書いたときより難易度を上げました。
文章量がここ最近では最も多かったと思います。
毎度のごとく、

 

読むべき文章量が多い
局所的に見て答えられる問題が少ない

 

という点が度を増した感じでしょうか。
162-165 と 172-175 の article(記事)にどのように対応したかが重要なところでした。

 

Part 7 が苦手であれば、解けそうな問題だけささっと解いて次に進めたかどうか。
高得点者であれば、解けるまで粘ったか。粘るならば、どこまで粘るのか。

 

など、その場での柔軟な判断が問われるセットだったと思います。

 

そして、シングルパッセージの最後のセット(176-180)には度肝を抜かれました。笑
左ページが文章でびっしり!ぼくが今まで見た中で一番長いシングルパッセージだったかもしれません。
ただ、この文章は「手紙」だったというのが見落とせないところでした。
「手紙」は難しい単語が出てきたり、内容が込み入ったりしませんので、
先に述べた「記事」よりも解きやすいです。

 

「長いから後回しにしよう」
「手紙だから解いてしまおう」

 

など、ここでも瞬時の判断が迫られました

 

そして、ダブルパッセージは厄介でしたね。
特に、191-195 の両文書問題に時間を取られた方が多かったのではないでしょうか。
ダブルパッセージの場合、どちらか片方の文章が短ければいいのですが、
そうではないセットが多かったため、シングルパッセージでの時間配分次第で、
解き方を変更しなくてはならなかったかもしれません。

 

難易度の高くない Part 5, 6 の問題をどれだけ速く解き終えたか
が今回のリーディングセクションのポイントだったと思います。

 

「タイムマネジメントが重要」ということがわかっているのであれば、
新しい問題を解くときに時間を測って解くことが大切です。
加えて、本番前にはリーディング100問分はひとまとまりで解いておきたいですね。
「時間がなくなったときにどうするか」という判断の練習をせずに本番を迎えることになりますから。

 

 

以上、ここまでが試験の情報。
もし何か追加していただけることや気になる点があれば、コメントをぜひ!
お答えできる範囲でお答えいたします。

 

 

あとは、私個人の話。興味のない方はスルーでどうぞ。

 

睡眠はそれなりに確保したものの、起きる時間が遅く、やや頭がぼーっとした状態で向かいました。
試験前日は緊張でなかなか寝付けないんですねー。誰かいい方法を教えてください。(切実)

 

まず、Part 1 はノーミス。10番で「ひさしぶり!」って思いました。

 

Part 2 は不安なものが2問。
1問は「授業でこれは教えたい」ということを考えていたら、その次の問題を聞き逃しました。笑
おそらく間違えていないのですが、「貯金が減ったかも」というプレッシャーを感じながら、次へ。

 

Part 3 は先読みのリズムが崩れた問題はあったのですが、なんとか立て直しました。
こちらも3問は怪しい…。ものすごく気になる問題があったのですが、忘れてしまいました。

 

Part 4 はスムーズにいったように思います。

 

Part 5 は 12分、Part 6 は 5分と、普段の公開テストより早く終わりました。
テンポよく解けたのは、問題の難易度もありますが、毎日200問を欠かさなかったことは大きいです。
「つい最近やったなあ」という印象を受けることが多かったですからね。
ミスはしていないと思います。

 

Part 7 は、SP が 26分、DP が 21分程度だったと思います。
感想のほうでは「難」と書いたものの、この時間で処理しきれているのは、
これも毎日200問を解いた賜物です。冷静に1問1問を解いていきました。

 

とはいえ、新しい問題を解けるワクワク感からか、
(試験官や周りの受験者に怪しまれていないといいのですが、)
感想に書いた「手紙(176-180)」を見たときにニヤニヤしてしまって。

 

「どんなことが書かれているんだろう」
「なんでこんなに長いんだろう」

 

などいろいろと気になることが出てきたら思わず…。

 

これはさておき、時間に余裕をもって臨めたので、
ダブルパッセージは慎重に取り組むことができました。
時間がなかったら、191-195 のセットは確実に落としていた気がします。

 

ということで、Part 7 もミスなく終えられたのではないかと。

 

昨日の夜中、次のようなことをつぶやきました。

 

 

これを受けての締めとしては、

今回の公開テストが人生で一番の手応え

だったと思います。
もちろん、どこに気づいていない落とし穴があるかはわからないのですけれど……。

 

ということで、長くなってしまいましたが、以上です。
今日は自分の試験の振り返りをしながら、ゆっくり休みましょう。
そして、明日からは次への試験に向かって進んでいきましょう!

 

 

★追伸
講師やブロガーの情報もチェック!適宜追加していきます。
〈メジャーフォーム〉
花田徹也先生

 

〈マイナーフォーム〉
森田鉄也先生

HBKさん

TEX加藤先生