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TOEIC の復習法のバイブル『戦略特急 スコア育成計画』の使い倒し塾

 

TOEIC の問題集はいろいろと持っているけれど、
「スコアアップにつながらない」とお悩みの方へ。

ぼくの『戦略特急』と共に「正しい復習」方法について学びませんか?
正しい方向を知れば、かけた時間だけ、スコアアップがついてきます。

 

先日、自著『戦略特急』の発刊記念イベントを行いました。
お花が届いたり、予定より広々とした場所で開催できたり、
我ながら「もってるな」と感じた一日です。

 

 

イベントの内容としては、

・本の制作秘話
・Part 7 問題演習
・宝探しのシェア
・質疑応答

といった感じです。

 

30名ほどの熱心な学習者の方々に囲まれて、
『戦略特急』という本を通じて出会えたことをうれしく思います。
オンラインよりオフラインのほうが熱が伝わりやすいので、
直に熱を伝えるべく、2020年はイベントやセミナーを月一で開催していく予定です。

 

ということで、2020年の第一弾はこちら。

 

 

【1/15(水)19:30~ STYLE for Biz】TOEIC対策スペシャルワンデー講座
〜『TOEIC L&R TEST 戦略特急スコア育成計画』著者渡邉淳が教えるスコアUP秘伝のタレとは〜

 

ページからの抜粋ですが、以下のようなことをやろうと考えています。
あくまで予定で変更の可能性はあります。

 

contents
・Part 2 を舐めずに解こう!
・正しい復習の極意「スルメ理論」とは?
・効果的なディクテーションをしよう!
・要約リテンションという技を身につけよう!
・スクリプトありシャドーイングを実践しよう!
・Read & Look Up で負荷をかけよう!
・アクティングをペアでやってみよう!
・Part 7(1セット)で「腕試し」をしよう!
・復習の楽しみは「宝探し」にあり!
・自分だけの宝をシェアしよう!
・難しい英文を「精読」しよう!
・タイムプレッシャーをかけて読もう!
・2カ月間で解くのは「200問×2セット」に集中しよう!

 

前回の発刊記念イベントでは、本の中にない問題を使用したのですが、
今回は『戦略特急』をフル活用する予定でおります。
というのも、発刊記念イベントで「まだ読み終わらない」という人がいたから。

 

そこで、本の内容をなぞりながら、正しい復習についてお伝えして、
問題演習や復習をその場で一緒にやってしまおう、という算段です。

 

復習方法については、本の中で詳しく説明したのですが、
「話を聞いてしっくりきた」という方も多数いらっしゃったので、
「読む前に聞いてしまいたい」という方はぜひお越しください。

 

今回も「質疑応答」の時間は設けますので、
全員のお悩み解決ができればと思っております。

 

会場でお会いできることを楽しみにしております!

 

【1/15(水)19:30~ STYLE for Biz】TOEIC対策スペシャルワンデー講座
〜『TOEIC L&R TEST 戦略特急スコア育成計画』著者渡邉淳が教えるスコアUP秘伝のタレとは〜

第246回 #TOEIC Listening & Reading 公開テスト感想(速報)

第246回TOEIC公開テストを受験された方、お疲れさまでした。

テストが終わった後は解放感があります。
ただ、目標スコアがある方々はここで気を抜かずに、
次のテストまでの作戦を立て直すと良いですね。
その際にはこの本がオススメです。スコア育成計画を作りましょう。
(いきなり宣伝を入れ込んでごめんなさい!)

 

 

さて、まずはフォームと簡単な所感です。

 

=====
●フォーム
*試験終了時刻は15:02です
*Part 1 の1枚目は「首にスカーフを巻いている男性」
*Part 7 の言い換え問題は critical / impact / handle です

●所感(『公式 L&R 問題集 5』TEST 1 を基準に)
1:普通/2:やや難/3:やや難/4:普通/
5:やや難/6:普通/7:難
=====

 

 

今回もフォームが複数あることが確認されております。
ご自身の受けたフォームと異なる場合はご了承ください。
同じ試験を受けた人を見つけるためには、
Part 1 の写真や Part 7 の言い換えを覚えてくるのがコツです。

 

試験自体の難易度は「普通」レベルの部類に入るフォームだと判断しています。
「簡単」とおっしゃる方もいますが、難易度は主観なので難しいところです。
どれも参考程度に聞き流すことをオススメします。
ぼく自身も戸惑ったことがあるので、さらっと見て「ふーん」で済ませています。

 

次は、各Partに関する感想です。

 

<Part 1>

写真に対して描写するポイントはわかりやすく、ひねった表現も出ませんでした。
強いて言うならば、「スカーフが巻かれている男性」の表現が一番難しかったですね。

現在進行形で描写されるのがスタンダードで、
たまに受動態の進行形が入ってくる感じです。
消去法を使いながら、全問正解を目指しましょう。

 

<Part 2>

Part 2 はひねくれた返答で有名ですが、えぐいものはなかったです。
少し間接的な返答は当たり前になってきたという印象もあります。

Part 1 と同様、消去法で進んでいくのが正攻法だと考えましょう。
逃げでもなんでもないと心得るべし、です。

とは言え、一人目の発言を聞いて理解していないと始まりません。
そのため、先ほどご紹介した『戦略特急』では次のようなことを書いています。

 

 解き方は人それぞれですが、ぼくのオススメは一人目の発言を日本語で圧縮することです。圧縮と聞いてもピンときにくいかもしれませんが、おおまかで短い日本語訳を作るとイメージしていただくといいでしょう。こうすることによって、Part 2 での取りこぼしがぐんと減りました。

 

ディクテーション(聞いて書き取ること)もオススメしているのですが、
まずはここから始めると、Part 2 の正答率が上がり、自信になると思います。

 

<Part 3, 4>

前回の公開テストでは次のように書きました。

 

「聞こえてきた単語が入った選択肢を選ぶ」問題がどんどん減っています

 

今回、この視点で見ると、選びやすい問題が多かったように感じます。
ただ、ぼくが受けたフォームは Part 3 の最初の問題が長くて驚きました。

 

#TOEIC の Part 3 の初っ端が「話が終わらねえ」という長さでした!どんどん読まれると圧倒されます。そこに答えの根拠が潜んでいるかもしれないからです。でも、先読みをしていれば、正解にたどり着くことはできます。先読み、すごすぎる。

結論:先読みを余裕でできるレベルを目指そう!

 

先読みのトレーニングは音声がなくてもできるため、
「これで完璧」と思えるくらいやり込むことをオススメします。

 

<Part 5>

文法問題と語彙問題に分けてご説明します。

 

・文法問題
品詞問題や動詞の形、前置詞vs接続詞など定番の問題だらけです。
前回は見た目で引っ掛ける品詞問題など、難しいものもありましたが、
今回は取り立てて難しいものはなかった気がします。

文法問題については次の note に全力をこめてまとめています。
「こういうことを知りたい」などご要望があれば、アップデートいたします。

TOEIC の Part 5 で文法問題を間違えないための5冊とその使い方

 

・語彙問題
今回は明らかに難しいものがありました。
commend や summon が並ぶという、挑戦的な選択肢でした。

毎回ではないのですが、たまに英検一級レベルの単語が並ぶことがあります。
満点を狙わない方は「無視」でいきましょう。
考えるだけ時間の無駄なので、他の問題に時間を割くのが吉です。

一方、満点を狙う方は「運が悪かった」と考えるのが一つ。
もう一つは TOEIC を超えた英語に触れること。
commend は TOEIC の範囲内だとは思いますが、
その範囲は徐々に大きくなっている気がします。

かといって、英検一級や TOEFL の単語帳をやるのは遠回りです。
『公式問題集』などの模試に出てくる単語をすべて覚える、
のようなやり方が地道で、確かな道かもしれませんね。

 

<Part 6>

文章量は「普通」で、厄介な文挿入問題も「普通」でした。
4問中1問しか文法問題が出ないので、時間がかかります。

「文挿入問題をどうしたら?」という相談をよく受けますが、
対策としては後回しでいいと思っています。
選択肢を見て、本文と照合して…というのは難しいし、時間がかかるからです。
そこで、Part 7 が読めるようになるくらいまで、放置でいいと考えています。
Part 7 でできた余裕を、文挿入問題に回すイメージで良いのでは、と。

 

<Part 7>

毎回申し上げていますが、Part 7 は「難」がデフォルトです。
読ませる量が多いのが大変です。

そして、いつもながらの自戒の念を込めたツイートがこちらです。

普段から読んでいないと、長文を目の前にしたときにビビりますからね。
これから受験する皆さんも気を引き締めてまいりましょう。

 

===

 

いつもはここでリーディングセクションの時間配分をお伝えしているのですが、
腕時計を忘れてしまったため、時間がわかりません。
かなり焦りながら解きました(笑)。
多分、試験終了10分くらい前に終わったと思います。

今、問題研究のために毎回受験をしているのですが、
同時に990点満点を出すことも意識しているので、
なかなか両立させるのが難しいと思っている今日この頃です。
その辺の心境はこちらの note をご覧ください。

 

「悔しさ」を行動に変えるためのはじめの一歩

 

———

これらはあくまでぼくの個人的な感想ですので、あくまでご参考程度で。
本番の試験を受けてわかることはたくさんありますから、
皆さんもご自身の発見があったら、ぜひ書き留めておくことをオススメします。

 

以上、ここまでが試験の情報でございました。
もし何か追加していただけることや気になる点があれば、コメントをぜひ!
お答えできる範囲でお答えいたします。
*試験問題の答えはどれ、といった類のコメントにはお返事できません。

TOEIC Part 3,4 でリスニングした内容を忘れないためのトレーニング

 

TOEIC のリスニングセクションで山場となる Part 3, 4。
問題数が多いのもありますが、聞かなくてはならない英語の量が多いため、
かなり多くの受験生が苦戦するパートだと言えるでしょう。

 

Part 3, 4 について、相談される悩みの一つがこれです。

 

「英語がどんどん流れてくるので、内容を覚えられない」

 

これに簡潔に答えようとすると、

 

「リスニング力を高めてください」

 

となりますが、我ながらあまりにも冷たい
もう少し掘り下げて考えたいと思います。

 

もし TOEIC の Part 3, 4 のような内容を日本語(母語)で40秒程度聞いたら、
内容を覚えていられないことはない、と思いませんか?
なぜなら、日本語であれば高い理解度で聞くことができるからです。

 

以前、記事で書いた Part 7 の話と関連するところがあります。

 

「TOEIC Part 7 が頭に残らない」人が取るべき3つの対策

 

ぼく自身、TOEIC のリスニングで495点満点を取得することはできますが、
リスニングに少しでも集中できないと、聞き逃すことがあります
何回受験しても、英語力が高くなっても、なかなか難しいのが TOEIC。

 

どうしたら Part 3, 4 の内容を覚えていられるのか。
トレーニング方法を考え抜きました。

 

そこで出会ったのがこの記事です。
少し長い記事ですが、TOEIC 受験生であれば、
読んで損のない内容であること間違いなしです。

 

「TOEICを1mmもナメてないから」 濵﨑潤之輔が語る、990点を取り続けられる理由【著者インタビュー】

 

今も TOEIC の素材に触れているという話の中で、
リスニングの勉強法を次のように述べています。

 

もちろん問題を解く練習も本来は必要ですけど、練習をしなくても実際解けるので、まあ必要ないかなと思っています。

Part 3、4は設問文を聞いて答えが思い浮かべばOKです

 

見た瞬間に「これだ」と思いました。
ということで、結論です。
TOEIC Part 3,4 のリスニングした内容を忘れないためのトレーニングとは、

 

音声だけを聞いて答えを思い浮かべる

 

というもの。

 

 

英語の記憶力が高まる

実際にやってみて思うのは、やっぱり難しい、ということ。
TOEIC は聞きながら答えのヒントとなるキーワードを拾って聞けばいいのですが、
この勉強法を実践しようとすると、完璧に理解しないといけません。
トレーニングは辛いのですが、これを実践することで、
英語の記憶力は間違いなく高まっていくと感じています。

 

素材は聞き馴染みのあるものを選ぶ

扱う素材はすでに何度も聞いているものが望ましいです。
理解度がふわふわした状態のものを聞いても、なんとなく聞いて、
「このやり方では無理だ」と諦めて終わってしまうでしょうから。

 

音声の速度は1.0倍速で聞く

記事の中では1.75-2.0倍とありますが、それは達人になってからでいいです。
個人的な感覚では900点くらいでも、せいぜい1.5倍速でいいと感じています。
900点に到達するくらいまでは、1.0倍速、つまり、速度を変えずに聞きましょう。
「音声だけを聞いて答えを思い浮かべる」トレーニング自体が負荷が高いですから。

 

スピーキング力を高めたいなら、答えを言ってみる

これはぼくが実践していることなのですが、
音声を聞いて答えを「思い浮かべる」だけではなく、
「実際に言ってみる」ことまでしています。
これは瞬時に英語が出てくる瞬発力を鍛えるためです。
TOEIC のスコアが取得できればOKな方は無視してください。

 

ということで、英語の記憶力を高める結論としては、
聞き馴染みのあるリスニング音声を聞いて、答えを思い浮かべる
というものでございました。

 

この方法は負荷が高いですが、数日続けるだけで慣れてきます。
一方で、気を抜くと、聞き流しという無駄な時間になります。
参考にしていただき、スコアアップにつながれば幸いです。

 

TOEIC の復習法のバイブル『戦略特急 スコア育成計画』発刊記念イベント開催決定

お待たせしました。
先行告知をしたイベントのお知らせです。

 

 

TOEIC の対策に関する情報は巷に溢れています。
ネット上にある記事やつぶやき。
書店にある本。

 

その中の情報の一つに
「テスト作成団体が出す『公式問題集』をやり尽くそう」
というものがあります。

 

これはとても有効な方法ですし、ぼく自身も役に立った実感があります。
しかし、気になる点があることにお気づきになったでしょうか?

 

「どうやってやり尽くせばいいのか?」

 

これをしっかりと説明しているものはありませんでした。
しかし、この疑問に対して、はっきりとした答えを出すことができました。
と言っても、学習者として TOEIC 対策を10年以上続けながら、
編集者やライターなど、さまざまな経験をしたおかげです。

 

===
登壇者プロフィール

渡邉淳(わたなべ・あつし)
 1984年、千葉県富津市生まれ。東京外国語大学外国語学部ポルトガル語学科卒業。
 留学なしでTOEIC990点満点、英検1級を取得。
 教材制作会社を経て、現在、フリーランスの編集者・ライターをしながら、東京海洋大学で非常勤講師を務めている。
 担当はTOEIC。自身の学習経験をもとにした授業を展開、TOEICの最新傾向を折り込んだ、学習者目線を忘れない指導に定評がある。
 日本経済新聞や読売新聞、雑誌「PRESIDENT」、「東洋経済」、「日経WOMAN」、「日経トレンディ」での掲載実績もあり。
 著書に『TOEIC(R) L&R TEST 戦略特急 スコア育成計画』(朝日新聞出版)や 『1日5分からはじめる! 英語学習手帳』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、共著に『毎日の英単語』(朝日新聞出版)がある。
 一方、porpor(ぽるぽる)という名前で、ブログやTwitterを中心に、講師としても、学習者としても、日々 TOEIC や英語学習に関する情報を発信している。

 

ブログ:TOEIC 990点への道 -日本から出ずに満点-

Twitterアカウント:@porpor35

Instagramアカウント:@atsu_nabe

YouTubeアカウント
=====

 

もともとはただの学習者でしたが、経験を積み重ねたことで、
「TOEIC のスコアアップのプロ」と呼ばれるほどになりました。

 

東京海洋大学での講義では、
400→600点というスコアアップをした学生が多くいます。
学生によっては、最短で二ヶ月です。

 

天狼院書店という場所で行ったゼミでは、
900点台に到達した方はもちろん、990点満点を取得した方もいたほどです。
それだけに、アドバイスは的確だったと言えるでしょう。

 

先に出した「どうやってやり尽くせばいいのか?」という疑問に対する答えを、
『TOEIC(R) L&R TEST 戦略特急 スコア育成計画』という一冊にまとめています。

 

 

今回は、この本の内容を中心に、発刊記念イベントを行います。

 

・スコアが伸び悩んでいる方
・英語に苦手意識を持っている方
・得意パートを増やしたい方
・TOEIC の素材を使って英語力を伸ばしたい方

 

90分で TOEIC に対する印象をガラッと変えましょう!

 

内容:

・TOEIC というゲームの「主人公」になりきろう
・「記録」をする場所を作ろう
・Part 1 の「正しい復習」を体験しよう
・Part 6 の「正しい復習」を体験しよう
・Part 7 で見つけた「宝探し」をシェアしよう
・2020年の「スコア育成計画達成シート」を作ろう
・自分の『戦略特急』の使い方をシェアしよう
・質疑応答(10分)
*当日は、『戦略特急』に掲載されていない素材を使用します

 

日時:
12/16(月)19:30-21:00(19:00開場/21:30完全撤収)

 

場所:
渋谷某所の会議室

価格:
・書籍あり(必ずご持参ください):1,000円
・書籍なし(会場では買えません):2,000円
・学割:1000円引き

 

申込URL:
https://senryakutokkyu.peatix.com/view

 

『TOEIC L&R TEST 戦略特急』を世に出したい3つの理由

 

 

Twitter でチラ見せをしておりますが、とある TOEIC の新刊が完成間近です。

 

 

 

タイトルは『TOEIC L&R TEST 戦略特急 スコア育成計画』です。
かの有名な「金フレ」や『文法特急』などの「特急シリーズ」の仲間に、
ぼくの『戦略特急』が加わることになりました。

 

実は、2019年3月に発売予定で Amazon などには出ていたのですが、
「もっと良くしたい」という想いで、延期を何度も重ねています。
楽しみにしてくださった方は申し訳ございません。
この記事を書いている時点では「11月末」を発売予定にしており、
これは余程のことがない限り、揺るがないことと思います。

 

さて、今回、お伝えしたいのは『戦略特急』を「世に出したい理由」です。
世の中に、TOEIC 関連の参考書や問題集は山ほどあります。
ネットの情報は日に日に増えています。

 

それなのに、なぜ、本を出すのか。

 

『戦略特急』が気になっている方のために、3つにまとめてお伝えします。

 

  • 学習計画の立て方を伝えたい
  • 本の積読状態を解消したい
  • 「正しい復習」を伝えたい

 

見出しだけでピンとくるものもあれば、ピンとこないものもあるでしょう。
一つずつご説明させていただきます。

 

 

・学習計画の立て方を伝えたい

「学習計画」と聞くと、「この日にこれをやる」のような内容を想像するかもしれません。
ぼくが強くお伝えしたいのは「目標スコアの設定」の仕方です。
Twitter などで「目標は期限とセットで決めよう」と言ったことがありますが、
それを紙面で表現することにしました。

目標の設定は、人によっては当たり前のことになっています。
しかし、ぼくがこの手の話を学生や社会人に対して行うと、
「できるだけ早く」という非常に曖昧な返事が返ってきます。

曖昧な目標は曖昧な行動を生む。
具体的な目標は具体的な行動を生む。

だからこそ、目標を具体的に、リアルに設定してもらうページがあります。
このような話はブログの記事にはありましたが、
本としては明確に示される機会がなかったので、
「どうしてもお伝えしたい」こととして入れさせていただきました。

 

 

・本の積読状態を解消したい

TOEIC は次々と新刊が出るため、「これも欲しい」「やりたい」となる人が多いでしょう。
参考書や問題集をたくさん持っているにもかかわらず、
スコアアップにつながらないと嘆いているとしたら、
それほど悲しいことはありません。

今までセミナーなどで「使い倒し方」をお伝えしてきましたが、
『戦略特急』では「TOEIC の問題をどう使い倒すか」について、
かなりの紙面を割いています。

お伝えする方法で一冊ずつこなしていけば、スコアアップにつながることは間違いなし。
そう確信を持って、ぼくの学習経験と講師経験を、紙面に注ぎ込みました。
この方法で一冊をやりこめば、買った本が不要になることはあり得ると考えています。
この本で、TOEIC 対策本の積読を解消しましょう。

 

 

・「正しい復習」を伝えたい

先ほど述べた「TOEIC の問題をどう使い倒すか」と共通する点です。
ここ最近、Twitter などの SNS が普及することによって、
中途半端で、不確かな情報が伝わっているように思います。
SNS の特性上、短く伝えなくてはいけないのはもちろんなのですが、
それを鵜呑みにして、時間を浪費している人は少なからずいるはず。

そこで、『戦略特急』では Part 1 から Part 7 まで、
「そんなに丁寧に言う必要ある?」とツッコミを食らうであろうほど、
復習の仕方について、かなり丁寧に説明をさせていただきました
編集者のSさんから、何度「分厚いね」と言われたことか……。

文字が多くなってしまったのは「再現性」にこだわったからです。
端的に書くことによって誤解される可能性を排除しました。
文字嫌いや読書嫌いの方にとっては苦痛かもしれませんが、
要点を押さえて、ご自身の学習に活かしてくだされば本望です。

 

これ以外にも、世の中に伝えたいメッセージをたくさん含めました。
本の制作が落ち着き始めたので、記事で少しずつネタバレしていきますね。

第244回 #TOEIC Listening & Reading 公開テストと『公式問題集』の関係性

 

本日、第244回TOEIC公開テストを受験された方、お疲れさまでした。

 

 

TOEIC の運営団体は「試験が難しくなっている」とは言っていませんが、
「試験が難しくなっていない」とも言っていないのが事実です。
しかし、日本の『公式問題集』をモノサシにすると、明らかに「難しい」

 

よく「『公式問題集』を完璧にすれば大丈夫」だと言われますが、もはや都市伝説に近いものかも。
すでに英語力のある人が、このアプローチを取れば、爆発的に伸びるケースはあるでしょう。
一方で、基礎が身についていても、このアプローチだけでは足りない人も多いと考えています。

 

もしこれから『公式問題集』を中心に勉強していくのであれば、以下のことをヒントに学習してみては?

 

・リスニングは倍速で聞く

リスニングは「1.2倍」で聞くことを普通にすると良いでしょう。
もちろん、普通のスピードで聞けることが前提なのですが、
それが聞けるようになったら、速度を上げる感じです。
この方法はスコアに関係なく取り入れると良いと考えています。

普通のスピードで聞けることに満足していると面食らうことは間違いなしです。
本番の緊張感と相まって、かなり速く聞こえるはずですから。
実際、『公式問題集』のナレーターよりも速いと思います。

 

 

・リーディングはひたすら読む

リーディングは「読む量」を増やすイメージを持ちたいです。
「解く量」ではなく、「読む量」です。
リーディングの鍵は Part 7 なので、今のスコアに関係なく、
たくさん読むことを心がけていくことをオススメします。

素材としては TOEIC が望ましいですが、読む量が増えるのであれば、
TOEIC より易しいものでも構わないほど、「読む量」を増やしてほしいです。
「練習でやっていないことは本番でできない」と言いますが、
普段から大量の英語を処理することで、どんどんと英語を処理していくスタミナがつきます。

 

一つ気をつけたいのは、読んで理解することです。
当たり前のように聞こえますが、理解したふりをして読み過ごす人は多いです。
というか、ぼく自身も気を抜くと、やってしまいます。
必ず「理解できているか?」を問いかけるようにしましょう。

読む量が増えていけば、英語の語句や構造に触れることになるので、
英語の「普通」が自分に馴染んでいきます。
Part 5 で「この形はあれで読んだな」という自然な感覚が身につくはずです。

 

以上のことは『公式問題集』を使って実践できます。
「難しかったから、新しい教材を」と進む前に、
『公式問題集』に負荷をかけて学習に向き合っていきましょう。

横山カズさんのセミナー「リスニング1DAYインストール!&英語瞬発スピーキング!」参加レポート

 

今や著作も多く、売れっ子である同時通訳者である横山カズさんとの出会い。
それは著作が出る前の2014年のセミナーでした。
当時のレポートはこちら。

 

話題の英語学習法「パワー音読(POD)」を体験するセミナー

 

今や「パワー音読(=POD)」という学習法は、王道の学習法の一つになりつつあります。
2015年に発刊された『パワー音読入門』は狂うほど繰り返しました

 

 

そして、何を思ったのか、2019年7月にこの本を再開したのですが……。

 

その数日後に、次のようなタイトルのセミナーを見つけたのです!

「リスニング1DAYインストール! & 英語瞬発スピーキング!」

スケジュールを確認して、まるで POD のように、反射的に申し込んだことを覚えています。

 

セミナー直後のツイート。

 

 

横山カズさんご自身もツイートしてくださいました!

 

 

セミナーに出た結論から申し上げると、「最高」でした。
ステマのように聞こえるかもしれませんが、本心です。
横山カズさんを本や Twitter で知ったつもりになっては甘い。
ぼく自身、カズさんを知ったつもりになっていたからです。

 

参加したメリットを挙げてみると、、、

 

☑︎国内で英語に苦しんだ経験が節々で感じられる
☑︎「言えたら聞ける」という一貫性がある
☑︎周りと切磋琢磨しながら音読ができる
☑︎自分の言えないことを即興で英語にしてもらえる
☑︎POD 仲間ができる

 

という感じです。

 

肝心のセミナーの内容は二部構成となっておりました。
有料のセミナーですので、印象に残ったものを厳選してお送りします!

 

第一部:聞こえる耳1DAYインストール

カズさんが繰り返しおっしゃっていたのが、次の言葉です。
このセミナー、そして、カズさんが一貫して伝えていたこと。

 

自分で言えたら必ず聞こえる

 

音のパターンの数は限られているからこそ、そこを攻略すれば、聞き取りは楽になるということです。
多くの国籍の方と接したカズさんだからこそわかる、
「外国人はこんな風に話している」というデータベースを拝見した感じです。

 

聞き取れない原因は「自分と相手のデータベースのズレ」
だからこそ、外国人の使う英語のように発音できるトレーニングをしました。

 

カズさんの著作をご覧いただいた方はわかると思いますが、独特なカタカナ表記。

 

just(ジャsッ)

 

「3回繰り返せば、スムーズに言える」という教えのもと、たくさんの音を叩き込みました。

セミナーに参加するのが一番ですが、この二冊でも一部を学ぶことはできます。

 

 

セミナーの冒頭に約30語の英文を音読するのですが、
音の練習をした後に読んでみたら、すんなり読むことができました
カズさんが読んでくださった英語もすっと聞くことができた感じがあります。

120分でこれだけの効果が得られるのは単純にすごいと思いましたし、
日本人が苦手としているところに精通されているからこそだと感じています。

 

第二部:英語瞬発スピーキング!

カズさんが冒頭で次のように強く言い切ったことを端的に表す文章を、
プリントから引用させていただきます。

わずかな語いのコンビネーションを恐るべきレベルで使いまわすことによって、あらゆる変化に即応していた

そして、フランクに「語彙はケチってナンボ」と言い切っていたことも印象的です。

 

スピーキング力を高めようと思うと、語彙力を増やすことに目を向けがちです。
ですが、カズさんは「今持っている語彙を使いまわせ」という主張をお持ちでした。
「もしその語彙を忘れたらどうするんだ」ともおっしゃっていました。

 

わかりやすい例として「教室」を英語で言いたいとします。
多くの人が classroom を思いつくと思いますが、もし思いつかなかったら…。

 

This is where we learn.

 

限られた語句で表すことができるわけです。
カズさんの言葉を借りると、「柔の英語」と言えるでしょう。

 

このように、難しい語彙を使うことはしない、というルールが参加者内で徹底されたのも良かったです。
第二部では、参加者の「言えない」をみんなで英語にしていく時間がありました。
この時間は頭を柔らかくするクイズのようで、非常に面白かったです。

 

例えば、ぼくは「セミナーで新しい人に出会える」というお題を出したところ、
There are always unfamiliar faces. という英語を提案していただきました。
自分からは出てこない英語にたくさん出会えたのは収穫だったように思います。

 

そして、100語程度の英語を音読する時間も非常に有意義でした。
いかにも英語にしにくい日本語を、簡単にブレイクダウンされた英語に出会うのも快感でしたし、
それらが入った英語を音読し、タイムアタックをすることで成長を感じられるのも刺激でした。

 

第二部に近い内容は『ビジネス英語 パワー音読トレーニング』で学ぶことができます。
お堅いビジネスで出てくる日本語を、どう英語にするのかだけでも見ものです。

 

 

以上、セミナーをかいつまんで、内容のご紹介でした。
正直、行かなきゃ損です。

 

セミナーの後、セミナーでご一緒した方と意気投合をして、情報交換をしました。
休憩時間に、カズさんと英語でやり取りをしている姿を見て、何者だと思ったのですが、
独学で、しかも、パワー音読で、英語力を高めたそうです。
この方と知り合ったことで、パワー音読に時間を注ぐ覚悟が決まりました。
こういった POD 仲間ができるも大きな魅力ですね。

 

カズさんは Twitter でセミナーの開催の情報をつぶやいていますので、ご興味のある方は要チェック!
横山カズさんの Twitter はこちら。

TOEIC 学習で「暗唱」を取り入れるかどうかは慎重に判断すべし

『公式問題集』は様々な活用法があります。
普通は「実力判定」「傾向把握」などが挙げられるでしょう。

 

 

最新の『公式問題集』に関する情報はこちら↓
2019年6月発売『公式 TOEIC Listening & Reading 問題集5』TEST 1 の感想+使い方

 

 

ぼくは今回の「公式5」を次のように使うことにしました。
世界を走り回る野村先生のお声がけに乗っかる形です。

 

 

「公式問題集を音読・シャドーイング・日英しまくる」ことで「全部覚える」という、
問題演習を大幅に逸脱した内容です。

 

*暗唱の徹底で「自然な英語勘」を身につける

この見出しは『ブレイクスルー英語勉強法』という一冊から引用したものです。

 


(TOEIC で満点を取得された清涼院さんが書かれた名著です)

 

内容をもう少し引用させていただきます。

 

どんな英語の達人でも、知らない知識をゼロにすることはできません。そのため、最後の最後は「より自然な英語を選ぶ勘」が試される、知識ではなく感覚レベルの世界での勝負となります。

 

今まで何度も TOEIC を受験してきて実感したことです。
問題演習をしているだけでは限界があるとわかっているからこそ、
BEYOND した学習に取り組んでみることにしました。

 

*なぜ暗唱なのか?

では、暗唱という学習方法を選択した理由についてお伝えしましょう。
前に述べたように、「自然な英語勘」を養うためなのですが、
『ブレイクスルー英語勉強法』では次のように書かれています。

 

ありとあらゆる方法を何年もかけて模索した結果として、ついに、ひとつの結論に辿りつきました。「自然な英語勘」を身につける上で、もっとも有効であるとぼくが考える方法は、「暗唱の徹底」です。

 

ぼくは他の素材を使って暗唱をしていますが、
「TOEIC の素材を暗唱したことがほとんどない」と思ったため、
これをいい機会だととらえてチャレンジしています。

 

 

理解するのは楽な TOEIC でも「話せる」レベルまで落とし込もうとすると、
さまざまな発見があり、学習が色とりどりになる実感があります。

 

*暗唱を始めるレベルは?

ここまで「暗唱、最高」のテンションで書いてきましたが、
冒頭で書いた通り、問題演習を大幅に逸脱した学習方法です。
そのため、600点を目指すような、基礎固めを優先する方にはオススメしません
単語をかなり覚えており、文法が頭に入っている800点あたりから始めると良いと思います。

 

以前、このような記事も書いています。
暗唱が目的になってしまうことで悪循環に陥るのは避けたいところです。

TOEIC の Part 3, 4 対策で暗唱を目的にしないほうがいい理由

 

「暗唱」が唯一の学習方法ではありませんが、自分の目的に合うならば積極的に取り入れましょう。

 

2019年6月発売『公式 TOEIC Listening & Reading 問題集5』TEST 1 の感想+使い方

 

「もう新しいやつが発売かよ」

「辛子色って微妙かよ」

 

などなど、さまざまな(?)ツッコミがされた「公式問題集」が発売されたのをご存知でしょうか。

 

 

 

ETS(テスト制作団体)が作る問題集はチェックする必要があります
ということで、『公式 TOEIC Listening & Reading 問題集5』の TEST 1 を早速解きました。

 

(条件)
・場所は比較的静かなカフェ
・リスニングの音声は1.25倍速
・Part 3,4 は先読みなし(=聞きながら解く)
・設問の読み上げ音声は飛ばす
・リーディング中はインストゥルメンタルを聞く

 

解いた当日は公開テストの日だったので、本番さながらを演出しようとしたのですが、無理でした
解くと決めたものの、「早く終えて研究したい」という気持ちが勝った結果です。

 


Listening:95/100
Part 1:6/6
Part 2:23/25
Part 3:37/39
Part 4:29/30

Reading:96/100
Part 5:30/30(9分20秒)
Part 6:15/16(6分40秒)
Part 7:51/54(SP25分10秒/DP13分40秒/TP14分30秒)

 

*難易度は「普通」

出来は微妙ですが、偉そうに分析させていただきます。

難易度としては「普通」の部類に入ると判断しています。
ただ、パートごとの難易度のばらつきが大きいという印象です。

 

*Part 7 の最新傾向

特筆すべきは Part 7 ですね。難しい
読ませる量がとにかく多いのは本番さながらですし、答えの根拠も簡単に見つかりにくいです。
本文の具体的な記述を、選択肢で抽象的に言い換える鉄板パターンは健在ですね。
正直、この感覚を体験するためだけでも、この公式問題集は「買い」だと考えています。

次に注目すべきは「語彙」です。
Part 5 の語彙問題というよりは、リーディングセクション本文中に出てくる語彙です。
今まで「見たことがない」という語彙が普通に出てきます
この現象も体験しておく必要性があると思いますし、
公式問題集で使われている以上、「今後出すかも」というメッセージととらえて良さそうです。
市販の単語帳に掲載されていないものに注目するのがポイントです。

 

*Part 5 のトレンド予想

語彙に関してもう一つ付け加えたいことがあります。
これはちょっとした今後のトレンド予想なのですが、「句動詞」が問われるようになっていく気がします。
今回、130番で句動詞が問われているのですが、公開テストでも問われるようになっています。

英検一級の語彙セクションでも句動詞が問われるように、
ネイティブが当たり前のように使う句動詞は知っておく必要がありそうです。
学ぶ素材としては、英検一級レベルの句動詞ではありません。
どの辺から学べばよいかはもう少し研究をしていきます。

 

*Part 2 の変化球

そして、見逃せないのは Part 2 の返答です。
「こう来るか」をどれだけストックしておけるかは、Part 2 の正答数の分かれ道です。
日本語で理解できないものを英語で理解するのは難しいので、
日本語で「こういうことね」と理解してから、英語での言い回しをチェックしましょう。

 

*Part 3, 4 の場面

Part 3, 4 のシチュエーションもストックはしておきたいところです。
解きながら「こんな場面も出るのか」と感じられるくらいの余裕さがあるならばいいのですが、
事前に多くのシチュエーションを知っておいたほうが断然有利です。
新しいシチュエーションを知ることが、新しい公式問題集を解く醍醐味でもあります。

 

以上、TEST 1 を解いて気になる点についてまとめました。
近々 TEST 2 も解いてレポートしたいと思います。

 

 

【告知1】
TOEIC 800点over を目指す方向けに、超有名講師 Jay 先生とコラボマガジンを運営しております。

Jay&porporのTOEICツアー〜800を目指す旅〜

【告知2】
TOEIC を中心に英語に関する動画を作っています。

ぽるぽるの YouTube チャンネル

2019年4月に TOEIC L&R 990点満点取得者が TOEFL iBT を受験した結果+分析

 

 

 

 

 

 

 

 

2019年4月の TOEFL に向けて学習した内容をまとめた記事がこちらです。

2019年4月の TOEFL iBT を受験するまでの学習記録

 

手応えについては試験直後に以下のようにつぶやいています。

 

 

Reading 25
Listening 15
Speaking 15
Writing 20

 

「大目に見ても」と書いたように、よく採点されてもこの程度という感じです。

 

もう少し細かな所感を記しておきます。

Reading は比較的読みやすい文章が多く、
解きにくい問題も少なかったため、このスコアを予想しています。
全問回答することはできました。

Listening はほとんどが山勘です。
聞き取れなかった上に、途中で他の受験者が Speaking で話し出したので、
(聞きながら書く)メモの量もほとんどなかった記憶があります。
そのため、とんでもないスコアが出ることを覚悟しました。

Speaking はよくわからないまま、あっという間に終わった感じです。
言葉に詰まるところは多々ありましたし、
「これは答えになっていないだろう」という問題もありました。
Listening 同様、とんでもないスコアを覚悟しました。

Writing は2問のうち1問がまったく答え方がわからず、トンチンカンな回答でした。
一方、もう1問はよく書けた自信があったため、それなりのスコアにしています。

 

 

さて、この予想に対して、どのような結果だったのでしょうか?

 

じゃん!

 

 

画像が粗い…。

 

ということで、改めて内訳を書きます。

 

Reading 19
Listening 10
Speaking 19
Writing 16

 

「私のスコア、低すぎ……」と愕然したことを覚えています。

 

ただ、ここで一喜一憂して終わりではどうしようもないので、
冷静になってから、結果分析をしてみました。
(ブログでのご報告が遅れた理由の一つです。)

 

<Reading>
問題集をやって気づくのですが、まだまだ読みが浅いことがあります。
知らない単語が出てくることはもちろん、構文的に「?」になることがあるため、
しっかりと理解できていない証拠です。
そのため、問題でもミスが起こるということでしょう。

また、直前期に「読む量」が減っていたのも問題だったように思います。
読解スピードが遅いことで、問題を焦って解く必要があったからです。

 

<Listening>
ほぼ山勘だとこのような結果になるとわかりました。
学習内容の記録の記事にも書きましたが、一番力を入れてきた分野がなぜこうなったのか。

問題は、シャドーイングにあると分析しています。

 

 

ぼくはどこかで「とりあえずやっておけ」という感覚が強かったのかもしれません。
丁寧に聞き取り、丁寧に声に出す。
シャドーイングの肝の部分を疎かにしたからこそ、悲惨な結果を招きました。

とはいえ、シャドーイングの効果は実感しつつあるので、
変な、自己流のやり方にならないように気をつければ、
Listening スコアの爆上げはできるのはと考えています。

 

<Speaking>
唯一、予想スコアより高かったセクションです。
ですが、この要因は正直わかりません…。
褒めポイントとしては「話し続けた」ことですね。
ただ、それくらいしか思い浮かばないです。
ここら辺の再現性はこれから探っていく予定です。

 

<Writing>
1問の解答のポイントがズレていたようですね。
そのための大幅減点だと思います。
裏を返せば、その1問をちゃんと答えられるようにすれば、
20点台に乗せることはできると分析しています。

Writing は何も対策をしていませんが、
「結論→具体」の流れを常に意識すれば、
それなりのスコアが取れるように感じています。

 

 

以上、スコア結果とその分析でした。
次回の受験はいつになるかはわかりませんが、年内に受験予定です。

 

よし、これで今年の目標は一つ叶ったぞ。
挑戦(=受験)するだけ。