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ひさしぶりに『新TOEIC TEST 読解特急5 ダブルパッセージ編』を解いて感じること

「1日100問」を解くという目標を立てて取り組む中で、ひさしぶりに『読解特急5』に取り組みました。
何度か解いている問題なのですが、その数もたかが知れているため、発見はさまざまあります。
語彙だったり、設問パターンだったり、文章の内容だったり。
取り組む回数を増やすことで、余裕が生まれるため、注意の届く場所が増えていくわけです。

 

読解特急5

 

『読解特急5』はタイトルにもある通り、ダブルパッセージのみの収録です。
本番の試験では20問(5セット)だけですので、それ以上を連続で解くと、
脳がだんだんと悲鳴を上げてきます。もうお腹いっぱいだ、と。

 

当然のことながら、シングルパッセージに比べて読解量が増えるのがダブルパッセージです。
これはつまり、処理すべき情報量が増えると言えますよね。
苦手、というか、処理しきれないと思う人が多いのは当然のことです。

 

じゃあ、そのままでいいかと言うと、そんなことはもちろんないわけで。
正答数を増やすための鍵は「設問」だと、『読解特急5』を通して再認識しました。

 

問われることを事前に意識して、メリハリをつけて読む。
「誰が(何が)、どうした」を中心にざくざく読む。
隅から隅まで、すべてを理解しようとしない。

 

この辺りの意識でダブルパッセージに臨むだけで随分と違うと感じています。

 

ここまではダブルパッセージが苦手だという方向けのお話。
ここからはダブルパッセージで全問正解を狙う方向けのお話。

 

前で、Part 7 のダブルパッセージは情報量が多いと言いました。
とはいえ、日本語で読めば大したことはないと思いませんか。
試しに、手持ちの問題集の日本語訳を見てみてください。

 

ぼくもまだまだ偉そうなことが言えるレベルではないのですが、
「ダブルパッセージくらいは難なく理解して処理する」レベルを目指す必要があるかと思います。
分量が多いとか内容を整理しきれないとか言っているようでは、いざ英語を使う現場では苦労をしますからね。
TOEIC はそういうところを見越して、我々にダブルパッセージを課しているのでしょう。

 

いやはや、まだまだ進歩の余地はありまくりです。

TOEIC の Part 7 対策は非常に面倒なものの、取り組まざるをえないとき

TOEIC SW が近いのですが、今週は月から木までTOEIC(LR)の授業漬けだったため、
なんだかんだで LR のことを考えることが多くなります。
中でも「Part 7 の対策がいやじゃあああ」という声を聞く機会が複数あったため、今日はそのお話。
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それなりの分量のある英語を読み、設問に答えるという Part 7。

 

正直に申し上げますと、「面倒」と感じて当たり前です。
「面倒に感じるだなんて不真面目」という考えは捨てましょうね。
かく言うぼくもそう感じていた時期がありました。

 

しかし、あるときから「Part 7 の対策って面白いかも」と思えたんですね。
複数の点で「面白い」「楽しい」「気持ちいい」と感じるポイントが見えるようになったのです。

 

  • 英文を正確に読める
  • 英文を速く読める
  • 問題の根拠がはっきりとわかる→解ける

 

英文を正確に読める
最初はどこがちょうどいい区切れ目かもわからない英文たちが、
少しずつまとまりを持って、見える(読める)ようになっていくのは気持ちいいです。

 

英文を速く読める
正確に読めることによって、返り読みをする必要などがなくなり、
英文を読み進めるスピードが上がっていきます。

 

問題の根拠がはっきりとわかる→解ける
Part 5,6 に比べて、Part 7 は解答の根拠が必ず本文内にあります。
ですから、それがビシッと見つけられたときの快感たるや…。
問題の正解に一喜一憂しすぎるのは考えものですが、
正解できたら素直に喜ぶ心も必要かなと最近思います。

 

もちろん、上記の点は単語の知識を身につけたり、文法のルールをおさえたり、
別の要素が絡んでくることはおわかりでしょう。
わからないことは地道につぶさなくてはなりませんので、すぐにできるようにはなりません。

 

ただ、Part 7 の問題はつまらない要素でしか構成されているものではなく、
楽しめるものにすることが、自分の力で可能になることをお伝えしたかったのです。

 

 

上記の点のどこかで、自分が「おもしろっ」と思えるポイントを探してみてください。
そのためには、
とりあえず英文だけ読む(=設問は解かない)
というのはオススメです。

 

問題を解く時間が不要になるため、より早い時間で終わりますし、負荷も減ります。
TOEIC に出やすい英文に触れているわけですから、れっきとした対策にもなります。
英文を読んでみて、問題を解ける余裕が出てきたら解けばいいのです。
いきなりすべてに取り組もうとせず、自分のできる範囲で挑戦していきましょう。

 

そうすれば、必ず Part 7 との距離は縮まっていきますから。