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『公式 TOEIC L&R トレーニング リスニング/リーディング編』の元ネタ

 

第221回の TOEIC(R) L&R 公開テストを受験された皆様、お疲れさまでした。
感想に関する記事を書こうと思ったところ、ようやく気になることを発見したので、
簡単にシェアをさせていただきます。

 

2017年6月22日に新発売された公式の問題集。
『公式 TOEIC L&R トレーニング リスニング/リーディング編』です。

 

 

解説がないということで、巷で話題になっています(笑)ので、
お買い求めになる方はご注意ください。
というのも、問題を解くだけになってしまっては、自分の知識にはなりません。
問題演習はあくまで知識の確認作業でしかありませんから。
ということで、スコアの低い方は使いこなすのが難しいため、
これらを買うよりは、『公式問題集』のほうをお買い求めいただくことをオススメします。

 

 

さて、気になるのはその中身です。
日本で発売される公式の問題集は韓国の使い回しであることが多いです。

 

そこで、ぼくはさほど韓国の問題集に詳しいわけではないため、情報待ちをしていたのですが、
リスニング編もリーディング編も最初のほうの問題をチラチラと見ていると、
見覚えのある問題が散見されました。

 

そこで、自宅にある韓国発の問題集を漁ってみると……ビンゴです。
この問題集の TEST 1 から数問は確実に出ています。

この状況を鑑みると、他の問題も他の問題集からの寄せ集めだと考えられます。
韓国系の問題を解いている方には物足りない内容になるかもしれませんね。

 

とはいえ、韓国発の問題集に手を出していない方にとっては、
問題数が小分けにされていて取り組みやすい2冊ではありますので、
適切なレベルの内容だと感じたのであれば、お手にとってはいかがでしょうか?
ぼくも新鮮な気持ちでじっくり取り組んで、研究してみようと思います。

 

『TOEIC テスト 公式問題集』の Part 3, 4, 5 を使い倒すコツを伝授しよう。

 

 

誰しも TOEIC のスコアアップを目指す上で使うであろう一冊があります。

ぼくは自身を「特急シリーズの回し者」と呼んでいるわけですが、
それら以上に触れる機会が多くあったのが、その一冊である『公式問題集』です。

 

 

ただ、『公式問題集』を使う難点は、その本自体からは、
英語力アップや解答力アップのコツを学べないことです。
ですから、ぼくは『公式問題集』に触れるたびに、これらのことを考え抜いてきました。

 

例えば、Part 5 であれば、次のような内容を意識しながら、本に触れるようにしていますし、
『公式問題集』をお使いの方にはアドバイスをするようにしています。

 

・「1問20秒」感覚をつかもう
・全文に目を通す癖をつけよう
・「一度解いて終わり」から卒業しよう
・思考プロセスを言語化しよう
・速さを求めるなら、じっくり攻める
・Part 5 はていねいに精読をしよう
・英文の読み方の基本の基本をおさえよう
・精読の積み重ねが速読だと心得よう
・文法を無意識化しよう
・語彙問題は最後の詰めだと考えよう
・音声や音読で耳を使って英語勘を鍛えてみよう
・全問正解できるセット数を増やす

 

一方、Part 3, 4 であれば、次のようなことでしょうか。

 

・音真似をしよう
・前から理解する癖をつけよう
・英語の記憶力を強化しよう
・要約リテンションを身につけよう
・1.2倍速を普通にしよう
・先読みをせずに聞こう
・ディクテーションはやめよう
・音読の仕方を考えよう
・部分暗唱を取り入れよう
・出る場面を集めよう

 

ぼくが学習者として今まで学んできたことであるため、
どこかで聞いたことのある内容も含まれていることでしょう。

 

実は、「どこかで聞いたことのある」という点が大事なんですね。
同じことを言っているということは、「絶対に外せないポイント」と言い換えられるからです。

ですから、上に述べたことたちは、皆さんは学習をする上で心がけてほしいことなんですね。

 

「でも、具体的な問題になると、意識するのが難しい」

 

そんな方々のために、『公式問題集 新形式問題対応編』を用いた、具体的な講義を行いました。
2016年末の講義になりますが、そちらを録画したものを販売しております。
ご自宅で受講できるものとなりまして、「2時間×2コマ」と長丁場ではあります。

 

1:Part 5 の精読による「英文の読解精度アップと速読力アップ」
2:Part 3,4 のオリジナルの聞き「型」作成による「リスニング力アップと速読力アップ」

 

この2点に話を集約させていく形で、講義を展開しておりますので、
目の前にある壁を突破したいという熱意のある方は、ぜひご検討ください。
特に、Part 5 の30文を全文精読する時間は非常に濃密だったと好評です。

 

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実は、わざわざ記事として書き上げたのには理由がありまして……。
先着20名までしかお申し込みをお受けできないからです。
すでに数名のお申し込みがあり、Facebook ページの運用も始まっております。
ご興味のある方は、席がなくなる前にご受講くださいませ。

『公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 2』が発売決定。

 

 

2016年10月に発売された、日本2冊目の公式本
『公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 1』に続く発表がありました。

 

『公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 2』が2月に発売される模様です。
貴重な情報は miya さんの Twitter で得ました。

 

 

情報が早いですね!
Google で検索しても出てこないし、公式ホームページにも出ていない……。
もはや流出してはいけない画像なのではないかとすら思います。笑

 

日本の本だけで学習されている方は待ち遠しい一冊ではないでしょうか。
この本の発売予定は2月ですから、それまでに「公式1」をやり込んでおきたいところです。

 

一方、韓国の公式本に手を出している方は、「公式1」同様、ちょっと期待はできませんね。
きっと『公式実践書』の TEST 5 と、最近、YBM から出た模試の中から出されるのではないでしょうか。
今や公開テストの問題を作るのでいっぱいいっぱいで、新しい問題は期待しないほうが吉でしょう。
ぼくは、まだ YBM には手を出していないため、このまま手を出さずに、2月を待ちたいと思います。

 

また発売になり次第、お知らせしようと思っておりますが、
一度解いたことのある模試は以下の方法で負荷をかけて解くことをオススメします。
改めて模試を解こうと思う方にもオススメの方法でございます。

 

TOEIC 新形式!韓国の『公式実戦書』を解いたなら、『公式 L&R 問題集 1』は負荷をかけて解こう。

 

 

【告知】
12/23 に天狼院書店にて実施した一冊目の「公式本」の使い倒し講義が動画になりました。
Facebook の管理の都合上、限定20名となりますことをご了承ください。
すでに申し込みは入り始めております。ありがとうございます。

 

 

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『TOEIC 公式問題集 新形式問題対応編』の使い方を見直す機会を作りませんか?

 

 

誰しも TOEIC のスコアアップを目指す上で使うであろう一冊があります。

 

それが『公式問題集』です。

 

 

誰にでも通ってほしい道ではあります。
ですが、

自信を持って「使い倒せている」と断言できますか?

 

もしそう言えないのであれば、早急に見直す必要があります
自分で「使い倒せている」と自信を持った学習でなければ、学習効果は激減です。
「これ一冊を自分で解くだけで事が済む」というものではないからですね。

 

この本を使い倒すための方法を知ってこそ、
『公式問題集』という素晴らしい本が活きてくるのです。

 

730点や860点といった TOEIC スコアの壁をぶち破るのに必要なもの。
それは『公式問題集』の使い倒しです。
ぼくも随分、この本に助けられては、スコアアップを果たしてきました。

 

ぼくは他の学習者や講師の方の意見をもとに、『公式問題集』を使い倒す術を考え続けました。
漫然と問題を解くだけでは効果的とは言えません。
問題を解いて答え合わせをするだけでは効果的とは言えません。

 

そこで、『公式問題集』を使い倒す術を伝える場所はないかと思っていたところ、
とある書店から「TOEIC のイベントをやりませんか?」とお声がけをいただきました。
それで「この場を使って、公式問題集の使い倒し方を伝えよう」と決めたのです。

 

ということで。

 

先日から何度か記事の中で告知をしていました通り、
12/23(祝・金)に天狼院書店(池袋)にて 1Day イベントを行います。

 

【12/23祝金 天狼院の冬季講習】
TOEICスコア伸び悩みの壁を破るためのポイントを1日集中講義でマスターする!
2017年、ベストスコアでスタートを切ろう!
《天狼院「TOEICゼミ」冬季講習/初参加、大歓迎!》

今回は、次の3つの Part に焦点を絞って、攻略のヒントを示していくことにしました。

 

1:Part 5 の精読による「英文の読解精度アップと速読力アップ」
2:Part 3,4 のオリジナルの聞き「型」作成による「リスニング力アップと速読力アップ」

 

間違いなく「やり込んでいる」と言える『公式問題集』をさらに使い倒す4時間です。
4時間の中では、ぼくが今まで、そして普段行った学習法を余すところなく披露します。
そして、一部問題演習を行っていただき、新たな気持ちで一冊と向き合っていただきます。

 

Part をここに絞ったのは、独学がしにくい、あるいは間違いやすいポイントだからです。
復習の方法もお伝えした通りに、ワークの中で行っていただきますので、お楽しみになさってください。

 

ちなみに、このイベントは1日で終わるものなのですが、
天狼院書店と交渉をして、Facebook グループ(非公開)を作ることになりました。
これは「講義の聴きっぱなし」を防ぐためです。
学習進捗を報告し、学習仲間と励ましあって過ごしていただきたいという気持ちからです。

 

対象は600-700点としていますが、お持ちのスコアは問いませんので、奮ってご参加くださいませ。
(一度ならずとも、何度も解いたことのある方もご参加いただいて構いません。)

 

4時間みっちり TOEIC 漬けになって、
一緒に『公式問題集』の使い手になりませんか?

 

 

ぼくが行った新形式「990点」取得に効果があった/なかった TOEIC 対策

 

2016年5月から TOEIC が新形式になることで、入念な TOEIC 対策をしてきました。

『TOEIC テスト 公式問題集』。
『TOEIC 公式ガイド』(韓国)。
『TOEIC TEST 模試特急 新形式対策』。
『TOEIC テスト 新形式だけ でる200問』。
『TOEIC テスト 新形式 完全攻略模試』
『TOEIC TEST 公式実戦書』(韓国/TEST 3 のみ)。

TOEIC_公式問題集_新形式

 

TOEIC_韓国_公式ガイド

 

TOEIC_新_完全攻略模試

特急_模試特急_新形式対策

TOEIC_新_新形式だけ

 

もちろん、旧『単語特急』や『読解特急5』など、既存の対策本も使いました。
そのおかげか、新形式の初回で990点を取得することができました

 

ところが、

そこから低空飛行の状態が続いています。
960点まで落ち込んだスコアも10月の公開テストで985点まで戻ってきました。

 

ここまで戻ったのは、TOEIC 対策の量を増やしたから、と思われるかもしれません。
実は、10月の TOEIC 前は TOEIC 対策らしいことはさほど行っていませんでした。
強いて挙げるならば『単語 特急 新形式対策』を1日1周する程度です。
あとは、好きなように英語に触れるようにしただけです。

 

そこで、ぼくはとある仮説にぶち当たりました。

 

「9月の TOEIC までに行った TOEIC 対策はさほど効果がなかった」

 

というのも、スコアが落ちる一方だったからです。
やり方を頻繁に変えていたのであれば、効果がないと判断するのは難しいです。
しかし、ぼくが行ったのは、今まで効果が出た方法だと判断しているものです。
それで結果が出ていないということは、あまり効果的ではないと考えられますよね。
そこで、行っていたことを振り返って、効果があったこととなかったことに振り分けてみます。

 

<効果的だと思う>

・韓国の模試「HACKERS」TEST 1, 2 を通しで解いた
・『公式実戦書』TEST 4, 5 を通しで解いた
・『問題集1』TEST 1 を解いた
・『単語 特急 新形式対策』を1日1周、ほぼ一気に解いた
・『単語特急2』『文法特急2』『900点特急Ⅱ』を、ほぼ一気に1周解いた
・1.25倍速で、Part 3, 4 のスクリプトをオーバーラッピングした

 

<効果的でないと思う>

・1.0-1.25倍速で、Part 3, 4 のスクリプトを目で追った
・『単語特急2』『文法特急2』『900点特急Ⅱ』を1周トライを数日した
・『公式問題集』『公式実戦書』『読解特急5』の Part 7 の文章を読み直した

 

これは単純な基準で分けています。
一見、どちらも同じ TOEIC 対策のように見えますよね。
でも、ぼくの中ではしっかりと線引きをされています。

 

「自分にとって負荷がかかっているか?」

 

この基準です。

 

やはり新しい問題を解いたり、まとまった量の問題を解いたりすることは負荷がかかります
100-200問を処理するには、未だに頭にも体にもキツイものがありますね。

 

一方、同じ問題を漫然とやり直すだけでは負荷がかかりませんでした
スクリプトを目で追うのは、リーディングの練習になったかもしれませんが、負荷と言うほどではないです。
Part 5 の同じ問題をたまにちょろっとやるだけでは、頭が疲れずに勉強を終えてしまいます。
Part 7 の文章は内容を覚えているために、英文を理解したつもりで勉強を終えてしまいます。

 

「今まで効果を出してきた」

 

過去に固執していたがあまり、楽な学習に走ってしまっていたというわけです。
念のためにお伝えしておくと、効果的でないと言った方法はハイレベルまで役立つ方法です。
しかし、「990点満点を連続で取得する」という目標に対しては、
負荷がかかっていないという結論なんですね。

 

私はすこし無理せよという主義である。人間背伸びしない間は飛躍的な成長は望めない。

 

松本道弘先生の『私はこうして英語を学んだ』にある言葉です。
ぼくの中でずっと引っかかっていた言葉でもあります。

 

「今やっていることが自分にとって負荷になっているだろうか?」

 

TOEIC の素材を使おうが使わまいが、負荷をかけることはできます。
ぼくは「TIME」や YouTube 動画を活用して、負荷をかけることにしました。

 

TOEIC 対策をする上で、自分にとって負荷になっているかは大事な目線だと思います。
この記事をお読みになった皆さんもご自身の学習を振り返ってはいかがでしょうか。

 





TOEIC 新形式!韓国の『公式実戦書』を解いたなら、『公式 L&R 問題集 1』は負荷をかけて解こう。

【告知】
5月と8月と開講してきた「天狼院 TOEIC パーフェクト・ゼミ」ですが、
第3期として、さらにバージョンアップをして11月から新たに開講することになりました。
すでに問い合わせが何件かあり、面白いメンバーが集まりそうです。

 

【11月開講】パーフェクトスコアラー思考を身につける「天狼院 TOEIC パーフェクト・ゼミ」〜誰でも効率よくスコアアップできる方法とは?成長を実感できる 体験〜《東京・福岡・全国通信対応》

 

 

先日、以下の簡単なレビューを書きました。

 

『公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 1』レビュー(速報)

公式 TOEIC L&R 問題集1

 

 

そこにも記したように、『公式 L&R 問題集 1』は韓国で発売された『公式実戦書』の一部です。
ここには怒りを覚えてしまうのですが、『公式実戦書』を解いた方は別のチャンスがあります。
それは、解き方を変えて、新鮮な気持ちでチャレンジすることができる、ということ。

 

負荷をかけて解く。

 

これだけで同じ問題も違って見えてきます。

 

リスニングであれば、
1.25-1.5倍速で解いてみる。
Part 3, 4 は先読みなしで解いてみる。

 

リーディングであれば、
時間を短縮して解いてみる。
Part 5 はどの問題も全読みしてみる。
Part 7 は文章をすべて読んでから、設問に答えてみる。

 

さまざまな負荷のかけ方があると思います。
「韓国の問題と同じだから」と文句を言うだけでは何も始まりません。
自分なりの工夫をして、取り組み方を変えて活用したいものです。

 

『公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 1』レビュー(速報)

 

 

ついに発売されましたね。
『TOEIC テスト 公式問題集 新形式問題対応編』が出てから、
案外すぐの二冊目の公式本となりました。

公式 TOEIC L&R 問題集1
結論から申し上げますと

「買い」

です。
ぼくは中に収録されている問題を知っているにもかかわらず、買うことを決めました。
ご存知の方が多いかと思いますが、この問題集に収録されている2回分のテストは、
韓国で発刊されている『公式実戦書』の TEST 3 と TEST 4 と同じものです。
(まだ全問を突き合わせてはいないため、微妙に異なるかもしれませんが。)

TOEIC_新_公式実戦_Listening

TOEIC_新_公式実戦_Reading

 

ぼくはこの『公式実戦書』をお持ちで、問題を解いた方にもお勧めしたい一冊になっていると感じました。
(もちろん、『公式実戦書』をお使いでない方は、文句なしで「買い」です。)

 

*問題がさらに本番に近い難易度になっている

一冊目の『公式問題集』は本番に比べて、難易度が低いものでした。
その点、こちらの『公式L&R問題集1』のほうが本番に近いです。
『公式問題集』にはないテスティングポイントも含まれていますので、
本番に向けては必ず取り組んでおくべき一冊でしょう。

スコアの換算表を見ても、それがわかります。
同じ正答数であっても、『公式L&R問題集1』のほうがスコアが取りにくいです。
つまり、問題が難しくなっているという証拠ですね。

 

*Words & Phrases が充実している

以前の『公式問題集』は語句の解説がかなり少なかったと言えます。
その点をしっかりとカバーしてくれているのが今回の一冊です。
Part 3, 4, 6, 7 と豊富な情報を掲載してくれているのは、学習者にとってありがたいですね。

 

*日本語訳がついている

これは『公式実戦書』を解いた方へのメッセージです。
韓国語が理解できない方にとっては、『公式実戦書』は訳がないのと同然ですね。
ただ、日本語母語話者であれば、最終的には日本語で理解するはずです。
ご自身の理解が不明瞭なところを確認するためにも、日本語訳は必須でしょう。
ぼくも「ここはニュアンスがすっと取りづらい」と思ったところは、訳を参照するようにしています。

 

*スコア換算の数値が正確になっている

これはあくまで可能性ですし、非常にマニアックなのですが、
正答数に対するスコア換算表が修正されています。

韓国の『公式実戦書』と比べてみましょう。
一番上のレンジのスコア換算表です。

・公式実戦書
Listening:96-100→480-495

・公式L&R問題集1
Listening:96-100→475-495

誤差の範囲とも考えられるのですが、この修正は問題作成団体の ETS が、
「思ったよりも受験者はスコアが取れない」と判断した証拠だろうと考えます。
つまり、想定したよりも難しい問題を作ってしまったということでしょうね。
さらに精緻になっているという意味で、ご自身のスコアの参考になるでしょう。

 

 

最初の印象はこのようなところです。
また気付いた点があれば、記事にしてまとめたいと思います。

 


韓国の『TOEIC テスト 公式問題集(ガイド)』(新形式)を解いてみた

 

2016年5月29日という記念すべき日が刻々と迫っています。
マイナーチェンジとはいえ、今のところ、誰も受けたことのない試験ですからね。

 

さて、以前、新形式の対策として、日本で発刊された『公式問題集』を解いたと言いました。
結果を含めた記事は以下よりご覧ください。

 

『TOEIC 公式問題集 新形式問題対応編』TEST 1 の結果
『TOEIC 公式問題集 新形式問題対応編』TEST 2 の結果

 

その後、韓国から『公式問題集』というか『公式ガイド』を入手し、解いてみました。
(Amazon から購入ができるようになりましたね。)

と言っても、実は、解いたのは一カ月前です。
4月の公開テストの前に新しい問題が解きたくて、手を出しました。

 

日本の『公式問題集』で慣れ、対策も日々考えていましたので、
その成果が発揮できたのでしょうか? 結果ははたして。

 


Listening:95/100(1.25倍速)
Part 1:6/6
Part 2:24/25
Part 3:38/39
Part 4:27/30

Reading:98/100
Part 5:30/30(6分30秒)
Part 6:15/16(6分00秒)
Part 7:53/54(SP22分30秒/DP9分00秒/TP16分30秒)

 

うーむ。イマイチな結果に終わりました……。
難易度は日本の『公式』TEST 1 程度でしょうか。
日本のも含めて、3つのテストのうちでは最も易しい印象です。

 

Listening は新形式の問題には対応しつつあるものの、
旧形式の問題で落としてしまうという体たらくでございます。
新形式ばかりに気を取られて、旧形式で正解できないのは猛省です。

そういえば、Part 3 の中に旧形式の『公式実践』でやった問題がでてきましたね。
日本と韓国の問題集で使いまわしならまだしも、
同じ国の問題集で使いまわしはさすがに見過ごせません……。
韓国の TOEICer の反応が知りたいところです。

 

Reading は Part 6 の文挿入問題にまだ慣れていないことがわかりました。
時間が足りないことはないので、もう少し落ち着いて選ぶスタイルがよさそうです。
他の Part もそうですが、「この文を入れる」という根拠を明らかにする癖をつけなくてはなりませんね。

これまた、使いまわし情報ですが、Part 5 に『新公式問題集 Vol.6』と同じものがありました。
この調子だと、ぼくが気づいていないだけで、他にもたくさん流用されていそうです。
リスニングもリーディングも日本の『公式問題集』のサンプル問題は使われていましたね……。

 

これだけ流用されていることに対する反省として、
韓国では公式系の問題集が発売されるのでしょうか……。

受験者側の熱意にこたえて、問題集内での問題の使いまわしはやめていただきたいものです。

 

 

……と偉そうなことを言えるよう、実力をつけねばなりませんね。
5月29日に向けて、きっちり照準を合わせてまいります。

 

『TOEIC 公式問題集 新形式問題対応編』TEST 2 の結果

3月の TOEIC 公開テストが終わりましたので、しばらくは新形式に浸かります。
すべては5月の公開テストでバッチリとした成果を出すためです。
もちろん、ネタは『TOEIC 公式問題集 新形式問題対応編』でございます。

 

 

前回、TEST 1 を解いたときの結果が散々でした。
もちろん、初めての新形式問題だったこともあったでしょうけれど……それにしても、です。

TEST 1 で犯したミスを反省し、自分の中で意識を修正して臨んだ TEST 2。
はたして、結果はいかに。

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Listening:95/100(1.25倍速)
Part 1:6/6
Part 2:25/25
Part 3:36/39
Part 4:28/30

Reading:92/100
Part 5:29/30(10分)
Part 6:14/16(8分)
Part 7:49/54(SP22分/DP11分30秒/TP15分30秒)

 

Listening については、TEST 1 よりは改善されました。
特に、新形式の問題は解き方が少しずつ掴めた気がします。
「この種類にはこう」という形が見えてきました。

とはいえ、自信がなく答えた問題も多かったため、手放しでは喜べません。
目標はすべての問題に自信をもって答えることですから、
日々、リスニングの学習を積み重ねていくのみです。

 

一方、Reading は大崩れしてしまいました。
Part 6 が TEST 1 も TEST 2 もバシッと決まらなかったため、
どうしたものかと悩ましいところです。
Part 7 もポロポロと間違えてしまい、これでは本番では満点は望めません。

 

少し時間をかけて、どういったタイプの間違いを犯したのか分析したいと思います。

 

そうそう、韓国の『公式問題集』も購入しましたので、こちらも近々やってみます。

『TOEIC 公式問題集 新形式問題対応編』TEST 1 の結果

3月の TOEIC 公開テストが約1週間後となりましたので、
現形式に切り替える前に、新形式の問題を一通り解いてみました。
もちろん、ネタは『TOEIC 公式問題集 新形式問題対応編』でございます。

TOEIC_公式問題集_新形式

 

新しい形式は知っていたものの、対策はさほど考えていない状態で臨みました。
現形式で満点を数回取得できたぼくがどこまで新形式に対応できるのか。
みなさん、以下の結果を「こんなもんか」とご笑覧くださいませ。

 


Listening:88/100(1.25倍速)
Part 1:6/6
Part 2:25/25
Part 3:33/39
Part 4:24/30

Reading:98/100
Part 5:28/30(8分)
Part 6:15/16(8分)
Part 7:54/54(SP22分/DP7分/TP13分30秒)

 

Listening が悲惨な結果でございます……。(倍速にしたのは、緊張感を高める狙いです)
現形式と変わらない Part 1, 2 はバッチリと正答できていますが、Part 3, 4 が壊滅的です。
問題番号は記していませんが、間違った問題の大半が新形式のものです。
満点取得のためには何らかの対策が必要だと感じました。
新形式の問題はあなどれませんね。

 

一方、Reading は大崩れしなかったという結果に一安心です。
Part 5 の迷った語彙問題と Part 6 の文挿入問題にやられました。
ただ、Listening ほど大きな打撃は受けないのではと感じています。

 

それにしても、今までの『新公式問題集』と違って、本番らしいいやらしさが感じられますね。
言語化が難しいのですが、「聞きやすい/読みやすいけれど、解きにくい」感じです。
TEST 2 はある程度対策を考えて、TEST 1 よりもいい結果を出したいと思います。
対策法についてはおぼろげながら見えてきましたので、そのうち公開しますね。