Tag

Tag Archive

JDHで「言えない」と思ったらメモるとどうなるか

英語学習ブロガーのJunさんがHostで運営されている、Jun’s Diamond Hour。
月と水の19時からは、co-host として参加をさせていただいております。
(ゲスト、めちゃくちゃ募集中ですので、お気軽にコメントをお寄せください。)

 

さて、そんなJDHにはとりたてて準備をせずに出ています。
ゲストのブログやらTwitterやらを事前に拝見することはもちろんしていますが。
あとは、その場の流れに身を任せて、ゆっるーりやってます。

ただ、一つだけ心がけるようにしていることがあります。
この心がけはあくまで「番組を英語力アップのために利用しよう」という観点で、です。

 

それが
「英語で言えない、と思った日本語をメモしておく」
ことです。
それらはその場で放置をしておいて、番組終了後に調べて、記録に残しています。
これをするのはなぜかというと、おそらく同じ壁にもう一度ぶつかる可能性を感じるからです。
自分の使う言葉は無限ではなく、ある程度偏りがあります。
その中で出てきた言葉を、毎回英語にできないのでは、進歩がありませんよね。
ですから、こんな地道なことをチマチマ続けているわけです。

 

この番組に限らず、日々生きていて、「あ、言えない」という場面に出会ったら、
ぜひそれを記憶しておくことをお勧めします。
これは単語レベルでもフレーズレベルでもかかわらず、ですね。

聞けるのに話せないもどかしさ

TOEICのListeningの音声は大体聞き取ることができ、内容を理解できるようになりました。
TOEICに頻出の語句や話のパターンをつかむことが助けになっています。

聞き取ることができる語句や言い回しは自分の中にストックされているから理解できているとすれば、
その表現たちを自分で口にすることができないのはなぜか。

とても悩ましい。

単に「アウトプットする練習をしていないから」と言えばそれまでですが、
TOEICのスコアアップだけを追い求めていると、ぼくと同じ状況に陥ること大です。

もし将来「TOEICで使った表現をアウトプットできるようになりたい」ならば、
実際に使う場面を想定して、「声に出す」「書く」ようにする必要があるでしょう。
そして、どこかで使う機会があるのならば、「使う」に越したことはないでしょう。

同じスコアでも過程が異なれば、到達点も違う。
どの方向がいいとか悪いとかではない。
自分の「なりたい姿」を早くからイメージできたもん勝ち。

音読する英語の量を増やす、簡単な方法

「ことばを話す力は、「何回そのことばを口にしたか」に正確に比例します。いくら頭がよくても、理解するだけでは話す力はつきません。ネイティブがあれほど自由に英語をあやつるのは、毎日毎日来る日も来る日も使い倒しているから」(『ハートで話そう!マジカル英語塾 英語のバイエル 初中級』)

— porpor 英語学習コンシェルジュ (@porpor35) 2014, 2月 21

 

はい、話したいならば、口にしないと始まりません。
ということで、いくつかの教材・素材を使用しながら、
意識的に英語を口にする量を増やしています。

ここで、普通に(?)声に出すだけでもよいのですが、
とあるものを取り入れることによって、量が増えたことに気づきました。

それは

カウンター

 

カフェモカ。

ではなく、

カウンター

 

英文の長短に関係なく、一文を口にしたらカチッとカウントします。
要は、英文の回数を数えるワケなのですが、これが楽しいんです。
ゲーム感覚で取り組むことができます。

「話した」量が視覚化される

わけですね。

 

自己満足と言えばそれまでなのですが、昨日の自分を超えたくなるのが人間です。
毎日の回数を記録するだけですので、ぜひ取り入れてみてください。
カウンターがない方は、地道に正の字を書くのも手ですかね。

『新公式問題集』Part 3,4暗唱とTOEIC SWテストの関係

『公式問題集』暗唱は微妙にスケジュール変更が生じています。

新公式問題集_vol.5
TEST 1のPart 3 10スクリプトとPart 4 10スクリプトを終えたところで、
20セット分の定着度が低く感じたため、次に進む前に20セットの復習中です。

さて、暗唱は「話せる」ことに重きを置くために行っているわけですが、
前から理解する癖がついたり、話の流れ(パターン)を定着させたり、
TOEICのPart 3,4スコアアップに役立つことは間違いありません。

ですが、「話せる」のだから、TOEIC SWのスピーキングセクションにも効きます
おそらく以下の問題に効いてくると考えています。

  • Questions 1-2「音読問題」(与えられた文章を音読)

本番では初見ではありますが、テキストを見ながら音読する行為です。
暗唱を通してスクリプトを見ながら音読すれば、この問題の練習になります。

  • Questions 4-6「応答問題」(状況を想像して、それに沿って答える)

TOEICのPart 2のほうが素材としては使いやすいものではありますが、Part 3の素材も使えます。
一人めの発言に対しての反応が定着していれば、それに近い表現をアウトプットできるのではと思います。

  • Questions 7-9「提示された情報に基づく応答問題」(資料や文書に基づいて、設問に答える)

提示された情報に対して答えるわけですから、Part 3,4ともに説明をする表現は使うことができます。

  • Questions 10「解決策を提案する問題」(メッセージなどの内容を確認した上で、問題の解決策を提案する)

相手の留守番電話に対応のメッセージを吹き込むという状況ですので、
Part 4のまとまった英語のほうが役に立ちやすい印象があります。

あくまで印象ですが、この感覚をもとにSWテストを受けて、
改めて「どこまで役に立つのか」をお伝えしたいと思います。
いつ受験をするのかが決まっていませんが…。苦笑

有子山博美さんの「海外ドラマで学ぶネイティブ英語セミナー」に参加してきました!

前の記事で触れた通り、ROMYさんこと有子山博美さんのセミナーに参加してきました!
平日の昼間だったので、知り合いはいないと思いきや、英語学習者の世界は狭いです。笑

有子山博美さんセミナー

今回のセミナーは

海外ドラマで学ぶネイティブ英語セミナー

というもの。

懇親会(ランチ)からのスタートということで、
非常にリラックスした雰囲気でセミナーに臨むことができました。

 

冒頭はROMYさんの英語ヒストリーから。

「TOEICで900点以上を取得しても雑談ができない」
「字幕なしで映画を見ることができない」

というところがROMYさんの出発点だったそうです。

 

そこからDVD(映画/海外ドラマ)を使った学習にシフトして、
TOEIC満点を取得したり、アウトプット力を向上させたりしたわけですから、
ぼくにとって、これからの学習のヒントにならない訳がありません。

実際の海外ドラマを使ったアクティビティも非常に楽しく、
自分で映画やドラマを使って、英語力を高めていきたいという気持ちになりましたね。

また、インプットのみならず、アウトプットの重要性を説いておられ、
「1日1英語tweet」をすることを心がけるようにしています。
(いつまで続くかお楽しみくださいませ。笑)
その他にも普段、英語に接する姿勢まで学ぶことができたような気がしています。

 

「話す」力を高めようと試行錯誤している自分にとっては、収穫の多いセミナーでした!
英語の大海をもっと楽しみながら、航海していきたいと思います。

 

主催してくださった米田りり子さま、講師の有子山さま、ありがとうございました!
また、ご一緒させていただいた皆様にも感謝しております。
この日を糧にして、力を高めていきます!

 

なお、今回のセミナーのテーマにご興味のある方は、以下の書籍がオススメです。

TOEIC Part 3,4のスクリプトを暗唱する流れ

JDHで『公式問題集 vol.5』TEST 1_Part 3の最初のスクリプトを暗唱したporporです。
さて、『公式問題集』暗唱プロジェクトのお話を引き続き。細かな気づきも一つの記事になります。

新公式問題集_vol.5

 

TOEIC公式問題集を素材にスピーキング力向上へ
英語が「聞こえる」ことと「口から出せる」ことの違い
TOEIC公式問題集の暗唱スケジュール
暗唱ができるようになるまでに時間のかかるスクリプト

 

聞き慣れている会話やトークであっても、何も見ずにすらすら口から出すのは簡単ではありませんね。
やはり「聞こえる」ことと「口から出せる」ことは違うと改めて感じています。
そんなぼくが今「どのように一つのスクリプトにチャレンジしているか」を詳細に書き留めておきます。

 

〈前提〉

  • スクリプトには不明点がない
  • 発話の状況と気持ちをイメージする

 

〈Step〉

  1. 一文を数回読む
  2. 全体を読む

 

 

1.一文を数回読む

スクリプトは文の積み重ねですので、一文から攻めていきます。
最初は文字を目で追いながら声に出すのですが、
慣れてきたら目を離して(顔を上げて)声に出します。
口を動かしているだけにならないよう注意します。

 

2.全体を読む

流れを意識しながら読みます。
文と文の間には必ずつながりがありますので、そこを大事にします。
「なぜ次の文のことを伝えたいのか」に注目する形です。

暗唱ができるまでに時間のかかる英語スクリプト

ここ最近のブームである「暗唱」関連記事です。

TOEIC公式問題集を素材にスピーキング力向上へ
英語が「聞こえる」ことと「口から出せる」ことの違い
TOEIC公式問題集の暗唱スケジュール

新公式問題集_vol.4

『公式問題集』を絡めた学習はお好きな方が多いようで嬉しい限りです。

さて、タイトルにもある通り、暗唱ができるようになる過程において、
覚えやすい/覚えにくい素材というものが存在します。

語句面や発音面などさまざまなものが挙げられると思いますが、
個人的に一番重用視しているのが

  • 発話されている状況

です。
この言葉は今までに何度も出してきていますが、
まとまった文章の暗唱を行う上では非常に大切です。

「○○が■■している状況」というようなぼんやりとしたものでは足りず、
何と言いますか、「映像化」できていなくてはならないレベルですね。

一つのスクリプトをドラマとしているような感覚とでもいいましょうか。
出演者はできれば身近な方で、撮影場所も身近なところがよいです。
そちらのほうがしっくりきて、映像に入り込みやすいと思います。

 

最近、ようやく学習履歴っぽくなってきたなあ。笑

TOEIC公式問題集の暗唱スケジュール

ここ最近、お話している『新公式問題集 vol.5』Part 3,4スクリプトの暗唱の話です。

新公式問題集_vol.5
TOEIC公式問題集を素材にスピーキング力向上へ
英語が「聞こえる」ことと「口から出せる」ことの違い

 

1カ月で40スクリプトを覚えよう」と宣言しました。
とはいえ、宣言するだけではもやっとしているため、スケジュールを立てました。
1日4スクリプトに触れていくペースです。

 

  • Day 1:TEST 1 1-4
  • Day 2:TEST 1 5-8
  • Day 3:TEST 1 9-12
  • Day 4:TEST 1 13-16
  • Day 5:TEST 1 17-20
  • Day 6:TEST 2 1-4
  • Day 7:TEST 2 5-8
  • Day 8:TEST 2 9-12
  • Day 9:TEST 2 13-16
  • Day 10:TEST 2 17-20

 

これですべてのスクリプトに触れたことになります。
しかし、Day 10 になると確実に最初のほうを忘れています

ですので、ひとつルールを設けることにします。

 

  • 前までに学んだスクリプトを復習することから暗唱学習をスタートする

 

重ね塗りですね。べたべたべた…と。
例えば、Day 2であれば、「TEST 1 1-4」の復習をしてから、「TEST 1 5-8」の暗唱を始めるというわけです。

そして、Day 11-30までをどうするか。

 

  • Day 11-30:TEST 1 1-20+TEST 2 1-20

 

はい、
毎日すべてのスクリプトを音読/暗唱を行う
ということです。

自分の得意不得意なスクリプトがありますので、強弱のつけ具合はそのあたりを考慮します。
読む回数もそのときの「口から滑らかに出る」具合を見ながら判断。

発話する状況を想像し、発話者の気持ちに重ね合わせながら、声に出していきます!

TOEIC公式問題集を素材にスピーキング力向上へ

とある本…と隠してもしかたがないので言いますが、
ヒロ前田先生の『それでも900点』を読んで、とあることに着手することにいたしました。

それは

新公式問題集_vol.5

公式問題集のスクリプト暗唱

です。

 

「え、していなかったの?」を思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、今まで一切していません。
990点を取得するにあたり、「暗唱は必要ない」と判断したからです。

確かに、何度も聞き込み、シャドーイングをしているため、自然と覚えているところはあります。
しかし、何も見ずに言えるようになるレベルには持っていっていません。
正直なところ「ちょっと面倒」と思っていたところもあったのですよね。
実際、暗唱なしでリスニングは495点が取れていたため、避けていました。

 

ところが、『それでも900点』を読んで、心変わりしました。

 

TOEICで培った力をスピーキング力向上に役立てたい

 

今ぼくが抱く「話せるようになりたい」という気持ちを、
『それでも900点』が後押しをしてくれたと思っています。

TOEICを通じて、知識は増えてきたのは間違いありません。
その知識を「外に出す」練習の一環として、『公式問題集』のスクリプトの暗唱を取り入れます。

自分がどの程度で覚えられるのかはわかりませんが、
聞き慣れた、耳に馴染んだ言葉ですので、1カ月を目途に、
20スクリプトの暗唱にチャレンジします。(もっと早くいけるのか?)
※素材は『公式問題集 vol.5』のPart 3,4です。

 

「覚える」ことを目的とするのではなく、
「口に出す」ことを目的に暗唱に取り組みたいと思います。


話題の英語学習法「パワー音読(POD)」を体験するセミナー

待ち望んでいたセミナーについに潜入してきました!
同時通訳者の横山カズさん(Twitter)が講師を務める、パワー音読(POD)セミナーです。

 

「知らず知らずの練習量が英語の自動化を生む」

パワー音読

 

※「パワー音読(POD)とは?」という方は次の動画をどうぞ。
※具体的なやり方が紹介されています。

 

回数で脳を錯覚させる

パワー音読の存在は知ってはいたものの、「直接ご指導いただきたい」という想いから参加を決意しました。

横山カズさんは格闘家だと伺っていたので、恐る恐る伺ってみると、
ガタイの良い、とても爽やかな方がいらっしゃったので一安心です。
2時間のセミナーでしたが、パワー音読のステップはもちろんのこと、
ビジネスで使われる日本語を英語のした素材をパワー音読でモノにしていきました。

 

音読。
音読。
音読。

 

同じことをやって飽きるように思われますが、
タイムアタック音読を取り入れることで、
過去の自分と競い合うことになり、テンションが上がります。
まったく飽きることはありませんでした。
「音読のやり方次第で、こうも学習が刺激的になるのか」と感動しきりです。

 

英語で自由な翼を持つ

「話せる英語」に力を入れているぼくにとっては、収穫ばかりでした。
日本語話者が

「いかにして日本語から離れ、英語を口から出すか」

という点で、PODはものすごく優れた学習法だと実感しています。
半端ない回数で同じ英語を口にすることになるため、嫌でも英語が口に馴染むことになります。

POD は TOEIC の素材で行うこともできると感じています。
Part 3, 4 あたりは使いやすい分量なので、応用しましょう。

 

「英語で何と言う?」というアンテナを高く持つ

そして、今日改めて驚かされたのが、カズさんの

「これって英語で何と言うんだろう?」

という探究心です。
半端ないです。

参加者に「言いたいのに言えないことは?」と何度質問されていたことか!

「言いたい」と思ったことに対するアンテナが高いわけです。
この姿勢がカズさんの豊かな表現力を生んでいるのだと思っています。
スピーキング力を上げていくにあたり、大切な姿勢ですので、
このアンテナを敏感にしていくことも取り入れていきたいものです。

 

 

 

【告知】
英語キュレーターのセレンさんが主催している「Eハングアウト」。
横山カズさんと一緒に運営されている番組ですが、参加させていただきました。
なかなかひどい様子が収録されていますが、ぜひご覧いただけるとうれしいです。